アーカイブ:2019年12月

12/19

本日は、如何に「仕掛け筋」の関与が大切か…と言う実例を紹介します。カタルは、この休みにIPO(新規公開株)の話をしました。IPOでの成功体験を植え付ける市場戦略は必要です。何故なら…小さな会社に資金を回す事は産業育成に欠かせません。銀行が融資をしない様な赤字企業でも…有望な企業はたくさん存在します。成長を促進させ、産業構造を変えるためには、小さな企業の育成が欠かせないからです。

でも…あまりに実態をかけ離れた企業の株を、オモチャにして持ち上げるのは、誠備の加藤さんと同じではないかと思います。その事例として、今回は市場人気になっている「マクアケ」を採り上げました。

株式四季報を見るとサイバーエージェントと経営者が大半の株を握り、如何にも成長する企業のように見せかけ…四季報の数字をねつ造し、メディアがそれに加担して、一部のマネーゲームの首謀者が、市場操作をして…株価をオモチャのようにするやり方は、やはり賛成できません。この株価で、誰がお金を大量に融資するのでしょう。

最近の新規公開価格は、かなり高いんじゃないか…と思われます。カタルは先日来、一番人気が続くマクアケの値動きを見て内容を調べ…唖然としました。それまで…あまり関心のない分野だったからです。

今、現在も…マクアケのTICK回数は7058回で、2位のソフトバンクBG(9984)の6185を抜き第一位です。この理由は株価の値動きの為でしょう。

この12月はIPOの銘柄が多く…高値での売却を狙う連中も多いのでしょう。でも調べると分かりますが、2年後のIPOのリストを出して、公開価格を割れている企業がどの程度あるのでしょう。心配です。やり過ぎは後々…禍根を残します。少し古い記事ですが…肝に銘じましょう。

その事例の一つの「サイバーダイン」(7779)。本日は…クロスに失敗をしました。僅かな損金を出すために無理やり損切りをして…買値を下げようとしました。本当は担保があれば、寄り値でクロスを入れたのですが…貧乏人の為に損切りをして「空いた枠」で、新たにサイバーダインを買おうとしたら…あれよ、あれよと株価が上がります。まさにトホホです。たぶん、今が下値でしょう。

もう一つのU君は、此方は担保の余裕があり、上手く寄り値でクロスを実施しました。でも本当は…逆でした。サイバーダインにお金を使い、U君はどっちでも良いと言う態度にすべきでした。

実は、最初はU君の売りを優先して、下値で指値を用いようと思ったのです。でも本日は同じように考える人が他に居たようで、売り気配のスタートでした。だから気持ちが変わったのですが…クロスも出来ない様な貧乏人の金のない人間にとって、相場は難しい。

本日のSUMCOは高いですね。 昨日は1860円で買った分も買い値を引き下げました。この時期の節税対策も…僅かなので煩い事を言わなくても良いと思うのですが、Jトラストのクロスをザラバで連発したら、証券会社から注意された次第です。

たぶん何か基準があり、自動的に注意のアナウンスが流れるようになっているのでしょう。でも基本的に売買高に比例する筈です。1割にも満たない小さな売り買いは問題ないと思っています。引け値の関与や、売買高の水準に気を付けて売り買いをしましょう。過小資本の銘柄を手掛ける場合、あらぬ疑いを掛けられます。G君など…どうにでもなる株価なのです。マクアケと同じです。

カタルのような小さな売買でも注意され、市場の一番人気のマクアケが許されるなんて…おかしな市場です。カタルは本物を目指しており、価格操作なんて絶対にしようとなんか…思いません。読者の人も気を付けましょう。

目先の株価なんか…あまり関係ありません。時代投資は、時間と共に…必ず、株価は上がります。でもケネディクスのように待たされると…やはり嫌になります。

さて昨日データを見ていたら驚きました。何と…信越化学の取り組みに変化が表れたようで…回転率が上がっていました。そこで…久々に、信越化学の株価を観ると…流石、一流株と思いました。日経平均株価と連動しており、高値圏なのです。

信越化学の週足推移

でも、おかしいなぁ~。SUMCOの株価はまだ回復してないのに…。業界1位と2位の違いを、実感した次第です。その様子を比較して下さい。

2番手SUMCOの週足推移

若干、信越の方が塩ビなど…他の分野もありますが、それでも、この違いは、どこから来るのでしょう。カタルは最近、思っています。リーマンショックの時も、最下位のシティーバンクなどは…論外の株価の成績です。しかし業界一位のJPモルガンは、その後の株価比較は、シティーと大きく違うのです。

最近になり…ようやく、バンカメも回復歩調になって来ましたが、基本的に、あのような打撃の時は、やはり…業界1位と2位では、やはり違うものだなぁ~と思います。

この信越化学とSUMCOの比較を見て、リーマンショックのその後を、連想した次第です。やはり株式投資は一番に限るんだね。2番も3番も、所詮は屑なのでしょう。

でもバブルになると、みんな一緒です。どんどん出遅れ物色が進みます。だから…その速度を見ることも、全体相場の「過熱感」を測る目安になります。なにも…騰落レシオだけが、過熱感の指標ではありません。

さてカタル君は本日、これからお出かけをしますから、この辺で切り上げようと思っています。 

そうだ…MDRの株価は1$の株価を回復したんですね。理由は此方だそうですが…、他のサイトを見ると、1$の株価を割れても、6か月間の猶予期間があるんだそうです。でも山場は来月の15日です。あまり安心は出来ませんが、カタルは「秒読み」だろうと思っています。本日も追加で284円を買いました。今の所は、283円の指値は買えていません。

越年が決まった千代化とJトラは、依然…有望だろうと思っています。市場には色んなリスクウェートの選択肢があります。それぞれの投資家の性格にあったものを選びましょう。村田なんか…ずいぶん上がりましたもの…。トホホ…。

力の入れ方次第で、成績は大きく変わります。なかなか上手く…世の中は運びません。また明日。

本日、夜分遅く(22:40)に有料会員向けに臨時号を掲げています。会員の方はご覧ください。



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