アーカイブ:2019年12月

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カタル君、とうとう我慢が効かなくなり…結局、三菱UFJを昨日は2000株しか買いませんでしたが、本日の寄り付きで、残り8000株を買い増して合計で1万株にしました。

昨日、買っておけば良かったのに…。一日、待った理由があったのかどうか。SUMCOは待った方が良かったのです。昨日、買った株価は平均で1860円ですが本日は100円ほど安いのです。故に、先ほど1760円でもう2000株の指値をしましたが、株価があったのですが、買えそうもないと判断し…指値を1770円まで上げて追加で2000株を買いました。カタルらしくもない…銘柄を買ったのです。

なかなかタイミングが合いませんね。今年は…空振りが続きます。安川電機の決算を控え…実験をしていたタイミングが1Qの決算発表の時ですから4月です。結局、数字は予想通り悪化しますが…株価は一貫して強いですね。

FAと言う設備投資ですよ。昨日は年初来の高値なのです。当然のことながら…ガンガン「空売り」が入っています。でも株価は強いのです。この株価を正当化するシナリオは、日本の場合、少子高齢化に対応した省力化投資です。

基本的にスマートコミュニティーの社会では、人間は働かず…別の価値観が浮上します。だからこそ「ベーシックインカム」と言う実験が繰り広げられます。日本の場合、生活保護制度があり、日本国民である以上、一定の生活が保障されています。だから自立するのが難しくなったら、恥ずかしがらずに、相談されると良いですね。カタルは村論理批判を多くしていますが、結構、この論理も良い所があります。何も…生活苦を悲観して自殺する事はありません。

このベーシックインカムの実験結果が、前に発表されていました。実験に選ばれたのは米国の小さな都市でしたが、生活にユトリが生まれ、良かったと回答しているようです。

カタルは未来社会になると…人々の価値観が大きく変化すると考えています。何も仕事をする目的はお金を稼ぐことではないのです。そりゃ、お金があった方が豊かな気持ちになれますが、前澤さんなんか…どうするのでしょう。

バフェットなんか…は、お金のタガではないですね。彼はカタルと同じで、市場を通じた実験が楽しいのでしょう。

カタルも、もう少しお金があり、ストレスがなく…株の売り買いが出来るなら、ずいぶん楽しめます。株式投資の魅力と言うのは…自分の事前観測が当たるかどうか…かな? その副産物として…お金が、成果として付いてくるのでしょう。でもお金なんか…そんなに使えませんよ。価値観が変わると…友達も変化して、なかなか金持ちの価値観の友達って…周りに居なくなります。だから…ソコソコが一番じゃないかな? 

でもカタル君はもう少し、生活水準を上げたいのです。ずいぶん貧乏ばかりしています。未だに借金を抱えているのです。でも残りは…僅かになって来ました。何しろ…税務署様は恐いのです。

別に三菱UFJが1万株でも100株でも一緒なのです。でもストレスなく…実験が継続できると良いですね。

最近は…市場の選択スピードが、どの程度の段階を、選択するのか見えてきました。本当は早い方が…不透明感が増えて、仕手化する相場では面白いのです。安川電機のようなケースです。でも、あまり早いと…一般の人は、その価値が分かりません。だから経過する時間を遅らせねばなりません。Jトラストと安川の違いは仕掛け人の力量の違いでしょう。

今の選択のスピードは、一般株の事例では、三菱UFJか…。それともSUMCOの方が、一般的かな? 

どちらでも良いのですが、三菱UFJの下値は500円止まりなのです。この夏の時でしたね。でもなんども…何度も500円を割れました。覚えていますか? 

カタルが証券界に入った時の…銀行が株価を支えていた価格が500円と言う価値観でした。その頃は…株価の管理相場でした。売り物が出ると…銀行に電話を入れ、銀行が買い手を探す。そんな価値観の時代の頃の株価です。でも…明らかにおかしいですね。一株当たりの純資産価値は、三菱UFJの場合1300円ですよ。

日立などのメーカーの工場は地方にあり、価格など…あってないのに等しいのです。売りたい時に売れない資産です。でも都市銀行が持っている資産は、東京駅の前とか…東京の主要都市の駅前ですから、どの資産も直ぐに換金が出来ます。だから店舗が不要になれば…いくらでも利益が上がる構図です。

しかも団塊の世代は、ドンドン退職を迎え…人件費はドンドン軽減されます。RPAなどの先端技術の恩恵を、一番、受ける産業でしょう。だから、みずほなどは大量の退職者を輩出しています。

この構図…富士通のリストラやカシオ、キリンなどのリストラより、効率が良いのですよ。確かに…低金利で利ザヤは稼げません。でも都市銀行が持っているデータの価値は、非常に大きいですよ。どんな支出にお金が向かっているか? 直ぐに判別できます。これからの時代はデータの管理と運用です。

だから三菱UFJが、リクナビでフライングをしたリクルートと提携をするわけです。つまり三菱UFJの株価が上がることは、前から決まっています。問題はその時機だけの問題です。いつ、買われ始めるのか?

ここで先日亡くなったボルガーなどの時代が終わったのです。ようやく…自己資本比率規制などの「足枷」が外れる時期になってきたのでしょう。バンカメが自社株買いをする報道を、このレポートでも伝えています。いよいよ始まるタイミングなのでしょう。

日本でも株式持ち合いがどんどん衰退しています。中には、しがみ付く経営者もいますよ。でも一般的には持ち合い株を放出するのです。そうして互いに自社株買いを実施し…ROEは上がるのでしょう。

何しろ…野村証券が、子会社の野村総研株を売り、自社株買いをする時代です。本日の新聞には、日立が富士フィルムに日立メディコを売却するとか…。あの変わらないことが、日立の社風だと述べた会社が、日立化成を売り、どんどんスリム化しています。

規模の拡大を狙った総資産経営から、効率化のROEに変化しているのです。この流れは加速されます。だから日経平均株価は38915円をこれから抜くのです。

村論理からの脱却から、豊かな社会へ…「寛容な社会」に変貌します。

だって…463兆円ものお金が、何処に流れるか考えると、自ずと未来図が分かります。安川電機が高い訳です。安川の業績は、四季報を見ると155円から72円に利益が減るのに、株価はなんと4380円です。

一見すると、狂っている様に見えます。これを正当化するのは…早晩、利益は過去最高水準の2019年2月の411億円を超えないとなりません。つまり2020年2月は兎も角…。再来年の2021年の2月は、相当な角度で…利益が湧き上がるのでしょう。

それを支えるのは、463兆円の内部留保です。株式市場はそんな未来図を既に語っている可能性があります。

その路線を見ると…SUMCOも古河電工も株価が上昇する筈です。このSUMCOですが、最近はスポット市場の半導体相場は上昇に転じました。安川電機が年初来の高値ですから、半導体市況が、ようやく好転の兆しを見せてきたSUMCOの株価も、高値を更新しないのはおかしいでしょう。

三菱UFJの週足推移

「市場の整合性」の話です。バンカメが高値を追っているのに…三菱UFJが下がるのはおかしいね。これも「市場の整合性」の話です。最後に、三菱UFJのチャートを見てお別れをしましょう。だから銀行、証券、不動産の3点セットの金融相場の流れも、日本で誕生しています。Jトラは金融セクターです。三井住友が敗れたインドネシアに、既に拠点を設けています。

皆さんには、なかなか未来図が見えないかもしれませんが、上がる銘柄は事前にもう既に決まっています。要するに…速度計算の問題だけの話ですね。この速度カウンターが、自分の価値観と、市場の価値観と同じスピードにしなくてはなりません。

千代化も秒読みだし…。カタルには見えるのですが…、何故か、カタルの成績は冴えません。トホホのカタルは、今年も目標が未達です。コンチクショウ。

また…明日。



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