アーカイブ:2019年12月

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あらら…仕方がない。高値を買うしかなかったのです。実は期日の来た千代化を1000株成り行きで売り、275円で2000株を買う予定でした。しかしNY市場が安いのに275円の株価は入らずに276円で寄りました。つまり期日分は売れましたが、買うことが出来ません。仕方なく…別口座で278円を買い、更に280円まで買い増しをしました。やはり千代化は270円前後が下値ボックスの下限の様に感じています。

今年は赤字から黒字転換に移行する…最も株価が騰がるパターンに挑みました。この赤字から黒字に移行するパターンは、カタルの経験上、最も株が良く上がるパターンなのです。

ところが…企業業績の速度計算を間違えているのか? それとも他に理由があるのか分かりませんが…今の所は両社とも撃沈をしています。Jトラストは一度、株価が上がりましたが行って来い。千代化はどちらかと言えば…上下に振れているだけの動きです。

つまりカタルの選択は、正しくなかったようです。それより「安川電機」で実験を繰り返しましたが、その時から一貫して「進化論」銘柄を手掛けていれば…今年は大正解だったのでしょう。

なんと言っても…5000円割れから手掛けた村田製作です。調べてみると…7月の18日、22日に村田製作を4810円と4588円で100株ずつですが…買っています。本当ですよ…過去分の此方を読んでください。でも直ぐに利食いをした後は…その後は手掛けていません。

今、村田のレポートを調べていたら…7月12日の段階で「大和真空」(6962)の事を書いていました。つまり現在の人気株を、この時点で予見していた事になります。丹念に玉を集めるためには時間が必要です。皆さんは買ってから直ぐに上がる株を求めますが…そんなもんは素人の目先売買です。まぁ、話の方向性が変わるので…この話はここまでにします。

カタルは機関投資家さん向けにも…村田製作のような銘柄を選択し推奨しています。その時に村田製作は、前回の相場の時にメトロサークの量産化で失敗をしたので相場がなかったと述べています。

試作段階と量産化段階では…意味合いが、ぜんぜん違います。よくJDIなどが優れた有機ELを開発したとか…話題になりますが、実際に量産化できるとは限らないのです。特に…最先端の微細化商品の開発は難しいのです。下手をすると量産化に移行してから…2年も3年も四苦八苦するケースがあります。

このメトロサークにMLCCと全個体電池など…村田製作は切り口が豊富で、しかも手垢がなく…今回は人気になるだろうと思っていました。カタルだって、国際優良株も、その気になれば…立派に当て続けることが出来るのです。エッヘン!(誰も褒めません)

でも今は貧乏人の為に…金持ちになってから考えます。本当は一般投資家向けに原稿を書くとすれば…そんな銘柄になります。因みに本日は…「ルネサスエレク」(6723)を寄り付きで買っています。先日からブツブツ投資を継続しています。貧乏人のカタルは僅かな株数ですが…早く、100万株、200万株の勝負をしてみたいものです。100株や1000株ではどうしようもありません。

カタルはこう考えることにしました。米国はゴルディロックス相場(適温のぬるま湯)、日本は金融相場と言うイメージを持っています。何しろ…13兆円規模の経済対策は、これから効いて来ますよ。

実は1985年のプラザ合意から、失政を犯し続けて来た為に、世界中で日本だけが実質経済の政策を実行します。世界中は名目経済なのですよ。この違いは資産価格動向の違いです。

一所懸命に汗水を流して体を動かしてお金を稼ぐ労働と頭を使い稼ぐ労働と、どちらが付加価値は高いのでしょう。そんな話とは少し意味合いが違うかも知れません。資産が資産を生むことを止めたのが、プラザ合意からの間違った政策です。宮澤喜一など…歴代の戦犯組の政策指導者達が「失われた時代」を創ったのです。その為にNYの昼食は2000円になったのに、日本はワンコインの500円なのです。

この失われた時代において、我が国の土地資産価値は1300兆円も失ったのです。この損失分を実働労働賃金で補った形です。

地価は上がっていても良いのです。でも所得を上げてマイホームを持つより、地価を下げてマイホームを持とうとする間違った発想が、今回の一連の流れに繋がっています。勿論、グローバル化の問題もあります。ニトリやユニクロですね。でも米価は、まだ割高のままです。

皆さんは、経済知識の「イロハ」を、しっかり理解して下さい。この知識が若い時にあるのとないのでは…老後の生活が格段に違います。年金だけで生活などできませんよ。まぁ、でも無人島で…自給自足なら充分でしょう。それも良いかもね。

でもカタルのかみさんのように…デパート好きな女房を持つと大変です。彼女はそんなに買い物をするわけではありませんが、デパートが大好きな人間です。先日も、律儀なカタルの後任者が、未だに商品券を贈ってくれて…それを持って喜んで買い物に出かけました。

彼には3年を経過した段階で、もう良いよ。義理は果たしたから要らない…と断ったのですが、ありがたいことに…未だに義理を貫いています。何か…良い銘柄が見つかったら教えないとなりません。でもカタルは時間が読めませんからね。下手にアドバイスをすれば…ケネディクスのように6年も冷や飯になります。トホホです。

さて…まだスペースがあるかな? 実は昨日のTICK回数のトップは「ダブルスコープ」(6619)なのですね。カタルは、三桜工業は筋が悪いが、ダブルスコープの方が、どちらかと言えば…良いと述べました。昨日は893円まであるんですね。その為か…田中化研の株価も戻って来ました。

先日、決算悪で売られた時に、質問を受けた読者の人はその後、どうしたのでしょう。下値で買って利食いをしているかどうか…。

此処でカタルは「効率的市場仮説」を説明しています。僕らは情報の末端に位置しており、僕らが…知っていることは、株価は前から知っていると述べています。最近はU君の事例を掲げています。この株は3000円台から300円台ですよ。呆れます。

カタルは倒産や上場廃止を覚悟で、株を買っています。本日も買いました。理由は明確です。株価位置が安いからです。Jトラストもそうです。何も4000円の時に薦めている訳ではありません。

それなのに…株価位置も見ずに、とやかく…人は講釈をします。自分が末端に位置している概念が、きっと欠けているのでしょう。自分が知っていると言う事は…全ての市場参加が、その材料を知っていると言う事です。

株は現状を判断するわけではありません。 決算が発表されるのは締めてから、2か月後です。しかし株価は6か月先を見て、動いていると言われています。つまり8か月間もタイムラグがあります。だから安川電機が髙過ぎるかどうか分かりません。ここに来て住友電工が大人気になりましたが、果たして正しいのでしょうか?

ワイヤ―ハーネスは車の部品です。ドイツのダイムラーは今後、数年間で1万人を削減するそうです。先日は…アウディも9500人の削減を発表した所です。なにも日産は、ゴーンを失ったから人員を削減する訳でもないのでしょう。でも西川は大嫌いなタイプの人間です。あんなカスが上場企業の社長になるなんて…たとえ一時的にでも許せません。

日産は倒産の憂き目にあったのです。その恩義を感じないのでしょうか?やはり堂々と間違っていると指摘して討死をすべきだったのです。まぁ、人の生き方は、それぞれです。

古河電工を買って住友電工を空売りする「銘柄間裁定」取引も考えられます。カタルは空売りをしませんから…論外ですが、自分の頭で考えましょうね。

住友電工を推奨するアナリストが正しいなら、自分が会社など辞めて、独立して株式投資をするでしょう。株式投資は自分がどう考えるか? 

違和感が増えると言う事は…時間を置くタイミングが近づいているのかもしれません。アチャチャ…なにも280円の千代化を買わなくても278円で買えている。トホホ…目先の見えないカタルです。それでは…また明日。



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