アーカイブ:2020年10月

10/22

昨日のNY市場は追加の「経済対策」に関して、一喜一憂しています。この所…中国はドル債から日本国債も買っています。デジタル時代は情報統制をし易い…共産党国家の中国に向いています。自由を尊重する米国はマスクを付ける、付けないも…個人の自由と言う風潮があります。どちらが正しい選択なのか…難しい判断です。

上がロコンド、下が安川電機

こんな事でも難しいなぁ~と思うのですから、株式投資の選択はもっと難しいですね。株式投資は正解がないと言うか…臨機応変な対応が求められます。最近、カタルは安川電機とロコンドの業績比較を載せて、株価はどっちが高いか? …を皆さんに問うています。

成長率、一株当たりの利益など…誰が見てもロコンドに軍配が上がります。ですが…安定性と言われると、既に長く東証一部の安川と上場したばかりのロコンドでは比較する方がおかしいですね。規模もそうです。大きな資金で運用するファンドは安川でも小さいと感じるのに、ロコンドなんか…話になりません。

つまり…このような点を観ても、それぞれの投資家により、選択する基準が違う訳です。ですが…バブル期を経験したカタル君、お金が余る相場では、全ての株が底上げになって行きます。どんな株も上がります。それは全体の相場が上がると…比較感から出遅れ株を物色するからです。この「無限ループ」が永遠と続きます。これが名目経済です。だからNY株は割高だ…テスラ株は髙過ぎると言う単純な考え方はおかしいのです。

今はコロナ禍でジャブジャブの資金提供です。余ったお金は何処かに向かいます。究極の金余り相場ですよ。カタルはバブル期を超える大相場が始まっていると思っています。何故なら…日銀様は浮動株式を吸い上げており、外人投資家は日本株を持っていません。日本の個人の現預金だけで1031兆円で、しかも企業の内部留保は463兆円なのです。

そうして…本日の日経新聞に自社株を活用したM&Aが検討され、税制も見直される方向性にあると言います。ようやく…カタルが述べている効率化社会になります。

「島忠」(8184)のTOBは面白いですね。どうなりますか…。そもそも、一から立ち上げるなんて…ナンセンスです。既に出来上がった企業を買う方が採算に合います。この低金利なのです。

例えば…「クリナップ」(7955)と言う企業があります。この会社は内部留保が237億円、借金は77億円ですが、時価総額は190億円程度です。井上一族の個人会社のようなものですが…株価は500円を割れています。 どう考えても1000円程度で買収しても、採算に合うと思います。

他にも挙げるとキリがありませんよ。割安株はたくさんあります。野村証券では信用金利が0.5%だと言うのを目にしました。本当かどうか…分かりませんが、このクリナップを信用で買うと労せず…3%以上の鞘が抜けます。10億円なら毎年3000万円ですよ。

日本人は馬鹿ですね。こういう配当利回り投資もしないのです。カタルにお金があるなら、いくらでも儲けられるアイディアがあります。

カタルは「ハイリスク・ハイリターン」派だと…かねがね述べています。小型株が好きです。2倍になったり、半値になったりします。場合によると…ベンチャリのように消える株を勧めることもあります。

一方、村田製作のような株も、一応…薦めています。かなり上がりました。自分が…どの路線を選択するかは自由なのです。配当利回り株の数銘柄を選択して、更に分散投資をすれば…安全性は高まります。

目先を追えば…、既に、人気になった「サイバーダイン」(7779)の様な株を選択することになります。島忠とか…不確実性の高い銘柄です。

値動きが信条の人が、「丁半博打」をする感覚です。でも投資と言うのは、どの時間軸を選択しても自由なのです。 カタルは本日も、介護の「ツクイ」(2398)を買っています。本日は、寄り値の555円、550円、545円と買っています。ロコンドは下げそうもないから…ポジションを戻しています。ツクイは、何れ4桁は間違いないでしょう。

ツクイ(2398)の日足推移

それにカタルがこの時期に選択したのは、ある時間軸に注目しているからです。前回の調整期間は6月9日から8月3日まで合計37日間、今回は8月25日から10月16日の36日間です。

株価の波動は、強弱の繰り返し。前々回は弱い上昇波動でしたから、先回は比較的、強い上昇波動です。だから今回は、弱の株価上昇波動の可能性が高いと思われます。200日線の傾きは、既に上昇に転じています。だから75日線以下は…何処でも買い場でしょう。

ツクイ(2398)の週足推移

日足で迷ったら…時間軸を延ばす事です。より一層、その株の株価位置が分かります。

ツクイの四季報数字

それでは…今度は、週足を見ます。2017年と2018年に2度、4ケタに乗っています。その当時より売り上げは増加しています。2017年は732億円、2018年は817億円ですが、昨年は911億円、今年の四季報数字は940億円の予想です。ですが…先回は31円から40円ですが、今回は27円から31円の予想です。売り上げが伸びているのに…利益が減るのは、設備投資などの影響が、背景にあるのでしょう。償却費などのコストなのでしょう。しかし基本は売上数字です。

先日、人口ピラミッドを観たように…既に、これから潜在需要はドンドン増えて行きます。どんなアホが経営をしても、通常は利益も増え続けるのでしょう。加えて…2017年や2018年当時より、今回の方が金融緩和状態にあります。何れ…株価は4ケタを奪回するのでしょう。だからここから…ブツブツ投資を実行すれば、必ず儲かるでしょう。慌てないことです。ノンビリやりましょう。

株式投資の基本は、自分が良く株を知ることです。無知だから、少し株価が下がるとアタフタします。逆に少し株が上がると、有頂天になり…行動が大胆になります。自分の力量把握が、如何に大切かを忘れます。問題は此処です。自分の力量を、しっかり把握しましょう。

なんと言っても難しいのは、自分の心の変化との戦いです。普通の人は自制する事が出来ません。カタルもそうです。特にカタルは熱くなります。見境が付かないほど…馬鹿になります。一番、危ないタイプです。だから馬鹿な行動は、カタルだけで充分です。また猿が踊っていると…動物園の柵の外から、カタルを観察すれば、また楽し…なのです。

さてロコンドは、本日は僅かな買い物で朝の気配値は2750円前後でした。しかし…結局2713円の寄りです。この現象は、まだ値段が固まっていません。もう一度2600円割れがあるかどうか…なのでしょう。

ですが…出来高は、昨日は50万株です。本日も少ないのでしょう。2713-2718-2642-2654=177600(10:11)です。何処で…買い増しをするかな? 昨日買った2630円位なるか…それとも2600円に指しておくか…難しい所です。もうカタルはたくさんあるから…2600円で用いておきましょう。

まぁ、買えなければ…先日のように上を買っても良い訳です。どちらでも良いですね。基本は此処です。

どちらに株価が動いても、大丈夫なように…自分自身が対処する事です。事前に株価が、上に行ったら…下に行ったら…どう言う行動を取るか、決めて置くと良いのでしょう。今日は…ツクイを使って、時間軸の考え方、時間軸を日足から週足に延ばして見る方法などを解説しました。

安川電機などの強さを見ると…外人投資家は、この手の株を拾っている可能性があります。国際優良株と言うのかな? 日本株を代表する輸出産業の株です。事実、スミダコーポ(6817)なんか…あれほど弱かった株が、今は逆に、なかなか下げない株に変化しています。島精機(6222)も同様です。しかし、この手の株は時間が掛かりますよ。それを覚悟で臨むことです。石油資源開発(1662)と「五十歩百歩」なのです。

そんな訳で…本日の所は、これでお終いです。また…明日。アララ…ロコンドは下にぶれず…また2700円台です。やはり…もう下を買うのは難しいのでしょうか? 既に過去最高の持ち高水準のカタル君は、まだ買おうとしています。完全にロコンド病に侵されています。



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