アーカイブ:2020年10月7日

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世界経済は徐々に回復している様に見えます。一例を掲げると自動車生産が回復しており日本製鉄の君津第二高炉を11月の下旬にも再稼働をさせると言います。「火入れ」と言うのは大変なのですよ。一度、火を入れると…しばらくは止めることが出来ません。しかし…同時に緩慢な動きにも見えます。戻りが鈍いのでしょう。理由は半導体の価格動向を含めた動きです。

ファーフェイへの出荷規制など…米中関係もギクシャクしています。経済だけ見るならトランプ大統領の政策は、良かったと思っています。しかし…どうしても、心の何処かで引っ掛かります。中国の姿勢は強引にも見えます。至る所で、紛争が起きています。

GDPが1位と2位の「覇権争い」ですから…昔の「東西冷戦」の構図にも見えます。

昔、ソ連との戦いの最中、日本は米国から支援を受け成長を遂げてきました。あの構図に復活するのかどうか。今、「インド太平洋同盟」の会合が開かれていました。このあと中国の外相、王毅氏が来日します。相場動向は、どうしても政治の影響を受けます。

バイデン大統領の可能性が高まり、環境問題や増税などの懸念はあります。しかし…その一方で「TPPの復活」への期待もあります。市場が、どちらを優先するか?

実質時代は常にマイナス面ばかりに、スポットを当てて市場は動いてきました。しかし名目時代に変化すると…マイナス面より、プラス面にスポットを当てるようになります。

最近は五分五分まで来た印象です。米国株が崩れても…日本株はこの高値圏で「頑強な動き」をしています。日経500種は新高値だと言います。あまり聞きなれない指数ですが…このような話題作りは「ポジティブ変化」の結果でしょう。

東証一部単純平均株価の週足推移

でもカタルの感覚は「単純平均株」は正直だと思っています。その様子を掲げて置きます。基本的に景気循環の動きに沿った株価の動きになっています。この姿を見ると…カタルが2018年に失敗した理由が分かります。

あの年の運用は難しかったのです。前半は小野薬品で乗り切りましたが、後半は散々の結果でした。古河電工や東邦チタンの失敗は、今でも記憶に新しいものです。内閣府が発表した景気循環は2018年10月が山の観測です。この観測は正しいのでしょう。株価の動きで、この観測が証明されます。

相場はコロナ禍ばかりが強調されますが、基本的に景気循環の山は、あの時にピークを打ち、底打ちを探っている所に…コロナが襲ってきた印象です。この単純平均株価の週足を見ると分かりますが、昨年の9月の会員向けに書いた臨時レポートは、コロナ禍で外れましたが…その狙いは、やはり正しかったように思います。

この単純平均のチャートを見ると分かりますが、この春から、何度も、このグループを狙っていた理由が分かると思います。 ただ株価は底値圏ですが…200日線は下降を続けていますから、株価の上昇は非常に弱いのです。場合によれば…再び安値圏まで戻される恐れがあります。

今の市場は、この他に技術革新の「デジタル革命」が進行しています。DX投資やIoTと言う時代の流れは、欠かせません。

この流れは、景気循環とは違うイメージです。違うイメージと言う表現が適切かどうか…。ナスダックの上昇は、この時代変化です。

本日のニュースでは、みずほの週休3日勤務や週休4日勤務の話が時代を象徴している様に感じました。シェアエコノミーと考えるのか? カタルは、何れ…AIなどの普及で人類の価値観が大きく変わると言った話しの現象でしょう。故に「ベーシックインカム」の世界が来るんじゃないか?…とも思っています。

このデジタル革命は、効率化を促します。その進展速度が速いから…ジャブジャブの資金供給でも物価が上がらない、もう一つはグローバル化の進展です。日本は、空洞化から「失われた時代」が生まれました。ある意味で…日本は他国に先行して…その洗礼を浴びたと言う解釈です。ただ日本の場合、グローバル化より雇用を優先して、この改革が遅々として進みませんでした。「村論理」です。

今、菅政権が日本学術会議のメンバー選考で「アドバルーン」を上げました。過去の踏襲を認めないと言う「先例主義」を覆そうとしています。

この話は皆さんが考えている以上に、重要なのです。カタルの友達が財務省の復興予算を組んでいました。丁度、三宅島の噴火からの復興計画です。彼は言うのです。「現状復興が基本」だと言い、その路線で予算を組むのです。膨大な金額でした。カタルは島民に1億円ずつ配り、他に移住をさせて…別の形で復興をすれば良いと述べたのですが…駄目なのです。非効率な予算を使うのです。

この学術会議などは、氷山の一角で、日本は無駄な予算を使っています。いつまでも前例主義ではないでしょう。効率的な予算配分ではありません。理由は雇用を守ると言う前提があり、人に時代の変化を、受け入れさせないのです。社会人になっても勉強をし直し…時代に合わせた職に、就かせるべきでしょう。その予算なら…効率的なお金の使い方になります。何れ、消える職業に拘ることはありません。

我々自身が、時代変化を受け入れる考え方に、慣れなければなりません。この学術会議のメンバー選びは、些細な事ですが…時代の変化を拒むようでは「シーラカンス」です。

さて…週末に発表する予定の新規のカタル銘柄であるS君は、この景気循環に沿った会社です「下値圏」に、株価が位置しています。そのチャートを、本日は掲載しておきます。

割安株S君の日足推移

本来は…こんな株価で放置されている現実が、おかしいと思います。この手の株は大きな会社ですから、機関投資家のファンドの形成に不可欠な会社でしょう。景気循環に合わせてポートフォリオを見直すべきでしょう。

本当に日本と言う国は、上に人が居ません。官僚様も、もっと行動的になっても良いと思うのです。「事なかれ主義」など…仕事を放棄しているようなものです。

割安株S君の月足推移

ついでに…月足も付けておきましょうか…。明日は何故、カタルがこの株価が安過ぎると考えているか? その理由を話します。そうして金曜日に銘柄を公開します。

さて本日の株価は、米国株の動向の割に日本株は下げていません。

当然ですが…あまり賑わっている印象ではありません。スカラは12円安の1025円、テクノスジャパンは12円安の916円で、そうしてユビキタスは3円安の1023円です。デジタル革命関連は、一服しています。

ケネディクスは1円高の569円ですね。期待の人口臓器製造会社のJ・TECは、まだ742円です。たった700円台の株価は、やはりおかしいと思います。だってIPS細胞を使って角膜を作ったり…人工皮膚の移植など、更に、ひざ関節のジャックがあるのです。

カタルは今度、インプラントを入れますが…どうも話を聞くと、顎に人工骨を入れて土台を支える作業をするようで…その際に免疫の「拒絶反応」が起り、腫れるようなのです。仮に事前にカタルの遺伝子を使った骨を使ったものなら、拒絶反応は起りません。

いやだなぁ~と思いますが、自分が歯磨きを怠り、歯がなくなったために仕方ないのです。自業自得です。もう年金世代になったので、最後の時間を楽しく生きる為に必要不可欠な処置でしょう。トホホ…痛そうだな。

皆さんも、健康に気を付けて…季節の変わり目は、注意が必要です。相場より、先ずは健康ですよ。昨日は572円まで買ったT君は、安いですね。本日は565円で5000株を買いましたが、もう少し買う事にします。

取りあえず、もう5000株を560円で指して…後場から買えなければ…上を買う事になります。皆さんも、安い時にある程度の「種玉」を入れておくと…あとで600円も気軽に買い増しが出来るようになります。

髙くなったら、慌てて参加するのではなく、先ずは、ある程度の株数を下値圏で準備をして置き「時間ですよ。」の合図で、上値を少し買えば良いのです。もう株価が4ケタの乗せるのは…決まっています。問題は、時間だけの話なのです。カタル自身も良く分かりません。

ユビキタスがまもなく走り、チェンジの様な人気になって、乖離が開くのかも知れませんし…スカラが市場を席巻するのかも知れません。あるいはテクノスジャパンが一気に人気になるかも知れません。

要するに、どれを市場が選択するか? 分かりません。

ですが…可能性があるから、カタルは買っています。ピッタリ時間が読めるなら、もう神様です。残念ながらカタルには、その時間が分からないのです。株価が何れ人気になって上がるのは、分かりますよ。だって安いのです。

このS君なんか…カタルは1000株しか買っていませんが、やはり安い株価位置だと思います。ですが…下値圏ですから時間は掛かるでしょう。目先を狙うなら、やはりデジタル革命関連などでしょう。でもこのT君も魅力的です。500円台で買えるなんて…嬉しいな。

いつも思います。もっとお金があるなら、相場は楽しいのでしょう。それでは…また明日。



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