アーカイブ:2020年10月

これからの相場と政策論争

コロナの二次感染拡大と米国大統領選を控えているにも拘らず…今の所は、日本株式市場は堅調な展開です。マザーズなどの新興株の下げは、コロナ禍以降に活躍した一部個人の初めても逆風かな? 

もともと…アンジェス、PSS、テラなどのコロナ株が波及したのです。 その儲けが半分程度、失われたイメージなのでしょう。カタルは企業業績の裏付けの取れない株は、手掛けてないつもりです。しかし、やはり…どうしても、この影響を受けます。

まだ「兆候」の段階ですが…金融セクターなど、本来の金融相場銘柄と言うのかな? バリュー株と言うか…。具体的には、三菱UFJや野村証券ですが、多少の動きを感じています。

でも最もインパクトのあるのは、「村田製作」などが中間期の業績数字を、この時期に増額修正しました。実はカタル君、ある読者から、この銘柄はどう思うか?…と聞かれ、一応、四季報数字とチャートを見て合格だったので、会社のホームページに飛び、1Qの数字も確認して内容を調べました。

ローカルな市場ですが、一応、その世界では、世界シェアが60%だと言います。それで合格を打ち出し、カタル自身も「買い参加」するために、たった200株だけですが、寄り付きで株を買ったのです。1376円で200株を買ったら、その日の大引けは1324円でした。この木曜日はマザーズ指数などが急落していましたからね。

ところが…その日の引け後かな? 増額修正を突然に発表して…金曜日の株価はストップ高を付けていました。教えて頂き…どうもありがとうございました。この現象と村田の増額修正は同じ土壌にあるようです。

ここで…再び連想ゲームです。最近スミダコーポ(6817)は強く、おそらく…自動車の今期予測数字は、過剰な清貧思想の下での…最も悪い見通しです。ですが…現在は通常の状態に回復し、一部は供給が間に合わないのかも知れません。

米国では在庫がなく、クリスマス商戦に向け、活発な仕入れに動き、コンテナ船などの運賃も高騰しています。だからこれから、しばらく…2Qの決算数字は、悪くなく…増額絡みの動きが続くのでしょう。

しかし…「力強い」上昇ではないようです。何故なら、半導体市況は、底入れをしましたが、以前のように、ガンガン行けるような動きになっていませんから、やはり「緩やかな回復」程度と考え、大きな期待は抱かない方がいいのでしょう。このような「景況感」を胸に抱き、これから行動をすると良いのでしょう。株の話は、この程度で良いかな?

実は、昨日の日経新聞の19面に「日本学術会議は廃止せよ」との意見広告が櫻井よしこの写真入りで掲載されていました。

カタル自身、初めて知った存在です。何をやっているのか? その存在はサッパリポンです。そうして学術委員に任命されると、どんな特権があるのかも分かりません。特別公務員職と言うのは、報酬制度があるのでしょうか? それとも…単なる名誉職? 以前、カタルはこんな制度は、どの業界にも形を変えて存在して、寄生虫のように、民間から資金を吸い上げていると述べています。

カタルは証券アナリストの資格を持っており、長く…会費を払い続けてきました。年間で2万から3万程度だったように記憶しています。その代り、毎月、しょうもない雑誌が届きます。

カタルは以前、相場が良かった時に、日本赤十字社に寄付をしました。そうして返ってきた領収書を見ると、日本を駄目にした…元日銀総裁の澄田智が会長でした。だから日本赤十字社への寄付を、その後はやめたのです。基本的に…日本の仕組みは官僚出身者の天下り先として、様々な組織が出来ており予算を要求します。

地方の政治家に官僚出身者が多いのは、国家予算の配分を狙った行動です。官僚の出来の悪いと言うか、競争に敗れたと言うか…。はみ出し者は、政治家か…学者先生になります。このケースは非常に多いのです。村論理を解説しているのですよ。

日本医師会だとか…の存在は、オンライン診療を妨げてきた団体です。村社会行動が進化を阻んだのです。利害関係で動きます。今回の「はんこ」騒動も似ています。

此方の記事を読んでください。この中に…

『急激な経済成長をもたらし得る劇的な技術革新が自然に社会に受け入れられる局面というのは、ほとんどの国でめったに出現しない。そうした技術革新は勝ち組と同時に負け組を生み出すからだ。負け組になりそうな人々はしばしば国家レベルで結束し、「抵抗勢力」となり得る。ところが国家間の政治的な競争がある場合は、政府は自国経済と国力を増大させようと技術革新を後押しする可能性がある。』と言うくだりがあります。良いコラムです。

ですが…ここにきて、本日の日経新聞の、ミニストップの完全無人化の記事や日立が日立化成に続き、日立建機などの売却の話が載っています。

日立は、カタルが20年以上前に、社長室長に面会しています。その時に「変わらないことが日立の社風だ」と述べていたのです。カタルはIRNETを設立してIR活動の商売で、起業に動き出した時に20社程度の日本を代表する会社を回っています。ソニーの部長は「他社の動向はどうですか?」と尋ねる始末です。この時間ギャップが分かりますか?

現場の感覚と実際に事が動く時間のギャップを感じます。

依然、毎日新聞の様な此方のイメージが、今のメディアです。しかし同時に菅政権は、櫻井よしこを使い、意見広告を載せ、此方の報道を流しています。共同通信社は、菅さんの参謀(柿崎明二氏)の出身です。面白いでしょう。政治が動く水面下の攻防です。

更に…今回、竹中平蔵がブレーンに加わり、カタルが良く述べている「ベーシック・インカム」の話が登場して、話題になっています。7万円では、食えないと愚痴を述べている輩が大勢います。ミニストップの話は、なにもコンビニだけでなく…トラックもバスも、何れ…近いうちに自動運転になります。

そうすると…このベーシック・インカム論が、浮き上がります。働くことの意義など…人々の価値観は大きく変わりますよ。5GやAI、DX、IoT…など時代の変遷が、どのスピードで動くか…を把握することが難しいのです。

菅政権の学術会議を巡る攻防は、村派閥との戦いの象徴的な事例になるかも知れません。一つの成功が、菅政権の政策スピードを大きく変えます。

今日は…これから始まる企業業績と株価の関係と、菅政権のスピードの話をしました。何れも…株価の動向を左右する重要な「アイテム」です。このようなアイテムが重要だと思うから、カタルは、読者の皆さんに紹介をしています。先ほどのストップ高をした銘柄を調べるのは、簡単ですよ。カタルが銘柄を紹介しても良いけれど…読者からの紹介銘柄でもあり、配慮しています。

株が上がるかどうか…と言うのは、「仕掛人」達の相場構築の腕次第です。大相場に発展するかどうかは…、更に、企業経営者の努力も欠かせません。様々な条件が整っていても…外部環境に大きく左右されるのが株式相場です。こればかりは…どうにもなりません。条件が重なる確率を求めて…銘柄選別しても、所詮は、最後は「神様の裁量」なのでしょう。

さて…お待たせしました。半年に一度の「有料会員募集」の期間になりました。

既に会員数は上限に達しており…折角、ご応募を頂いても「選」に漏れる可能性がございます。ですが…一度も応募してないと永遠に会員にはなれません。選考するにあたり、これまでの応募回数やこのサイトの閲覧期間などを考慮して採用しています。今までは、一週間の応募期間でしたが…今回は3日間にさせて頂きます。本日より3日間だけ、新規の会員募集をいたします。

応募にあたり、1、氏名、2、年齢(30歳代とか60歳代だとか)3、お住いの都道府県名(北海道とか東京とか)、4、このサイトの閲覧期間(3ヶ月とか、10年とか…)そうして、5、これまで有料会員制度に応募した回数(初めて…とか、3回とか)

以上の「5点」をメールに記入して、メールの題名を「会員応募」とされて、右のメールアドレスから…申し込んでみて下さい。

皆様からの沢山のご応募をお待ちしています。

会費は、これから6か月間、隔週で12回を開催して、料金は5万円に消費税と、初回(この料金はこれまでの分が、全てが読めるからです。)のみ別途3000円プラス消費税がかかります。(50000+5000+3000+300=58300円)

つまり…合計で初回は58300円が掛かります。

応募者全員に、必ず…返信メールを致します。合格者は、そのメールに入金口座などが書かれています。お金を振り込んだから手続きが完了です。あとでパスワードが届きます。一緒に学びながら…株式投資をやってみたいと言う方は、是非、応募してみて下さい。あくまでも…実践を通じた株式教室です。投資顧問などの情報屋とは違います。

皆様からのご応募をお待ちしております。



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