アーカイブ:2020年10月

10/23

今朝、スマフォを片手にニュースを観ていると…こんな題名のニュースに関心を持ちました。「日本で30年間も賃金が増えなかったのは誰のせいなのか?」此方です。

G7諸国の賃金推移

この記事の内容は、そうとも言えますが…明確に原因を捉えていません。そのグラフを見ると分かります。米国の賃金が高いのは「名目経済」だからです。二番目にカナダが来ているのは、中国人による移住が多く…地価が高騰したためと思われます。カタルが名目時代と呼ぶのは、株や土地が上がる経済環境のことを言います。資産効果を活かす経済です。日本国に資金が流れないと駄目なのです。だから…ゴーン事件に拘っています。

日本の「失われた時代」の最大の間違いは地価を仮需要(借金過多)で、馬鹿みたいに高騰させた政策と、その後の清貧思想、つまり地価を下げさせようとした政策です。ここにグローバル化の波が、来ました。あまりに長い…内外価格差を放置させた村論理の是正です。

代表事例は、コメの価格でしょう。今でも、この米価は国際価格とかけ離れています。この価格是正で成長したのが、島忠で話題になっている「ニトリ」です。大塚家具と比較するとグローバル価格の意味が分かると思います。ユニクロも、この時代変化に、いち早く対応した会社です。

地方の小さな服屋さんから、世界トップまで一代で…築けるのです。柳井さんと言う人は目立ちませんが、すごい経営者です。今もカタルはユニクロのパンツをはいています。機能や価格は、妥当なものでしょう。しかしカタルのかみさんは…ユニクロを馬鹿にしています。まだ百貨店志向のようです。百貨店ブランドが、彼女の女心を擽る(くすぐる)のでしょう。

ブイキューブ(3681)の日足推移

昨日、会員の人と電話でやり取りする機会に恵まれ…今年の成績を聞きました。マズマズだと言います。そこでカタルが惚れている「ロコンド」の成果かな?…と思ったら、彼はロコンドを、全く買ってないと言います。でも自分で独自に…もう2年ほど前になるかな? カタルが推奨した「ブイキューブ」(3681)で、成功したと言います。

この株はカタルが300円台で買って、待ちきれずに…投げた株です。そうしたら…今回のコロナ禍で、この騒ぎです。カタルは今回は全く手掛けていません。

しかし…アンジェス、PSSと…株価が崩れていますから、何れ、この内容では、株価は下げるのでしょう。ですが嬉しいのは…彼が自分独自で「ブイキューブ」を選択して儲けたと言う事です。流石…です。独立したアイデンティティーと言うか…。自己が確立されています。大切な事は…人の意見に流されず、自分が判断できると言う事です。

お金を払って、カタルの会員になっているにも拘らず、これだけ大推奨をしているロコンドを買わずに、成果をあげているのは嬉しいのです。

頭の片隅に2年前のブイキューブが残っており、今回の相場で、上手く反応できたのでしょう。すごいね…。カタルは、分かっていても買えませんでした。この違いは、カタルの上を行きます。同じ話に接して居ても、反応が出来る人と、出来ない人がいます。この違いが、非常に大きいのです。

コーセー(4922)の日足推移

カタルは、様々な銘柄を掲げています。どれも可能性が存在しますが…どれを採用しようが、読者の勝手です。年初にコロナ前に推奨した「コーセー」(4922)は株価が戻って来ました。選択は…どれを採用しようが個人の自由なのです。

折角、ロコンドを買うために空けた信用枠ですが…株価が上がったためにツクイを買い直していました。 ところが…本日はこのロコンドは下値と思われた2600円を割れてきました。仕方なく…カタルは先ほどツクイを1万株だけ投げロコンドを買い直しています。

本日は2580円から20円刻みに2540円まで買っています。前回の安値2463円を割れるかどうか…。ですが、かなりの確率で、本日が「二番底」を付けると考えています。たぶん…2463円は割れずに、その上の何処かで株価は止まり、これで長かった調整波動…いや長くもありませんね。31日間の調整波動の終了を確認する作業になるのでしょう。

株価波動の「際」と言うか…この株価波動を転換させるためには、かなりのエネルギーが必要になります。しかし最初は、このように株価波動が、既に上昇転換しているにも関わらず、分かりにくいものなのです。

スミダコーポレーション(6817)の日足推移

カタルは「スミダコーポ」(6817)で、最近、この株価波動の転換を経験しています。なかなかジクジクした展開でしたが、この所の動きは、完全に株価波動は変わったと宣言して良さそうです。

このスミダのケースは、これからの「ツクイ」にも言える可能性があります。スミダも株価が下げて来た時に、信用買い残が増えています。ですが…今回の株価上昇は、間違いなく中長期の機関投資家のファンドの買いでしょう。この株価の上昇過程では信用の買い残が減っています。 自動車部品の中ではスミダは、比較的…早くに反応しています。600円から900円だから…こんな地味な会社でも5割の成果です。

カタルは、銘柄なんか…なんでも構わないと述べています。自分の好きな株を、しつこくやることです。株価が2倍、3倍に跳ね上がる人気株は、その資質があるのですが、人気になった時に…どう卒業をするか? なのです。いつまでも追っていいのは、業績推移が背景にあるかどうか…の株だけにしましょう。

企業業績の伸びが見込めるロコンドの様なケースです。ワークマンなんかもそうですが…基本的に、高い「乖離調整」が完了すれば…株価は必ず、また元の成長株路線に戻ります。余程のポカがなければ…田中君は合格ラインでしょう。

「企業は人なり」なのです。ひょっとすれば…先ほどのユニクロの柳井さんのように…世界的な企業に成れるかもしれません。これからの田中君の努力でしょう。

ロコンドは、既に追証を回避しています。一度株価が上げて、2週間が目安です。だから11月3日前後まで、安値を株価が下がらなければ…此処が転換点になるでしょう。

この2500円台は、以前…解説したように、既に下値の売り物を消化した出来高価格帯です。だから、ここから下の可能性は薄い筈です。しかも現物株です。相場全体も名目時代入りをしている可能性が髙く、実質時代の「失われた時代」のイメージを彷彿させる必要もないでしょう。

基本的に、自分の相場観を育てて下さい。

株価の動向を観て…誰も心が動くのは仕方ありませんが、自分の力量を把握していれば…恐いものはありません。下がれば買えば良いのです。逆に上がる時はどんどん上がると勝手な自分の解釈は止めてブツブツ投資で売り上がります。

ロコンドの現在は、見極めは難しいので、此処は時間を置く考え方もあります。高い所を買った方が安全です。11月3日以降…に、今回の高値は2779円かな? この株価を抜いたら買うとか…すると良いかもしれません。「火中の栗拾い」は危険です。

馬鹿はカタルだけにしましょう。カタルが馬鹿だから「率先隊長」です。神風特攻隊です。でも死んでは意味がないのです。なにも…ロコンドだけが下げているのではありません。

マザーズ指数の日足推移

マザーズ指数をみると…昨日の流れが継続しています。ここにきて新規の個人資金の流入がないのでしょう。故に、髙くなった株価を支えることが出来ません。昨日のマザーズ指数の下げは、アンジェスやPSSなどの個人好みの馬鹿株が、下げ始めた時に…今日の姿はもう決まっています。故にユビキタスも株価を維持できなかったのでしょう。他の個人好みの株式は、みんな駄目なのでしょう。

そう考えると…此処で人気になった「サイバーダイン」(7779)の空売りがイメージされます。可能性としては、此処から上はかなり難しい様にも思います。どうでしょうか? 

公的資金等の買い

でも安川など…指数銘柄は、日銀などの吸い上げ効果があり…間もなく飛び立とうとしている様に見えます。朝日新聞社が報じています。此方です。

新興株だって…心配ないですよ。企業業績の裏付けのない人気株は、一旦、相場がお休みです。上がれば下がるのです。それでは本日はこの辺で…嬉しいと言うか誤算と言うか…2480円のロコンドも買っています。安値は割れないと思うけれど、株の先は分かりません。トホホ…。また明日。



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