アーカイブ:2021年1月25日

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昨年の「カタルの失敗」から挫折感に苛まれていたカタル君、本日は東芝の大幅高で少し気分が改善してきました。ほら…事前に述べていたように大型株のような値動きではないでしょう。東証一部でも二部でも内容は同じなのに…世の中は不思議なものです。東芝の価値は素晴らしいのです。

しかし多くの解説者は、事前にその事を指摘できる能力がありません。いつも後追いの解説です。カタルはいつも事前に、いくつかあるシナリオを提示しています。何れ…時間の経過で必ず、その動きになりますが、その時間が読めないのです。だからその最後の壁を乗り越えるために編み出したのが「禅」投資の勧めです。まだ実験を始めたばかりですから、確立された手法ではありません。

本日は東芝でも実験をしています。基本的に銘柄は何でも構いません。売買の手法を変えるだけの話です。前にも述べましたが、東芝は一番人気になるまでノンビリ売り買いを続けると証券マンにとっても一般の投資家にとっても良い銘柄に育つと思っています。本日は因みに3360円と3340円で200株ずつ買っています。今のところは…。

もっと嬉しいのはロコンドが2010円を付けたことですね。この株価は2000円を割れてからの高値です。先日は2001円までです。どうなりますか…。何れ…どちらの見方が正しいか結果は出ますが、この結果を待つのは、かなり先の話になります。仮にカタルの意見が正しいなら…株価は1万円を目指します。IIJは既に成長株の扱いから外しましたが、グロームHDとロコンドは、依然、この範疇の中にあります。

ロコンドの高値4180円を買った投資家の人は、このような試練を受け…株を持ち続けることができるかどうか…。結果論は誰にでも言えます。みんな…そのレベルです。テレビのコメンテーターはいい加減なものです。しかし…成長株投資と言うのは簡単ではありません。

通常の人は、儲かっていれば、その誘惑に負けて…必ず株を売ります。だから最後はオーナーしか、残らないのです。しかしNPCを見ても分かるように、そのオーナーでも自社の高株価を疑う場合があります。これは正しいかもしれませんが、実際の過去の事例では、オーナーが株を売った後に、どんどん株価が上がることはよくあるのです。だから分かりません。

株式投資の実例で。カタルは身近で知っているのは、例のマイクロソフトを買って、忘れていたOLの話です。バブル期にマンションを買うために、頭金500万円を用意して準備をしましたが、返済額を考えると、どうしても買えず…マンションの購入を諦めました。

その時に、たまたま日本に遊びに来ていた無名時代のビルゲイツに遭い、「じゃ。うちの株を買っておくと良いよ。」…とのアドバイスを受け、言われるがまま500万円分の株を買ったのです。

そうしてバブルに熱が冷め、地価がどんどん下がり10年程度、過ぎた時間の時にあの時に買えなかったけれど、今なら、あの頭金500万円があれば…その辺のマンションをローンを組んで買えるかも…と思い、株を売ったら、あら大変。杉並の田舎でなく六本木の高級マンションを買ってもお金があまり、高級車にオートクチュールの洋服と…使えきれないお金を手にした実話です。

幸運にも…アメリカ株の価値を知らないおじいちゃんの歩合セールスだったために、売りの勧誘を受けなかったことが幸いしました。通常なら、売れ、売れ…今なら1000万儲かる、今なら3000万儲かると…矢のようなセールスを受けます。だから使い切れないお金が残ったのです。そのOLは株価なんか…知りませんからね。

世の中は、何が幸いするか分かりません。「塞翁が馬」とはよく言ったものです。東芝の3340円が200株買えました。本日はこれで400株を買いましたね。株は上がって良し、下がって良し、どちらでも良しなのでしょう。

この株は、必ず上がる筈だと思ってもなかなか時間軸を見極めることは困難です。カタルは東芝が上がる話のアイディアが、昨年のロイターの報道で、浮かんでいます。そうして今回は2度目になります。事前に手掛けると宣言をしています。あとは読者の判断です。結果論で述べているのではありません。

ですが…ロコンドが4180円から下落する過程で、「3割乱高下に向かえ!」と言う格言を頼りに3000円割れあたりから取り組み…現在の2000円割れの現実に至っている失敗もあります。

3000円割れは買い場、2500円割れは絶好の買い場と述べていましたが、しかし…今は2000円を割れています。本日はこの2000円で1000株を売りました。まさか売れるとは…今週売れないと、諦めるしかないかな?…と考えていた矢先の現象です。

土俵際で…辛うじて残った印象です。果たして、これから、どんな経過を歩むか…。ケネディクスのような展開は、勘弁を願いたいものです。

ですが…日経平均株価が27270円を超えたことで、既に日本株式は「流動性の罠」を抜けました。ようやく…です。2012年末に安倍政権が誕生し、2013年春に量的緩和、この量的緩和は2010年から始めっていますが、本格的に開始したのが、黒田総裁の2013年の春からの話です。それから永遠…ETFやリートの買いを続けています。この行動を、一流と言われる経済学者様は、散々…批判をしてきました。メディアもそうです。売国奴の連中です。こいつらの為に…「失われた時代」が生まれ永遠30年です。いい加減に呆れます。「石の上にも三年」なんか嘘です。

昨日も述べましたが、カタルは1998年3月からこのサイトをスタートさせ…散々、政策批判を続けてきたのです。

しかし安倍政権の誕生以降、その愚痴はどんどん減ってきています。本当に呆れる日本の仕組み、日本人と言うのは、バカな民族なのでしょう。だって1034兆円も…個人は現預金を眠らせているのです。三菱UFJの預金者全員に、銀行は自社株式を勧めると良いのです。野村証券株でも良いですね。だって…5%ですよ。何故、1%にもならない預金を積み上げるのでしょう。カタルには…全く理解できない行動です。

東芝は、本日がスタートラインですからね。

本日の寄り値3435円を買った人も心配は要りません。市場は必ず「1万円相場」を掲げてくると思っています。その時になって、踊らないでください。踊るなら今なのです。ようやく…狼煙が上がったところです。

先ほど…719円を見てから720円で1000株を買いに行ったT君は、今のところは買えていません。どちらでも良いのです。ノンビリやりましょう。

関心の高いNPCの本日の動きは、小動きです。どうなりますか…。村田製作は相変わらず強い動きですね。介護のツクイは、この株価の維持できるかどうか…どこで買い増しをしようか…悩みます。

でも既に相場は名目時代ですから、基本的にステージが上がった株は、元の株価位置に戻りません。一度、ステージがステップアップしたら、目先の売り物の消化をすれば…株価ステージが、どんどん上がるのが名目時代の相場です。だから…新高値投資も有効になります。本日の東芝のような高値を買っても、下がったら、どんどん買い続けると良いのです。これが名目時代の相場です。テスラを見てください。でもあれは、いくら何でも…やり過ぎだろうと思っています。あの水準が容認されるのですから…驚きます。

マザーズ指数の日足推移

しかしこのチャートを見ると…素晴らしい形で買ってみたい気が、ウズウズします。しかしこちらのチャートを見ると、もっと休んだ方が良いのかもしれないようにも見えますが…有名なエリオットの株価波動論では3つの波で一つの波動が終わりを迎え「弱気相場」に入ります。

マザーズ指数の週足推移

本日、2000円で1000株を売ったロコンドは、ひょっとすれば…もう2000円割れを買えないかもしれません。今週が「山場」だと思っていますが、どうなりますか…もうすでにカタルは持久戦を覚悟しています。しかし…このマザーズ指数のチャートを見ると分かりません。少し希望が芽生えてきたかな? 2000円が売れたことで、気持ちが少し楽になりました。謎が解明されるかどうか…。

まぁ「禅」投資を謡ったばかりなのに…人間は「我欲」を捨てるのは、やはり難しいものですね。困った煩悩です。

人間の気持ちなんか…今日の東京の天気のように青空が広がれば…心は変わります。如何に、些細な気分に心が揺れるか…分かるというものです。それでは…本日は、この辺でお終いです。東芝のストップ高は、売れるでしょうか? 新しいスターの誕生になると思っています。また明日。



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