アーカイブ:2021年1月20日

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いや~驚きました。昨日資料を見ていたら、なんと3年半前に取り上げたトリケミカル研究所(4369)の株価は良く上がりましたね。あの当時は東芝に絡み…3D化のフラッシュに不可欠な材料を提供しているという事で注目しており…2016年の9月から10月にかけ、数回に渡り…「今日の市況」で話題を提供していました。カタル自身も買ったことがあるような記憶があります。

トリケミカル研究所(4369)の週足推移

当時の株価は2000円を割れていたのです。それが今の株価は17750円です。先日2万円に乗せたのですから…時間が掛かったと言っても10倍です。東芝株を持っているヘッジファンドが怒るわけです。東芝は4752円から3000円、トリケミカルは2000円が2万円です。ある意味で共通の繋がりがあります。

エムスリー(2413)の週足推移

ソニーのエムスリー(2413)などもカタルの推奨株だったのです。こちらは…いよいよ本物の収益機会が訪れそうです。この手の株は外人投資家ファンドに人気があり、やはり強いですね。既に業績から見て割高圏ですが…人気と言うのは、分からないものです。どう考えてもエムスリーは買えません。「期待値」の高さを示します。

こう考えると…グロームHD(8938)も確実に「積み上げ」の収益ですから、何れは1万円の掛け声が掛かります。カタルはこの所…少し売りましたが、やはり株価が安定したら、また買ってみようと思っています。でも3年間も我慢がきくかどうか…。

あらら…ケネディクスの後任に考えていた野村証券の株価も上がりましたが…もう一つのT君の株価も高くなってきました。もう1割以上も上がりました。確か、先日、買った株価は536円だったように記憶していますが、本日の高値は596円です。まぁ、何れは4桁でしょう。ノンビリやれば良いのでしょう。

しかし…このトリケミカルと東芝を見ると、片方は5割の下げで…もう一つの選択は10倍ですから、如何に、株式の選択が大切か分かります。やはり時代の流れには逆らえないのでしょう。

昨日のニュースではバンカメの自社株買いの話が出ています。29億ドル相当が取締役の承認を受けたと報道されていました。この動きが今後の話題になりますが…コロナの話もあり難しいですね。

昨日、日経平均株価が上がった話として…イエレン氏(次期財務長官)の大型景気対策支持のニュースが要因だとされています。彼女はドル高を支持するとか…この辺りの話が今後の焦点になりますが…すんなり先日決めた経済対策の議会承認が得られるか…今後の課題になります。でも200兆円はすごい金額です。だからバンカメの自社株買いも十分な可能性があります。

日本も海外の真似をして…更なる景気刺激策の予算に向け、自民党は動き出したとか…。何しろ…今年は選挙の年ですから、仕方がありません。米国同様にまた10万円を配る案もあるとか…報道されています。米国は20万ですから破格です。しかし日本も今回の飲食業への補償は一日、6万円は大きな話です。街の小さな食堂で一日、6万円の売り上げは大変です。それが…何もせずにもらえます。やはり…お金は余りますよ。

通常の感覚ではお金が余れば…貧乏人は使いたくなります。カタルなど…いくらでも使えると思っていますが、既にモノを買うのは無理ですね。だって…欲しいものがないのです。やはり豊かな時間です。この豊かな時間と言うのは…何か?

人により様々です。カタルは10年以上かな? N響の会員になり音楽を聴いていました。かみさんが音大卒だから…付き合っていたのです。10年以上も通い続けるとある程度の知識が得られ…奥の深さが、少しなら理解できます。だからNHKの番組でベートーベンの「不滅の恋人」の特集も、何となく興味が湧く話です。

株式相場もそうですね。ただ株価を追っているだけでは…株式相場の面白さが分かりません。ましてや…証券マンの言いなりで株の売り買いをしても…面白くありません。やはり背景に流れた経済の動きが見えるようになると…株の面白さが理解できるようになります。

冒頭に掲げたトリケミカル研究所が、何故、たった3年半で2000円にも満たない評価だったのに…それが2万円の評価に変わったのか? 不思議です。同じものですよ。3年半前に…今の構図が理解できているなら…一生、遊んで暮らしても使えきれないお金が残ります。

カタルだって未来図は分かりませんが…馬鹿は馬鹿なりに自分らしく考えて、日々、行動しています。でもどうして…なかなか当たりを引かないのか? 不思議です。

折角、当たりに出会ってもトリケミカルやエムスリーのように素通りで…なかなかヒットしません。まぁ…損をしている訳ではないから、仕方がないと思えばいいのですが…証券マンを辞めた時は、もっと簡単に大儲けできると思っていたのに…やはり壁は高いのです。いつも貧乏くじです。

この貧乏人根性は抜けず、本日はNPCを1081円で200株だけ買いました。一昨日かな? その時は100株単位でしたが、今度は200株に格上げです。まぁ遊びに違いはありませんが…やはり自分が参加してないと相場の感覚が分かりません。

自分がそう考えるなら…毎日、少しの株数で良いから、売り買いを続ければ…何故、自分が間違っていたか? その感覚が分かります。本当は10万株とか…100万株と言う単位で売り買いを出来るなら、また別の次元が見えてきます。ですが…先ずは少しの実験でも、否定から入らずに…なんでも肯定から入ろうと思っています。

カタルはいつもそうです。先日、読者からJトラストのメールを頂きました。昨年の推奨株で唯一、失敗らしい銘柄です。今回は騙されたお金が少し帰って来たようですが…カタルは韓国の動向が気になっており、決算を見てから参加するかどうか決めようと思っていましたが…昨日の検索リストで第一位にリンクされていましたから…215円で5000株だけ打診買いを実施しました。

本当は200円割れを買おうか…どうしようか…迷っていたのです。ですが…コロナ禍で格差が出ますから…不良債権が増えている可能性が高く…人気になりませんからね。言わば…欠陥商品です。このようなマイナス面を抱えるとプラス面があっても…大きな相場になりません。千代化や東邦チタンで述べています。

大きな相場に発展するなら…みんなが良いと認識をしないと成功はしませんからね。難しい話です。今は昨日も話したように…選択が難しい株価位置です。基本的に下値圏の株を買えば…リスクは減りますが…時間を我慢することになります。まだ2月にならないのです。

このあと…今、人気になっている株の好業績が発表されて…相場は、一旦調整でしょう。だから短命の目先を追うのは、大きなリスクがあります。空売りをしたいような株価位置です。

ですが…名目時代は常に強気が勝ります。テスラのケースを考えて「空売り」は無理をすべきではありません。カタルも分からないから…当分はのんびりやろうと思っています。

こんなに株が上がっているのに…追証を気にするなんて…。アホな行動をとっています。でもこれがカタルの性格だから仕方がありません。それでは…本日はこの辺でまた明日。



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