アーカイブ:2021年1月15日

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米国の次期バイデン政権は総額で1兆9000億ドルの経済対策を実施するそうです。約200兆円ですから、すごい金額です。しかも国民一人ありたり600ドルに続き1400ドルの現金給付です。失業保険には上乗せ分が300ドルから400ドルに引き上げられ9月まで実施されます。驚く量です。これを受け金利は1.129%まで上昇し、1.266%の壁を抜くかどうか…注目されます。問題はFRBの態度です。「テーパリング」の時期がいつになるのか?

テーパリングの解説も必要かな? FRBは国債やMBS(住宅ローン担保証券)などを市場から買い入れていますが、これを減らす話です。むかしバーナンキ議長の頃、このタイミングが早過ぎて、株価が大きく下がることがありました。緩和政策の出口戦略です。この話が金融株の動向を決めます。金融株の株価位置は安いので…仮にこの出口戦略が明らかになると…金融株は大きく上がります。この読みが…カタルが述べている三菱UFJの株価や野村証券の株価推移に影響を与えるわけです。

株の上下にはすべて意味があり、その背景を知らないとお金を賭けられません。自分がどんな社会を望むかと言う話です。その中で市場の取り分と言うか…お金の配分が決まっていきます。これが市場原理主義の考え方です。カタルは様々な論争がある中で、市場がこのお金の配分を決めるべきだという人間です。株価動向を見て未来の社会が構成されるのです。

テスラの株価水準が異常に高いという声が多くありますが、みんながマスク氏の描く社会に共感を覚えているから支持されるわけです。支持され続けているなら、その方向性に社会変革が起こるのです。市場と社会(現実)は繋がりがあるのです。これが市場主義です。

株価が高くなりお金が集まるなら、その方向性の時代変化はどんどん早くなります。今回のワクチン開発で一気にMRNAと言う技術革新は進みました。日本にはジャブジャブの資金がありますが、このお金の動きに制限を加えています。だから「流動性の罠」に陥りました。金融庁はリーマンショックの時に、既に収益還元法価格と言う地価に落ち込んでいるのに、一部の投げ物でついた地価を基準にして、利払いが円滑なのに、担保不足を指摘して債権の回収を急がせました。ダヴィンチの話です。あのような行動が委縮する心を生んだのです。赤字企業には融資をしないとか…の事例です。

だから日本経済は8年かな?…にも及ぶ「流動性の罠」に陥ったのです。彼らもようやく電通の新入社員虐めの実態を、高橋さんの自殺で知り、実態がここまで疲弊していると思ったから方向転換に動いたわけです。しかし、時すでに遅し…です。政策のコントロールの難しさを知るわけです。株式投資をしているならわかる筈です。

今、日産のゴーン事件の裁判が明らかになっています。やはり日本と言う国の報酬制度の問題です。年間20億円程度が今の世界基準ですが、日本の金融庁は1億円を上限としているようです。開示義務を設けました。

カタルが実話を話しています。昔、優秀な歩合セールスがいて、社長が社員の指導をその歩合セールスにお願いしました。彼の報酬は年間で1億だったのです。でも検査に来た大蔵省と言うか…関東財務局の人間でしょうが、なんで1億円も払っているのか?…と文句を言い、社長はその歩合セールスに事情を話しました。そうして、その方は辞めたのです。これは実話です。役人と言うのは、「ひがみ」根性なのです。

基本的にゴーン事件は、日本の社会風土の話です。もし20億円でもいいという空気があれば起こらなかった事件でしょう。その為に日本から優秀な人間が消えて、日産の社員はリストラに遭います。でも少しやり過ぎだった…とも思いますよ。でもこれでは国際金融都市の実現など「絵に描いた餅」です。世界基準に合わないのに人が来るわけがありません。逆に日本の優秀な奴は米国の大リーグに行くわけです。

日本の村社会行動を維持するために、当初は終身雇用に拘りました。だからパイオニアの指名解雇が社会問題になります。ですが…今でも形は変わりましたが、多くの企業は希望退職者を募集しています。結局、「失われた時代」と言うのは、日本人の意識変化を待った時間なのでしょう。はやく社会情勢の変化に気づき、頑張るやつが成功して、村社会に浸かっている奴は負け組になるのでしょう。世界の変革スピードを感じるために株式投資は有益です。

さて…本日の相場はどうでしょう。米国金利の上昇を受け邦銀株は高いようですが…この水準は高値水準ですから、どうしても利食いが出やすい株価位置です。だから海外投資家の買い姿勢の問題です。外人買いの規模が大きければ、この動きは続くし…小さければこの動きはやがて利食いに押されます。需給バランスの話です。方向性は正しいが…需給バランスの読みが難しいのです。だからカタルは「相場は相場に聞け」と言いました。

昨日、ロコンドの3Qの決算が発表されました。結論から言えば合格です。ヒカル君たちの売り上げは継続されるのでしょう。一番興味を抱いたのは未来の展望です。やはりワクワク感は消えていません。田中社長は小粒の印象もありますが…堅実で実践派のイメージです。しかもなかなか…いいセンスに見えます。本日カタルは2350円、2300円、2250円と買いを入れていました。逆に2350円から2450円まで売っています。

先日の2400円の高値を抜いて…本日は2455円まであります。つまり確実に株価波動は変わってきたのでしょう。先日、「喪が明けた」と述べたように…買い場でしょう。人間と言うのは株価が下がってくるときは買いますが、株価上げ波動に転換すると…なかなか買いません。ですが…ここから買い場ですからね。

心理的に「戻り売り」になっているため、信用買い残があるので株価の動きは鈍いでしょう。しかし…企業業績数字の確認が取れましたから、ここからジャンジャン買いましょう。

高値を追っても…構わないでしょう。ただ安全を見積もるには…2500円台の壁を抜いたら、「買いの勢力」が多くなって来た証でしょう。

株価はいずれ、必ず…上がります。問題は需給バランスの読みだけの話です。信用の期日が到来しますから…どうしても弱含みの展開になりがちですが…間違いなく株価は新高値を抜きます。たぶん今年中には新高値の場面があるでしょう。今の2000円台は買い場ですからね。断言をしておきます。これだけの伸び率で、この株価水準が放置されるわけがありません。カタルは自信をもってお勧めします。

馬鹿だけですよ。こんな株価で株を売るやつは…。カタルの持ち株は再び増え始めており、既に3万株を超えたかな? もう1万程度買い増しをして…過去最高にしようかな?…とも考えています。

問題は昨日も述べたように…全体の方向性の話です。海外投資家の勢力に賭けるなら、日経平均株価の採用銘柄で指数絡みの株ですが…業績数字の良いのを見込んで買っていますから、表面化した時点で相場はお終いでしょう。しかし大きく下がるとは思えません。金融株はFRBの姿勢次第でしょう。日本の機関投資家は買いませんよ。バカだから…所詮は素人です。やはり海外投資家です。

ドル換算での日経平均株価の月足推移

そうだ…ドル換算で見た日経平均株価はバブル期の高値を抜いたそうです。あの頃の最高値を更新したのです。昨日、WBSで日経の滝田さんが解説していました。探したけれど…期間の短いものしか見つからず、ごめん。最近のドル換算の日経平均株価の動きです。

カタルはここ数年、海外投資家は日本株を売っていたので…ここから買い増しに転じると思っています。だから大型株の三菱UFJや野村證券、東芝などを参考銘柄に掲げています。

要するに…様々な路線が見えますが…自分がどの路線を望むか?…と言う話です。個人の現預金残は溢れています。ジャンジャンお金が動く社会に変わる希望を描けるかどうか…既に名目時代に突入しています。この時代はバカになった者が「成功」と言う二文字を獲得できると思っています。ようやく…1989年に上京して初めて訪れる名目時代の到来です。

本当は…2003年から一気に行くはずだったのです。でもリーマンショックや日本の失政のために時間が延長されました。あほらしい限りです。政策官僚は真剣に、未来を考えて行動してもらいたいものです。バカが上に立つと末端は大変です。いつも民衆は、その「しわよせ」を受けるのです。何故、ロコンドが合格か? オイオイ話をします。東芝の3000円割れも魅力的です。それでは…また明日。

2200円のロコンドは、流石に買えそうもありませんね。本日の出来高は、既に100万株を超えています。かなり手変わりが進行しているのでしょう。



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