アーカイブ:2021年1月3日

新春を迎え…

みなさま、明けましておめでとうございます。

本年は新たなチャレンジを実施する予定です。カタル自身も時代変革に合わせ、変身をしたいと考えております。常に時代変化に合わせ、努力を続けようと思っております。本年も変わらぬ…ご愛読を宜しくお願い申し上げます。

カタルは、もっと我儘になり…「自我」を抑制せずに、本音を語りたいと思っています。今までも、かなり独自の語り方でしたが…今年はより一層、オブラートに包む言動を控え、もっと「尖った」見解を述べようと思っています。故に、読者の人は、今まで以上に…警戒をしないとなりません。こんなことは常識だと思うのです。

ネット時代になり…様々な見解が市場に溢れています。ある意味で、インターネットが一般化して…様々な人々の考え方の「多様な社会」形態に向かっています。「ダイバシティー」の解釈が正しいのか、どうか…わかりませんが、インターネットの普及により「画一化」に慣れた日本人の考え方が大きく変化していると思われます。

何故、日本だけが「グローバル化」の周回遅れになったのでしょう。

それは単一民族で実質的な鎖国制度を採用してきて、日本村倫理を捨てきれずに守ろうとした為でしょう。この間、村論理のルールを無視した企業が、日本では一人勝ちしています。一例を掲げるとユニクロです。名門のレナウンやオンワード…などの企業が凋落して、逆にユニクロは、世界的な勝ち組企業に成長してきました。さらに最近では、島忠を買収したニトリもその一員でしょう。

逆にトヨタは、早くにグローバル戦略で日本の雇用を守り、日本の産業界をリードしてきました。ある意味で立派な企業です。このトヨタの下請けは、毎年と言うほど…下請け部品メーカーに単価の引き下げを要求しています。このケチとも言える企業戦略で、日本の製造業の競争力を高めて産業界をリードしてきました。しかし…カタルは最近、300万台の生産体制維持に拘るトヨタは「村社会の象徴的な抵抗勢力」に見えてきました。

今回の脱炭素化社会への転換で、トヨタ社長は意識改革が出来てないんじゃ…ないかと疑問を感じています。

何故、日本だけが「実質時代」を30年間も続けてきたのでしょう。この理由は内外価格差の是正とその構造転換にかかる時間だったのでしょう。しかしコメの価格は、今でもグローバル論理とかけ離れた価格です。この差額は国民の税金で補填されています。

カタルは上京して、初めて洋服メーカーが主催するバーゲンに行きました。所謂、メーカーに返品され時代遅れになった在庫処分品です。百貨店などで販売されている価格の5割引きは当たり前、なかには7割、8割引きなのです。

商社の物産も本社を利用して…傘下のメーカー品をバーゲンをするのです。その衝撃は、大変なものでした。昔…百貨店が値引き販売をするとは思わなかったのです。ですが、外商を通じて、価格割引は当たり前です。世間を、いかに知らなかったか…。このようなカラクリはネットを通じて…明らかになっています。

インターネットは、人々の考え方を変え始めています。だから「分断」が起こるのでしょう。ブレグジットやトランプ政権が誕生するわけです。世界はグローバル化の揺り戻しとも思える動きが近年見られましたが…果たしてこの動きは続くのでしょうか?

今年、カタルがもっとも関心を持って観ている構図は、アリババと中国政府の関係です。

アントの上場に絡み露呈した政府と企業の対立関係です。何も共産圏の中国だけではありません。米国ではフェイスブックのCEOであるマーク・エリオット・ザッカーバーグの証人喚問は、その事例です。日経新聞にも触れられていました。あの記事はWSJのパクリでしょう。巨大IT企業への規制です。この流れは世界中で起こっています。EUはデジタル課税を実施、トランプは関税攻防により欧州との間で時間稼ぎをしましたが、バイデンに変わり、どうなるのでしょう。

この規制問題とサプライチェーンの回帰を含めた見直しが、今の経済界での重要な焦点でしょう。日本は「周回遅れ」の時間を取り戻せるかどうか…。

でもね。既に日本は先進国から脱落と言う過激な意見もありますが…カタルは日本の条件が揃っていると思います。今までは、弱点であった少子高齢化問題、既存の枠組みを維持するのは困難ですが、少子化故に、構造改革が一気に加速する可能性があります。AIやDXと言う新しい変革は、効率化を求めますから、人口が減る人口ピラミッドの構成が有利に働く可能性があります。

昨日、ワタミが居酒屋から焼き肉店に転換する仕組みの過程で、8人いたフロアの人間を4人に半減させた報道をしていました。配膳はロボットなどが代わりをするそうです。1000店舗だとすると、これで4000人の雇用が奪われます。タクシーやトラック、バスも、まもなく人間が働く場が消えます。銀行は先駆してリストラを加速させています。DX化が加速します。

キャシュレスになると警察官も税務署も、人が減ります。だから人口の強みがGDPの増大に今までは繋がっていましたが…、この人口増は、逆にお荷物になる可能性があります。輸出を前提とした、トヨタの300万台もの生産体制は淘汰されて良いと思っています。円安がプラスなんて…言う考え方は、間違っています。円高こそ…日本の強みに変わるでしょう。

そうです。グローバル化を加速させます。LINEを取り入れたヤフーことZホールディングのアジア圏を取り込むスピードが、どの程度で進展をするか? これからの注目点の一つはアセアンの活用を、上手くできる企業が成長できるのでしょう。ヒントですよ。このヒントでピンと来て、銘柄が数銘柄を連想できるかどうか…。「市場の整合性」の話です。

今年、相場を考える上で、巨大IT企業(GAFAなど)への規制の動きは、カタルが述べている「地球連邦構想」と国家の関係です。デジタル貨幣問題も重要です。既にバハマの中央銀行がデジタル貨幣の「サンドドル」を発行して…利用を開始しました。中国では広範囲に実験が始まっています。

分かりますか? 

日本のメディアは、非常事態宣言を、一都3県の知事が要請したと「コロナ」ばかりの報道ですが…メディア出身の小池知事と黒岩知事、そうして千葉県の森田知事はもともと芸能人です。日本は狂っています。

本当は…意見が割れる難しい問題なので、触れたくなったのですが…カタルは自分たちの努力不足で、医療崩壊を盾に利用している報道に見えます。何が、医療崩壊だ…と思います。

ドイツを始め、海外は日本の10倍ですよ。どうして1/10しか稼働できないのでしょう。ここが、もっとも問題です。日本医師会などの古い体質がおかしいのでしょう。何故、1次感染から2次感染、3次感染と…その間に時間があったのに事前の準備が出来なかったのでしょう。自分たちの努力不足を、政府の対応に責任転換をしている報道に見えます。日本人は自分で考えることが出来ません。メディアの言いなりです。

カタルのような考え方も存在すると思いますが、それらの人は、利口だから…自分の意見を言う人は、あまりいません。常に「大衆迎合」が正しい…と報道しているメディアが、日本を間違った方向性に誘導し続けたのです。それなのに…反省の欠片もなく厚顔です。呆れます。テレビなどのメディアの地位は、どんどん下がるでしょう。

このスピードとインフルエンサーを活用するロコンドの商売は、何処で、株価が反応をするか? この辺りは今年の焦点の一つでしょう。「オムニチャネンル販売」など…名前すら知らない人が多いでしょう。

さて年初にあたり、今のカタルの課題と今年の見どころを書きました。昨年は「魔法の鏡」で「どん欲」になろうとして努力をしました。しかし…時代革新の投資法を、もっと取り入れるべきだと反省をしました。

今年はこの反省を糧に、「モメンタム投資」に磨きをかけようと思っています。そんな訳で、カタルの意見は、ある意味で異質ですから、自分は違うと思われる方も多いでしょう。カタルはそれでいいと思っています。ダイバシティーなのです。その多様な意見からの「市場の総意」が、相場を創り上げます。

様々な意見が在って良いのですよ。それが…むしろ当たり前なのです。

別にカタルに同意しなくていいのです。カタルは今年も自分自身の自我を破り…革新したいと考えており、また新しい課題にチャレンジします。その様子をレポートで示し、尚且つ精度を上げられるかどうか…。その課題に挑みます。

本年、一年、またよろしくお願い申し上げます。また…明日。

お年玉銘柄は、東芝(6502)に注目します。

東芝の日足推移


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