アーカイブ:2021年1月22日

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相場の局面は難しい展開が続きます。昨年の夏から秋にかけて…今の路線を見送った経過があり、その後は、ただ見るだけの相場です。カタルの得意分野ではないからです。ただ…「ルネサスエレク」(6723)を見逃したのは痛かったですね。もともと自動車部品の「スミダ」(6817)を手掛けていたわけで…あの時から仕掛けるべきだったのです。カタルの好きな株なのに…。もともと値嵩優良株と言う…上品な銘柄群は貧乏人のカタルには用のない銘柄です。

ルネサスエレク(6823)の日足推移

やはり自分が育った環境により、このような好みは影響を受けるのでしょう。カタルの同僚で弁護士の娘が終戦後、大学に進みました。彼女が日興証券の大卒女子採用の2期生だったと言います。あの年代で、女性が大学に行くのは非常に珍しいのでしょう。その彼女は値嵩優良株を好んでいました。彼女の実家は庄屋だったそうです。つまり…人間の好みと言うのは自分が育った環境により変わるのでしょう。前安倍首相を見ても分かりますが、やはりサラブレッドは上品です。

親父が、質屋に通う姿を見て育ったカタルとは、全然、人間の資質が違います。カタルの人生はどちらかと言えば…作家の白川道のような歩みです。

新潮社の中瀬さんの「ひも家業」のような人生です。でも彼の小説を読むと分かりますが、好きですね。カタルは彼の本を、ほぼ全部読みました。みんな出てくる主人公はある矜持(アイデンティティ)を持っており、カラーがあって素敵です。勝ち組人生にはなれませんですが…それなりに一所懸命に生きているつもりです。

本日は、また買ってしまいました。1980円、1960円、1950円と今のところ1000株ずつ買っています。もちろん、下値にも指値が入っています。こんな性格だから、なかなか勝ち組になれません。貧乏人根性丸出しです。

NPCも昨日は941円でしたかね…僅か200株だからどうでも良いのですが買っています。報道によれば…社長の伊藤さんが持ち株を外したとか…。このニュースを聞いてカタルは昔、柏崎にいた時に加藤スプリング(今の社名はアドバネクス=5998)の自社株が上がってくると…持ち株を売りに来た社員の姿を思い出しました。

ソニーも東通工時代に、そうだったそうです。みんな目先の欲には敵いません。一番よく知っている社長が、持ち株を外す…でも株と言うのは分かりませんからね。相場と言うのは恐いものです。このニュースを聞いて…俄然、面白みが増しています。これで高値を取ったら一大人気になります。アンジェス化も夢ではありません。

マザーズ指数の日足

昨日は、同様の銘柄の「BASE」(4477)が人気になっていました。この株はサイバーエージェントが外した株ですね。全般にマザーズ銘柄が強かったようです。その指数のチャートを見てみると、確かに上がる順番が来ているようにも見えますが…月足などをみると、まだ休んだ方が良いようにも思えます。

マザーズ指数の月足推移

たぶん…日経平均株価を引っ張ってきた半導体を中心とする値嵩株などと、徐々に勢力図が入れ替わる動きなのでしょう。既に好業績が発表されても、株価は上がらない株価位置だろうと思っています。ですが…下がるとは思っていません。高値圏で乖離調整をするのでしょう。つまり時間が掛かるわけです。

この後、考えられる展開がマザーズ銘柄の個人好みの相場の復権と金融セクターの大型株の上昇ですが…後者はボリュームがまだ足りないように感じます。米国金利もどんどん上昇するかどうか…。しかしイエレン財務長官は強いドルを望んでいます。この金利問題を考えるうえで重要なことは、アジア圏の復権度合いです。アジア圏は購買意欲が強く、高成長を続けています。それで人口が多いのです。だからインフレ圧力を馬鹿にしてはなりません。

MMT理論の要は、効率化に支えられた需要の低下です。日本の姿の世界標準化です。これは…主に人件費の問題でした。一番被害を受けたのが…「村社会」構造を維持し続けている日本です。その為に中国への生産移転の空洞化の被害を、長年に渡り…受けてきました。だから実質成長と言う尺度を持ち出して、国民を騙したのです。

今でも日本医師会の問題が明らかなのに…相変わらずの権力の主張です。ようやく…医療逼迫の謎が言われ始めています。ようやく…メディアは、この問題を話題にしだしました。馬鹿メディアなのです。視聴率しか…頭にありません。

その中国のマンション価格は既に東京を上回り、日本の土地は中国人が買い漁っています。つまり人件費の優位性は消えたのです。このことは…日本だけでなく、世界中で言えます。だからMMT論理などを頼りに、ジャンジャンお金を流し続けるとインフレが加速する素地があります。しかし…この時間推移はまだ見えません。何れ、起こりますよ。その時に日本の財政問題はガラガラポンを迎える可能性があります。遠い未来の話ですが…この速度計算が難しい。

この残された時間を活かし…何とかあちら側に行き、シンガポールに行きますかね。使い切れないお金を残し…その配分を決める作業をして「後進の育成」をするのが、晩年の人生の理想的な姿です。ビル・ゲイツが羨ましいです。

カタルは今の気持ちは、失敗した「心の空白」がなかなか埋めきれません。どちらかと言えば…挫折感からなかなか抜け出せません。今の相場は、どれも…心が動かないのです。

唯一の楽しみが…NPCかな? 通常は絶対抜けない1029円です。社長が株を売るわけです。内容もそれほど良いとは思えませんし…ですが相場と言うのは魔物ですからね。これがアンジェスのような形になると、個人も元気になります。2000円、3000円と高値を追うとジャンジャン仕手化します。何しろ貸借銘柄です。しかし…所詮は博打です。

株価の位置や話題性など…何と言ってもこの値動きは魅力的に見えます。

カタルは1081円、そうして999円、更に941円と買い下がっています。たった200株ずつだから…いくらでも買えます。今度、900円を割れたら、今度は株数を増やして400株単位で買い下がろうと思っています。

所詮、株なんかいくら下がっても良いのです。自分がどう対処するか?の話ですよ。ロコンドも同じです。まさか…高値から一貫して下げ続けるなんて考えても居ませんでしたが、こうなれば…後は自分を信じて、神様の裁量に従うだけの話です。皆さんは…あまりに常識的な発想です。株は上がっても、下がっても…どちらでも構いません。NPCのように値動きがある株が良い場合もあります。

投資方法は様々ですよ。やはり絶対に儲かると言われても…時間が掛かると嫌ですね。貧乏人の根性は、いつまでもなくなりません。最近、かみさんに言われました。「あんたに、何を言っても無駄」だと…。何しろ、40億を飛ばした人間ですからね。馬鹿は死ななきゃ治りません。

東芝(6502)の日足推移

一般的な人は、やはり「東芝」(6502)の売り買いをするのが理想的に見えます。下がれば買い、上がれば売る。これを繰り返して一番人気になるぐらいの相場まで、付き合うのです。そもそも「重電」と言う分野が「脱炭素化」では活躍を迎えるはずです。

日本の制度は歪んでいますよ。東日本と西日本では周波数が違い、電力の融通が利きません。こんなバカ制度を変えないとなりません。それではなかなかロコンドの1930円は買えませんから、東芝を買ってみるか…本当は2950円割れが理想でしたが仕方がありません。今、2975円まで1000株を買いに行きました。T君の725円はまだ買えていませんね。まぁ、無理をすることはないでしょう。

でもやはり相場に乗れていないカタル君に、今は、何を聞いても無駄です。全く相場の感覚が掴めていないのです。色んな選択肢は見えるのですが…あまり魅力的に見えないのです。だから…今の相場は難しいと述べています。昔から「節分天井、彼岸底」と言いますからノンビリやりましょうね。

それでは…元気のないカタル君の退場です。また明日。



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