アーカイブ:2021年1月28日

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もともと…高値警戒感が強かった米国市場なので2%程度の下げは想定内なのでしょう。これが、下げ相場の始まりかどうか…分かりません。ですが…やり過ぎは事実でしょう。その象徴とされるのが…話題にされている「ゲームストップ」株(GME)です。

ゲームストップ(GME)の日足推移

この株価を見ると20ドル割れから347ドルですから、やはり驚きます。この原動力が空売りの「踏み」です。買いの場合、ゼロになれば終わりですが…売りは青天井です。これを切っ掛けにして…米国でも個別規制に移行するのかどうか。日本の場合は、あり得ない仕組みです。

全体相場が沈むと…整理が促進されますが、ロコンドは呆れて…コメントのしようもありません。これが現実なので受け入れるしかありません。このような下げのケースは無理をせず、様子見が正解でしょう。追証の人は直ぐに投げましょう。維持は禁物です。

逆に東芝は、やはり仕掛け筋が参加しているようで、このような相場はチャンスになります。カタルは本日、迷ったのですが、3350円の指値が3340円で200株ですが…買っています。何しろ…野村証券も下げており、如何に、事前「見込み」が悪いかを露呈しています。しかしこの野村も本日は買っていますが…どうなるか。

FRBの発表を切っ掛けにして、米国株は下げたと報じられています。FRBはテーパリングの話をせず、今までのスタンス通りの継続です。たぶん…これを見て、ワクチンの接種率も低く、回復期待が遠退いた…と市場が解釈をしたのでしょう。

しかし…市場と言うのは勝手です。本来なら金利が低い状態なら経済活動にとってプラスなので…株価が大きく下がらない筈です。しかし市場は早急な回復を抱いて株価が上がっていたので…それを「咎められた」という解釈なのでしょう。全く不可解です。

東芝と同様に注目されるのがNPCなのですが…仕掛け筋が存在するのかどうか…。更にまだ調整不十分とも言えます。本来なら、この下げを見て、仕掛け筋の参加がみられても良いように思いますが…果たして、どうでしょう。

もともと個人好みのマザーズ銘柄は、9月から休んでいます。だから復活があっても不思議ではありません。ここは個人好みの銘柄が、なにか出てくるかどうか。逆に…米国では決算が「たけなわ」(酣=闌)ですが、日本はこれからです。本日はファナックが高いようです。しかし…どうでしょう。日本電産も同じですが、既に事前に株価は好業績を織り込んでいます。

難しいですね。カタルはマザーズ銘柄の復権が一番、可能性の高いシナリオのように見えていますが、なかなか…その手の銘柄に動きがみられません。カタルの地元企業(新潟の燕)の「ツインバード」(6897)では人気を得られないでしょう。

この相場の中でM&A期待のT君の株価が、少し高いですね。まぁ、何れ1200円かな? その程度の器なのでしょうが…下値なら兎も角、上を追ってまで買う銘柄かどうか…。まぁ、下値が買えなくなれば…上を買いますが、無理をする銘柄ではないですね。やはり…東芝かな? 

カタルは今度、3465円のあの日のストップ高を抜けたら、その時点で、もう少し買い増しをします。まだこのラインの売り物が残っていると思っています。やはりNPCに惹かれていますが…株価が下げるなら買いますが、この900円割れ程度では、中途半端なような気もします。難しいでしょう。

本当はロコンドの復権が一番なのですが、期待をかけては裏切られています。ヒカル君たちの売り上げ計上に対し、強弱感が激しく対立しており…「仕手化の芽」があるのですが、貸借銘柄ではないし…更に、未だに信用買い残が多く「日々公表銘柄」の監視銘柄扱いなのです。このルールもどうかと思いますが、日本は難しい国ですからね。

考え方として、3月の配当利回り投資の先回り買いもあります。例えば…株価が204円のS君は配当が10円なのです。これなんかも…5%ラインです。しかも低位株です。

カタルは既にデフレの出口を抜けて…「流動性の罠」から脱出したと述べています。だから「アンリツ」(6754)のように…時間を掛ければ、新高値を更新できる相場が続くでしょう。故にぶつぶつ投資は、有効だろうと思っています。時間を味方にして無理をしない投資をしましょう。

低位株のS君の動き

所詮、自分の力量は、自分だけにしか分かりません。基本的に株価動向を見て「心が躍る」のは「分」を逸脱した水準なのでしょう。心が躍るは、株価が上がる場合か…ここでは不適切かな? ロコンドのような負け戦の場合は、恐怖心からの焦り? 何だろう? 良い表現が見つかりません。早くにストップ安をするような事態になるなら…調整は早めに終わりますが…内容が良いように見えるから、押し目買いが入り、調整が長引きます。別に信用買いが悪いというわけではありません。先ほど紹介した低位株のS君は、こんな感じです。

やはり信用買い残は増えています。問題は株価が、いつ止まるかの話だけです。下げているうちは駄目なのでしょう。そんなことは誰でもわかっています。この株の成否が分かるのは今年後半です。場合によれば、2年程度の整理が必要かもしれません。目先の博打ならNPCかな? 比較的まともな勝負なら、東芝でしょう。もちろん、野村もT君も可能性はあります。介護のツクイも550円絡みなら、また買う予定です。

今の相場は難しい…と述べているのは、大きく下がるとは思っていませんが、好業績銘柄を事前に買い過ぎています。昨日かな? 

ローム(6963)の日足推移

ある読者からロームの現場報告を頂きました。年末からフル操業だそうです。この工場は昼夜を通じて…交代制でフル稼働です。つまり市場で言われている現象が正しいのです。だからロームの株価も上がり続けています。

サンケン電気(6707)の四季報予想

このメールを見てカタルが、すぐに連想したのは…カタルの好きなと言うか、市場で仕手性がある「サンケン電気」(6707)です。ですが…この四季報の段階で、既に株価はこんなにも既に上がっています。こんな状態を見ると…カタルは株を買えません。

サンケン電気(6707)の日足推移

ですが…ITバブルの時は、ここから株価が5倍、10倍に大化けしました。米国の「ゲームストップ」のようなものです。あの時、カタルはソフトバンクが1万円を超えたので、もう妙味は乏しい…と判断をして、推奨を止めました。しかし…現実は、そこから198千円の株価を付けます。その後は、値段が入らない急落のストップ安を連発しますが…株と言うのは分からないものです。

僕らは無理をしない、賢い投資を目指します。事前に思惑を張らず…なるがまま。所詮いくら考えても完璧には読めませんからね。今日の解説はこの辺でお終いです。それでは…また明日。

そうだ…最近、また会員への問い合わせが増えています。ですが…現在は、新規の会員を募集しておりません。悪しからず…ご了承ください。次回はたぶん4月(下旬)~5月前後なのでしょう。それも…たぶん前回と同じように3日間の程度の募集期間になります。ゴメンね。興味のある方はその時分に毎日カタルのレポートを見ていれば…分かります。

カタルは守銭奴でもないし…借金が返済できるなら、もう辞めたいなぁ~と思っています。レポート屋もなかなか大変ですよ。毎日、どれだけの時間、資料を読み…データを集めているか? それでもこの程度ですから…ね。所詮、あちら側に、なかなか行けない馬鹿野郎です。その為に、トホホの人生です。

もう年金世代だから、いい加減に解放されたいものです。ですが…最後は金子さんと同じで、バラ色人生で終わりたいものです。果たしてどうでしょう。そのグロームHDは、下値を叩いたかどうか、分かりませんが、そろそろの…株価位置になっています。ですが、ユビキタスを見ても分かるように時間が掛かる場合が大半です。

故に上手に安値を買おうとせず、株価が上げだしたら買えばいいのでしょう。またね。



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