アーカイブ:2021年8月31日

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全体市況と個別株の理屈を、まだ多くの読者の人は、理解できてないようです。どうしても個人投資家は、自分が持っている株だけを見る傾向がある為か…。全体市況の大切さを理解していません。そこで日経平均株価を、もう一度見てみましょう。カタルは前からデフレのトンネルの出口である27270円が「防波堤」だと、思って考えてきましたが、8月20日に27000円を割れました。しかし…一時的の現象なら問題はありません。

日経平均株価の日足推移

つまり全体市況が悪いのに…個別株が元気よく上がるわけがありません。だからカタルは開運株(海運)が駄目なら…「何をやっても、駄目だろう」と事前に述べています。故に、カタルは、最近は開運株しか買っていません。

2010年の初めに…日産は小型車「マーチ」の生産を日本からタイへ移行することを決断しました。4代目のマーチから…海外生産なのです。マーチは小型車で利幅が少なく…輸送コストが掛かります。それでも日産自動車は、タイへの生産移転に踏み切りました。この現象が日本から中国などへ生産基地が移動する「空洞化現象」の「最終コーナー」でした。

この意味を考える必要があります。非常に重要な現象なのです。

日本はバブル期以前の日米貿易摩擦問題で上手く…体制転換が出来なかったのです。昨日はユニクロの話をしました。ユニクロは、この体制転換の失敗を利用して成長した会社です。ある意味でユニクロは、日本の間違った政策運営の恩恵を受けて、この急成長が実現できたのです。なかなか国内の縫製工場を海外に移転させると言う発想は生まれませんでした。

カタルの見込み客の人は、「一之江」(江戸川区)の辺りかな? 住んでいました。小さな町工場なのに…驚くことに、秋田だったか…岩手だったか? 縫製工場を持っていました。そうして…この激変期を味わっていました。大変…苦労していました。なかなか利益を計上できずに、四苦八苦していたのです。彼は、直ぐに国内工場を閉めて…海外に行くべきでした。

カタルの友達の親父が、燕で洋食器を製造して…丸紅と取引をしていましたが、彼の親父の会社も抵抗を続けましたが、最後はやはり倒産です。そうして…彼は、なんと…北朝鮮に行って技術指導をしたのです。面白いですね。時代背景に、逆らって生きるのは…困難を極めます。

カタルも、食えない日々を迎え…年収120万円の悲哀を2度、味わいました。2010年もそんな年だったのです。そのなかで生まれたのは…2月に誕生した「ユビキタス」(3858)です。故にカタルにとっては、「思い出の銘柄」です。

何にも…動く銘柄がないのです。上がる株が皆無の「下がり続ける」だけの相場が、ずっと続くのですよ。「失われた時代」と言うのはひどいものです。仕方なく…大手証券は外国株を薦めます。アメリカ株の問い合わせが、読者からもありますが…日本人が日本の株を買えないのです。

政治家の資質が問われます。そんな中で誕生した安倍政権ですから、株屋は安倍さんに恩があります。当たり前の政治なのですが…彼の功績は大きなものがあります。世情を見るには…その国の株価を見れば分かります。未だに、日本はバブル期の高値38915円を抜いてないのです。だから日銀はステルステーパリングなどせずに…これまで通りETFの買いを続けるべきなのです。

兎に角、その国の株価を観れば…経済の状態が、どんなものか分かります。今はなかなか抜けない上海総合株価指数も同じ状態です。ですが…米国株は新高値です。

「開運」株が上昇してきましたから、カタルは「川崎汽船」(9107)を場中でのクロスを入れ、利益を計上して…その利益を担保に今、「商船三井」(9104)の8360円を100株だけ追加で買いました。これでようやく…商船三井の持ち株が3000株と、キリが良くなりました。先週から100株200株と言う具合に、買い増しを続けて…ようやく3000株になりました。

例の「雪だるま投資」を実践しています。本当は、もっと上手に実践できると思っていますが…何しろ、あまりやったことがなくて、ネットなら手数料が安いから実践できるのでしょう。仮にこの戦略が成功するなら、あっと言う間に「あちら側の世界」へ旅立てるかもしれません。

何しろ、カタルの開運株の目標株価は、遥か上に…位置しています。

商船三井のレーティングを観ると…馬鹿アナリストとしか言いようがありません。株価目標が1万円とか…言っています。カタルはもともと8月中にも達成するかどうか?…と考えていました。ですが…これは法螺の世界でした。本日、株価がストップ高しても無理ですからね。

何故、日本の機関投資家が100万株単位で開運株を買わないのか? サッパリポンです。カタルが運用者なら…資金が続く限り買い続けます。だって…論理的な株価を計算すれば分かります。本当に高学歴なのでしょうか? カタルには馬鹿の寄せ集めに見えます。

GPIFも日本生命も海上もファンドマネージャーなど必要ないですね。みんなETFにして任せれば良いのです。この8400円の商船三井の数字の前に、棒が1処ではなく…3の数字が付く可能性があると思っています。ここから3倍、4倍を狙える器でしょう。

仮に…コロナ禍で物流が円滑に運ばないのではなく…本当の見込み違いだったとすれば…2年程度のタイムラグがあり、相場は来年一杯まで、続く可能性がない…と、誰が断言できるのでしょう。半導体も目先のスポット価格は下落を始めていますが、半導体の使われる範囲は確実に広がっています。

例えば…大変、有望だと思われる…「メタバース」市場です。フェイスブックが2014年に買収したVRヘッドセットメーカーの「オキュラス」は有望です。

中国は、「ゲームは阿片だ」と言い…制限をしていますが、このメタバースの世界はSFの世界では、人間の新しい娯楽市場です。カタルもメタバースと言う言葉を知りませんでしたが、こちらの報道を読み知りました。このVRヘッドセットには膨大な量の半導体が使われます。車もそうです。どんどん…そうなります。

トランプ大統領が誕生してブロック化現象で…今は、中国に対して行動制限が掛かっています。ですが…どう考えても「リカード」が述べている「比較優位」学説は正しいと思っています。仮に今の開運株が、その兆候を示す暗示だとすれば…地球連邦構想が一気に進展します。この時期に開運株が選択される奥が、深い「夢」が誕生するなら…本当に、株価が50倍になった三光汽船の相場が、再現されるかもしれません。誰も未来図は分かりませんからね。だから行けるところまでトコトン付いて行きます。

カタルが何故、「腹を括った」と述べたか?

誰も未来図なんか、分からないのです。要するに「やるか、どうか」…の話です。一度、決めたらグダグダ言うな! 男なら、ドーンと構えて、やるだけの話です。グチャグチャ…女々しい言い訳はしません。

論理的なPER5倍程度は、いくら何でも…市場が容認すると考えています。10倍とは言いませんよ。そうしたら…川崎汽船だけで買っておけば…資産が、約…一株利益が4000円なら株価は4万円ですから5400円として7.4倍です。あらら…大変だ。今、持っている株だけで10億円台の資金が出来ます。やはり夢は大きくないと駄目です。

こんなことを書いて「討ち死」にしたエーザイの失敗を、とやかく…言わないでくださいね。最初から「博打」を覚悟して、臨んだ戦いです。だから理屈ではなく度胸なのです。後はケセラセラ…どうにかなるものです。毎日、連騰しているので…利益を抜いてどんどん株数が増えます。いや…ドンドンではありません。100株、200株ずつなので、チビ、チビです。それでもカタルのような貧乏人には、嬉しい悲鳴です。先ずは100株だけで良いから、買いましょう。

カタルは日経新聞の報道を見て、8月2日に最初は商船三井を100株、5930円で買ったのです。あの決断が、今の行動に繋がりました。先ずは100株だけで良いのです。夢を見て100株だけ買えば…商船三井の株価8440円の前に、数字の1の棒が付くなら…たった100株でも100万円のお小遣いになります。大変な金額ですよ。

先ずは…行動をしてから、またあとで…考えましょう。あくまでも、「一過性の利益」で、博打の可能性が高いのですが…リスクが大きいから、リターンが大きく狙えるとも言えます。それでは…本日も開運「祭り」でした。

カタルは8月中、同じことしか言っていません。本日の「メタバース」も重要なキーワードになりますから覚えておきましょう。また明日。



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