アーカイブ:2021年8月2日

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オリンピックの日本人の活躍を見ると楽しいですね。やはり日本が勝つのはうれしいものです。フェンシングのエペもフルーレも違いがよく分かりませんがメダルを獲得したときは興奮をしました。やはりサッカーです。ニュージーランドとの一戦は前半を見ると直ぐに得点できそうだったのに、なかなか点が決まりません。逆に後半戦は押されていたように思います。これではPK戦は、精神力の弱い日本人は負けるかな?…と思ってみていましたが、カタルの予想は見事に外れ…勝利しました。また楽しめます。うれしい限りです。

こちらの報道の中で…ニュージーランド監督が、お金のかけ方が違うという発言がありました。その通りでしょう。今回は金メダルを獲得するために普段より余計に予算がつけられたようです。選手強化のために、お金を使ったのです。これは…当たり前の話です。東大の合格率が高い家計の収入を見ると、明らかに裕福な高額所得者の方が教育も有利です。

カタルは…入院している病院の下のコンビニ行き雑誌を買ってきました。その中で「Newsweek」の特集記事に「モデルナの秘密」という見出しが目に入り買ってきました。モデルナのバンセルCEOの話が掲載されています。創業2年後にアストラゼネカから前払いで2億5000万ドルの資金提供を受けて…質の高い研究ができるようになったと言っています。そうしてコロナが今後4年から5年で実現したいと思っていたことを一気に加速させたと述べています。

お金は時代を進化させ、人間を更なる高みに引き上げてくれます。日本人に欠けているのは「モチベーション」であり…勇気でしょう。今回のオリンピック選手に対しSNSでの「誹謗中傷」のコメントが相次いでいる…と言います。もともと…メディア自身が先頭になって他人批判ばかりです。この風潮は「他人の不幸は蜜の味」という「妬み」と言うか…。貧しい日本人の心です。もっと「寛容な社会」を育成すべきなのです。

新聞もテレビも大げさな表現が増えています。

気象庁は50年に一度の大雨と言いますが、毎年のように起こっているのに…何が50年に一度なのでしょう。NHKでは「命の危険」という言葉が多用され、そんなに簡単に命が消えているとは思えません。コロナ感染も患者数は増えていますが…死者は、そんなに増えていません。メディアはもともと誇大表示する傾向がありますが、近年は殊更にオーバーだなぁ~と感じます。

何故、みんな悲観的な発想しかしないのでしょう。本当に…情けない風潮です。いつから日本人は「負け組」根性の人間に成り下がったのでしょう。オリンピック選手の活躍を見て、僕らも、彼らのように…頑張れば、何とかなる、努力をすれば、きっと成功できると思わないのでしょうか?

土曜日の日経新聞には商船三井の今期550円配当が載っています。この記事、なにか可笑しくないですか? まだ1Qの発表の段階です。いくら2Qが確定していても通期の数字を今からなんと3.7倍に増額修正をして3350億円にしたそうです。一株利益は2777円です。しかも配当は550円ですからね。株価は5650円だそうで…いくら市況関連とはいえ…割安に感じられます。如何に海運業というのが博打かわかります。

一方、こちらの記事を読んでください。コロナで落ち込んだ前年と比較して前年同期比で31.6%増の546万台を販売し…しかも初めての500万台の数字だと言います。トヨタは他社に比べ…半導体の調達が比較的うまくいき…群を抜いていました。その特需もあるのでしょうが…それにしてもこの数字。デンソーが1Qで893億円の黒字を計上し、従来の通期予想の3170億円から190億円も引き上げて3360億円にすると言います。尚且つ、1000億円の「自社株買い」を発表するのです。

たぶん…多くの市場関係者は馬鹿レベルですから、この意味が理解できません。自分が社長だったら、どういう形でコメントを出すか? これを考えないとなりません。

今はまだ1Qしか分かりません。さらに2Qの数字が確定しているわけではないのです。7月が終わったばかりです。つまり未来の見えない数字が4/12=033ですから60%以上も未確定の段階でこの大盤振る舞いです。余程…実体経済は改善してこのギャップが大きいのですね。しかし株価を見ると分かりますが、商船三井は5650円なのです。PERは僅か2倍程度なのです。

カタルは兼ねてから…内部留保が475兆円に達しているという話と総合すると…「イケイケどんどん」…の相場が急展開で訪れる可能性がチラチラ見えます。今のコロナ患者数の増加は人々の不安を誘い…強気の投資家は皆無に近いのです。メディアに洗脳されてはダメなのでしょう。日本の経営者がこの1Qの発表段階で株主を優遇するこのような発表をカタルの証券マン人生で見たことがありません。初めての体験です。日本の経営者は3Qが固まって…ようやく通期の数字を増額します。つまり実際には10か月の数字が分かって初めて…通期の数字を見直すのです。それなのに…今はたった4か月の数字しか見えないのに…この行動の意味を考えてください。

黒田総裁が量的緩和をして、マネタリーベースを増やしましたが、なかなか実社会のお金、つまりマネーストックが増えませんでした。ようやく…内部留保が満タンになり、これ以上利益を蓄積できません。だから日本の上場企業すべてが…通信のソフトバンク並みに…80%以上の株主還元をするのでしょう。さらに…設備投資は一気に高まります。今度はDXなどの前向きな投資にお金が回り…貨幣乗数効果が飛躍的に高まります。この意味をGPIFや海上、日本生命などの識者の機関投資家が理解できないとは…情けない限りです。

しかも…しかも…、日経平均株価は200日線を下回る状態で米国株と違い、既に日本株は乖離調整を完全に終えています。コロナの新規感染者数の増加でおびえる必要はないですね。トランプ大統領が使用した抗体カクテルの「ロナプリーブ」は早期認証され、無償化が決まっています。問題は「死者数」です。自分の頭で物事を考えて行動をしましょう。

本日はまだ寄り前なので…場の状況が分かりません。あとは退院した後場に家に戻り…場を見て多少、加筆します。無事退院です。それでは…また後で。

午後から加筆しようと思いましたが、あと少しいつものアップする時間まで20分ほどあるので相場を観ながら…進めます。本日、日経新聞を読んで「商船三井」(9104)を寄り値で買いました。先ずは100株しか買っていませんが、いつも有言実行のカタルはレポートで書く以上、必ず、行動をしています。通常なら寄り付きが6000円を大きく超えても仕方がないと思っていましたが、5930円で寄り付きました。

こういう現象は相場全般が弱いのですね。如何に日和見主義のイナゴ族が日本に多いか分かります。自分の頭で正常な判断が下せずに…ムードで人は動くのですね。「ロコンド」(3558)もそう思っています。意外に…大きくなるように思っています。問題は下値の確認ですからね。たぶん、かなりの確率で前回付けた1338円が底なのでしょう。

ただ直ぐに上がるかどうか…二番底を取りに行くケースもありますから分かりません。ただ底値圏であることは間違いなく…ノンビリやりましょう。無理をして高値を買わなくていいのです。シックHD(7335)連騰を続けていますから…下値があったら拾えばいいのです。カタルは790円から下値に買いを入れましたが、今のところは箸にも棒にも掛かりません。

そういえば…カタル銘柄のDXトリオに選んだ、「テクノスジャパン」(3666)が高く…アレ?…と思っていたら、案の定、決算を発表したのですね。此方です。この数字の出し方が一般的な会社ですよ。この1Qは14.5%の伸び率ですが…通期では6.7%の伸びだと予想しています。

だから一部上場の大きな「商船三井」(9104)や「デンソー」(6902)のこの態度が解せません。中間期でもなく…1Qでのこの数字です。こういう解説をすると…皆さんにも理解が進むと思います。内部留保の金額が475兆円の意味は様々な知識の下地がないと、このような現象と連想が出来ないのです。

故に…本当にまもなくイケイケどんどん相場が始まっても可笑しくないのです。コロナ患者がドンドン増え続け、再び低迷の恐怖がある中での…相場だと、ジャンジャン利食いや空売りが入ります。しかし世の中は金余り…そうして商船三井の数字を追えば…前期の一株利益が753円なのに…四季報の現在の予想筋は752円なのです。ところが、増額修正です。一株利益2797円ですよ。ただ…四季報の数字はおかしいね。6月21日既に商船三井は通期見通しを1755円に変えているのですね。そうして…更に今回増額したのです。

まったく…知らなかったのです。読者から海運株の問い合わせがありましたが、カタルの見方が間違っていました。これほど…相場が高騰しているとは…やはり目先は仕手戦になるかもしれません。ゴメンね。

コンテナ船と言えば…「川崎汽船」(9107)などもそうだと思うけれど…一度、調べてみる必要があります。ただもう完全な博打領域になります。相場と言うのは…意外高するものです。貧乏人ですから、もう100株だけこの原稿を読んだ皆さんと共に100株だけ買ってみますか…。後場寄りに…もう時間ですね。ここで本日のレポートはお終いです。後から加筆はしません。また明日。

本日のキーワードはこの時期に株主還元を含む強気予想を出す意味が非常に重要なのです。



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