アーカイブ:2021年8月25日

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本日の話題も「船株」を始めに、持ってきますか…。昨日の3社の比較では商船三井の上昇率が高く前日の6810円の引け値に対し4.99%の上昇で7150円でした。日本郵船は7620円に対し2.62%の上昇で7820円、川崎汽船は4795円に対し2.81%の上昇で4930円でした。

何故、今までは出遅れたと言うか…遅れて見えていた商船三井の人気が高まったかと言えば…外資系の推奨と配当のようです。そもそも商船三井が、株屋に人気が高いのは…「株主還元」など含めた会社側のこれまでの対応でしょう。決算発表でも、商船三井は7月30日に発表していますが、日本郵船や川崎汽船は8月4日です。このような違いもあります。故に先行して株価が動いたので…この「揉み合い」場面を、いち早く抜ける可能性があります。

それに総合力では「郵船」にゆとりがありますが…一株利益では、商船三井の方が高まる可能性があります。この点だけ見れば…川崎汽船が一番ですが、川崎汽船は3月期末で単体での利益余剰金が347億円のマイナスですから…中間配当は、見送る公算が高いのです。でも変化率の観点では、川崎汽船に軍配が上がります。

「激変」と言う意味では、川崎汽船の変化率が一番です。この3社を比較すると投資判断は難しいですね。一般的には低位株の方が変化は大きく、効率が高いとも思われますが…この判断が難しいのです。

一方、紹介したインデックスファンドの株式組み入れでは…時価総額の大きな日本郵船に海外投資家の目は集まります。

3兆円の時価総額を株価に直すと…日本郵船の発行済み株式総数は1億7005万5千株ですから、株価に直すと17641円です。商船三井は1億2062万8千株だから…株価では24869円です。そうして川崎汽船の発行済み株式総数は少なく…僅かに9393万8千株なので株価で31935円になります。それぞれの変化率を観ると…日本郵船の昨日の株価は7820円ですから17641/7820₌2.25倍、商船三井は24869/7150₌3.47倍、そうして川崎汽船は、なんと…31935/4930=6.47倍にもなります。

果たして、そんな馬鹿な話が通用するのでしょうか?

そこで…今朝のニュースで、こちらの報道がありました。デンマークのA.P.モラー・マースクがコンテナ船の建造に乗り出している記事です。この8隻は2024年までに引き渡しだそうです。約3年かかります。一隻当たり1億7500万ドルだから、192億円程度ですね。それを8隻も発注します。1500億円を超える大型投資です。

三光汽船の相場の時は、この契約した船の価値が上がる「含み利益」を材料にして、株式市場では、株価を持ち上げました。面白いでしょう。

そもそも…カタルが1週間説の休みしか…考えなかったのには訳があります。週足の陰線が「1本」と言う意味です。休んでも2週間と思っていましたが、先週末の動きではその可能性もありましたが…月曜日の動きを見てやはり1本だな…と思っています。理由はこの変化を市場が織り込むには…9月の時点で株価が「ストップ高」をするような「大賑わい」を示さないとならないからです。何故なら…この企業業績を、株価に織り込む時間が足りません。だから何処かで株価が飛ぶと思っています。

本日も寄り値で、昨日同様に商船三井を500株、そうして川崎汽船を500株買いに行っています。実は昨日は後場から、もう500株だけ川崎汽船を追加で買いました。

本当に考えてみると…カタルは、毎日、船株を買っています。

カタルは、もう「腹を括った」からです。トコトン…相場に付いて行こうと決めました。誰も先の事など分かりませんが…自分がどうするか…。自分で決断をして、その決めた責任は自分の責任です。エーザイで敗れたのも、ロコンドもそうですが、みんな…その決断をした自分の責任です。仕方ありません。

カタルは常に可能性に賭け…「夢見る乙女」ではなく…オヤジです。もう…どうにも止まらない…と述べて、山本リンダ状態だと、ずっと…言い続けています。

決算を受けてからの…この「揉み合い場面」を、一番、最初に抜けるのは…商船三井かも知れません。後は出来高面でどうか…という事です。

この水準を抜けるのには「エネルギー」が必要です。でもセオリー通りの動きに見えます。昨日相場を観ていたら…コロナで「酸素」が必要という事で「東邦アセチレン」(4093)が連続で「ストップ高」をしていました。酸素が必要と言う分かりやすいテーマで、目先筋が集まったものです。ですが…このようなババ抜きの博打より、海運株の方が筋は通っています。こんな事例を観ると…哀しく思います。お持ちの方は…株を売るべきです。

今、海運株は下げてきました。日本郵船は7670円を付けて8月23日の高値を割れました。しかし商船三井は6890円です。川崎汽船は4810円です。川崎汽船は4820円まで入りましたが…どうでしょう。仕方なく4810円の指値買いを「成り行き」に変えます。ハイ、今もう500株追加しました。こでは川崎汽船は、昨日と同様に1000株買い乗せしました。

商船三井は500株だけですが…。カタルはいつも果敢に自説に賭けて…行動をします。グダグダ言わない…やると決めたら、「馬鹿一直線」です。どうせ…人生は短い命、世の中は何とかなります。たとえ破産を迎えても、立ち直ることは出来ます。大した問題ではありません。お金なんか…どうにか、なるものでしょう。

仮に今月を切り抜けられるなら…追証で準備したお金は、かみさんに返却します。

追証の元凶だった「ロコンド」(3558)も立ち直る可能性もあります。最近は現物株比率が高まり…80%台が並びます。つまり何もなければ、この程度の信用残の信用決算程度なら、市場で「消化される」ことを意味しています。自分でデータを調べてみると分かります。8月になってから、僅か3日しか70%台に落ちていません。

今、株を買っている投資家は、目先筋ではなく…中長期の投資家なのでしょう。因みにエーザイも同じですよ。

しかし…海運株は違います。目先筋の参加で大賑わいです。それでも商船三井は、まだ70%台も現物比率があります。川崎汽船は60%台です。故に個人投資家に人気が高いのは川崎汽船だという事でしょう。このデータを観ると「船株」は、意外に…株を買っている筋が少ないのかもしれません。

これは最近、見始めたデータですから…カタルのキャリアは積まれてなく、この見方の価値観の程度は、低いのでしょう。何れ、時間の経過で…このデータの把握にも「磨き」がかかるでしょう。つまりデータを取り始めても…自分のものにするためには、それ相当の時間が必要だという事です。

でもエーザイはショックだったのです。本当にカタルは、既に日本株式市場は「名目時代入り」したものだと考えていました。しかしコロナのデルタ株やオリンピック反対、菅政権の支持率低下など…揺り戻しと言うか…。実質経済派閥の逆襲と言うか…。粘り強い抵抗があります。

なかなか日本と言う国は、難しい国ですね。まぁ共産党政権の中国も、今、その価値観に揺れています。しかし…罠に嵌まる前に「行動規制」をかけた辺り…を観ると、なかなか中国人と言うのも…優秀です。簡単に「債務の罠」と言うか…。溺れません。

日本の指導者と中国の指導者の「資質」の違いです。ですが…上海総合株価指数は、高値を抜けていません。まぁ、日本ほど長くありませんが…。

そうか…。

ここで昨日の出来高は段々減っていくと言う理由ですが…カタルのような連中が増えると、市場に出回る株(浮動株率)が徐々に吸い上げられます。場合によれば…この玉の「吸い上げ作業」は来年前半まで行われ…春も継続する可能性がないとは言えません。

この辺りはデルタ株の流行や、各国の政策に影響を受けます。米国では超大型の財政出動の予算が通過している様子が報道されています。微妙です。先は現時点では見えません。だから面白いのでしょう。株価の上昇期間が長くなると…だんだん信者が増えて…玉が沈んでいきますから、株価の上昇スピードが速くなっていきます。

その実例をITバブル以外でも観ることが出来ますが、長くなりますから…今日はここまでにしてします。この解説は、明日にしましょう。それより大切な報道が此方です。この報道の価値観が読者の皆さんに分かりますか?

皆さんは、こういう記事を読んで、直ぐにピン…と反応しなければなりません。

カタルはこの報道の意味を直ぐに理解しました。カタルレポートの大切なところは、銘柄の推奨ではなく…考え方の「道筋」です。皆さんは、こういう報道の価値観を軽視しますが、この流れが、日立の子会社売却に現れ…野村証券が野村総研を売ってまで自社株買いをした行動と、同じ流れだという事に、カタルが指摘する前に、自分自身で気付かないとなりません。

「市場の整合性」を理解するという事は、こういう報道を見て、カタルのような着想が出来るかどうかなのです。

カタルが歩合給の世界で、伊達に1億円プレイヤーに成れたわけではないのです。このような発想の積み重ねが、数々のヒット株を生み出す原動力なのです。本当は、これも宿題にして…皆さんに考える時間を与えましょうか? 皆さんは自己研鑽をしませんからね。目先の株価動向だけを見て…ワイワイガヤガヤ言うだけです。悲しい日本人の資質です。株価が何年も高値を抜けない事実は、日本人の劣化です。

メディアが、あの程度の報道を繰り返すのですから…カタルは先日の「110番通報」で、日本の実態に触れています。

だから振り込め詐欺に加担するような輩が、いっぱい居るのでしょう。情けないレベルです。同じ犯罪なら、堂々と地面師のように…あれは積水ハウスでしたかね。馬鹿が詐欺引っ掛かりました。トヨタと言う会社を騙すような…大掛かりな犯罪なら分からないでもないけれど、ぼけ老人のような社会的弱者を騙すなんて…カスです。犯罪を推奨している訳ではありませんよ。ソフトバンクの孫氏のような…法螺の方が面白いのです。

川崎汽船が反発してきました。今は4980円です。4950-4980-4820-4980=1496200(9:54)です。商船三井は7250-7260-7010-7240=1926200(9:55)日本郵船は7890-7920-7670-7920₌3165000(9:55)ですね。何れも…あまり出来高は膨らんでいません。やはり高値を抜ける動きに見えます。果たしてどうでしょう。

もうスペースがなく…デンソーの記事の本当の意味は、明日、また述べます。明日は、そんなに多く解説するスペースがあるかな? まぁ…ITバブルのソフトバンク以外のケースの紹介とデンソーの記事です。二つの課題です。このデンソーの報道は、非常に重要な価値があるので…読者の人はじっくり読んで、カタルが、明日、なにを語るか…一日考えてみてください。それでは…また明日。

早く日経平均株価が3万円を付けると良いですね。ソフトバンクは反発しています。それでは…本日はこの辺で



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