アーカイブ:2021年11月

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昨日の野村証券の500円割れの背景は「野村が15日に開示した7~9月期の四半期報告書によると、同日時点で訴訟などによる負債に計上した引当金額を上回って「合理的に発生する可能性のある最大損失額の合計は約940億円」という。8月16日に開示した4~6月期の四半期報告書では約680億円としていた。市場からは「費用計上などを巡る懸念が払拭されたとは言い難く、株価反転の機運は乏しい」(国内銀行)との声が聞かれる。」という事らしいですね。

野村の永井、奥田ラインと言うのは、今一…信頼性が欠けるように感じています。

どうしてそう感じるかと言えば…アルケゴスの損失が期末ギリギリに発生して、損失が分かっているのに、通常は前期に損失を付けるのが普通のやり方です。損金が確定してない為かも知れませんが、今期に前期の損失を持ち込んだからです。通常、僕らの感覚は、損失額は大まかでも良いです。多めに積んで…過去は、過去と割り切って前を向いて生きます。潔さがないと言うか…あとの時間に、仕事を持ち越す感覚が問題です。これが嫌いです。カタルの性格に合いません。野村証券自体、1000億円程度の金額は大した額ではなく気にすることはありません。

この経営姿勢の問題の方が、重要に思えます。しかし…まだ観察して日が浅いのです。だから奥田さんの評価は、まだ出来ませんが疑問符が付くかもしれません。「企業は人なり」です。果たしてどうでしょう。

カタルの「雪だるま」口座は525円で5000株を損切り、その後2000株を外して耐えていましたが、本日、追加で3000株を売り合計で4万株に減りました。トホホです。買いたいときに…売るのですから。

本日は、追加の「日本製鉄」(5401)が1000株買えました。何故、安いのか? その理由が分かりませんが、需給バランスが悪いから…チャートはまだ下を向いています。

その代わり…「ロコンド」(3558)が上昇しており…久しぶりに利食いが出来ました。何故、高いのでしょう。でも昨日…下げてからの「買い気配」で上がって来たのは、セオリー通りの展開です。通常は一度、下を叩いてから…このように上を買うものです。この連中に力がるなら面白いのですがどうでしょう。

最近は、この手の株が人気になっています。本日も「シンバイオ」(4582)に「ホットリンク」(3680)は高く…「エンバイオ」(6092)も確りしています。おまけにカタルのお気に入りの「ファインデックス」(3649)も高いのです。シンバイオは観察銘柄で、会員レポート銘柄に掲げてなかったと思いますが、他は会員向けの参考銘柄です。一般の読者の方も、毎日、このレポートを読んでいると、新しい会社名が出てくると思います。

そうしたら、カタルが何故…その会社をレポートで採り上げているか? 

その背景を自分の頭で考えると良いと思います。いよいよ…来ました。川崎汽船が4700円を割れました。ハイ、今4680円で200株を買いました。先日の安値は、確か…4660円です。危ないですね。でもチャートは割れるのかもしれませんが…出来るなら割れない方が良いと思っています。でも日本郵船は7240円と…まだ余裕があります。商船三井は6180円だから、先の安値を割れました。本日は6150円です。やはり…日本郵船が一番強いですね。

それでは、もう500株を買ってみます。ハイ、4635円で500株のお買い上げです。川崎汽船の200日線は3794円です。あと1000円ほどあります。

空売り派にとっては…「格好の獲物」です。今日は断続的に買っており4750円でも1000株を買ったほどです。この形もあり得るか?…と思っていましたが、昨日は強気に4950円でも…更に買い増しをしたので、またやられました。また1000万も飛ばすことになりそうです。トホホ…今年の利益は消えそうです。

基本的にロコンドのケースもそうですが…仕掛けだとすれば、こういうパターンはあり得ます。叩くだけ、叩いて…下値を確かめてから、上を買います。

カタルがクリスマス説を採用したのは、時間軸の関係でみんなの読みは間違っていると言う仮説です。多くの一般的な海運株の観方は「一過性の利益」で、年内にも相場が崩れると言う見方です。長くても来年の中国の旧正月の「春節」説が一般化しています。来年は2月1日です。

でも…カタルは来年の7月の米国港湾労働者のストライキの頃まで…相場が延長されるかもしれないと思っている自分が、心の中で居ます。そうすると…日本郵船の「自社株買い」の発表が、切っ掛けになるかもしれないと言うパターンを考えています。

だから時間軸をずらしたのです。もし…この仮説が正しいなら、今回の下げが最後の買い場になります。何処まで…下がるか分かりませんが…このパターンもアリなのです。今の川船の株価は4905-4945-4595-4630=2138000(9:49)です。それでは…この仮説で、もう500株だけ買ってみます。ハイ、4635円で500株のお買い上げです。先ほどの同じ株価です。

やはりカタルの心は、この手の株に弱いですね。「ホットリンク」も上がって来ました。894円を付けました。なんと85円高です。利食いをしてみたけれど…ロコンドも上がるかもしれませんね。果たして…どうでしょう。

船は危ない可能性がありますから…皆さんは「遊び」程度にしておかれると良いのでしょう。難しい読みです。まだ分からないのです。

でもこのクリスマスの頃に、船が賑わうと、既に「一過性の利益」の道理が通りません。インフレ観測と同じ理屈です。今、ホットリンクなどを買って居る種族は、目先の種族です。たぶん…船を損切りして…そっちに向かっています。

だから船株の値動きは一層、弱くなっています。ただ…あの株数は、通常、売れるものではありません。例の村上ファンドの玉です。カタルは、既に買収価格なので…日本郵船との統合を狙うアイディアも浮上していると思っています。もう小さな会社で戦うレベルではありません。ハッキリ言って…日本郵船も小さく、商船三井を合わせて…3社一緒になるべきだろうと思っています。

さて船株の話は、これでお終いです。カタルには不可解な現象が沢山あります。この整合性を、どう考えるべきか? 半導体株などは国際ルールの株価です。米国株と遜色はなく…正当以上の評価でしょう。何しろPERは100倍です。エレクトロンでも…いくら受注残があっても、かなりの好評価でしょう。

しかし逆に重厚長大の日本製鉄も、船株もいくら市況産業とは言え…あまりに低い評価に見えます。この差は、東京機械などの論理外の「日本は異質だ」と言う概念があるのでしょう。なかなか…「三菱UFJ」なども、正統な評価を得られません。

バンカメ(BAC)の月足推移

JPモルガンと比較すると分かります。しかしバンカメも、もう少しで50ドル復帰ですからね。新生銀行がどうなるか…。村社会論理は難しいのです。

岸田政権は、また「金融所得課税の復活」です。折角、福岡10区の山本幸三を落としたのに…この意味を理解できない総理のレベルなのでしょう。やはり…見えてないでしょう。

日本と言う国は、大変な時代です。しかし、ようやく日経新聞の一面には、外国人就労の無期限認可です。どんどん…日本は人が足りなくなります。この報道は良いですね。日本復活に繋がります。基本は此処でしょう。

日本人自らが、早く…考え方を変えねばなりません。

もう我慢がききません。仕方がない最後の三菱UFJを1万株売り、残りのロコンドも利食いをして…川船をもう1000株だけ買ってみます。ハイ…4585円でお買い上げです。また病気が始まりました。頭の中では、少し…早いと思っています。本当は来月に入ってから買うべきでしょうが…困った性格です。やはり不可解な印象が消えないのです。

日本製鉄も同じような感覚になって来ました。ですが…カタルには、もう余力がありません。

日本郵船は7150円です。全く動じません。やはり臨時の会員レポートで書いたような…ONEの利益を配当額で考える解釈が正しいのかもしれません。利益ではなく配当で考えるなら、本日の商船三井と、川船の株価は上がってからの安値を更新した事実も。納得できる解釈になります。しかし日本郵船は7000円をまだ割れていませんからね。

一応、船株は200日線ラインまで覚悟されれば良いのでしょう。たぶん…その手前で、反転して相場になると思っていますが、新高値を取る為には、クリスマス後の運賃相場を確認しないとなりませんから…この年末年始の何処かで…先が見えるようになります。

先ほど、語った来年の夏の相場説は、可能性の話で…今の相場は、もう完全に終わっているパターンを、チャートは示唆しています。好業績で株価が下がるパターンを買う行動は「自殺行為」に等しいのです。それが市場原理です。

ただ…もし別のシナリオがあるなら、ロコンドのように大幅に下げてからの反発がセオリーです。だから…この下げが「買い場」かもしれません。ですが…非常に危険ですから「遊び」程度にされて、実際に高値になって強弱感がさらに対立して…「仕手化」状態(空売りが増える現象)になってから、「遊び」で参戦されるのが良いのでしょう。あくまでも「遊び」です。

野村証券を心配される方が居られるでしょうが、こんな株は配当利回り株ですから、追証にならない限り…ノンビリ対処をしましょう。仮に追加の損失があっても…心配いりません。今度は、スッキリ…と、株価は上昇します。三菱UFJもまったく…心配はありません。

村田製作(6981)の日足推移

ここに来て「村田製作」(6981)に「底入れ感」が生まれ始めています。再び5桁を目指す動きに見えます。「ソニー」(6758)は、既に半導体と同じく外人投資家は好評価しています。様々な銘柄を掲げていますから…自分の性格や力量の合った銘柄を選択してください。

海運株などに、「意地は禁物」です。自分の力量配分を守りましょう。これが最優先です。カタルは、まだトータルでは損にならないから、ここでも冒険をしています。ですが…他の口座は既に赤字です。ロコンドの為です。「意地は張らない」…追証ならお金はあったとしても、先ずは…「適度の水準まで持ち株を下げましょう。」それが肝心です。

ホットリンク(3680)の日足推移

もう全体の相場は、上昇を始めています。明らかに物色の選択肢が広がっています。ホットリンクのような株が人気になるのが…その証拠です。この株はカタルの会員レポート銘柄で、7月25日に632円で推奨をしています。自分が、どんな選択をしようが自由なのです。あとは自分自身が決めることです。

本来のチャート上の解釈では…船は安値を更新したので…通常は「投げ」場面です。しかし…カタルの「心のモヤモヤ」が消えないから、カタルは自分の力量内で、本日は2000株かな? 3000株かな? 買っています。カタルにしては「分不相応な博打」です。ですが…この性格ですからね。仕方ありません。

それでは…また明日。

決して無理をしないように…カタルにメールで相談をされても無駄です。メールで相談されるという事は、既に自分にとって、「過大な持ち株」だと言う証だから…気持ちの負担にならない少額まで…自分の「持ち株」水準を落とすべきでしょう。それが、非情のようですが…投資の世界の話です。それでは乱高下の相場を楽しみましょう。



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