カタルは…ウッカリしていました。此方の記事を見逃していました。この「米連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード理事は先週ホワイトハウスを訪れた際に、FRB議長の職について聞き取りを受けたと、事情に詳しい関係者が明らかにした。」と言う記事が、たぶん米国国債金利に反映され…為替は円高に振れたのでしょう。
勿論、BOE(イングランド銀行)の利上げ後退も影響します。故に、ほんの…少しだけ時間軸が横ずれしたのでしょう。(ブレイナード理事が次期FRB総裁説もあります。彼女の性格は此方です。)
しかし…基本路線は「此方の記事」のような展開だろうと思っています。基本は昨年末の相場展開ですね。カタルは野村証券を推奨し…500円台から700円台に駆け上がった相場です。
読者から「三菱UFJ」(8306)などは、カタルらしくないと言うメールを頂きました。本当にそうですね。カタルの狙いはワンタッチです。基本は船を買いたいのですが…時間軸の関係で、相場のスタートが延びたと思っています。この「クリスマス説を解説しろ!」と言うメールも頂きました。たんに時間軸の話です。
皆さんは、自分の持ち株の運用金額が少ないから…簡単に物事を考えます。しかし…運用金額が大きくなると、時間を掛けないと株も集まらないし…処理も効きません。自己中心的にあまり物事を考えないことが大切です。「市場の整合性」の話は、そういう事です。
冒頭のFRB議長選出の話が、世界金融に微妙な影響を与え株価が動きます。しかし…昨日の三菱UFJの下げ方は驚きました。幸い「ロコンド」(3558)の買いも頭の中であり…実際に、昨日も本日も買っています。だから昨日は3万株に留めました。所詮、遊びだから…ね。相場の成り立ちを見るために、実験を続けているだけの話です。
この船株のクリスマス説に絡みますが…船株は下がりませんから安心して良いのです。でも直ぐに株価は上がらない…と言うだけの話です。9月末からの「爆下げ」をイメージしていたら…これは間違いですよ。グダグダ相場と言うのは「横ばい相場」のイメージです。こんな解説で良いですか? 三菱UFJも単に思惑です。ソフトバンクと同じようなものです。
そんな事より、基本路線を…確りイメージしてください。
株価の動きは、あまりに短絡的で…昨日の三菱UFJには驚きました。たぶん「機が熟している」のかもしれません。あの程度の買い物で…いきなり645円から始まりました。だから…売ったのかもしれません。このような展開は、意外に期待できるかもしれません。
「BASE」(4477)もそうですが…「アンジェスMG」(4563)はひどいですね。
昨年のコロナ禍の時に、カタルは批判していました。こんな展開です。こんな動きを、見ているから…ロコンドも「投げ」の展開になります。でもたぶん…この下げが買い場だろうと思っています。でも時間軸はチンタラです。皆さんが期待をする値動きではありません。
博打好みは、此方でしょう。「Jトラスト」(8508)です。
カタルは値動きを追っているのですが…何故、この時期にこんな展開になっているのか…まったく解せないのです。いくつかの焦点があり、最近はしばらく離れている為に、あまりよく見ていません。でも不思議でしょう。この信用買い残が、何故、こんなに増えているのでしょう。1000万も買っているのです。誰が買うのでしょう。それも上値を追って買っているのです。12日が、確か…決算発表です。この時期に発表になるのか…それとも、もう少し後なのか?
あの時のCBは確か200億円だと思いましたが…違うのかな? 調べたら…2016年8月2日のプレスで135億円のCBを受けていました。これかな? カタルの記憶間違いかな?それとも…もう一本あるのかどうか…。これか…又は韓国やモンゴル金融の売却代金かな? カタルは大規模な自社株買いの発表かな?…とも推察しています。インドネシアは、ようやく軌道に乗ります。
もともと…カタルがJトラストを選択したバックボーンは「アジア圏の躍進」です。ここに…低株価の「イッコー」(JTトラストの前身)時代の相場がイメージされています。たかが20円か30円程度のボロ会社が4000円台の株価になり…藤澤氏は、あちら側に旅立ちました。かれは確か…東大の医学部出身だったように記憶しています。頭は良いのでしょう。
相場と言うのは、経営者の「資質」がものを言います。ロコンドの田中君はマズマズだろうと思っています。此方の報道です。カタルも最近まで知らなかったのです。最初は笑い話ですが…爆走するんじゃないか?…と思ったほどです。ですが…よく読むと、たかが7億円ですからね。しかし…されど7億です。田中君の数字への拘りを、この発表で感じました。ロコンドの話はこの程度にします。
もう一つ、最近、気になっているのが「E」と言う会社です。この会社はひょっとすると、ここから更に…立ち上がるかも知れません。会員の方は6月13日号で627円の時に推奨をしています。最近、この株は900円台を付けました。これは過小資本銘柄だから…イニシャルにしていますが…チャートだけ付けておきましょう。
先日も話しましたが…最近は「新日本科学」(2395)のような個人好みの成功事例が生まれ始めています。だからこのEも、Jトラストも…可能性が出てきました。
これまではBASEやアンジェスMGのようなものばかりでした。つまり…外部環境が悪いと「一人相撲」になり、売り物を全部、買わなくてはなりません。しかし新日本科学は、たぶん…演出を交えているのでしょうが…通用するのです。だから…挑む奴がいても可笑しくありません。アララ…船株が元気になって来ました。
もともと「わだかまり」を抱えたまま…「市場の整合性」の観点から相場観を修正しました。こいつが動くと心が疼きます。困った性格ですよ。全く…。強引に封印をしたのに…まぁ、良いか。
カタルは強引に封印をして、時間軸を伸ばしたけれど…このまま船株が上がるなら、当初の一般論の仮説である「演出」の可能性があります。でも…下落率と今回の下げ11月5日の動きが、納得できない。でも辛うじて4660円を死守しているから、演出の可能性も捨てがたいのです。故にクリスマスの時間軸にしました。判断が難しいけれど…色んな考え方があります。
冒頭にリンクした「バリュー株」投資、つまりバフェットの商社株や最近ではカタル銘柄の「石油制限開発」(1662)もそうです。この路線は、船株も同じ仲間で…三菱UFJや野村も同じ仲間です。
要するに…市場の選択の関係を見て、時代の変化に合わせた事象などを噛み合わせて…未来の相場を考える訳です。
実際に買ってみないと投資家の気持ちは分かりません。机上論では意味がありません。批判したくないが、慶応の大学教授はテスラを高すぎると批判していました。それじゃ…テスラを空売りすれば良いです。何しろ元財務官僚で東大だから、英語ぐらい得意でしょう。最近、彼は日本株の暴落説を述べていました。
日本の評論家なんか…みんなその程度、自分で実践もしないで、偉そうにゴタクを並べるだけです。
カタルは負けても…常に「実践を通じて」本物を目指します。今回の船株を外した損金は、軽く1000万を超えています。たぶん1500万前後でしょう。仕方ない。カタル自身の力量が、これ以上のリスクを負えなかったのです。ただそれだけの話です。
如何に…「分相応の対応」が大切か実感した次第です。今のカタルにとって100万程度の金額は苦になりませんが…やはり1000万単位は、許容できない水準です。このレベルを早く「億単位」に上げないと、次のステップに進めません。早く…早く…もう限られた時間です。
しかし…たかが10万円の給付程度で、妥協の産物の村論理が演じられ…本来の狙いが掠れます。岸田政権の器は狭いですね。米国のインフラ投資は1兆ドル、つまり110兆円規模で…これに続く大型の歳出・歳入法案は1兆7500億ドルのなのです。
本当に…日本人と言うのは、玉が小さい奴ばかりが上に居ます。情けない限りです。ここで…矢野財務事務次官に反論をした、浜田さんの主張を掲げておきます。だから、たぶん…もうスタートしています。今日も安い「野村証券」ですが…心配はサラサラ要りません。ただ…自分の力量配分だけ心得ましょう。
そんな訳で…本日は読者からのメールを回答にさせて頂き…相場の変化を実感している次第です。EもJトラストも決算は週末です。三菱UFJは15日の月曜日です。それでは…また明日。