アーカイブ:2021年11月

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日経新聞の市況欄に6日間連続で100銘柄以上が「新安値」を更新していると述べられています。この時期はファンドの銘柄の入れ替えもあり、年末が近づくので「損出し」の売りも重なるのかもしれません。でもまだ早いはずです。たぶん…期日対応でしょう。

「自社株買い」報道の後も株価が伸びないケースが多いようです。カタルは最近ソフトバンクを買い、本日も6600円で500株だけ買いましたが…まだ株価は止まりません。先日の安値は6445円で…これを下抜ける可能性も否定はできません。

前回はコロナ禍前に、自社株買いを発表し…それからコロナ騒動があり、大幅安したところを、僕らは買いました。結構、儲かりましたね。基本は、なかなか…人気株が育ちません。確かに…株価上昇の銘柄はあるのですが…市場人気をリードするような銘柄ではないのかもしれません。「新日本科学」(2395)などは、かなり「空売り」が入っており注目されますが、どうでしょう。でも小型株では市場をリードすることは出来ません。

また船株が安くなってきました。評価が割れるのでしょう。

エーザイ(4523)の日足推移

日本郵船は7150円と7000円が次の壁です。でも本日は売られ過ぎでしょう。全ての銘柄が信用の期日が重なっているのでしょう。カタルは、もともと駄目相場だと述べて…仕方なくエーザイを選択した時から…6か月が経過します。あのニュースは6月の初めです。その信用の期日は、12月ですから…11月の今は、どうしてもこの期日対応になります。

業績の良し悪しではなく…「需給バランス」で全ての株が売られている印象です。

株と言うのは方向転換をする時は、膨大な「エネルギー」が必要になります。ソフトバンクが6500円を割れました。次は6445円です。1兆円の自社株買いは「環境悪」を跳ね退ける…と思っています。しかし時間軸は長期ではなく短期のイメージです。

だから…やるとすれば、この下げを買って置き、上値になったら欲を言わずに、売る事でしょう。この「アリババ」を代表する中国株の行方は注目されます。本当に…「上場廃止」説があるような背景まで…習近平が強行するのかどうか? 意見が割れます。

ここで先進的な考え方のキャシー・ウッド(アーク・インベストメント・マネジメント創業者)の考え方を、もう一つ紹介します。彼女の考え方は参考になりますよ。彼女は何しろ…テスラで大成功を収めた実力者です。今は駄目ですよ。資金を引き上げられています。でも新しい時代に賭ける姿は、今の米国人の先進的な行動です。

彼女は今でもAIを含むDX投資が世界を変えると述べており、デフレを懸念する程です。この発想は、十分に理解できます。AIは人が働く場所を奪うのです。これから自動運転になり運送業も効率化が進みます。人間の働く場が、どんどん消え…カタルは「ベーシックインカム」の世界を考えており、未来の人間の価値観は、大きく変化して「文化の香り」説を述べています。独創的なものが…人類の憧れになります。基準は「心を揺さぶる」商品です。

芸術の世界です。絵画の人や音楽の人、ゲームの人など様々な価値観があります。要するに「楽しい時間を過ごすため」にお金を払うのです。人間の生活基準は、先ずは「衣・食・住」が基本です。でも既に多くの人は、この基準をクリアして…新しい世界に入ります。先進国のステージアップを考えると…AIが進展して人間の価値観は、「時間を楽しむ」方向性に変わります。

フェースブックが「メタバース」の世界に移行する現実を考えると分かります。

ソーシャルネットワーク大手の フェースブック は2014年3月25日に仮想現実(VR)ヘッドセットメーカーの 「Oculus VR」社 を4億ドルの現金と2,310万ドル相当の株式(評価額16億ドル)で買収したのです。新しい時代の扉が、開くのでしょう。社名を変更したことで、その意義が分かります。この未来図の時代背景が進行していますから…新しい「時代の流れ」をキャシー・ウッド女史の言動から学べます。

この発想は、今回のインフレ動向を観察するうえでも重要です。衛星で「船の待機状況」などが、手に取るように分かる現実社会です。今回の物流問題は奥が深く…単純に船の運賃がどうのこうの…と断言できません。

皆さんの多くは、2023年には物流機能が正常化する…と「前の時代」を前提に物事を考えています。しかし現実は、進化を遂げており、この「先入観」が正しいかどうか…を疑う必要があります。仮に前提条件が間違っていたら、船株の評価は大きく変わり…株価は此処から5倍から10倍になっても不思議ではありません。

皆さんは、自分の「自己概念が正しい」と思って行動をしていますが…時代は過去の時代の踏襲ではなく、常に変化をしています。

故に象徴的な現象、例えばテスラの評価が、何故、このような現象が生まれたか? 常に考える必要があります。既存で言い古された発想など…間違っていることが多いのです。自分の先入観を持たずに、相場を丹念に観察しましょう。カタルは「自身の仮説」を信じて、行動をしていますが…常に自分の相場観を変化させています。

何故、批判的だった「BASE」(4477)の動きに最近は関心を払っているか?

上場当初、あまりの馬鹿高値だった「サーバーダイン」(7779)もそうです。最近は観察しています。更に…まだまだ高過ぎますが…「QDレザー」(6613)なんかも…見ています。

船株も、ある仮説があります。皆さんの関心は此方かな?

カタルの「クリスマス説」では、今の株価が買い場です。でも、だからこそ…。日本郵船はまだ下値を割れていませんが、商船三井と川船のチャートは安値を割ったので、この仮説にも疑念が生まれています。

でもまだカタルは「復活説」を、かなりのフェートで信じています。だから本日も買っています。ソフトバンクの下値は6451円です。先日の安値は6445円ですから…今のところは二番底の可能性があります。

注目されるロコンドもそうです。先日は確か…1165円です。本日の安値は1168円です。まぁ割れるかもしれませんが…「売り圧力」は弱まっているのでしょう。

ロコンドとBASEの比較推移

先ほどカタルは4000株ほど成り行きで売ってみました。そうして1180円を1000株、買い直しました。力があるなら…冒険をしてみる株価位置です。カタルは田中君の経営力を疑っていません。だからBASEと株価を比較すると分かると思います。時間軸を何処で設定するか? あの5年間平均の25%増収の実績が、眉唾だと思ってはいません。だから継続して手掛けます。

でもBASEは完全に「フロック」の可能性は高いのです。しかし彼の経費の使い方に魅力を感じています。成長への意欲です。通常は、売り上げの更なる増加を追いません。グリーの田中君も「守り」に入りました。ここに来て株価が弱い原因の一つに掲げられるユニクロの目標が、今期は手堅い目標に変化したのを、嫌気する声があります。背伸びをすると一時的にしゃがむ時期を経るのが、正常な成長過程にもよく見られる現象です。時間軸は間違えたけれど…、やはりまだ応援をしています。

アララ…ソフトバンクが割れました。6418円です。仕方がない…先ほど6600円で500株を買ったけれど、投げるかな? 今、6800円前後で買った分を投げました。短期投資の失敗です。割れないと思っていましたが駄目です。

6月の期日の影響もあるのでしょう。こうなると…窓埋めも覚悟をしなくてはならないかもしれません。今日はロコンドとソフトバンクで、また50万円ほどの損失です。コンチクショウ! 船は買い場だと思っていますが…ヘッジをする必要があるかな? どうも…先物からの「売り圧力」がまだ強いように感じています。

最近はアルゴですから…なかなか売り圧力が軽減させるのが大変です。何か…リードする株が必要ですが、日本製鉄も1800円を割れ、三菱UFJも625円で野村も492円です。

駄目ですね。後場からムードを変えることが出来るかどうか…。全体は650円ほど安いようです。これじゃ…どの株もそうですが下値の関門も、意味がないのでしょう。

仕方がない…。折角マインドが変化しそうだったのに、少しの「追い風」もありません。俺が株価を支えると言う意欲のある投資家はいなくなり…皆、追随型の人間ばかりに見えます。「鉄板型」だと思う株も…みんな弱い動きです。

でもこれから一年で…一番、儲かる「アノマリー」もあり…。まぁ、そんなに心配することもないでしょう。ですが…無理をしないことです。追証の人は、自分の相場観に「拘り」を持たずに、ポジションを軽くして…時間を置くと良いですね。

ですが…本日は期日の週末ですから目先は買い場だと思っています。カタルはソフトバンクに川船を買ってみようと思っています。上手く行くかどうか…それでは、また明日。

証券マンの人は、引っ掛かったと思っている株を、新しい株に「切り替える」チャンスです。望みのある株に、同じ損ですから…入れ替えます。カタルの場合は、こういう全体の下落を利用して方針転換を図っていました。まぁ、あくまでも顧客優先です。新しい旅立ちの前のガラの場面です。それでは…また明日。



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