アーカイブ:2021年11月

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日本人は兎に角…自主的に行動するのが苦手なようです。他人に追随することは逆に得意です。良くサラリーマン時代、仲間と昼飯を食いに行くと、誰かが「俺、かつ丼」と言うと…「じゃ、俺も」となります。これは群れる行動です。昔から画一化教育を受けていますから集団行動は得意ですが、独創的な行動をすると異端児扱いになり虐めに遭います。困った心理です。でも株式取引においては「少数派」しか、勝者になれないと言います。

常識的な行動をする人は負け組になります。でもこの局面は強気に構えて儲かりそうだと思っています。多くの銘柄が買い場に見えます。

エーザイ(4523)の日足推移

長らく…下落を続けて来た「エーザイ」(4523)は、まだ整理が未了で…良いところなしの展開ですが、株価は、あの認可報道の前の株価位置に戻りました。ここから下値固めをする株価の位置でしょう。アルツハイマー型認知症は厄介で…この克服は「人類の夢」なのです。良い響きです。人類の夢と言う…スケールの大きな課題です。

介護をしてみれば…「認知症の意味」が理解できます。家族は大変なご苦労でしょう。ですが…人間は誰も老いれば…ガンや認知症のリスクは高まります。カタルは少しですが…買いました。

他に再び安値になってきた「三菱UFJ」(8306) は鉄板でしょう。同じく野村証券も追加損失リスクがないとは言えませんが、カタルは買いたいと思っています。

そうして日本製鉄を、本日は川船が買えないから買い直しました。1820円で2000株を買いました。ソフトバンクも寄り値で100株、途中でもう100株の追加買いをしました。あの自社株買いは…上値を追わないとなかなか買えませんから、長期的な視点では…分かりませんが、目先の株価は上がるでしょう。

そうしてロコンドは1248円を見てから、慌てて1250円で1000株だけ指値をしましたが…今、100株だけ買えたようです。まぁ、銘柄は何でも構いませんが…当面はジャブ戦略で考えられるシナリオを、なるべく多く…薄利多売買で「新しい資本主義」ではなく…「新しい相場観」を養うために、目先の売り買いをします。

証券マンの頃は、顧客に買わせて、相場観を養うことが出来ましたが…今は自分のお金だから買いたい株があっても、何かを売らないと駄目ですからね。全てを売って「一本勝負」と言う「魅力ある選択肢」が、そう現れるものではありません。

仕方なく…「対処療法」になります。本日は日経報道を受けて商船三井が、買い気配のスタートでした。「配当性向」の話を橋本社長がしたからでしょう。公のインタビューで、あのような発言をするという事は…既に「実行する」と言う意味ですよ。故に商船三井は、証券マンの中でも人気があります。どちらかと言えば…三菱は村派閥で、周りを気にします。しかし商船三井は独自感覚のラッセル組の印象です。

ハイ、ロコンドの1250円の1000株が買えました。何処で止まるか? それとも…先の安値1165円を割る下値圧力があるかどうかが注目されます。カタルは無理をしない程度で買い続けます。しかし…多くの皆さんは、株価動向を見て考えが変わるようです。

実は昨日は、野村証券の対処の仕方の相談を受けました。

カタルに聞いても無駄です。カタルはいつも変わりません。最初から「雪だるま投資」を選択したのです。故に、追証になれば売りますが…余裕があれば買います。この口座は野村証券の0.5%金利の口座で期間が無制限の一般信用を使っています。

昨日、この口座を見たら、まだ利益なのです。実現利益がまだ240万円ほどあり、評価損は450万円程度だったかな? だから、そんなに損をしている訳ではないのですね。損切りをしていますが…追証になったから、売っているのです。

お金があるなら…カタルは、追加の「損失懸念」があっても…野村株を買い続けます。皆さんが心配をするのは、無理もありませんが…もう発表された時点で1000億円程度の損失を株価は覚悟したという事です。

これが「効率的市場仮説」と言うものです。売り物が、どの程度出るかどうか…その「探り」の段階でしょう。ロコンドも同じです。1250円が買えました。今度は1240円にするか…1230円にするか…まぁ、あまりお金がないから1230円かな? どっちでも良いのです。

今の全体相場は、新高値を駆け上がる前の高値もみ合いの動きでしょう。野村にしても三菱UFJも日本製鉄もエーザイも船株も…皆、下値不安より株価上昇確率の方が、かなり高く見えます。下がるように思えません。ロコンドも同じです。1260円を割れたから、もっと売りが加速するかと思えば…売り物が出てきませんからね。たぶん二番底の探りでしょう。

目先をやるなら3日連続安のソフトバンクは1000株なら…簡単に10万か、20万は抜けますよ。ある証券マンがサラリーマンを辞めて、ディーリングで生活費を稼ぐとメールを頂きました。この方は、船株にご執心のようでしたが…カタルなら日本製鉄や三菱UFJ、今ならソフトバンクをやるかな? ディーリングは、商いの多い値嵩株をやるに限ります。

船株は大きく取れる可能性がありますが…今は分かりません。人気が復活してからやるなら分かりますが…でも余程の資金があるなら、やりますよ。ですが今は難しい場面です。

インフレの読みが難しいように…だから村上ファンドは1000万株かな? GSなどに株を貸し出したと言いますが…ヘッジを掛けたのでしょう。基本はあのタイミング、9月の配当前が売り場です。カタルの一般仮説です。たぶん…市場の認識は間違っており、カタルは、船株がまた新高値を更新する確率が高いと思っていますが、今は、この考え方に確信はありません。駄目になる確率も、少なからず…存在します。

株と言うのは、何が起こるか分かりません。野村証券がアルケゴスで終わり…と思ったら、また出てくるのが現実です。大した額ではなく…株価に大きな影響を与えませんが、心理的な打撃は大きいのです。だから心配をするメールを多くいただきます。でも「腐っても鯛」と言う言葉があるように…組織力は、日本ではやはり一番でしょう。経営者がアホだから、その器を活かせません。

基本は此処ですね。まぁロコンドを見ていれば分かります。カタルは田中君の資質は、まぁ、まぁ…だと判断をしています。だからまた4000円台高値を抜くだろうと思っています。あとはビジネス環境と経営努力ですね。今日は1276-11279-1238-1252=28600株(10:03)やはり1260円を割ったけれど、あまり売り物が出てきませんね。

それではもう1000株を今は1245円で入れてみますか…。さっきは1230円と思ったけれど…やはり根は彼が好きなのです。別に上を買うタイミングではありませんからね。買えるならラッキーです。

日本製鉄もディーリングが効く銘柄です。自分の力量によりますが、1000株の人も居れば…1万株単位の人も居るでしょう。100株でも良いのですよ。要するに…自分の資金力や性格などを考えてトライをすれば良いのです。これなら大きく動かずに…必ず、株価が上がって来ますから、心配は要りません。三菱UFJもそうです。ソフトバンクも同じです。

ホラ…エーザイも上がって来ました。短期投資の目先売買で1万円、2万円の細かい利益を積み重ねて生活費にするなら…意外に簡単だろうと思います。時間軸を縮めるなら損失は限られます。

こういう売買を続けても…失敗する株も出てきます。その時は株価より時間でロスカットした方が良いと思います。ただし小型株は別です。カタルがディーリングで生活費を稼ぐとすれば…大型株を中心に、しかも「値嵩株」をターゲットにします。もっと大きな動きを狙うなら「エレクトロン」(8035)や「レーザーテック」(6920)の選択も浮上します。まぁ人ぞれぞれです。ディーリングで株式相場を楽しむと言う手もあります。株式市場は色んな投資法があります。

ほら…先ほど買ったソフトバンクがプラス転換をしてきました。下値は、やはり6800円割れのようです。今日は、ある読者は「生活費」を出したいと言うから…その人向けに少し加筆しました。こんなやり方が、株式投資の王道だとは思いませんが…遊びなら良いのかもしれません。

全体か強くなってきました。追加でソフトバンクの株を6855円で100株、更に買ってみました。基本的に、自社株買いは上値を追ってまで…買えません。故にVWAPの価格を重視して戦略を立てると良いのでしょう。こんな事は一般的な常識です。ディーリングの場合は欲を言わずに「儲かれば、それで良し」と言う具合に…常に利食いを先行させると良いですね。何度もやれば良いのです。

一度に儲けない薄利多売買です。そうすればリスクは軽減されます。道理ですね。銘柄も分散すれば良いですね。今日はディーリング的な感覚の解説をしました。どの株ももう下がる心配をしなくて良いと思っています。「テーパリング」の意味は「金融引き締め」です。つまりFRBは「企業業績の改善」を見たので…金融引き締めに移行するわけです。

企業内物価が消費者物価に反映され、一番大切なところは人件費の上昇ですね。これで完結します。スタグフレーションと言うのは物価だけが上がり、人件費が上がらないことです。日本が此方の解説のようにOECDでも負け組に転落したのは、日経新聞がバカ報道を続けたので…政治家や官僚などの政策当局が間違った選択を続けて来ました。ですが…カタルはアベノミクスが間違いだと思っていません。この解説は間違っているのでしょう。でも米国の3/5以下と言う現実を知って欲しいので…リンクをはりました。もっと長い時間軸の話でこうなりました。1993年のパイオニアの指名解雇事件が「切っ掛け」です。

先日、西村大臣はキーエンスと東芝の話をテレビでしたという事は、彼が効率化経営が正しいと…日経新聞を読んで認識したという事です。だからカタルは何度もROE経営の話を展開しました。

そうして最近は嫌になるぐらいに「内部留保」の話から…「株主還元率」の話を展開しています。484兆円の意味は8年分の利益です。馬鹿な失敗ばかりをしている日本人らしい行動です。メディアが狂っているから、企業が動きませんでした。しかし…日立もデンソーも日本製鉄も動き出しています。

だから商船三井の橋本社長が日経で4000億円投資と共に25%~30%の配当性向を述べました。今の現実は、20%ラインで日本郵船は欠けます。だから日本郵船は決算で自社株買いの可能性を述べたのです。決算で述べたという事はやるという事です。

皆さんは、もっと真剣に時代の流れを見ましょうね。日経平均株価は新高値になるという事は証券株が潤うのです。野村証券の潜在的な一株利益は74円ですから現実の株価はいつでも…環境が変われば株価は740円以上になります。だからカタルは何度も…何度も「市場要因」と「個別株要因」の話をしています。

真剣にカタルレポートを読んでいますか? 後は読者の選択ですね。それでは…また明日。



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