アーカイブ:2024年11月

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なかなか…「実態」は分かりません。昨日、ある読者から斎藤兵庫県知事に関するメールを頂きました。

「相場は、トランプの影響で、少し暖かくなりました。年末が、楽しみとなってきました。兵庫県県知事選ですが、カタルさんと同じく、民意は受け入れますが、斎藤知事が、行った三年間は、理解ができません。私の知り合いの、県職員は、知事が当地域に来る時の一番の悩みは、お昼ご飯の準備と言っていました。問題になってからは、地元対応でなく、秘書と二人で食事していたようです。

このようなことは、お昼ご飯に限らず、多くの事に、斎藤知事の独善性が聞こえていました。そもそも、三月の二十七日に、記者会見で、職員失格、嘘八百など、調査もせずに述べたのがはじましです。自分のことが、訴えられているのなら、第三者機関で調査すべきでした。これが発端です。クーデーター、不倫疑惑だったなどは、文書とは関係ない話です。

本来の問題点を、まやかしにして、旧勢力の利権派に立ち向かう救世主ごときに、仕立て上げ、いろんな疑惑はなかったような、ネット報道が、世を席巻しました。百条委員会の委員は、選挙の間、自宅から出ることも困難との状況でした。立民の竹内委員は、子供が、学校に行くこともできず、議員を辞職する事になりました。

これが、本来の民主主義かと、疑問を待っています。トランプ方式のフェイクでもなんでもありで、大衆を煽る、行き過ぎた選挙であった、私は思います。民意は、わかりますが、兵庫県が良くなるとは、今の時点では考えることが出来ません。斎藤知事は、少しはおとなしくなると思いますが、三年後は同じになるのではないかと、心配しています。思い過ごしであれば、幸いですが。私の今回の選挙に思うことです。」メールを頂き…ありがとうございました。

「なるほどなぁ~」と、思います。例えば…昨日は、こんな報道も流れています。席を立たずに「座って握手をするとは、何事か」…と言う報道です。逆に、一般のニュースの扱いは、概ね…石破政権のスタートは「成功」と言う報道ぶりです。

カタルは「イーロン・マスク」の言動は「行き過ぎている」と思っています。しかし…新しい「時代を築く」と言う事は、ある程度は「反対」を押し切って、「やる切る覚悟」が求められます。「和を以て貴しとなす」…という調和型の世界では、いつまで経っても…「時代の変化」を促せません。すでに「失われた時代」は30年以上も…続いているのです。

ある意味で…批判を承知で行動をしないと、世の中は「なかなか」変わりません。特に日本人は、小さいころから「画一化教育」を受けており、「正解がある」と思っている人種です。

昨日、うちのかみさんは「紅白歌合戦を観ない」と言っていました。出場するメンバーが「分からない」と言います。カタルも、最近のNHKを観ていると、アニメや番組構成に疑問を感じることが増えました。しかし…NHKは「国民全体の要望」に応えて…番組を作っているのでしょう。でもこれは、カタルの「心に響く」内容ではないのです。この現象と「今の相場観」は同じ事です。

カタルは「市場を知る」ために、自分の知らない分野…例えば「Vチュバー」など…の良さを理解しようと試みますが、やはりカタルには分からないのです。基本的に「世代」が違うと…やはり理解できない「壁」があります。でも株屋は、必至になって…今の「時代性」を掴もうと努力を続けるわけです。正直、最近は疲れています。

カタルは普段から「市場時間」が正しく…「自分の相場観」は間違っているから、自分自身の「相場観の修正」を試みています。常にそうです。

今の市場価格に、自分の「買値を合わせよう」と思うのです。自分の買値を、中心に…相場を観る人と…市場の「最安値を基準」に、相場を観る人の違いです。分かりますか? 世の中の社会現象を理解するために、たくさんのニュースを、色んな角度で観て、その事象を正確に捉えようとしますが、いつの場合も「自分自身の主観」が入ります。なるべく…それを排除しようと試みているのです。

冒頭の斎藤知事の本質は、第三者には分かりません。しかし「時代を切り拓く」為には、イーロン・マスクのような「火星移住」などの夢物語を、非現実的と捉えるか? それとも彼なら出来るかもしれない…と「前向きに」考えるか?

相場を考える上での「ヒント」になります。自分の価値観は、常に間違っている…と自分自身を疑って相場を観ようと、カタルはいつも思っています。でも…時間軸の「間延び」を観ると…やはり自分の未来図は、正しいと思うのです。

「SOMPO」(8630)の 週足推移

昨日は「SOMPO」(8630)の決算が発表され、この業績は株式の売却利益も含みますから、まるまる…この数字を受け取れませんが「総還元性向」を、中期的に50%に高めると言います。

「東京海上」(8766)も好業績です。昔は、良く「株式の缶詰」と表現されたものです。上場企業の「株式持ち合い株」が多いためです。「京都フィナンシャルグループ」(5844)と同じ発想です。だんだん上場企業も「総還元性向」が焦点になっています。同時にTOBが、「至る所」で起きています。

本日は「ソニー」(6758)と「KADOKAWA」(9468)の話が伝わっていますが…「海上」も「ID&E ホールディングス」(9161)を買収すると言います。

先日、カタルは2600円までは「セブン&アイHD」(3382)を買えると述べました。本日は人気になっており株価は2680円前後です。「鉄板だった」でしょう。でも市場の反応は、当初は「鈍いもの」でした。だれも「時代性」を感じてないようなのです。

そこで、こちらの報道を観ましょう。この「損害保険」だけでなく…「銀行」も「持ち合い株」を、かなり売っています。もともと…米国株は強いのは、「過剰な内部留保」を持たない「市場原理主義」が徹底している為です。その為に、上場企業の総還元性向は100%を超えるとも言われています。

「BASE」(4477)の 日足推移

ようやく…年末の損失計上も終わったように感じています。その代表的な事例の一つが昨日引合いに出した「NTT」(9432)です。そうして…カタルが苦戦を続けていた「BASE」(4477)の時間も、ようやく訪れ始めて来たようです。昨日は関門の一つの280円を抜いて…200日線上に顔を出してきました。

上手に株を買うのが「正しいタイミングか」どうか…。「時間軸の壁」の話です。カタル自身は、自分の相場観に、絶対の自信を持っていますが、最後まで残っているのが、この「時間軸の壁」の話です。

「経営者の心」もコロコロ…変わります。誰もが真剣に経営しているとは言えません。しかし数々のM&Aを観れば分かりますが、狙われる企業は、「経営に問題」を抱えており、株価が相対的に安い企業ばかりです。今回の「セブン&アイHD」(3382)は「東芝」に続く…日本の課題の一つです。この後は「日産自動車」(7201)も控えているのでしょう。

冒頭の…兵庫県知事の事象の真実は、何処か…分かりませんが、カタルは少なくとも…批判を受けようが…行動することが、正しい第一歩だと思っています。日本人の多くは「金魚の糞」です。自分の主義主張がなく…他人の…大勢の意見に同調をします。そうではなく…市場でも尖った意見を述べて、自分の主張を試すのですね。昨日も本日も…「ジェイドG」の1830円台を買っています。でも皆さんは「2日間連続安」の原則を守りましょう。

「タイミー」(215A)も、ようやく「底入れ」をしたのでしょうが…簡単に1450円を抜けるとは思っていません。でもこの企業の資質は「ピカ一」に近い存在です。本日も「年金と労働規制の話」が日経新聞の一面に載っています。47万円かな? 48万円かな? その壁の話です。

日本の仕組みは「村社会論」らしく…「妥協の産物」なのです。修正を繰り返して…調和されていますから、なかなか…その「整合性」を得る作業は、難航します。103万円の壁も同様の話です。

国民が自ら…自分の気持ちを切り替えて、新しい時代に臨まねばなりません。一旦、4桁割れを観た…「タイミー」はどんな形になるか。やはり「心が躍る」銘柄です。でもカタルは本日も「ジェイドG」を買い続けます。この224円の一株利益が、やはり「評価される」と思っているからです。また明日。



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