アーカイブ:2025年1月5日

米国株は割高か? パート2

新春、第二弾のレポートです。先ずはお詫びです。原稿の書き始めが遅れました。何しろ…「データ集め」が大変で…時間が掛かります。慣れない米国株の水準を観るのも一苦労しています。遅れて申し訳ございません。今の時間が11時20分ですから…たぶんアップは13時前後でしょう。

新春は「前評判」どおり…「青山学院大学」が、箱根駅伝を2年連続の8度目の総合優勝だそうです。凄いですね。原監督の手腕は光ります。難しい学生相手に…たいしたものです。

マグロのセリ

本日「初セリ」が行われた恒例のマグロは、2億円越えだそうです。このセリは「すしざんまい」の木村社長が始めましたが…最近は、「やま幸」と飲食店経営の「ONODERA」(オノデラ)グループ(東京・千代田)の連合が、マグロのセリを制しています。表参道には庶民でも食べられる…系列店の立ち食い寿司屋があるそうです。一度は行ってみたいのですが…まぁカタルは、近くの鮨屋で充分です。

さて株価のイメージは大切で…その会社には、それぞれの「企業カラー」があります。財閥系でも三菱系と三井住友系では違うし…みずほは興銀色が強く…冒険心があり「危ない投資(融資)」もします。故にソフトバンク系にも多額の融資が多くあります。

「ペイペイ」の経営戦略は、赤字経営でも「規模拡大」が優先です。基本的に…この戦略は「ヤフーBB」の頃の成功体験が元になっています。そうです…「パラソル戦略」です。米国のヤフーもそうだし…中国のアリババの戦略も似たケースです。今の中国のEVの国家戦略も…この手法です。今年は「BYD」が、世界の王者の「テスラ」に挑戦すると言われています。

米国株上位20位

昨日の続きですが…上位20銘柄に続き、その調べる範疇を50位まで…実際は49位まで観ました。でもこれだけでは、やはり駄目です。疑問の解消になりません。もっと調べる範囲を広げ、様々な角度からの「検証」が必要です。


米国株上位21位 ~49位

皆さんは、他人が書いた原稿を読むだけですから簡単ですが…、ゲームの「グラフィック」の世界も、色づかいだけでなく…細部を仕上げるのは「膨大な時間」が掛かります。最近のゲームの描写は、凄いレベルです。だから、その「開発費」は膨大になります。

でも「AI革命」のお陰で…この雑用が消えつつあります。これがAI革命の進化です。だからWSJが主張する「シンギュラリティ」の世界が、一気に訪れる可能性もあるのです。一概に、米国株は日本株と比較して「割高」とは言えません。その開発費(設備投資額)を観れば…分かります。

だから半導体株の「エレクトロン」(8035)のPER 20倍台の評価は、安いとも言えます。国際比較では30倍台なのでしょう。新春相場の見所の一つでもあります。

2024年の相場

昨年の「フジクラ」は…一昨年の「レーザーテック」になるか、どうか…。それとも人気は持続するかどうか…も見処でしょう。相場には「それぞれの関心」を当て嵌めて「相場を観察すると」…より一層、相場が楽しめます。出来る事なら…その相場に参加すると、例え、僅か100株の投資でも、参加は、参加です。

一緒に楽しめば…良いのです。人生は楽しく…

しかし「絶対に儲けたい」と言う人もいます。価値観と言うのは、人それぞれです。昨日の原稿にコロンビア大学ビジネススクールのシーナ・アイエンガー教授の話を載せました。「選択の科学」…と言う実験です。

スーパーの売り場で、実際にジャムを売り…選択肢の多いものと少ないものの実験をして実際の売り上げを調べたら…選択肢が多いと買う人が少なかったのです。少ない選択肢の方が、実際の売り上げが多かったという実験は有名です。

その選択には「自分の人生観」が大きく影響します。それぞれ…育った環境が違いますから、どの選択が正しいか…間違っているか…と言う基準ではなく、自分に「多くの動機」(動機付け)を与えるレポートが優れていると言えます。カタルなどは、いつも強気です。

今晩から始まる「大河ドラマ」の選択は、「名目経済成長」(田沼)と「実質経済成長」(松平定信)の移り変わりを描いたドラマでしょう。それぞれが「生きた時代」が変わると…選択肢が、それぞれ…違います。

万年強気のカタル同様に、少し上の世代の武者さんは、常に「強気の主張」です。当たるとか…外れるとか…。そんな基準ではないのです。

自分が「どんな社会」を望むか? カタルは名目時代の代表的な意見です。だからマグロのセリの様子を伝えました。過去2番目だそうです。ウニのセリもあり…700万円とか…。たぶん10個程度かな? だから一貫70万円です。でもそんな値段は取れませんから…せいぜい…一貫1000円~3000円程度の提供でしょう。

「宣伝効果」を狙ったのかどうか…、分かりませんが、セリの価値観も「人それぞれ」です。良いですか…何度も言っていますが、原稿を鵜呑みにするのではなく…自分で正しく「咀嚼」をしなくてはなりません。よく噛まないと、穴違いをして…気管にものを詰まらせることになります。正月から餅を食べて…死ぬ人もいます。

情報も道具も「使い方」次第なのです。

自分で正しい選択と言うより、納得する選択をしましょう。これが…今年のテーマでもあります。「納得の投資」です。カタルは買っても、負けても「楽しい投資」を…出来る事なら大儲けしたいと思っています。マグロの初セリで2億円台は過去2番です。その極みを目指し…互いに頑張りましょう。

日米の総還元性向の違い

この米国株のデータを作成する過程で…「マクドナルド」の債務超過とは言わないと思いますが、何故、自己資本がマイナスのか? 理解できませんでした。これには…驚きました。たぶん、自社株買いをし過ぎて…その株券を償却したのでしょうか? 調べないと背景が理解できません。アップルもこの傾向があります。だから異常値の「高ROE」水準なのです。昨年も自社株買いをバンバン…しています。だから株価はバフェットの売りにも耐えて…新高値を更新するのです。この自社株買いには「賛否両論」があります。

バイデン大統領はやり過ぎだという事で…この自社株買いに税金を掛けようとしました。自民党が、「内部留保課税」を掛けて…投資に向かわせようと画策する主張に似ています。基本的にトランプ政権は規制撤廃です。出来るだけ自由にさせようとします。でも関税をかけますが…これは外交戦略でしょう。しかし…近年の米国は中国に対抗するために、自国生産の割合を増やしています。多額の設備投資を支える「デジタル世界」の「あがり」です。

日本の「デジタル赤字」が…問題化しています。ものを売って儲ける「貿易赤字」問題もあります。技術革新を怠れば…競争に負けるの「必定」です。

ラピダスが何故、重要な問題か?分かりますね。今年から「試作」が開始されます。しかし…量産化と、試作は「別物」です。実質成長は無謀だと…清貧思想を振り撒きます。しかし名目成長は「やれば出来る」と負け続けても投資を続けます。まるで…カタルのようです。

この「自社株買い」が市場を支えます。その株価を観て…みんなが勇気をもらい「アメリカンドリーム」が続きます。この心理が、一番「大切」なのです。「やる気」です。人間はモチベーションの持ち方ひとつで…人生が変わります。最後に自社株買いの記事を、自分で色々読んで…知識を補っておきましょう。トヨタが「ROE経営」に進む…という意味を、良く考えないとなりません。

そうして…日本の「売上高営業利益率」上位で「時価総額」が大きな会社のリストを並べておきましょう。こんなところで…新春第二弾のレポートを終え…明日からの2025年の相場にチャレンジします。また…明日。

日本の売上高営業利益率の上位株


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