アーカイブ:2025年4月1日

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まだまだ…日本は「成田時間」のなかに居ることが分かります。もう「名目時代」の確立か…と思っていましたが、時間軸は、先に「ズレる」可能性もあります。

そんな事が分かる現象があります。例えば…日経新聞です。「関税不況リスク、市場覆う」と言う見出しが、一面トップです。カタルなら「ラピダス関連」関連や、加藤金融相の「株主総会前の有報開示を要請 全上場企業に」を大きく…扱います。メディアが「後ろ向き」の報道を繰り返すと…成田時間は、なかなか改善されません。何も日経新聞だけではありません。

日米の株価比較

米国株の方が「糊代」が大きいのです。日本株は何故、こんな状態なのでしょう。業績はかなり良いのですよ。

昨日は「フジメディアHD」(4676)の会見が在りました。中居君問題から、反町さんなどに波及していました。大昔の話なのでしょう。それを蒸し返します。

やはり「僕らの世代」感覚と今の若者の「世代間の考え方」の相違でしょう。ハラスメントに対し「過剰」に反応しているようにも思います。そもそも…「嫌なら」たとえ業務と言えども、行かなければ良い。と思います。当然、男は「誤解」をするでしょう。中居君のマンションに行くという事は、それを望んでいたとも考えられます。

何か…最近のユトリがない「風潮」が、カタルには引っ掛かります。カタル自身の感覚が「おかしい」と、かみさんに、良く言われます。カタル自身は、「常識的な判断」をしているつもりですが、「世間の認識」とズレています。株の世界も同じです。

「マツダ」(7261) 日足

昨日、ある読者から、貿易摩擦は「マツダ」(7261)がトランプ関税の影響を「一番受ける」と言われました。その通りです。利益の多くを「米国市場」が占めています。しかしカタルは、だから株価が下げ続け…PBRは0.33倍で配当利回りは5.83%なのだ…と思います。故に、本丸の…最も象徴的な「マツダ」を攻めるのが「筋」だと思うのです。

「スズキ」(7269)の日足

一方、「スズキ」(7269)は、インドが主体で…米国の影響が軽微です。しかも、未来は有望な市場の「アフリカ」への輸出攻勢です。だから将来性は「爆群」です。だからPBRは1.17倍、配当利回りは2.2%です。無難な選択は「トヨタ」(7203)なのでしょう。

カタルが「デンソー」(6902)を掲げているのは、日本の「構造改革の鏡」だからです。ようやく本丸の「トヨタ」が「ROE経営」に舵を切ったので、中国販売のレクサスは、グループ内企業での電動アスクルの調達ではなく、「ニデック」(6594)製を採用するのです。しかも…中国産の半導体を使うと言われており、自動運転技術も、中国のものを採用すると言います。「郷に入っては郷に従え」なのでしょう。

「デンソー」(6902)の設備投資金額は、かなりのものです。業績不振の「ローム」(6963)との「資本提携」を観ると…分かります。自動車と言うのは、かなり先を見込んで…戦略を始めます。だから汎用品では、「応用できない」と言われています。

故に「テスラ」は故障が多いです。自動運転の実験でも「LiDAR」(Light Detection and Ranging)を使わずに…カメラだけですから「疑似実験」で騙されます。その代わり…コストは安くなります。安全性を取るか、安さを求めるか?

「ルネサス」(6723) の日足推移

昨日は「次世代半導体」を開発する「ルネサス」(6723)も2000円を再び…割れました。カタルの「1万円候補」の株の一つですが、同時に、今はM&Aをした企業の「減損懸念」があると伝えています。株価は1000円も割れる可能性を、秘めている案件です。危ないのですが、その反面「魅力的」です。

自分が、どの「リスク」を採用するか?

今は、この解説をしているのですよ。こんな事は「一般的な証券マン」なら、瞬時に応えます。ここが「対面取引」と違う…所でしょう。手数料なんか僅かですから…目先の鞘取りでなければ…「良いアドバイザー」に恵まれるなら最高です。でも今の証券マンは、実戦経験が余りないようで…表面的な説明に留まります。

自分の「時間軸」を、何処に置くか? 

A君の日足

難しいのです。買った瞬間に「上がる株」が良いなら…リスクを覚悟して、「株価位置」の高い株を…買わねばなりません。株価位置が低いという事は、「時間が掛かる」という事ですよ。会員レポートで紹介した…E君かな? いや、やはりA君でしょう。この株は航空機関連ですが、公に出来ません。過小資本だからです。でも昨日の環境の中でも…株価は高かったですね。

「ジェイドG」(3558)は、いつ、騰がるか分かりませんが、例え、目先の業績が悪化しても…「材料出尽くし」だと…思っています。だから「ノンビリ構えよう」と述べています。場合によれば…前回のように、連続で「ストップ高」をする程、玉は整理されています。

この理由は、あの1000円割れの場面より、今の方が板状のバランスは「良好」です。目先を少し買えば…一気に方向転換が開始されます。売り板のオーバーは1万株を割れることもあります。だから目先を消化すれば…大きくなりますね。

さて…相場は開始です。

今日は少し…高いですね。相変わらず、日経新聞の「洗脳」報道が効いているようです。自分の「頭で考える」教育をすべきです。そうして、もう少し「ディスカッション」や「ディベート」を多く活用しないと駄目なのでしょう。「SNS」時代で…対人関係のノウハウが欠けているから、極端なハラスメントになるのです。

「カスタマーハラスメント」は時代が生んだ言葉のように思います。昔から横暴な顧客は居ますが、大概は自分で処理をします。こんなことまで「マニュアル」を作るのですから、今の時代環境が窺えます。これを「進化」と捉えるべきか…「弱体化した日本人」と思うか…意見が割れます。でも最近の風潮は、明らかに「行き過ぎている」ように感じています。「清貧思想」の蔓延が、こんな現象を生んだのでしょう。

昨日は目先主義の「アルゴ」の解説をしたのですが…必ず、カタルはそれを逆用する手法をやります。仕組みを知れば…それに対応するソフトが登場するでしょう。

最近の株価の値動きは、かなり激しいのです。大型株でも、かなり動きます。でも「三菱UFJ」(8604)は2000円台を、維持していました。かなり「玉」が安定してきたのでしょう。でも「野村証券」(8604)は、まだ…駄目です。

利食いをしたい…読者も多いようですが、自分が、どんな投資スタイルか…決まってないのでしょう。これは自分で「決める話」です。自分で自分の事を決めるのが…当たり前なのですよ。良くメールなどの質問を観ると、その前提も書かれておらず、株価の動向を気にするようです。投資家の資力は、様々なのです。時間軸も、違います。困った話です。カタルは「三菱UFJ」の値動きを参考にしろと述べています。「チンタラ」…時間なのです。

だから、何度も「商船三井」(9104)を引合いに出しています。この意味を理解していません。そもそも…これだけの「外部環境」でも「正当な株価」にならないのです。つまり実質経済の「清貧思想」を押し付けたから、国民が「委縮」しています。でも冒頭の報道を観ると分かります。石破さん批判も多いのです。

カタルは、高校の無償化も高額医療問題も国が補助すべきではありません。むしろ消費税を引き上げろ!と言う立場です。しかし同時に、国の財産も売り…資産を圧縮すべきです。「農林中央金庫」の入札に関する…3回目は、また頓挫するのでしょうか?

「ラピダス」と言い…今の日本人の「マインド」が分かります。昨日、一昨日のような相場では「買い手」が不在だから…日銀がETFを買ったのです。カタルが「一人旅」と揶揄する…相場です。

でもラピダス法案の通過、そうして株主総会前の決算の開示は、「普通の国」へのステップです。石破さんには不満もありますが、ある面では「アベノミクス」を継承しているように見えます。

「クックパッド」(2193) の日足

やはり「クックパッド」(2193)が買われています。「自社株」なのでしょう。2度目の自社株買いです。しかも企業業績は「黒字転換」をしたのです。「買い場」と思っています。昨日の玉は、微益で利食いしました。でも本日、再び…「寄り値」で2000株だけですが、株を買いました。佐野さんは「正当なやり方」だろうと思っています。

「クックパッド」(2193) の四季報予想

たぶん、前回の高値224円を超えて、更なる高みに…「評価される」と思っています。昨日、伝えた「外貨預金の移動」は、リストラの後は「前向きな投資」になります。

「景気循環」と「株価」の関係と同じように…企業の構造改革も、普通の常識があります。先ずは「出血を止める」のが筋です。規模の拡大を追うのは、市場が、どんどん…広がっている場面です。だから新規産業のAIロボットの覇者を、選択して買えば…その時は高く感じても…時間が補います。

今、その分岐点に居るのが「エヌビディア」(NVDA)です。カタルは「大丈夫」だと思っていますが…どこが「分岐点」か、分かりません。再成長を確認するまで、株価は高値持ちを続ける可能性が在ります。これが「乖離調整」です。時間軸の経過を待って実際の業績の向上を確かめます。

「ジェイドG」も同じ段階です。今は「リーボック」の評価を下回っており…市場は「マガシークは失敗」に終わる…という判断です。でもこのような試練を経て…企業は成長を続けます。

過去10年間には、色んなことがあったのです。それでも28.6%の成長です。失敗を恐れて…株を売りのは「清貧思想」の押し付けでしょう。未来の夢に、「希望を託す」のが「名目成長」の証しになります。通常の評価は、PSRが1倍です。自分で、様々な銘柄を観察すると分かりますよ。

こんな常識も理解できないで、目先の株価動向に「右往左往」するのは、投資ではありませんよ。なかには駄目な会社もあります。「ユビキタス」(3858)は駄目な会社の事例です。買収をしても、なかなか…改善できません。買収で「ものに出来る」のは、かなりの経営手腕がないと、「もの」になりません。

今、「拡大戦略」に舵を切った「エムスリー」(2413)なのです。カタルが、何故、「エムスリー」を選択したか? それはM&Aと言う経営手法を利用して「スピード感」のある経営をし始めたからです。

一つは、日本の置かれた環境で「医療のDX化」は不可欠です。大昔の話ですが、カタルは「グローム」(8938)を推奨したことがあります。良い着眼点だと思い、「ダビンチ」の金子さんの手腕を買ったのですが、なかなか…社風を改善できなかったようです。

病院経営の赤字の大半は「設備投資」です。病院の建設から、医療機器の導入です。カタルはリートや、リースの概念を取り入れれば…良いと思っています。地域医療は「火の車」です。厚生労働省が、やることがたくさんあります。経済産業省の「ラピダス」のようなものです。この案件も「エルピーダ」の坂本さんが奔走しているときに「支援」をすべきでした。中国との差は、開くばかりです。今回は「安全保障」が絡み…補助金攻勢になっています。これを軌道に乗せないとなりませんね。

「マツダ」(7261)の株価が下げてきましたから、まだ市場は安定しません。相場を観る場合、「核」になる銘柄があります。もともと…高値圏のボックスを「離れる前」は…このような下値叩きを良くします。

「BASE」(4477) の日足

「ジェイドG」も、同じ現象でしょう。下値を確かめてから、新しい相場が開始されます。今は「BASE」(4477)も、その段階です。カタルは昨日445円で1000株を買いました。この理由は25日線だからです。次は75日線かな? 今は373円処です。その次は200日線です。基本的に、相場は大転換をしていますから…株は「買い」なのです。

お金がなくて「目先」に拘るなら…559円でしたかね。いや549円です。つまり550円を付けてから「買い参加」すれば…良いですね。投資も、色んなやり方が在ります。

「マツダ」は関税が実施されても、目先の業績は増額されます。駆け込み需要があるからです。しかし…先日のトヨタの報道と相反しますが、通常はこの考え方でしょう。でも…時価軸を更に伸ばすと、間違いなく影響を受けます。「本格反騰」は、その先の話です。でも1000円を割れた株価は「買い場」でしょう。自分が、どの時間軸を選択して…どの程度、株を買うのか? 

100万株を買うなら、もう買い始めねば…なりません。1000株しか、買う資金がなく…買いたいなら、先ずは、100株の打診買いを入れて「様子」を見る段階です。神様ではないから「ピンポイント」で…分岐点を当てろ!というのは、無茶な要望です。だから「ブツブツ」投資なのです。

そんな事で、今日はお終いですね。また明日。



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