さて「事前予想通り」の…株価の反発です。与党の「過半数割れ」を観て…株価の行方を心配された方も、居られたのでしょうが…これが相場です。
事前観測が「過半数」を焦点にして…相場が動いていました。だから、ある程度の「負け」は「想定内の現象」です。日本の政治は、基本的に「政策官僚の采配」です。しかし間違った選択を繰り返していました。ようやく…安倍政権により「強引な改革」が実行されました。
だから…その政策の「実権」を、自分達の手に「取り戻そう」と画策したのが…「安倍叩き」です。メディアを利用して…必要以上に「森友学園」や「加計学園」に続き…最後は「桜を見る会」そうして…地検の「黒川人事」問題です。
法曹界の重鎮が揃って…地検の「人事に口を出す」のは、おかしい…と宣言をしていました。そうしてメディア仲間が、黒川さんを「売って」、仕方なく…安倍さんの「黒川人事」構想は消えました。何しろ…「賭けマージャン」です。でもこの程度のレートは、高校生が自分達の小遣いで、やるような些細な額です。それでも…世間は認めませんでした。「清貧思想」の蔓延です。
政策官僚にも「二つの勢力」が居るのでしょう。名目経済派閥と、実質経済派閥です。かなり時間をかけて「構造改革」を成し遂げてきました。2012年の末から2013年の春にかけて、大きな「政策転換」があったのですが。その攻防が2年前まで…続いたのでしょう。ゴーンの逮捕は、そんな面もあったのでしょう。なにも「日産自動車」(7201)の「内部対立」だけではありません。
でも…東証が「PBR改革」を持ち出して…最近では、急速に自社株買いの事業法人の株の買い越しです。そうして、その株を消却しています。総資産経営の転換です。規模を拡大する総資産経営から…ROE経営の効率化への転換です。
「トヨタ」(7203)が「保ち合い株式の整理」に動くと言う事は、そう言う現象の一つなのです。社会の「事件」や「事象」には、その時代背景があるから…起こるのです。この「社会現象」と「株式の関係」は、密接に繋がっています。ここ2年ほどでしょうが、株価が、再び…上がり始めています。そうですネ。

ここでは「野村証券」(8604)の株価の値動きを観ると…今、カタルが述べた「実質経済派閥」と「名目経済派閥」の対立構造が、分かりやすいと思います。この間に、安倍さんを叩く「森・加計問題」や「桜を見る会」そうして…「黒川人事の話」が起きています。これは政策の「主導権争いの攻防」です。
だから2012年末から2023年の暮れです。ここまで…長い株価の下値圏も「ボックス相場」(成田闘争)が演じられたのでしょう。「野村証券」の株は、名目経済を代表する「資産投資」により…恩恵を受ける株です。株と土地は資産投資の要です。
だから基本的に、ここからリーマン前の2000円台の株価に大きく飛躍します。本当の株価上昇の相場は「此処から」始めります。今までは「助走」段階(予行練習)です。でも多くの皆さんは…既に「嫌」になって来た頃でしょう。2024年3月にこれまでの高値の980円を超えて1006円を付けた「時代背景」を、ちゃんと…自分の頭で、「理解」しましょう。
株と言うのは、基本的に「理論通り」に動きます。日本は、ようやく…「新しい時代」がやって来たと言う事なのです。だから「日立」(6501)や「重工」(7011)の株が上がったのです。カタルは「先着一名様」から「努力」するものが「報われる社会」になった…と述べました。
はやく…「新しい時代」に対応した奴が、「勝利」を収めます。今までは、実質経済下の「清貧思想」でした。だから「他人の悪口」を言って、その「憂さ」を晴らしていました。SNSで、他人を攻撃するのは…基本的に「自分が負け組」なのです。
その社会現象が「フジメディアHD」(4676)の中居君問題から、端を発した「コーポレートガバナンス」の問題です。企業統治の在り方が問題になり…功労者には、違いありませんが「老害」である昔のやり方を実施していた…日枝さんが、追い出されました。これは新しい「時代の幕開け」でも在ります。

まぁ観て居なさい…ここから「野村証券」(8604)は、来年は無理かな? まぁ時間は分かりませんが、株価は「2000円台」を目指します。だから「消費者物価」も上がっています。物価高の意味は、同時に「資産価値」も上がるのです。

ここ2年~3年ほどで、「不動産の価値」が大きく上がりました。なかには「2倍ほど」になったケースもあるでしょう。でも「借金」の額は…変わりません。これが「資産効果」です。つまり…「三菱地所」が持っている東京駅周辺の不動産価値も、2倍近くに上昇したのです。故に「三菱地所」(8802)の株価は騰がることはあっても…株価が下がることはありません。
最後は、超大型株の「NTT」(9432)だって、株価が乱舞するようになります。
今回はそこまで「到達する」と思っています。何しろ「失われた時代」が35年間にもなるのです。実質経済から…名目経済への転換と言う事は、物価も上がりますが、同時に資産価格も、それ以上に上がるのです。だから常に「名目値」が「実質値」より…高いのですよ。「GDPデフレーター」の意味です。こんな事は、小学生は無理かもしれませんが、中学生程度で理解できる話です。
今日は、その騰がる株である「野村証券」(8604)を1000株利食いして、「デンソー」(6902)を、「損をしない投資」で、株を入れ替えました。この意味は、利食いをして、その利益の活用と、株価位置が高い株から、株価位置が低い株への入れ替えです。しかも「デンソー」は、トヨタグループの電装部品の会社です。
基本的に「繋がる車」(SDV=Software Defined Vehicle)などの電装品にも関与します。しかも…そのトヨタグループの「構造改革」をリードしたのは「デンソー」だったのです。2年前にその事を、皆さんに伝えています。おそらく関税問題が、何れ…集結しますから、その時は「活躍する」のでしょう。損をしない…と「謳っている」以上、リスクが少ない株価位置で、株を仕入れなければなりません。

株を売った「野村証券」は4月の始め…急落した後で2週間待って、株を買った株です。約150円程度の値幅でしょう。たぶん「2割程度」の成果になったのでしょう。「デンソー」は、何れ…2400円ラインにまで行くでしょう。これで持ち株が1000株になります。カタルは「デンソー」(6902)の2000円以下は「何処でも買い場」と述べています。カタルが扱う株のなかでは「大型株」に位置します。リスクは、余りありませんよ。
カタルは、色んな読者に向けて…それぞれの好みの銘柄を提供しています。
博打好きには…「データセクション」(3905)は、今は推奨していませんよ。しかし「3Dマトリックス」(7777)は、手掛けています。あるいは「配当利回り株」である「Jトラスト」(8508)でも…これは利率が低いかな?

それなら「大真空」(6962)や「三桜工業」(6584)でも構いません。個別の材料株も提供しています。あとは、皆さんが「お好きな株」をやれば、良いのでしょう。時間をかけるなら…新安値を更新している「出前館」(2484)でも構わないでしょう。

どんな銘柄が好みなのか分かりませんが、それぞれが「勝手」にやりましょう。先日、株を紹介した「北海道電力」(9509)も、約100円以上の値幅ですよ。配当利回り株として700円割れで…紹介をしていました。
リスクがなくても…「儲かる株」です。今日も買っている「ジェイドG」(3558)の株ですが、先ほどは1474円まで、高値が在りました。でも今は1425円でも買えそうです。
カタルは強気ですから1455円から。1450円、1445円、1440円、1435円で1430円、そうして1425円も買い指値が入っており、更なら「下値」にも…買い物を用いています。 まぁ皆さんが、それぞれ「好きな株」を、勝手に選択して…やりましょう。あとは「ケセラセラ」…世の中は「何とかなる」ものです。また…明日