失敗の常習犯

昔…仲間の歩合セールスが、「TOWA」(6315)と言う株に拘りを持っており、顧客に薦めていました。何回も企業側に「製品の開発状況」を問い合わせていた…記憶があります。でも開発は一筋縄ではなかなか計画通りに運ばないのです。

「ラピダス」が、ようやく…「2ナノ」レベルの試作品を完成させましたが、量産と試作品は天と地の違いがあります。先ずは「一里塚」に到達したことは、事実ですが、実際の量産化は「歩留まり率」の問題があり…量産と呼べるためには、様々な試練が此処から始まります。実際にモノづくりをしたことがない人間は簡単に思うかもしれませんが、試作とは、全く…別物です。尚、製品が安定して作れたとしても販売先と競争相手が存在します。

中国は「数兆円の資金」を、惜しげもなく…投じますが、日本は「うるさい」国ですからね。まぁ「頑張って欲しい」…案件です。日本には、様々な「やるべき」困難が待ち構えていますが、メディアの資質が、貧困です。その為に「間違った」国民誘導が目立ちます。だから…大変です。何しろ「フジメディア」(4676)で、仲間が叩かれても…「反省」をせずに「切り抜き報道」で、他人を茶化して…「視聴率」争いです。なかなか…改善をしません。

故に…「失われた時代」が、35年間も続いたのです。しかし現状は4万円程度の株価も「安定」化が出来ないのです。35年も掛かって…なにも「成し遂げなかった」日本の「劣化」度合いは、「哀しい現実」なのです。

この一番の理由は、「我々」…国民の意識に「根付いている」のでしょう。つまり政治ではなく、我々…国民一人一人が反省をして、「自らの意思」で、チャレンジをしなくてはなりません。

物価高を「嘆く」のではなく…物価を超える努力をして、自分の「所得」を、更に増やせば良いのです。その為の「ツール」は揃ってきました。ネットを利用して…AIを活用して…自分自身の「研鑽」に努め…時間があるなら、年金で生活が苦しいなら、「タイミー」(215A)を利用して、自らの肉体を使っても…「お金」を稼げます。あとは、世間のせいではなく、自分の「努力」度合いの問題です。

自分がどう生きるか? その方向性を問う…参議院選挙は、政権政党を決める選挙ですから、日本国民の権利を主張する前に、先ずは自分が、最低限のノルマを果たさねばなりません。なにがあっても…選挙に行って、気に入らないなら白紙投票でも良いのですから、絶対に投票をすべきです。まだ行ってない人は是非、投票を早めに済ませましょう。

先ずは…自分自身の「第一歩」が大切なのです。

そんな努力も出来ない人間が「株で儲かる」道理はありません。株式投資は、基本の概念を確り持って…相場に臨み、何があっても「大丈夫な体制づくり」が欠かせないゲームです。そうすれば…無限の使い切れないお金を、手に出来るのでしょう。上限は「無限」なのです。

でもカタルは「時間軸の壁」の克服に苦しんでいます。

上がる株は、分かるのですが、いつ「始まるのか?」 やはり…難しいものです。昔、歩合セールスの仲間が、「TOWA」(6315)の製品開発状況を、会社のIRに問い合わせ…かなりの株数を顧客に買わせていたのでしょう。あれから、随分…長い時間が掛かって、その「TOWA」(6315)の株価は、今回の半導体相場で「大きく」跳ねました。

「TOWA」(6315)の 月足推移

カタルが現役の頃の話ですから、2010年頃なのでしょう。彼は結局、関東財務局の追及を受けて、会社を辞めたのです。その理由は「一任勘定」だったように思います。僕ら歩合セールスは、顧客と「長い付き合い」になりますから、どうして、顧客は「任せるわ」となりますが、仕組みが変わり、銘柄名、株数、株価など…イチイチ確認を取ってから注文の執行になります。でも顧客は任せると言っているのに…面倒な「手間を」嫌がります。

その電話の録音が残っており、その「些細な事」が突かれ…「退職」になったように記憶しています。その彼が、この「TOWA」の株を、かなり必用に…株集めをしていました。株を目立たないように…「水面下で集める」時は、時間をかけねばなりません。場合によれば、人気が集まるのを「防ぎ」…一旦、持ち株を売り、相場を冷やすこともあります。色んなやり方が在るから、一概に決めつけられません。

歩合セールスは、「個性的」な人間の集まりです。組織を飛び出した「一匹狼」的な…性格です。役人や警察、場合によれば、ヤクザ相手に…「立ち回り」を演じる奴もいます。兎に角、その個性は、みんな、それぞれ…変わっています。その株が、最初はチョロチョロ上がっていましたが、2024年に爆発しました。彼は、このチャートでは、100円程度のラインで集めていたのでしょう。通常は、これだけ…時間をかけると失敗ですが「バフェット」時間は別なのです。

相場で儲けると言うのは「常人」には理解できないものです。

それを、たった2年や3年で「ガチャガチャ」言われても…時間軸の基準は、人それぞれなのです。金持ちの時間は、自分が株を買ってから、株価が下がると、本格的な投資が始まるケースも良く在ります。隣の浜ちゃんの「実話」ですが、最初は、失敗をして…「追証」になってからが「本番」だったのです。田舎ではあり得ませんが、東京は途轍もない想像を超えた人間に、当たることが在ります。よちゃんもそうですネ。お金って、不思議なもので…「人間の器」に合わせて増減をします。5億、10億も…1000円、2000円も同じなのです。

株式投資の勝負は100株の人も、100万株の人も同じなのですよ。

だからカタルは「自分の力量」を知って、それに「合わせた投資」をすれば、良いといつも述べています。株価が少し下がった方が、株数が揃って…反って…好都合なのです。人生は「塞翁が馬」と言います。「失敗」が「成功」に繋がることも沢山あります。だから、最後は人間の「やる気」の問題です。この「TOWA」の時間は、流石に…時間をかけ過ぎでしょうが、「数年」以内なら…いくらでも「ご用意」できます。

たぶん無限に、「儲かる株」を提供できるのでしょう。そのノウハウを、早く会得することです。あとは時間軸の問題になります。多くの「失敗事例」を観ていると、常に、自分だけが他人と違い、「正しい選択」が出来ると思っている人間が、大概、「大きな過ち」を犯します。

相場は「魔物」です。

未来に起こることなんか…誰も、分かりません。だから、その対応力…「適応力」が大切になります。多くの人は、失敗や挫折の経験が乏しいから、「心」が痛みます。うつ病などになる人は、繊細な…デリケートな人なのでしょう。

カタルのように…「挫折ばかりの人生」だと、成功する方が、「稀」なのだと思うようになります。だから失敗の常習犯ですから、そのノウハウも、様々なケースを知っています。所詮、命のやり取りは、ヤクザの世界だけの話です。あとは普通なのです。

お金が消えても、また稼げば、良いだけの話なのです。人生は意外に長く…何回もチャンスが来るのでしょう。その「幸運」に、巡り合うなら…チャンスを逃がさないように…全力投球です。その「度量」があるか、ないか…で、自分の「人生」は変わるのでしょう。

「ジェイドG」(3558)の 日足

今回の決算を観て…「マガシーク」(dfashion)の実際の改善が、評価されて…株価は「200日線」を回復しました。カタルが、何故、いつも「200日線」の基準値を引合いに出して相場を解説しているか…。分かる事例の一つの現象です。

(dfashion)の実績

ここから、ようやく「本番」です。今までは「予行練習」の相場です。田中君らしく…通常の経営者は、この段階で…来年の「復配」などを発表しません。通常の経営者は「年末ごろ」に「復配発表」です。彼らしいでしょう。

でもカタルは、田中君には更なる「極み」を求めています。

前澤さんの「ZOZO」(3092)の「営業利益率」30%の課題です。この基準が市場の成功者の「ランク」です。歩合セールスは、約手数料の40%が所得ですから、かなり良いラインでした。

でも…「オービック」(4684)のラインは、なんと…その基準が「64%」なのです。凄いですね。今、それを追って、「ベイカレント」(6532)は「35%」水準まで来ています。でも…メディアで話題になっている「SHIFT」(3697)はようやく…「11%」ラインなのです。明らかに…「格落ち」です。あとは、此処に「成長力」の問題が生まれます。

でも「SHIFT」は47%、60%、41%35%と続き…流石に25%に落ちており、今期は17%台の予想です。でも高い利益率を誇る「オービック」は4%、6%、11%、8%、10%と低成長です。でも「ベイカレント」は30%、34%、32%、23%、23%、23%と頑張っています。「ダイヤモンド」から…「妬まれる」数字です。どんな「諍い」が、あったのか分かりませんが、成功者は「世間から」妬まれる場合もあります。市場から言わせれば…阿部 義之さんや北風 大輔さんは立派な経営者です。この数字が物語っています。

「TOTO」(5332)の 週足

僕らは、市場のなかで戦っています。市場から認められて…初めて「なんぼ」の世界です。やはり株価は「正直」なんだなぁ~と実感をします。最近、読んだレポートでは、「此方」が気に入っています。ニュースなどに接して…カタルは、先ずは「株価」を観ます。株価位置は好きなのですが…実際の業績の変化率は、「イマイチ」の印象を持っています。しかし…トイレの「ウオッシュレット」は、日本人が発明した開発です。

「TOTO」(5332)の 業績

「任天堂」(7974)のような…世界的な評価になっても「良い」のだろうと思います。ただ正直に言えば、売り上げは7535億円程度で…その営業利益は525億円ですから、この利益率の7%では、「物足りません」。この数字が10%ラインに乗るなら…カタルは飛びついて「TOTO」(5332)の株を買ったのでしょう。

如何に…「ジェイドG」(3558)の1Q段階での利益率の「12.26%」かな? その数字が株価を「買う動機」になるか…分かりますね。

高成長を続けている「SHIFT」は、それより劣る11.5%なのです。でも平均の「SIHFT」の「成長性」は「ジェイドG」より…高いかもしれませんが、今期の伸びは17.5%なのですが、その市場の株価評価は「PSR」で、3倍以上なのです。「ジェイドG」は上場から、ずっと…平均で28.86%の成長です。

業種は違うので、簡単に比較は出来ませんが、やる「仕掛け筋」が登場するなら…やはり相場は成功する…「確率」が高いと言う「論理的な裏付け」があります。少なくとも…PSRは1.5倍~2倍の市場評価を、今年後半には「手に」出来るのでしょう。また明日。

カタルも…選挙に、これから行ってきます。皆さんも、忘れずに投票をしましょう。会員の方は「新しい原稿」をアップしましたから、お読みください。



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