アーカイブ:2025年10月3日

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昨日の相場を観て、再び「相場観」の修正を迫られました。カタルの気持ちは、いつも微妙に…揺れています。今までは、あまり書いたことはなかったのですが、皆さんは、「市場の整合性」の意味を、知りません。

米国株は「政府機関の閉鎖」を乗り越えて…AI投資ブームに成っています。此方の報道などは、その事例を示す…端的な報道でしょう。その投資額は、民間企業一社で5兆円です。日本の「ラピダス」への政府支出は、先日のNHKの報道では1兆7000億円と言っていたようです。

この金額を比較すると分かりますね。その違いが…。日本人と米国人の違いは、なにか? やはり「アメリカンドリーム」と言う…「やる気」でしょう。「頑張れば、明日はもっと豊かになれる」と言う希望です。政策官僚は、肝心の「人間の気持ち」を考えない…「政策」をやめましょう。

しかし日本は、国家が大規模投資をしていますが、なかなか…民間企業は、「冷ややかな目」で見ており「お付き合い」程度の投資です。まるっきり…違います。日銀が大規模投資した「ETFの買い入れ」をした時と…同じ反応です。だから名目時代への「黎明期」なのです。故に、少し…相場が軟弱になると、途端に「負の連鎖」が働きます。このカタルが「迷っている」…期間は、微妙なのです。

だから常に「追証のリスク」に脅かされ…昨日も、本日もカタルは「雪だるま投資」でも、その「持ち株」を、最近は外しています。最初は1万株を下回っていたのでしょうが、1500円台も果敢に「クロス」をして、利益を計上し…その利益で更に株を「買い増し」をしたので、最大15000株まで「その持株」は膨らみました。「ジェイドG」(3558)の話しです。最近は、この安値で「仕方なく」玉を外し…売っています。これが「負の連鎖」です。

そうして、とうとう…今日も寄り付きで1000株をまた売りました。これで、この口座の「持ち株」は11000株に減ったのです。でもその度に50万円ずつを入金していますから「担保率」が上がっています。次は1600円を超えるか? それとも1200円前後まで下がるなら、何とかして、今度は、逆に…「株を買う事」になります。

良いですか…自分のケツは、自分で拭くのです。相撲取りとは違います。

昨日の相場を観ると、半導体以外は「株に在らず」…と言う内容です。非常に「危ない兆候」ですが…これがAI投資への「シンギュラリティ―」の「幕開け」なら、どうでしょう。始まった…可能性もあります。国内では、投資ファンドに格下げをした「ソフトバンクG」(9984)だけが、何とか…「世界標準」です。

やはり「ルネサスエレク」(6723)まで、株価は高くなってきました。「ローム」(6963)の謎は、物色の「路線」は少し違いますが「似た者」同士です。会員の方は、カタルの狙いを説明していますから、僅かな「時間軸の違いなんだなぁ~」と思うでしょう。

「第一三共」(4568) の日足

「大阪チタン」(5726)を買うために、打診買いをしていた「第一三共」(4568)を外したのですが、昨日も、本日も上がっており、逆に「儲け」になっています。これは二度目の200日線割れかも…知れません。この理由は「ファイザー」が…

「政権側は低所得層向け公的医療制度「メディケイド」に、他の先進国での提供価格の中で最も安い価格(MFN価格)を適用することを求め、ファイザーはその条件を受け入れた。米国内での研究開発・生産設備投資に700億ドルを支出するのと引き換えに、輸入薬への関税適用が3年間猶予されるという内容だ。」と言う報道が背景です。

追加の報道が此方です。

「サンバイオ」(4592) の日足

その影響もあるのでしょう。昨日は、審査に入ると言うだけで…「サンバイオ」(4592)が「ストップ高」していました。しかし…その内容は「お粗末」です。この株は、需給関係が良く「特定の人」が株を買っている為でしょう。通常この株価では、市場で評価はしません。

「サンバイオ」(4592) の四季報数字

それなら…何故、裏付けのある「3Dマトリックス」(7777)の方が、余程…筋は通っていると思います。しかし今は「大阪チタン」(5726)以上に、その「乖離」は高く、なかなか「買う勇気」がありません。よって…昨日の相場を観て、少しだけ「買ったばかりの持ち株」を外しました。「大阪チタン」も同じです。完全に「目先の思惑」は外れました。

「3Dマトリックス」(7777)の日足

今、2400円の3万株の買い物に、誰かが「売り物」をぶつけました。「大阪チタン」(5726)の話ですよ。このような下値の「買い物」が観られる内は、駄目なのでしょう。皆さんは、「ジェイドG」の板状況を、観ている人は多いでしょう。

昨日は、確か…1300円の所に13000株程の買い注文が入っていましたが、今朝の寄り前は「消えて」います。逆に僅か1000株だったかな? カタルは、この「売り物」にプラス1000株ですから、2300株程度の成り行きの売りでしたが…寄り付き前の気配値は1300円を割れていました。

しかし始まりは1305円で「損切り」をしたのです。買値は1500円ほどですから、約20万円の損失です。このように「下値の買い物」が切れるのは、ある意味で「危険なライン」ですが、同時に「転換点が近い」のかもしれません。「余裕のある人」だけが参加できる投資です。

「ブツブツ投資」を続けるのも、大変でしょう。なかなか…「勇気と覚悟」が要ります。さて冒頭の話に戻しましょう。「キオクシア」(285A)の人気を支えるのは…

「サンディスクは米ウエスタンデジタル(WD)の半導体メモリー事業として2月に分離上場した。最終的には破談となったが、キオクシアとWDはかつてメモリー事業の統合交渉を進めていた経緯がある。」と言う昨日、紹介した報道です。

「サンディスク」(SNKD)の日足

この報道は前に在ったのです。そうして、その2月に分離した「サンディスク」(SNKD)の株価が此方です。日本人らしい反応です。しかし…カタルは2021年の夏の「船株」に似ているなぁ~と思って観ていました。「キオクシア」が「観察株」だったから…ある意味で「ローム」(6963)と同じで…余計に悔しいのです。

「ローム」(6963) の日足

その報道が…「東洋経済」(四季報の出版社)から、「ロームのレポート」が出ていました。此方です。だから「ロームの謎」になったのですよ。まだ「分からない」のです。しかしこの株の「買い方」は、明らかに「巨額のファンド」の買い方です。どのファンドが、買っているか? 何れ…分かるでしょう。この動向と、「キオクシア」の相場の成り立ちを観て…時間軸を、早めたのに…ワンクッションを入れた「ルネサスエレク」(6723)です。

「ルネサスエレク」(6723) の日足

カタルは、いつも「未来に上がる株」は、既に…「前から」決まっていると述べています。その事例の一つです。ただ、ここで「分からない」のが「会計士」の心です。「ニデック」(6594)もそうですが、公認会計士なんかも「いい加減」なのです。その人の「主観」が、かなり…入ります。「ルネサス」は「ウルフ」への投資の損失で赤字になりました。でも…巨額投資をしたM&Aの「のれん代」を償却していません。

まだ決算前ですから、来年の2月にならないと…僕らには、その実態が分からないのです。だって会計士の「心のなか」は覗けません。ベールに包まれた部分です。何れ、高値を更新して1万円台になる可能性を持った株です。しかし…今は「分からない」のです。

あまり細部を述べても…みなさんは、理解できないでしょう。だから…今までは余り真実の部分は「ベール」に包んでいました。しかし会員数が、極端に増えていますから、カタルの「性格を知る」必要があります。カタルの性格は、本来「博打好き」なのです。だから、それを知ってから、このレポートを読む…必要があります。常に「ハイリスク・ハイリターン」を狙います。

ハイ、「キオクシア」(285A)のストップ高の6410円の指値が100株だけですが、売れました。カタルは「空売り」をしたのです。そうして、「空売り」は、嫌いですから、直ぐに買い戻しました。6350円と思いましたが、安全を観て…6380円の指値で買いました。「微益の遊び」です。その儲けは2932円です。

逆に…今「3Dマトリックス」は290円で2000株が買えました。次は285円ですが、多分…「買える」のでしょう。カタルは「25日線」で、また買いに向かいます。現在は265円なのです。色んな口座があり…それぞれで別のやり方で相場を楽しんでいます。

昨日かな? それとも、一昨日かな? 指値をしていれば…E君の株も買えましたね。 このU君は、まだ発表できませんが…860円の指値で200株を買いました。何故「指値」にしたか? 

同時に 「ルネサスエレク」(6723)を100株か…200株かな?「損をしない投資」でも「打診買い」をしました。確か…今週の月曜日の寄り値ですから、1791.5円かな? 一方、大型株の「ルネサスエレク」は、成行きです。会員の方だけが分かるのでしょうが、「ブツブツ投資」は、恐くはありません。問題は安くなったら…売らずに、また買えるかどうか。此処なのです。

此処で「ジェイドG」の話ですが…あの2828円でも買っても良いのです。今なら1500円も「安い水準」で、また同じ株を買えます。あの時より、実態はずっと…良くなっています。「不思議」でしょう。

E君の日足

この新しい銘柄のE君は、上場した時は、1380円で100万株、それでも足りずに…追加で37万株を売ったのですね。1380円が証券会社の付けた「公開価格」です。でも現金が豊富なのに4985円から、なんと…626円まで、株価は売られます。カタルにしては、珍しく…「高値圏」での株価推奨です。そのチャートです。

ここで言いたいのは、「時間軸」の問題です。株は腐りませんよ。ようやく数字が合うようになったから、株価が上がり、カタルが毎日検索しているリストに登場したのは最近です。あとはその株価を、どう判断をするか? 

株式投資のやり方は色々あります。カタルは「元証券マン」ですから、相手に合わせた対応は出来ます。しかし自分で投資をすると、なかなか…大変ですね。証券マン時代なら、自分で株を買います。今なら「ジェイドG」は50万株も、買うなら「上昇波動」に乗せることができるでしょう。しかし、もう証券マンではありません。カタルがどんなに頑張っても、あと1万株か、2万株程度しか買えませんからね。皆さんが、カタルの原稿を読んで。どう考えるか?

そのヒントは沢山、盛り込んだレポートです。証券マンの読者も多いようです。目先の当りハズレ…そんな馬鹿な言動は、止めましょう。株式投資は「楽しい」ものです。カタルはその原理を追求して話題にしています。

あとは皆さんが勝手に考えて、どう利用しようが…「馬鹿とハサミは使いよう」です。あくまでの色んな選択肢を提示していますから、自分が気に入ったものを選択して、無理をしない投資で、相場を楽しんでください。

良いですか…。この「力量」把握は、自分だけにしか…分からないのです。自分の気持ちに素直に問いかけて、不安を感じるなら、持ち株を外し、楽しいなぁ~と思うなら持ち株を増やせば良いですね。

今の相場の焦点は「半導体」株だけの「上昇」が、他の銘柄に「輪を広げる」ことが、出来るかどうか? 此処が「焦点」ですよ。だから「ルネサスエレク」を、危ない選択を承知で敢えて…「打診買い」をしたのですね。カタルの「真意」は、なかなか…皆さんに伝わりません。まぁ、どんな解釈をしても自由です。あとは自分がどう考えるか? その話ですね。また明日。



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