米国は「相変わらず」…強い展開ですが、「行き詰まり感」も同時に感じています。でも、ここに来て「若干の変化」が生まれるか、どうか…。カタル自身も…驚きの「不安の壁」をよじ登る…相場でした。しかし「ソロソロ」…その認識への対応が進み、「次のステップ」に入るような展開にも思えます。

やはり…相場の要を担うのが…米国の「金利動向」でしょう。この金利は、全ての経済活動に影響を与えます。そもそも…日本人が論外の馬鹿ですが、通常の国では「金利裁定」と言う絶対に勝てる投資が基本になります。

しかし…過度の清貧思想を振り撒いた結果、奈落の二番底に叩きつけた悪政が心の傷になって、日本人は広く…「トラウマ」状態になりました。カタルのような馬鹿は、稀な存在です。(上は日足動向で…下は週足動向です。方向性を確認しておきましょう。)

「Flagstar Financial, Inc.」 (FLG)の 日足
この金利動向に関連する株として…「Flagstar Financial, Inc.」 (FLG)の株価を参考にしています。この株は商業不動産問題で問題を抱え、「ニューヨーク・コミュニティ・バンコープ」(NYCB)時代に、スティーブン・ムニューシン元財務長官らの率いる投資会社が10億ドルの増資を行った会社です。最近、社員は出社要請になっており、金利さえ下がるなら、一気に業容が激変すると思っています。同時のアーク投信(ARKK)も関連します。

米国は、基本的に「GDPデフレーター」を「右肩上がり」に誘導してきました。常に…実質値より「名目値」が高い状態ですから「資産投資」が有効なのです。金利の上昇分以上に、資産価値が上昇をしますから、どんな馬鹿でも「金儲け」ができる環境です。基本政策は此処に「焦点」が在ります。
しかし日本の大学も、たぶん…このマジックを「経済学」でも…教えてないのではないのでしょうか? 金利と「経済活動」の関係も、あまり理解してない投資家が多いのでしょう。目先の「需給面」ばかりを気にする…「投資行動」では、大きなお金が残せるとは思えません。あの…天才的な小手川君も、壁にぶつかり、彼は利口だから…資産投資の方向性を不動産に転換しました。まぁ100億を超えると「目先の運用」は難しくなるのでしょう。「自分の売り買い」で、株価が動きます。
カタルは「フジメディアHD」(4676)の村上ファンドなどの行動は「邪道」に見えます。やはり「ブラックロック」のような…株をいくらでも買えるけれど…「常識の範囲」に留める運用が、正しいのでしょう。せいぜい、10%未満です。通常は5%程度に留めるべきなのでしょう。
カタルが「あちら側」に行っても、そうしようと思っています。でもこの性格は「意地」になりますからね。昨日も「おかしい」…と思って…「ジェイドG」(3558)を買い過ぎたために、本日は「ポジション調整」で…5000株程の玉を外しています。「買う方針」に変わりませんが、カタルには「限度」が在ります。

皆さんも、どんな良いと思っても…自分の「力量」を守りましょう。それさえ、しっかり守っているなら…「株式投資」は、簡単に…「金儲け」が出来ます。今日は、トランプ関税が「15%で決着する」と言う報道が、流れているようです。本当かどうか…「分かりません」が、チャートは時間の問題で…「一段高」する形に見えます。

「野村証券」(8604)だけでも、構わないのです。一つの銘柄だけ、売買の対象にして「小遣い稼ぎ」に終始しても…良いのでしょう。「株式投資」のやり方は、人、それぞれです。色んな…手段があるのです。皆さんは、「高値で株を買って」安値で株を投げることは、なかなか…出来ないのでしょう。でも…カタルの最優先は、自分の「力量把握」です。
相場観とは…違います。株価なんか、どっちに転んでも…構いません。下がれば…下がっただけ、やり方を変えれば、良いのです。
多く…「損をした投資家」を観ると、一番、悪いのは金がないのに、毎日、売り買いをしたがる人です。カタルのような…人間です。でもカタルは、本日は「ジェイドG」(3558)の株を買いたいのですが、仕方なく…寄り付きで5000株程を投げました。
まぁ、その買値は1430円前後でしょうから、「大きな損」ではありません。でも下値に買い物を入れたのです。これは「別口座」ですが、1400円から下値に随時、買い物が入っています。今日は1400円まで…持ち株を、売りに行ったのですが、寄り値は1418円でした。この株価前後が、今の「市場参加者の総意」なのでしょう。
まだ…この株の価値に、「気付かない人」が大勢いるのです。でもあまり…「先走って」も、こっちが「時間」を待たされて…イライラ感が募ります。この時間軸の把握は、難しい課題です。自分で株価をコントロールできる程度、「ジェイドG」なら50万株~100万株程ですが、自分で買えるなら、「時間の把握」も、楽になります。でも今は「コバンザメ」です。所詮は「他人の褌」なのです。
市場の「歪な…現象」を掴まえたら、それを是正する行動が「投資行動」でしょう。「金利裁定」と同じ考え方です。会社の持っている資産を、有効に活用しているかどうか…。経営陣は、その「審判」を、株主から受けます。そもそも…経営陣は、先ずは「株主の利益」に立って、行動をしなくてはなりません。このような「基本理念」を、忘れているから、「もの言う株主」に狙われます。「BASE」(4477)の鶴岡君も「フジメディアHD」も「新たな株主」が登場し…困惑しています。
カタルが経営者なら、株主になって頂いて…「ありがとう」です。共に…会社の価値を高めれば良いのです。場合によれば…「経営権」を明け渡しても、良いのでしょう。
それを、サラリーマンなのに…会社を「私物化」する…日枝さんなどは、許せません。まだゴーン程度は「可愛い方」です。彼は、正当な報酬を、間違ったやり方で、手に入れたのでしょう。如何にも日本的なのです。
官僚は全て…「同じ手段」で、正当な報酬を手にしています。財務省には「天下り機関」が豊富にあります。各省庁には、そのような付属機関は、山のように存在しています。現役の報酬を、もっと高めれば良いのでしょう。まぁ難しい…問題です。「天下り」など、カタルには「合理的なやり方」に見えません。
ガソリン税などは、その利用目的は、今ではスッカリ…変わっています。そもそも…正当な主張をするなら、その「義務」も忘れては駄目なのでしょう。国民民主党も、参政党もお手並み拝見です。完全に「先が見えない」から…面白いのですよ。世の中は「知ったら、終い」です。これが人間心理です。
さて具体的な「ギャップ」の大きな事例を掲げましょう。此方の記事です。カタルも知らず…ビックリしました。でも大型株ですからね。
「日本生命」や「東京海上」など…日本を代表する機関投資家が…「GPIF」などもそうですが、このような「案件」を見逃しています。明らかに…おかしな現象です。

「三菱ケミカル」(4188)
「日本酸素」(4091)の株を「空売り」して、「三菱ケミカル」(4188)の株を買う…「株価裁定取引」が組めます。カタルが法人マンなら、あっと言う間に、この不自然な関係を是正します。しかし…今の市場が「何故、貧困なのか?」分かる現象の一つです。
だって…「日本酸素」の時価総額は2兆3954億円です。この50%以上を「三菱ケミカル」(4188)が保持しています。でも…その時価総額は、僅か1兆1774億円です。つまり…「日本酸素」に、持ち株を「自社株買い」してもらい…その資金で「三菱ケミカル」の株が全部、買えるのです。明らかに「鉄板相場」です。だから論理的に観て…あり得ない現象が現実にあるのです。
ただ…法人マンなら「商い」になりますが、個人レベルで、儲けの観点で投資としてみると、その儲けは薄く…カタルは「パス」です。カタルの性格には、合いません。

カタルは「大阪チタン」(5726)のような株の方が、「性」に合っています。やはり…1457円まででしたね。1450円以下を「買いたい」けれど、先日は、確か…1470円か1475円で株を買ったのです。でも昨日、売ったのです。そうして「ジェイドG」を、更に…買ったのです。何しろ、大引けは1415円まで「買いに」行ったのですが1410円でした。カタルは自分で株価の動きを止めようと思って…買ったのですが駄目でした。まだ「時間」が来てないのでしょう。

「デンソー」(6902) の日足
あれ? 昨日、株を買った…「デンソー」(6902)が、大幅高しています。世の中は分からないものです。「もったいないなぁ~」と思いつつ…「野村証券」(8604)の株を、1000株「利食い」して、代わりに「デンソー」を500株買って…手持ち株を1000株したのです。昨日、成り行きで、売り買いをせずに、指値にしたら…駄目でした。
先日、「アオイ電子」(6832)を買うために「板」が薄いから、指値にしたら、株を「買えず」に…株価は上に行ったのです。だから、その反省を活かし…「成り行き」にしました。大型株ですからね。

今、カタルは、ある実験で…新しい「博打株」を買い始めています。先日チャートだけ公開しました。まだ、会員様にも、まだ伝えていませんが、昨日は予想に反し、株価が上がっていましたから、「銘柄名」だけ…を、会員ページに前回の会員レポートの原稿に「書き加えて」…アップしておきます。
カタルは、今日も買っています。理由は、次回の会員レポートに書きます。基本的に、今は嵌まっている…理論です。先日はDX関連のソフト銘柄3銘柄で解説しました。その考え方です。この株は「過小資本」株ですから、「危ない」投資の部類です。
でも何故か…惹かれるのです。カタル自身も、その理由は分かりません。でもカタルの好みですね。「3Dマトリックス」(7777)に似た…感覚です。その「3Dマトリックス」は213円まであるのですね。カタル自身は、投資方針を変えて…「利食い」を優先させています。やはり…「色んな楽しみ」を、優先させたいと思っているのです。
だから、相場観と関係なく…「ジェイドG」も売ったのです。損だと思って売ったのですが、何故か…お金が増えています。何故だろう。まぁ他の「儲け」も、あるからでしょう。色んな選択肢が在りますから、それぞれが、「気に入った」…投資をしましょう。決して無理をしないように…ノンビリやりましょう。また明日。
会員の方は「銘柄名」だけですが、8月2日に「説明する予定」の銘柄名をアップしてあります。「過小資本」株だから、慌てて…上を買う必要は、全く…ありませんよ。気を付けましょう。