アーカイブ:2025年11月10日

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やはり状況証拠から観て…11月は爆上げから警戒感のある展開になるのでしょう。特に米国経済です。しかし…現役を長く続ける証券マンは、分かるでしょう。昔は、米国の「政府機関の閉鎖」の噂だけでも…それは関係ない「日本株」は大きく下がりました。

しかし…今は噂のような報道でも…株は上がります。今の日本株は「腰が強く」なっています。これが、漠然とした「感覚」です。なにがあっても…「復活する」日本株の強さは、日本の経営者が「真剣さ」に、目覚めたのでしょう。此処は…「ものを言う株主」の影響もあります。

やはり…蓄積された「内部留保」の金額は大きいですね。この蓄えがあるときに、今から「AI革命の進展」が始まります。もともと…日本は「少子高齢化」です。当然、働かない老人は増えて、年金をもらうのですから、働く若者の不満は、溜まります。だから「子供手当」てなど…育児に関する「手厚い補助」になっています。当然でしょう。

団塊の世代は、終戦後の兵士の復員が理由になり、飛び抜けて大きな「でっぱり」です。この人達の今は80歳代ですから、もう少し…社会保障費は増大をし続けます。しかし徐々に軽くなるのが、見えて来るのでしょう。物理的な話です。

今は問題の「医療分野」です。昨日観た…「エムスリー」(2413)って、すごい株だったのですね。今頃、カタルは「ジェイドG」(3558)の失敗から「成長性」の大切さを学びます。今、観察を続けている「SHIFT」(3697)も「エムスリー」(2413)も、あれだけの成長を長く続けるのですから…株価は100倍近くなるわけです。「ジェイドG」の未来が、今から楽しみです。田中君、頑張ってね。

この医療分野の「効率化」は、更に進みます。AIの進展と医療は「相性」が良いのでしょう。もう直ぐ手術ロボットの「ダビンチ」も進化して、今は、人の手を借りて手術をしていますが、神の手を持つ「AIロボット」の誕生になります。問診から、検査まで…そうして処方と、すべては「機械化」されるのでしょう。

このような未来社会は、もう数年です。この実現のスピードが上がるのがAI革命への「投資額」です。今は「データセンター」に注目が集まり…「半導体」は、異常な好環境が続いています。投資と言えば、「データセンター」ですからね。「電力」の爆食いは、凄い規模です。

「日立」(6501)の 日足

当然「重電」は復活します。だから「日立」(6501)の相場は、何も…最先端のAIで加速する「Lumada」は、耳慣れない言葉ですが、この「新分野」でなくとも…昔の「発電事業」でも、活躍するのでしょう。故に…株価は騰がると思っています。

関連する半導体市況の急回復は、まだ数字に表れていませんが、徐々に来年の春にかけて、市場に浸透します。だから出遅れの赤字企業の「ルネサスエレク」(6723)を此処では…採り上げています。

「ローム」(6963)の 日足

しかし…今の関心は「ローム」(6963)の調整過程です。この株の「調整度合い」が、どんな形状を示すのか? 非常に高い興味を持っています。今回の決算を、機会に「利食い」が入るのは…当たり前の現象です。

しかし一つのファンドが「持ち株」を外しても…他のファンドは買うことでしょう。手替わりをするのでしょう。ファンド同士の戦いです。あとは「時間軸の概念」だけの話です。

当時の「商船三井」(9104)の日足

この「異常な値上がり方」は、過去、手掛けた「船株」相場に似ています。あの8月の爆上げから9月でしたかね。あの「調整度合い」に似ているような…気がしています。あの時はタイミングが合わず…まるっきり「逆」の運用でした。銘柄自体は、間違ってなかったのですが、「時間軸」が、上手く噛み合いません。だから…折角の相場ですが、上手く利用していません。

「メルカリ」(4385) の日足

今日は「北米」事業が黒字化した「メルカリ」(4385)が「一番人気」のようです。カタルも、久々に…「遊び」ですが、500株だけ…参戦しました。


「メルカリ」(4385) の北米

もともと…米国が黒字になるなら「磐石」だったのです。昔のカタル銘柄の復活でしょう。前から「仕手性」のある株ですから、人気になるかもしれません。

今は、難しい場面でしょう。

「キオクシア」(285A) の 日足

AI革命の期待が強すぎて、半導体株を観ると分かりますが…「キオクシア」(285A) のような「立ち上がり型」相場になります。「逃がした魚は大きい」と言いますが…本当に大きかったですね。カタルがIPOを申し込むのは、珍しいのです。でも「キオクシア」は申し込んだのですが、外れました。

余程、あの時に「タイミー」(215A)のように…「キオクシア」を寄り付きで「株を買おうか」どうしようか…と、悩みましたが、見送ったのは、全て「ジェイドG」(3558)の失敗の為です。

株式投資と言うのは「リズム」があります。バレーや卓球のように…試合の流れがあり、何か…些細な事で「リズム」を壊すと、試合の流れが、ガラッと変わります。あれと同じようなものですね。上手く…タイミングがあると、あっと言う間に、お金は増殖します。

皆さんは、あまり経験がないから、カタルの述べる意味が理解できないのでしょう。これは経験をしたものでないと分かりません。カタルが3億円を40億円にした時は、もう大丈夫…と思ったものですが、魔坂、あそこまで…「清貧思想」を広めるとは、思っていません。

東大法科の政策官僚に対する…評価を間違っていました。もっと…「まともな人種」だろうと思っていたのです。たぶん官僚も「派閥」があるのでしょう。積極派と財政の規律派ですね。確かに…「節度ある」利用なのですが、ここまで…市場を痛めるのは「大馬鹿」です。まるっきり…お金を知りません。

今でも「内部留保」の話が話題になりますが、何故、此処まで企業がお金を貯めたのか? 

何故、必要な設備投資をせずに、「保身」ばかりに走ったか? メディアは、まるで分かっていません。動けば…必ず、「負ける政策」を長く続けました。昨日のNHKを観ると分かります。

カタルは「大相撲」を観ていたら…突然の緊急地震速報です。そうして永遠に…動かない…暗い海の様子が流れます。もう馬鹿です。たぶん放送法か…何かの基準が儲けられているのでしょう。熊の被害も、そうです。狂っていますよ。でもメディアは法律問題になかなか言及しません。きっと…「忖度」(そんたく)しているのでしょう。お仲間です。

こんな「世の中」に、誰がしたのでしょう。楽しい…日々を奪う権利が、政策官僚にあるのでしょうか? だから「閉じ込められた」選択しか…なかったのでしょう。

そうして…物を言う株主様の登場です。なにが「経済安保」だ!と思います。何故、海外から買収されるのか? ここまで市場を痛めつけたからですね。そうして「芝浦電子」(6957)のホワイトナイトに「ミネベアミツミ」(6479)を政策官僚が立てて…「東芝」(6502)の「二の舞」を演じさせます。「セブン&アイHD」(3382)と同じ構図です。

まぁ考え方は、色々…あります。そもそも…日本株の株価水準が、世界からみて安いのです。不動産価格の問題もそうです。「外国人の排除」と言う…今の論法ですが、そもそも…収益不動産を、この水準まで下げたのは誰でしょう? 

まぁ、意見は割れますが、カタルは「市場原理主義」ですから、市場価格が上がることに賛成です。名目経済は「楽しい」ものです。今はようやく…積極的に未来の「夢や希望」を語って「躍進する」社会環境なのです。

「三菱UFJ」(8306) の週足

だから…お金が動くから、先ずは「三菱UFJ」(8306)などの「銀行株」が大きく上がりました。これは、お金が動き出したからです。でもリーマンショック後は、バブルの「トラウマ」に怯えて…政策官僚は赤字企業への融資を止めました。そうして「トヨタ」(7203)など…現金は余っている「超優良企業」への貸し付けを、推奨します。馬鹿な政策です。ほんとうに…狂っています。

こんな「ガチガチ」にするから「内部留保」を積み上げて、自ら…「自己防衛」をするのが当たり前です。もう…話にならない「馬鹿政策」です。だから、元日銀総裁の黒田さんは、何と言いましたか? 「ノムル」? なんて…言う「聞きなれない」言葉を用いました。

彼は「「長きにわたるデフレの経験から、賃金や物価が上がらないことを前提とした考え方や慣行、いわゆる『ノルム』が根強く…残っていた」と退任会見で述べたのです。

だから「異次元」の超金融緩和政策です。危険資産の「株式」を組み込んでまで…お金を動かそうとしたのに、馬鹿学者は「日銀が損をしたらどうするの?」と馬鹿な発言をします。もう完全に狂った「非常識」です。こんな学者が揃ったのが「日本学術会議」なのでしょう。末端の…カタルのような人間は、「サラ金地獄」は、まだマシです。でも「塗炭の苦しみ」を長く…味わっています。

「清貧思想」なんか…糞くらえ!なのです。今日も「ジェイドG」(3558)を寄り付きで1000株、そうして1640円で1000株買いました。勿論、安ければ、その下も買います。今は1635円、1620円、1615円と500株ずつの買いが入っています。

買えなければ、買値を上げるかもしれませんが、他に、今日は公約をしています。後場寄りで500株を買い、更に…大引けでも、もう500株を買います。利食いを出来る人は自分の力量により、ジャンジャン…「売りなさい」。余裕のある人は、ジャンジャン…株を買いなさい。それぞれの立場で「投資戦略」は変わります。

皆さんは、このような基本が、まるっきり分かってないようです。今回は会員制度の更新期を迎え…多くの人からメールを頂いています。その失敗事例の多くが、高値でも株を「追い続けて」…利食いをせずに、失敗をしたケースです。

どんな株も、買い続けるなら「儲けること」は出来ます。でも「時間」が必要になります。この「時間軸の解釈」が難しいのです。

今日は「ルネサスエレク」(6723)を寄り値で、先日、株を1810円と1800円で500株ずつ買ったものを…今日は利食いしました。「微益」ですが…それなりに、何回も相場を「楽しもう」と思っています。本番は、来年でしょう。カタルはそう考えていますが…早くなるかもしれません。

「ニデック」(6594) の日足

常に、株の売り買いをしながら…「株価位置」を把握しましょう。微益の「積み上げ」も、それなりに「楽しんで」います。でも本当は、「買い続ける」のが、正しい投資法でしょう。「ニデック」(6594)も面白そうです。実は、既にみんな…「利食い」をしたのです。合わせ技を用いました。2070.5円の買いと1800円を合わせて利食いにしています。

でもやはり…本日は2085円まであるのです。だから…あの「ストップ安」でも、カタルは100株だけですが、株を買ったのです。需給バランスのムードだけの売り買いでは、余程の天才でないと「鞘」を抜けないでしょう。それほど…株式投資は難しい「人間心理」が関わります。その感情を「超越」出来る奴は、居ません。

企業業績の改善が、明らかな株を「下値で集めるのが」正解なのでしょう。今日は1655円で株を買った「ジェイドG」は、読者のなかでも970円で買った人も居られました。まだ一年も経過していません。下値を買えるかどうか…。

その為には確りした「理論武装」をしないと株価の値動きを観て、行動することになり…折角の下値でも…株を「買う気」が、起こらないのです。カタルだって…田中君に会ったこともないし…どんな男か分かりませんが、「自社株買い」のお代りや、決算の「発表の仕方」などを、長く…観察すれば、それなりに見えてくるものがあります。

最後は「経営者の器」で、株価は決まります。昔から…「企業は人なり」と言います。

まぁノンビリやりましょう。カタルは当面、買い続ける予定です。たぶん明日も…今日と同じように「買う」のでしょう。そんな事で、本日はお終いです。また…明日。

常に…良い相場の時に、自分の買値を調整しましょう。最近の最安値が、市場の決めた株価です。だからその株価より高く株を買っている人は、自分の買値が「安くなるように」調整をせねばなりません。

「ルネサスエレク」(6723) の日足

例えば…「ルネサスエレク」(6723)は、1760円を考えていましたが…あの時は1763円まででした。そうして、今回の安値は1788.5円です。次第に「下値が切り上がって」います。次は1800円を割れたら、株を買い始めます。一度に買わずに…10万株を買うなら、先ずは1000株からです。これが「ブツブツ投資」の「ユトリある」投資でしょう。又ね。



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