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かたる:東芝の不正会計からの一連の処置は、やはり日本村社会の恥部なのでしょう。キリンも同じ構図ですね。昔の話になりますが、土光敏夫さんは、日本を代表する経済人で叙勲をされ、日本を率先垂範されてきた方です。面白いものです。石川島、東芝は、彼が社長、会長と歴任されてきたのです。両社とも合理化の為に招かれたのです。IHIも粉飾決算で東芝は、何故か粉飾ではなく、不正会計です。カタルは一時、東芝の西田さんを高評価していたので…偉そうに語れませんが、この構図が日本の村論理ですね。

日銀に対する批判もあります。金融政策の枠組みを超え、設備投資や人件費の増額に言及したことが原因と思われますが、日本は戦後の荒廃から立ち上がる為に、官民を挙げて、組織的な中央集権体制で権力を集め、高度成長を成し遂げてきました。この弊害が「失われた時代」ですね。真の競争原理に対する手腕を求められているのですが、なかなか経営者が自立できません。ゴマすりなど…、日本的な世間の渡り鳥連中が跋扈したために…、村論理がいつの間にか、確立されていたために…、この改革に時間を要しました。株式持ち合い構造は、その代表事例の一つです。

この甘えの構造が、東芝のような企業を延命させてきました。本来、IHIも含め、一度、上場廃止にすべきだと思っています。東京電力もそうですね。電力業界も政治家との癒着は強く、村論理が優先される世界です。ライブドアの堀江さんは、ある意味で犠牲になった人なのでしょう。リクルートの江副さんもそうです。たぶん…ね。国策逮捕ですからね。どちらが良いのか? 上手く回っている内は良いのですが…、プラザ合意からおかしくなりました。つまり東西冷戦構造がなくなったので…日本の価値観が大きく下がりました。

不思議な構造です。今度は南沙問題が起こり、AIIBの設立、IMFと力を付ける中国が二大国体制を打ち上げると…日本株が騰がり出しました。ある意味で不思議な構造ですね。果たして、このようなパワーバランスが成り立つのかどうか分かりませんが、日本は大きな構造変化の最中にあることは、事実なのでしょう。東芝の一連の出来事、ブラック企業問題などの表面化、やはりカタルには…新しい展開に見えます。

黒田さんの手法も、ある意味で日本的ですね。やはり日本人だから仕方ありませんね。市場経済で事を成すのは、大変です。その意味で孫さんが、果たして、スプリントを再建できるのか? 見ものです。実に楽しみです。そろそろ…来年辺り、その成果が生まれる時間推移です。

カタルの銘柄選別は、どちらかと言えば…本手好みですね。囲碁に手筋と言うものがあるように、株にも焦点があります。今回の年末年始はパイオニアを掲げる辺り…如何にも、弱いですね。本来なら、やはり、三菱UFJでしょう。そうしてケネディクス辺りの資産絡みの株式価値が上がらないようでは…、日本のアベノミクスは失敗で、最後は、ガラガラポンになります。いつまで延命できるかどうか…。既に財政ファイナンスに突入しているのです。故に識者は、海外へ資産を移転させ、金持ちはシンガポールに移住しています。村上さんも、確か…その口ですね。

アララ…パイオニアは、昨日の窓を開けたまま、今日も安値を更新しています。316円が入りましたね。いよいよ75日線に接近してきました。本日は312円ですね。1日、およそ1円程度、上昇しています。でも…ね。本当は75日線にタッチすること自体が、弱いのですね。本当に強い株は25日線を維持し、時期を待ちます。日本通信がそうでした。昨年の3月の話だから、覚えているかな? 25日線を割れたところで切り返し、一気に伸びていますね。でもあれは、小型の現物株ですからね。パイオニアは、曲がりなりにも日経225採用銘柄なので…大きいですからね。どうしても乖離調整は、仕方ありません。

小野薬は、相変わらず元気です。しかし野村が推奨したことで…出来高が膨らみ、おそらく調整入りだろうと思っています。どんな株も乖離調整は、仕方ない事です。必ず、夢を確認する作業が必要です。実際に企業業績が予測通りに増えるのかどうか…。日本通信もラオックスもそうですね。あまり未来価値を買うと、現実とのギャップが生じます。パイオニアのケースなら…連続安を続けていますが、下がるうちは、売ると思いますね。こんなのは買っている連中の意向次第です。

もし…コツンと音がしなければ、そのまま終焉になります。音が聞こえるかどうか? カタルはアイサンテクノロジーの出来からして、市場は必ず評価すると思っています。来年はZMPの上場も予定されていると言いますからね。でも同時に…偽物評価です。おそらく…日本通信やラオックスと同じケースかと考えています。でも今は、一番手に位置しています。

故に年末に評価損を計上しコストを下げています。今日も…買っています。実質はクロスなのですが…。持ち株を大きく増やしている訳ではありません。日銀の補完処置に対しての評価は低いですが…カタルは、黒田さんは、「やる気」かも知れないと思っています。おそらく…選挙があるので、円安からの物価高が心配なのでしょう。故に今回の発表でその影響度を見たのではないかと思っています。リートを5%~10%に拡大させる辺り、やはり1300兆円の逆襲のシナリオは存在すると考えています。

だって日銀が、ケネディクスが組成するファンドを高値で買ってくれるのです。一番のお金持ちが買う訳ですから、恐いものはありませんね。商業リート、物流リート、介護リートなど…経営の細分化で見える化の経営ですね。ROE経営の原点です。

以前、注目して、いつの間にか…高値追いになっていたリロ・ホールディングと、同じ発想です。リロ・ホールディングは企業の福利厚生を集約化しました。企業経営の設備投資などの装置には、全てコストがかかっています。本社だってそうですね。それをコスト化し、設備投資を一手に担うのです。最近は観光ブームで宿泊設備が足りないから…ホテルリートですね。星野リゾートが、力を付けたのは、このリートと言う仕組みのおかげです。カタルの狙いは、国の資産をリート化して、民間に移転する構想です。オリックスは関空の経営権を2兆円で手に入れました。これは国の資産を、民間に移転させたものです。「コンセッション」と呼びますね。日本国の効率化のためには…国の借金を、民間に移転させる必要があります。日本郵政の上場も、その事例ですね。

カタルの銘柄選別はどちらかと言えば…、筋論です。本手を好みます。日本国発展のためには、「1300兆円の逆襲」が成功しないと駄目なのです。だから万年、強気にケネディクスなのです。ただ経営者に難があります。果敢にチャレンジする経営者でも失敗しますが、保身に走るようでは…村論理ですからね。利益を目一杯に出し、更に上の高みを目指す経営者しか…、成長株には成り得ません。でも本当に1万円の芽は、あると思っています。だって1000兆円の資産があるのです。スケールが違いますね。経営環境は恵まれているのです。だって日銀が、買ってくれるのですからね。日本一の金持ちがお客です。

でも株は仕掛け人が、関与しないと上がりません。問題は何時、ヘッジファンドの大物が参加するかどうかです。だから経営者の資質が問題になります。その点、パイオニアは明らかに手が入っています。つまりこの連中の意向次第です。カタルの読みはCBも読みの内、サウジの売りは読んでなかったかもしれませんが…たいした株数ではありません。お金はいくらでもあるのですね。問題は…ババを高値で引かせることが出来るかどうかの環境なのですね。この316円の攻防は面白いですね。後場から、やっても不思議はありません。果たして、どうかな?

貧乏人は自説に拘らず…粛々と追証などに対処しないとなりません。僅かな儲けを評価損の処理に当てていますが…、今年は、損失を持ち越しになりそうですね。この水準では…そうなります。やはり、いつまでも3流の下手糞ですね。これじゃ、お客様が利益を上げられなかったわけです。自分で、やって駄目なら、お客様が儲かる道理がありませんからね。もう少し、自分は上手いと思ったのだけれど…、既に投資家に身を転じて5年ですからね。ハハハ…笑いしか生まれない。しょうがないや…。それでは、また明日。



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