かたる:いやはや…まったく予期せぬ離脱で、大被害を受けました。短期投資は比較的順調だったのですが、やはり証券マン根性が、短期決戦の行動を邪魔して…引っ掛かったのを放っておいたら…下がる、下がる、毎日、氷の世界と…陽水の世界です。こいつはやはり失敗したら、短期などだから、切らなくちゃ…と思い、切り始めたら、儲けが半分になり、更に評価損もなかなか消えません。まぁ、現実はこんなものか…と思い直し、再びソフトフロントに挑戦です。おっかなびっくりの…仕手筋任せの馬鹿銘柄に身を任せ…漂うしか、ないようです。
もう少し、まともな銘柄を手掛けてくれればいいものを…やはり今の市場環境を象徴している現象ですね。せめて、未来に可能性が残るものなら、「日本通信」や「ラオックス」のような全国区銘柄になったのに…。これじゃ、ローカルだ。…もんね。「Vテク」は、そーせい、あーせい、勝手にせい…と、「そーせい」型になる可能性もあるのですが、しかし所詮は、短期決戦の設備投資ですからね。もう火傷するのが目に見えているようで…早めに退散です。
もともとカタル君、設備投資関連をやるなら、市況関連の方が、まだマシの意見論者です。でも金融規制以降、世界のパイは縮むばかりで…いつになったら、この馬鹿な金融規制が撤廃されるのか…。きっと作為的に、清貧思想論者のオバマを大統領に選んだのでしょう。もう結果は、決まっている様に見えます。おそらく米国大統領は、トランプ氏で決定でしょう。しかし彼の発言を巡り、品位に欠けると言うメディアの論調を聴く限り…常識人のカタル君は本当に、大丈夫かな?…とも思うのですが、一応、金持ちだから…ね。故に賢いのでしょう。もしクリント女史になったら最悪です。そのレポートが昨日のWSJです。
この原稿は有料読者しか…読めないのか? 要するにトランプ氏は、カタルが前から批判している「ドッド・フランク法」を排除すると言う立場なのです。一方、クリントンはより厳しくしろと言う立場ですね。結局、日本と同じ道を世界は歩んでいます。カタルが「ベンチャリ」で敗れたのは…日本の金融庁が赤字法人には貸し出しをしないと決めた方針にありました。時代は変化しているのに…故に2003年から、折角、立ち直ったのに、再び沈んだのは、「羹に懲りて膾を吹いた」日銀のアホ政策と、金融庁の厳格な清貧思想にあったのです。不幸にも、此処にリーマンショックが重なったのですね。
ようやく、安倍政権になり、この清貧思想が和らいでいます。何故、企業が現預金残を261兆円も…貯めこむのか?これはこれまでの政策が、馬鹿ばかり繰り返してきた結果の帰結です。グローバル企業を始め、みんな馬鹿政策に脅え、自衛の為に資金を寝かせているのです。個人も似た動きです。家計には1706兆円の資金があるのです。この内なんと…894兆円が現預金です。驚きますね。これじゃ…経済はなかなか動きません。(資金循環表は此方)
だからトランプ氏が大統領になるのでは、ないかと思っています。移民などのブロック化は共和党の良識派が行動を阻みますが、金融緩和は共和党側も支持します。故にトランプ氏が大統領になれば…一時的に、メディアの事前宣伝効果で、混乱がありますが、そこが買い場で…世界経済は良くなります。
今回のイギリス離脱を観て…感じたのです。イギリスはEUの中でもドイツと共に勝ち組です。そのイギリスでも、米国同様の不満が、内部で渦巻いているのです。面白いですね。株価だけ見れば、米国は完全復活ですが…トランプ氏やサンダースの躍進を観れば、明らかに…国民の多くは不満を抱えています。この意味は「見せかけの回復」だからですね。日本と同じで、ブラック企業が存在するのに…失業率は減り、有効求人倍率は非常に良くなっている「見せかけの回復」なのです。
なかなか、名目の世界に移行できずに…どっぷりと「流動性に罠」に嵌っています。何故、企業も家計も合わせれば…1000兆円を超える金額なのに動かないのでしょう。おかしいでしょう。未来に希望がない実質の世界だからね。馬鹿メディアが散々、国民教育してきたために、良識派の日本人が周りに居なくなりました。今回もそうでしょう。イギリス離脱で、日本に動揺が走る? 馬鹿じゃないかと思います。一応、メディアは花型産業で東大出が多く、優秀な筈です。今の東大って…足元しか照らさない灯台なの?
良いですか、日本の海外売り上げは、一番が米国で23.3%、二番はアジア太平洋地域で18.6%なのです。欧州は10%にも満たない9.3%ですよ。しかも日本のGDPの輸出依存度は11.4%なのです。小学生でも分かる掛け算をすれば…つまりGDPに対する直接的な影響度は1.06%ですね。しかも全部消えるわけではなく、仮に50%ダウンしても…0.5%しかなりません。如何に、メディアの宣伝が、馬鹿か分かります。勿論、他の連鎖もあります。でも一番影響度を受けるのは、イギリスであり、ドイツなのですね。あるいは米国です。日本は…世界の中でも…影響度は非常に低いのです。
しかも…競争相手は打撃を受け、日本はスマートコミュニティーへ向け、彼らより先行できるチャンスですね。本来は日本株が上昇する材料です。読者からメールを頂きましたが、今回のゴタゴタで、アベノミクスを再加速するフリー切符を手に入れることになります。故に、日本株は上がりますね。いい加減に…「いつか来た道、帰る道」にはなりません。
カタルは確信しています。本日の日経新聞に、地方銀行に対しノルマを掛ける記事が出ていました。「ようやく…始まります。」3月7日の赤字法人への融資容認で、カタルは「クラウドワークス」を連想しました。まだ確信はありませんが、おそらく大物になります。今から宣言しておきますね。今日の株価は500円を割れ、今は487円です。本物の匂いがプンプンします。カタルは何時も…事前に述べています。皆さんは、今人気のVテクを、いくらでも買うチャンスがあったはずです。カタルは3000円手前から推奨しています。
確かに、仕上がり宣言は早かったのですが…もともと設備投資は嫌いです。小野薬品だってそうです。この小野薬、この水準が底値でしょう。たぶん…悪くて、ボックス相場です。良ければ、重い信用残を解消し、新高値更新でしょう。この辺りはカタルも分かりません。でも機関投資家はチャンスですね。こんな時に、本物の銘柄を買えば良いのです。馬鹿な機関投資家さん、チャンスなのです。まぁ、このように…ハズレも多いけれど、結構、当たっています。
今回だって、偽物ソフトフロントをやっています。僅かな株数で遊んでいるだけの話です。先週末、カイオムなどの失敗銘柄を半値近くで投げて、ソフトフロントを買ったのです。こんな相場環境だと、一人旅が続きますね。まさにトホホです。もう少し筋のいい銘柄を手掛けるのが、証券マンだと思いますが…呆れますね。♪博打、博打、博打の世界♪
シャープが、長い下値ボックスを下回りましたね。100円を割れました。この動きは注目されます。このように…「新しい芽」も生まれています。大阪チタンも可能性はあるのですが…上昇角度の問題ですね。未だに下値の確認が出来ない有様です。そろそろ、良いんじゃないかとも、考えていますが…果たして、需給のバランスはどうなのでしょう。あと環境が…ね。やはり「IoTのユビキタス」の条件が揃ってきましたね。
色々…あるんですよ。カタルは、一応、プロだったので、ある程度は見えるのです。でも上手くタイミングが合わないのですね。金がない時に、買いたい銘柄が出てきたり…。本当にカタルは「ヤフー」の買いを自分で買うために入れたのです。あの上場の日に…。でも資金がなかったのです。200万の金が…、まさかの5億ですからね。ソフトバンクだって1000円割れで買ったのです。ITバブル前ですからね。でも生活費がなくて売りました。お金があった時、ベンチャリを5万株、買っていました。でも、まさか…。日銀のアホと金融庁に潰されました。つまり…人生はこんなものです。良い銘柄に出会い、そのチャンスを生かせるか、どうかで人生は変わります。
皆は悲観していますが…カタルは追証で持ち株を減らされていますが、意外に明るいのです。今はマイナスでも…先は、明るくなっている様に感じます。英国離脱はチャンスのように感じられますね。更に、この後の米国大統領も…一般的にはトランプ氏の当選は悪夢のように…解説されていますが、ひょっとすれば…と淡い期待を抱いています。それは隠されたガンの病巣(金融規制)が表面化するからです。株の世界は、いつも…知ったら、お終いです。分からないから…意見対立が生まれ、面白いのです。そんなに…気にする事はありませんよ。今日の東京は雨模様ですが…「雨もまた楽しい…」と、要するに人間は自分の立ち位置を変えれば…良いのです。ほら…安かった日経平均株価は、戻って来ましたね。今は57円安の15251円になって来ました。株は正直ですからね。果たしてプラスになるかな? そろそろ馬鹿メディアも…まともな解説をして欲しいものです。それではまた明日。