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「市場動向」を伝えようとすると…あまりに伝えることは多く、僅かなスペースにどれを盛り込むべきか…迷うことがあります。日本人の多くは、自分自身が、自ら考えることをしなくなりました。その為に、長く「理不尽な」世の中の仕組みの中で、動くことを強いられてきました。これを「伝統」や「しきたり」と言う言葉や「文化」と言う人たちも居ますが、時代の「変遷」により、その価値観を改めるべきでしょう。

カタル自身は、今でも「おかしいなぁ~」と感じることが良くあります。自分自身が金融の世界に長く身を置き…その「不条理な強要」を受けてきました。社会の方が、狂っていると思う事は良くあります。しかしその人が置かれた立場で、その考え方は変わります。

大撲界の混乱は「社会の許容性」を考えさせられます。確かに…白鵬の行動は、行き過ぎた面があると言えば…その主張も分かります。しかし、どちらかと言えば、今回の処分は「やり過ぎ」の領域でしょう。それに引き換え…稀勢の里の場合は、米国と同じで「ダブルスタンダード」に見えます。

ロシアとイスラエルの行動の違いは、何処にあるのでしょう? まぁそれに到った過去の歴史を理解しないとユダヤの人達の考え方も分かりません。考えても…分からない部分は多くありますからね。株の「未来図」もそうです。

EUの経済動向

昨日はカナダの「利下げ」を伝えましたが、やはり…「EU」も利下げに踏み切りました。しかし…面白いことにEU圏もGDP成長率は3月時点の0.6%から0.9%に上方修正だそうです。それでも…カタルは、この判断は正しいと思っています。ドイツは「商業不動産」の毀損率を問題にし始めており、「バーゼル3」の採用です。

26日にもFRBはストレステストの結果を表明するそうです。この問題は大きいのですが…それ以上に、気になるのは「プライベートファンド」の拡大です。既に銀行を凌駕する規模なのでしょう。

日本の「MBO」などを盛んにしている背景には、このファンドの存在があります。しかし中身をよく精査しないと「逆に」食べられます。あのホテル(ユニゾ)の含み資産を当てにしたMBOは、結局、「破綻の道」でした。無理をして…「MBO」をすれば…理屈上は話が合っていても、現実は違う場合も良くがあります。

ギリシャは、ようやく…銀行が「配当」を実施できるそうです。あの金融危機から16年ぶりだそうですね。この時間軸で「正常化の道」です。政策と言うのは「大切」なのです。16年間も我慢を強いられる生活です。しかし日本の場合は34年ですからね。カタルの苦労が分かると言うものです。

「レーザーテック」(6920)の話も面白いでしょう。別に、カタルだけではないのですね。この報道を「切っ掛け」に…その「真贋」が問われます。

さらっと…表面上だけ流していますが、いちいち…その背景を説明するのは大変な量になるのです。読者のレベルの「資質」も問われます。カタルが、イニシャル表示する隠された銘柄は「過小資本」だからです。もともとカタルは、非常に…オープンな人間です。だからみんな銘柄も発表して…その背景を語りたいのです。その方が…カタルも「楽」です。しかし皆さんは「成熟した投資家」ではありません。他人の言動に左右され、報道を鵜呑みにします。

例えば…日本は変わるのですが、その意味を、いくら解説していても「理解できない」人が大勢います。昔、「パナソニック」(6752)は子会社群を本社に取り入れました。旧社名の松下の時代です。「松下通信」など…松下も総資産経営だったのですね。しかし松下はいち早く時代を読んで…この総資産経営からROEに舵を切りましたが…株価が示すように成功をしたかどうか…難しい判断です。

でも遅れて…「我が社の社風は変わらないことにある」と公言した社長室長がいた「日立」(6501)は、最近になって…ようやく「総資産経営」から完全脱皮をしました。今ではこの改革は「パナソニック」以上の「大成功の部類」でしょう。

そうして…「更に遅れていた」本丸の「トヨタ」(7203)は、ようやく…この持ち合い株の放出が始まったばかりです。

本日の日経新聞に「豊田自動織機」(6201)のTOBが報道されています。たぶん…時間を要するのでしょう。損保の株式と同じです。金融庁の新発田参事官の「良識」です。報道の中身は、みんな繋がっています。これを「市場の整合性」と言います。この見極めが出来るなら、無限の資金(お金)を手にできます。

残念ながら、カタルには「残された時間」が足りませんから、読者の中から、未来を担う若者が育つことを願っています。

今日はK君こと…「ココペリ」(4167)の続報を語ります。実は…この株と「ジェイドG」(3558)には、共通項があります。多くの皆さんには、その背景が見えないでしょう。カタル自身、ココペリを選択した当初、カタル自身もその意味を理解していなかったのでしょう。しかし取り組んでいく過程で…ココペリが実施した僅か1億円の自社株買い、その手法が変わっています。この株の買い方を観て…俄然、近藤君も気に入りました。

ココペリの会社説明会資料

しかも「此方の資料」を観てください。これは「ココペリ」の会社説明会の資料です。この大企業と中小企業のDXの投資額の差を観ると…「日本国の課題」が見えてきます。ここに…バーゼル3です。「きらやか銀行」の不良債権処理…このすべてが、繋がって見えます。

株式投資の原点は「何か?」

カタルはいつも…「時代投資」を述べています。「時代が求めるもの」を伸ばすのです。その為に、微力ながら…カタル達が「先見の明」を持って、果敢に市場に「挑戦」をするなら…僕らのお金が「社会」に役立ちます。これが市場原理主義の基本的な考え方です。

時代を「市場を通じて」…僕らが「ラッセル」するのです。この方向性が正しいなら、無限のお金を手にできて、社会と共に…豊かになれます。株式投資の醍醐味です。

何故、「エヌビディア」(NVDA)の株価が騰がるのか?

「AI革命の進展」が、「人類の未来」に役立つからです。確かに…その点「さくらインターネット」(3778)の増資を支援しなくてはなりません。しかし…その前に、社会の「一般常識」があります。PER 100倍以上の評価を「維持できる会社」は、過去にありません。

カタルが見逃した「レーザーテック」(6920)良い会社です。しかし…これほど長く、人気を維持できるのでしょうか? 問題は此処です。分からないでもないのですが、その前に一般常識を考えるべきでしょう。

本日、「ジェイドG」に、先ずは400株の「初参加」をしています。

仮に本日も、株価が大引けで安ければ…明日は寄り付きに400株、後場寄りに400株を買います。逆に高くなったら、また最初からやり直しです。次に安くなった日の翌日の寄り値で、また400株から再スタートです。カタルは2800円台でも、皆さんと供に…株を買っています。株価が下がっても…別に構いません。また下がった株価で安く株を買う事が出来ます。

「ココペリ」(4477)の8830円で、仮に100株を買った人が居たなら…何故、同じ株は400円台に買えるのに…また同じ株を買わないのでしょう。20倍の量を買えます。人間の「性」(さが)の面白さです。

でもココペリも株価が高くなったら…カタルは売ります。株は安くなったら…逆に買えば良いのです。本日も455円がまだ200株だけですが、既に株を買っています。別に高値を追ってまで…「買わなくても」良いのです。沢山…良い銘柄を紹介します。ただし…カタルには「時間軸の壁」が存在します。

しかし…ようやく新発田参事官のような…意見が通るようになってきました。

だからあの傲慢な「トヨタ」(7203)が、時代の流れで「持ち合い株」を解消します。日経新聞の「自動織機」(6201)のTOBの背景には、そのような時代が流れています。報道、社会の事件、そこに到る…背景が存在するのです。これが「市場の整合性」の話です。本日が最後の「ジェイドG」の解説ですが…田中君は「自社株買いのおかわり」をしました。

この行動の意味は、「自分自身」を追い込んでいます。

架空の「安心・安全」に自分自身が「逃げません」。ところが…成長株と思われた「グリー」(3632)の田中君は、自らの「保身」に走りました。これが、通常のパターンです。「BASE」(4477)の鶴岡君は、説明会でいつも「現金保有の多さ」を言っていますが、お金は使ってなんぼです。

まだ若いから、「良いもの」を持っていますから、もっと「ストイック」に…自分自身を追い込むべきです。何故、幹事証券の大和の法人部は、その事を説かないのでしょう。もうかなり劣った人間です。大和証券の社長も「器」が知れます。銀行に投資する前に…自ら「幹事」を務める…会社を育てるべきでしょう。日本中、何処も彼処も…人が居ません。これが、哀しい…現実です。

カタルは「ジェイドG」の田中君の観察を通じて…彼の性格が好きなのです。

だから彼のような経営者に、他の若い経営者も続いてほしいのです。その現実は、9年間も「27.3%」成長を実現しています。日本のGDP成長率は、いくらですか? 

何故、ココペリが存在する価値があるのか、分かりましたか? 


「大阪チタン」(5726)の 日足推移

中小企業のDXを推進させれば…難しい「賃上げの余力」が誕生します。自分で実際に仕事をしてみれば…自分自身をストイックに追い込むことが出来るかどうか…此処に尽きます。本日も「大阪チタン」(5726)の株を買っていますが、まだ底打ちかどうか…分かりません。でもおそらく…チャート上は「前の高値」を一気に、抜いたから、この下げを、「丹念」に買えば…報われるのでしょう。

「ニデック」(6594) の日足推移

同じことが、ようやく…調整期を迎えた「ニデック」(6594)にも、言えます。供に…豊かな「日本の未来」を目指して…歩みましょう。また…明日。

ココペリの455円の1000株が買えました。次は…450円です。何処まで買えるかな?



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