今週は、明日から通常の「日常」に戻ります。明日の午前中には、家に戻れるはずです。ただ原稿が通常にアップされるか…は、分かりません。なるべく…努力はします。
たぶん…シンガポールでも 昨日、散策したのは 有名なショッピング・モールなのでしょう。ホテルの地下から隣接されているところを回りました。カジノ付きのホテルも、とっても大きく立派です。カタル自身は、ブランド名を良く知りませんが…かみさんは、盛んに…ブランド名を口にしていました。
豪華なホテルは「大理石」の浴室です。このホテルの一泊分の宿泊料金は、カタルが現在、借りているマンションの月額の家賃程度の料金ですから…当たり前の設備なのでしょう。世の中の「金持ち」の水準が、分る話です。日本のスケールと話が違います。
日本円で、6千万円程のお金を払うと、ようやく最高ランクの「カード会員」になれるそうです。でもきっと、その数は多く…その上のクラスも、多くの人がシンガポールには存在するのでしょう。屋台村のような場所でしか…昼食を食べられない「貧乏人」には「雲の上」の話です。
昨日は奇妙なめぐり合わせで…雨ですから「博物館」に行ったのです。そうしたら偶然に日本語で解説してくれるボランティアの方が、「自分の親戚」が「遊び」に来ていたようすで案内をしていました。カタルは、図々しく「一緒に参加させてもらって良いですか?」と声を掛けたら、快く…シンガポールの歴史を、親戚の方と一緒に、解説を聞きました。とっても素晴らしい時間でした。
彼女は、シンガポールの「歴史」を語ってくれました。やはりシンガポールの発展には、多くの努力があったことが分かりました。シンガポールも、香港などと同じく…イギリス支配下で、当時は、「アヘン」の収入が、国家の40%~45%を占めていたそうです。この販売で「財を成した」客家(はっか=中国の漢民族の王族の末裔)の人達がシンガポールに移民として流れて成功して支配階級になったそうです。しかし…その中には素晴らしい人も多く…民衆を導きました。
シンガポールの独立は、1965年ですから昭和40年の話です。
そこから急速に発展するために、初代首相である国父の「リー・クアンユー」が、最初はマレーシアと一緒になる道を探りましたが駄目になって、独立国家となる…険しい道を歩んだそうです。経済活動などを支えて今の基盤を作った人だそうです。
カタル自身も、名前を聞いた程度で、良く知らなかったのですが、歴史って、面白いなぁ~と思いました。
労働者階級に、安い家賃で住める住まいを提供するために「Housing & Development Board」 (HDB)=住宅開発庁を創設して…家からバス停まで、雨に濡れないように、アーケードと言うのかな? 屋根を付けた回廊も整備したそうです。そうして…政府は、今も「緑化計画」を推し進めています。
この基盤を作ったのが、国父である「リー・クアンユー」首相という話でした。産業を誘致するために…占領下の恨みを持たず「合理的な考え方」で、日本企業の進出にも「前向き」だったそうです。この考え方が、大切なのでしょう。日本の植民地支配で「虐められた恨み」を、未だに持つ韓国や中国と、シンガポールは別の発展をしています。
この1時間余りの解説を聞いて考えたのは、やはり「政策」って、重要ですね。国家を発展させるのも没落させるのも「基本政策」の在り方です。
日本は34年間もの「迷走」を続け…ようやく、金曜日は「TOPIX」が新高値を付けました。日経平均株価はバブル期越えをしましたが、いまだに「TIPIX」指数は、超えていません。バブル期の高値は2886ポイントだと思います。あと…僅かです。
本日の一面に「財閥・系列、持ち合い解消」の記事が載っています。
ようやく本格的な「構造改革」が始まり…さらに「加速」し始めました。だから事前に「話している」ように「三菱UFJ」(8306)の株価は、大きく上がってきました。
カタルは、おばあちゃんのマンションが600万円で売れたので、そのお金に少しお金を足して1万株を買ったのが2021年の暮れの話です。でもおばあちゃんの老人ホームの一時金を払うために、2022年の暮れに株を売りましたが…当時から、今の時代を考えていました。ようやく「経済活動」が本格化します。その「ハシリ」なのです。
皆さんは「景気循環」の基礎知識が、希薄です。
だから…カタルの述べている「本質論」が理解できません。カタルは会員の方に、出来ることなら、浦上さんが書かれた「景気循環と相場」の流れを示した「相場サイクルの見分け方」という本を買って、読んで欲しいとお願いしました。何故、バブル期に書かれた古い本が、浦上さん自身は、既に亡くなっていましたが…日経新聞社が、奥さんの同意を得て「復刻版」を出したか? 景気循環の局面により、物色される業種の関係が、上手く…説明されています。
経済の「イロハ」を、しっかり理解できているかどうか…。この話は、非常に重要です。
経済活動の基本は「資産投資」であり、活発な「経済活動」です。黒田さんは、「量的緩和」政策を、推し進めれば…経済活動が活発化すると思って、その路線を突き進みました。しかし…肝心の踊る人達の心が整ってないと、いくら立派な「舞台」を用意しても無駄でした。「流動性のわな」に陥ったのです。
でもようやく…コロナ禍を起点にして、サプライチェーン問題が起こり、米中対立の激化でその「覇権争い」から…半導体投資が始まりました。今の熊本を中心にする九州は、凄く活発にお金がどんどん動いています。最近ではホテル需要が高まり…ホテルのシーツを洗う新工場が建てられるそうです。つまり難しい言葉ですが、「貨幣乗数効果」が高まっています。一つの活動が「切っ掛け」になって、どんどん…「踊りの輪」が広がっています。この「貨幣乗数」効果を高めることが、大切なのです。
三菱UFJの株価が上がってきた…根底にある流れは、ここにあります。
お金が活発に動くと熱くなって…「熱」を帯びます。これが金利です。活発化すれば、するほど…金利はどんどん上がります。つまり貸出「利ザヤ」が得やすくなります。リーマン・ショック後において、日本の金融庁はバブル時の失政を恐れ、その「トラウマ」に襲われたので、赤字法人への「融資の禁止」という「過剰反応の鉄拳」を振り翳しました。だから…「清貧思想」とカタルは述べていました。「もったない」という…言葉の使い方を誤った「社会通念」が誕生します。
この結果、いくら笛を吹いても踊らない日本国民の誕生です。ようやく…徐々に変化をしています。本日の日経新聞の一面は、この事を述べています。非常に大切な経済原則ですからね。
馬鹿はいくら解説をしても分かりません。何故、景気循環の初期に、金融、証券、不動産という…3点セットの株価が、他の産業より勝って…株価が上がるか? 経済活動が活発化されるとお金が、ジャンジャン…動き出します。その恩恵を受けるのが、この3つの産業です。持ち合い株の解消を言えば…「野村証券」(8604)の活躍場面です。
カタルは実際の現場を知っています。ある日、丸紅から50万株から100万株単位で、決算対策の売買注文をもらったのですが…市場の板が薄く、その売買が成立しません。一週間も玉を預かったのですが…駄目でした。仕方なく…「事情を話して」丸紅に、株を返したら…丸紅は、野村証券に売買を持ち込んだのです。そうしたら、バックオフィスが活躍して、全てその日のうちに「売買」が成立しました。この話は本当の話です。カタルは現場に立ち合っています。
いくら個人が頑張っても、大きな仕事ができない事例の一つです。ようやく…市場も暖まり始めますから、ここから「本番」を迎えます。まだまだ…飛行機は、滑走路から離陸する助走をしているイメージです。だから前から日経平均株価は10万円と述べています。何故なら…日本人は集団活動が得意分野なのです。「赤信号、みんなで渡れば怖くない」この精神が日本人です。
そんなことで…あとは、相場は始まってから追加を綴って、本日も簡単に終わります。明日もたぶん…そんな形でしょう。
さて…相場が始まりました。指数は戻り高値を更新し…TOPIXも新高値です。野村証券も高いですね。でもカタルの狙いである新興株は冴えません。そのジェイドGは1649円で400株を買いました。今の株価は1630円ですから、明日も安ければ…寄り値と後場寄りで400株ずつ、合計800株を買って合計の株数が全部で2000株と4000株ですから合計で6000株になります。これで…今回の分はお終いです。また下がれば…その時に買うかどうか…考えましょう。
三菱UFJも高値圏ですが株価は高く…「野村証券」(8604)の株価は高いようです。毎度、同じことを述べて恐縮ですが…野村証券だけでも良いのです。やはり…「NTT」(9432)の株価も上がってきましたね。今の株価は155円台です。株というのはノンビリ、やれば良いのでしょう。そんなことで、本日もこれから出かけます。また明日。