昨日は「売上高の成長率」と「営業利益」の関係のヒントを差し上げました。基本的にカタルの投資法は「時代投資」です。この考え方は「時代が求める」企業の中から、良い経営者を応援しようという趣旨です。
まぁ「ジェイドG」(3558)は、一流とは程遠く…。カタルが、たまたま…2020年の初めに「出逢った」関係上、継続して観察をしています。あの時は、偶然なのですが、コロナがその後に発生して…株価が下げてきました。
そうして…例の「インフルエンサーの活用」と言うアイディアを実現させて「ヒカル」君のブームに乗り「爆利益」の計上になり、カタルはインフルエンサーの活躍は、販売チャンネルに活かせると思っており…「成長株」認識だったのです。しかし…その「ヒカル効果」は「一過性」で…「継続性」が欠けていたのです。
でもこの手法は、その後の田中君の実績にも、結び付いています。B’z稲葉浩志コラボスニーカーの「製造不良」と言うトラブルはあったのですが、それなりに…利用できているのでしょう。カタルには、このような「ファン心理」が理解できません。「押し活」などと言う…心理は、全く持ち合わせてないからです。
「マクドナルド」(2702)などの…子供向けのオモチャの販売戦略も、似たようなものでしょう。「リーボック」の価値が高まるか、下がるかは…「販売方法」の問題でしょう。カタルには「シャネル」を欲しがる…「女性心理」も理解できません。「阿保らしい」…と思う人間です。
実は「株式相場」でも…同じです。

市場では、カタルの価値観ではない「銘柄」が賑わいます。「フジメディアHD」(4676)は、たまたま「割安株」評価から、通常の評価に…中居君事件が切っ掛けで「コーポレート・ガバナンス」問題に、「火」がついて…人気になりました。でも既に「普通の株価」の範疇でしょう。
そもそも…ピエロ的な存在の北尾氏が、登場する辺り、何か…裏があるのでしょう。

どうやって逃げるか? その段階だと思っています。「ババ抜き」ゲームです。同じことですが、金曜日に人気になっている「サンバイオ」(4592)と言う「過小資本」と言うか…「浮動株式」が吸い上がっている所に…「材料の過大評価」です。カタルには、とっても…この株も買えません。

同じことですが、まだ「可能性」が在るとすれば、「QPS研究所」(5595)なのでしょう。ただ、まもなく…発表される5月の数字が、7月に分かりますが、果たして「黒字化するのか」どうか…、あくまで「営業益段階」の話です。四季報予想では、既に最終利益も赤字が確定で…この会社の黒字化は、「来期予想」です。

だから今は「観察」株に留めて、人気が覚めた時に、やるか、どうか…なのでしょう。同業の「ispace」(9348)なんかも…動意づいていますが、この評価では、株は買えません。
基本シナリオは「トランプ関税」で「難しい場面」ですから、こんな時に、このような「仕手系」の銘柄が、賑わうのは「セオリー」通りです。でも「博打」を張るにしても、もっと…「可能性のある銘柄」が良いのでしょう。

本日、カタル自身は「3Dマトリックス」(7777)を、再び…「買い直し」に行っています。その理由は「ジェイドG」の株価が落ち着き…更なる下値になった時は、「野村證券」(8604)で足りると考えています。
この「野村証券」(8604)を公約通り…本日は850円までに1000株を買いに行っています。いくらになるか…まだ分かりませんが、この手法は「魔坂の用心」でもあるのです。
仮にトランプ関税の「第二幕」が開演されても…今の株価からの下値は、あと100円もないと思っています。でも「博打株」は、「話が別」…なのですよ。だから積極的な行動のなかでも、担保を確保した戦略です。

銘柄の取り合わせで…色んな「ポートフォリオ」の「リスク管理」も出来ます。必ず、「危ない選択」と「保守的な選択」を取り合わせ…リスクを軽減させます。「3Dマトリックス」の方が、カタル好みですが…「危ない選択」を承知しているから、「野村証券」も組み合わせて、未来の「分からない相場」のリスクを分散させています。
同じ「博打銘柄」同士を組み合わせる「やり方」もあります。様々なバリエーションがあります。仕事が出来る証券マンと言うのは、常に「色んな道」を考えながら、行動をするものです。

「魔坂の事態」に、いつも備えています。同じ…魔坂でも…今回は「三菱地所」(8802)は、全く…無傷です。でも「スケベ心」を出した「エレクトロン」(8035)などは、まだ昨年春の相場の「整理」が続いています。

基本的な株価波動は「調整波動」です。カタルが昨年、何度も警戒信号を発して、「お金を引き上げていた」ことの「意味」が、今になると分かるでしょう。
カタルは、早めに…お金を入れ始めましたが…「ここまで」…とは、思っても居ません。まぁ、頭の「端っこ」を掠る…程度の「警戒感」はあったのですが、まさか…新興株が「駄目押し」を演じるとは…ね。
その中で「BASE」(4477)の選択なら、「逆転ホームラン」でした。でも「ジェイドG」(3558)の選択では、「空振りの三振」です。完全に「周回遅れ」になっています。
先ほどの「地所」の話ですが、この路線は、昨年末から頭にあったのです。だから一度は「負けない投資」でも…株を買っていますが、その証券会社は「二階建て」が出来なかったのです。
だから「エムスリー」(2413)を、もっと買おうとして…微益の「地所」を売って、「エムスリー」に変えたのです。これは「狙い通り」でした。でも「魔坂」のトランプ関税で、「緊急警報」を発令して、全ての玉を「現引きできる範囲」に収めました。その「警戒警報」を今は「解除」しています。
だから「野村証券」の選択なのです。
カタルは「野村」だけを買って置いても「構わない」と述べています。でも既にカタルにとって「興味の対象外」です。その理由は「普通の株」だからです。必ず、株価は上がります。でも「面白さ」が欠けるのです。
同じような選択ですが、此方の報道があります。この記者は、創業家の株価が「高ROE銘柄」で、確りしている…展開を示していると述べています。ようやく…「日経新聞」が「総資産経営」ではなく…「ROE経営」の記事を多く載せる様に…なってきました。「馬鹿タレ、新聞社」です。だから…「鶴田体制」の時に変えるべきでした。
今の「フジメディアHD」の「日枝」体制と、同じ…背景を持っています。
どこでも同じで「権力は腐る」のです。誰かが、早めに「引導」を渡さねばなりません。この為に「日本の進化」は、大幅に遅れた…一環でもあります。「東芝」なんか…の歴史を観ると分かります。最後は「奉加帳」です。この記事の中で…カタルが、本日買った株があります。分かりますか?
カタル論理は「営業CF」と「時価総額」を比較します。高ROEなら、PSRが1倍以上の評価が「当たり前」です。「ジェイドG」を、何度も題材にしている理由の一つに、「良い教材」だと思っています。
通常は「需給バランス」だけで、此処まで…株価は売られず…まともな「買い手」が、必ず、登場します。でも「今の市場」には人がいません。
相場の成り立ちも伝授する人間が、現場に居ませんからね。何処も、同じなのです。別に「証券業界」だけではありませんよ。建設現場もそうでしょう。だから「死亡事故」が起きています。どの現場も、「失われた時代」の影響を受けて…「必要な経験」が、後進に「継承されてない」のです。悲しいことです。
株価の成り立ちの基本は「投下資本を回収できる」期間です。この回転が、速い奴が勝者です。自慢ではないのですが、カタルの投資資金は、全部…大昔に回収しており、既に無料の領域です。でも今回、初めて150万円だけ入れました。全て「ジェイドG」の為です。カタルの運用は、この為に大赤字です。でもそれだけ…「可愛い奴」です。手間がかかる奴ほど…可愛いものです。
先ほどの「問題」が、分かりましたか?

カタルは本日この記事を読んで、唯一、買った株は「パーク」(4666)です。本当は「イギリス」や「オーストラリア」ではなく…人口の多い「アセアン」でやるべきでしょう。カタルなら…そうします。最近、カタルのマンションには、タイムズの車が常駐してあり、利用しています。便利です。マイカーと同じです。でも費用は、殆ど…かかりません。今は会社利用(法人)も多いでしょう。だから…何れ、「世界的な企業」になるでしょう。
簡単な株価の「判別法」の一つを紹介します
この会社の「自己資本比率」は低いですね。26.4%です、別に自社株買いをしている訳ではないようです。2022年に1644円で「公募増資」をしています。過去30年間の平均売上高成長率は「14.77%」です。この営業利益率は約「10.04」%です。カタル基準では、PSRは1倍以上が「妥当な株価評価」です。少しだけ割負けている株価です。売上げは3709億円で時価は3406億円です。でも来期予想は4040億円ですからね。
そこで…営業CFで時価総額を割ると…3392億円の時価総額に対し…営業CFは541億円ですから…この投下資本の回収は6年と少しです。でも「フリーCF」が166億円しか…ありません。この理由は「投資」です。毎年、車を買って…手配します。
でも…EBITDAは724億95百万円です。仮に「買収」をするなら…この伸び率ですから、株価評価は10倍以上でしょう。つまり時価総額は7250億円程度が妥当なのでしょう。車などの「減価償却費」がある為でしょう。仮にTOBなら…株価は2倍です。この場合は、手持ちの現金480億円も加えます。計算をすると株価は4519円になります。だから2倍以上の評価です。
通常は「営業CF」の10倍である…5410億円程度が「妥当株価」だと思いますが…時価は3392億円です。つまり現状の株価は「割安圏」で…妥当な株価は1.6倍程度になっても…不思議ではありません。株価は1983円ですから妥当株価は3172円程度でしょう。

そこで「チャート分析」になります。2016年が高値ですから、この調整波動は、いつ…完了してもおかしくないですね。たぶん…年末から来年は「相場」になるのでしょう。

カタルだって…「保守向き」なファンドも、ちゃんと運用できます。別に「小型株」だけをやっている訳ではないのです。でも本音は「博打好き」の「朝三暮四」タイプの人間です。目先をやるのが好きです。「エムスリー」(2413)が人気になっています。トランプ関税で魔坂の200日線割れです。コンチクショウ!カタルは投げたのです。
前回はこんな調子で…上値の株を買っていました。今回は「二度目」です。そもそも…我が国の医療体制は、目先の税収が潤沢なほど「余裕」はないのです。消費減税など「禁じ手」です。そんな主張をするのは、売国奴の人間です。「大馬鹿」政党です。
株式投資も…同じでしょう。カタルは「論理的な価値」を示して…みなさんに本当の株式投資の「醍醐味」を、味わって…欲しいのです。
良いですか…10億、20億円は「はした金」なのです。そんな水準から、テスタさんのような100や200程度が天才でも、それが限度でしょう。でも本物なら、豆腐の一丁、二丁ではなく…「お金」の一兆円、二兆円の世界です。
その方が楽しいですね。もっと…「大らかな」…気持ちを持ちましょう。「気持ち」だけは…貧乏人でも、その夢を持っていても…許されます。やはり市場には、「夢」や「希望」を語れる…市場になって欲しいし…そうしなくてはなりません。
今日、買った銘柄は、「野村証券」(8604)に「パーク」(4666)と…更に、博打株の「3Dマトリックス」(7777)を買い乗せました。本当は「エムスリー」もこの株安で投げたのですが、やはり「欲しい株」です。同時に「クックパッド」(2193)は、どうでしょう。
金曜日は181円でも買っていたのです。ここに登場する株は、どれも可能性が在りますから、「自分らしい…選択」をすれば、良いですね。大切な事は「無理」をしないことです。トランプ劇場の第二幕は、いつでも「開演」になるのです。だから…自分で「責任が取れる」範囲に、収めないと駄目ですよ。
カタルは、既に…色んな経験をしています。所詮、証券会社が相手ですから、相手はヤクザとは違います。だから最後は「破産の覚悟」をしておけば、それで良いのです。所詮、人生は「楽しめば」良いのでしょう。世の中は、どうにかなるものです。「パッパラ・パー」が一番です。また明日。
1983.5円で100株だけ遊びで買った「パーク」(4666)は2000円台です。アララ…この所、微益で利食いした「ジェイドG」 は1200円台に入って来ました。嬉しいような…哀しいような…「複雑な心境」です。でも貧乏人は「無理」をしては駄目です。
127円の「3Dマトリックス」も…買えたようです。低位株ですから1円刻みで…120円まで買い物が入っています。アララ…観察していて、株を買いそびれた「J・TEC」(7774)が、何故か…既に「ストップ高」をしています。好きな会社なのです。やはり…カタル時間の到来かな?