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まだまだ…日本人の「投資マインド」は、高まりません。まぁ35年にも及ぶ「清貧思想」を押し付ける政策ですから、仕方がないのでしょうが…それにしても、劣化した市場を観ると、日本の競争力の低下が分かります。

澄田さんや三重野さんなどが、日本を「奈落の底」に陥れた張本人でしょう。この流れは、これだけ株価が回復しても、「正常なライン」にならないのですから、ある意味で、識者はチャンスです。

カタルの知り合いに、サラリーマンから「不動産業」に転じた人が居ますが、今は、ウハウハでしょう。融資残が10億円を超えたと言いますから、軽く…5000万円以上の年間収入でしょう。同じことが、株式市場でも続いています。

既に日本は、確実に「グローバル基準」に、方向転換をしました。

「日立」(6501)などの事例ではなく、此処から後発組の「日本製鉄」(5401)や「トヨタ」(7203)が動きます。「トヨタ」の株主優待は「ちんけ」なものですが…「総還元性向」と言う「方向性」を示すものです。

ドイツの株価指数の推移

本日の日経新聞にも、「配当性向」の話が載っていました。100%以上の企業が、揃っていました。これを観ても分かりますが、今の日本を「感じて欲しい」のです。まだ海外勢からは、「奇異の眼」で、見られているのでしょう。GDPの成長力が劣る「ドイツ株」は高いのです。でも日本株はヘナヘナ…と、駄目なのです。

日経平均株価の推移

今回の「セブン&アイHD」(3382)が、どんな形で決着するのか?

正式な「TOB」を待たないと…なりません。悪戯に…「安全保障」などと、「村社会論」を振りかざすべきではないでしょう。嫌なら、堂々と「MBO」を選択すれば、良いのです。しかし「東芝」のような…「成田時間」は止めましょう。

伝えられている「カナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールが7兆円規模の買収を提案した。」と言う報道が事実なら…その株価は2687円ですが、時価が2050円では…市場は、「その可能性が薄い」とみているのでしょう。でもこの株価なら「買ってみたい」のです。ハイ今、1976.5円と1977円で100株ずつ合計200株の打診買いです。

皆さんは「間違った先入観」を持っているようです。市場は、トランプ政権の行動に「怯えている」ように見えますが、昨年から「分かっている」ことです。一般的な解説は、関税導入で、製品価格が上昇し…「インフレ」になるから金利は上がる、最悪は「スタグフレーション」の懸念まで…市場には、存在していました。しかし最新の話題は、「財政規律」の見直しで…景気の鈍化から金利安になるという「シナリオ」です。故に、こちらの報道が出て来ます。

同時に、トランプの我儘から…ドルと言う「基軸通貨危機」も、あり得ます。それは此方の報道が近いかな? レイ・ダリオは常識的な人ですよ。まぁあまり深く考えても「なるようになる」のです。分からないことを、真剣に考えては駄目です。ノホホ…が一番です。

「データセクション」(3905) の日足推移

その「ノホホン」のカタル君ですが、目立ちませんが、「エムスリー」(2413)に続き…次々に「ヒット作」を生んでいます。これも「会員レポート」の銘柄ですが、昨日は「ストップ高」を演じたので…公開します。

先日、「手が入っている…証」と、チャートを載せた株です。D君こと…「データセクション」(3905)です。この新しいCEOの石原さんは、「ゴールドマンサックス」からの転向です。しかもデータセンター絡みで…今は「流行り」です。「やはりなぁ~」と思います。

本命ではなかったから「遊び」程度ですが…カタルは事前に、可能性のある株として、いくつか…紹介している株でした。こんな「カスリ」ばかりだから「悔しい」というか…「運」がないというか…。ある意味で、こんな相場環境は「仕掛け筋」の参加が、分かり易い相場環境です。

「BASE」(4477) の日足推移

「BASE」(4477)も、先日の株価の上げは、弱いですが、「手が入っている」から、あのような反応になります。「エムスリー」(2413)もそうですよ。本日の寄り前の気配値は1750円前後でしたから、カタルは、その1750円で「買い指値」を入れましたが、始まりは、やはり高く…1774.5円でした。

でも期待をかけた「タイミー」(2413)は、全く…「やり方」が違います。

「タイミー」(2413) の日足

本来なら2月27日を起点にすべきです。だからカタルは「仕方なく」…距離を置きます。でも本音は、一番、「ふさわしい銘柄」だと思っています。その報道がありました。此方です。

カタルが選択した理由の一つに「サイバーエージェント」(4751)の藤田さんの関与が在ったからです。彼は失敗を経験し…現場を離れると言われています。でも可能性を持った人ですから「頑張って」欲しいのです。この人脈が凄いのです。

カタルの成功した仲間の一人も、親交が在ったようで、一度、「麻雀を打った」と言っていました。まぁ彼はプロですからね。プロと素人の差は「雲泥の差」です。どの世界も、そうですが、自分で実際にやってみると分かります。ゴルフなども…素人の弾の伸びとは、プロはぜんぜん…違います。彼らは途中で、弾が「加速」しますが…素人は「ヘナヘナ」して落下します。何が、違うのか? 株の世界も同じです。

なかなか…資金がないから、相場を育てられませんが、早く自前の金でやってみたいものです。早く…そんな日が来ると良いですね。「夢と希望」を売り…歩くのです。

期待した「タイミー」は、今の相場状況を「物語っている」ように感じています。仕方ないですね。簡単に2000円を超えられるのに…仕掛け人に、その意思はないようです。結局、事例に掲げ「データセクション」もそうなのです。

この辺りは、「良識的な範囲」の株価です。しかし…今の日本の低金利はある意味で「AI立国」に育てるチャンスなのです。何故なら…米国は6%前後でしょうが、日本は3%台なら可能でしょう。この金利差は、非常に大きいです。だから「ソフトバンクG」(9984)の孫さんは、日本に「データセンターを構築する」と述べました。みんな、「自前の金」ではないのです。その多くは「借金」です。金融テクニックを駆使するなら、元金がゼロでも構築できるでしょう。

だから「法螺のような」5000億ドル投資の話が、可能になります。お金を持っている訳ではないのです。お金は「回すもの」なのです。

何故、カタルが「貨幣乗数」効果の話を、何度も、何度も…「繰り返し」伝えているか? 皆さんは、素人ですから分かりません。カタルが上京した頃、有名な仕手筋に中国から引き上げて来た「三洋石油」と言う…金貸しのグループが新宿に居ました。もう笠井さんは亡くなられたのでしょう。身長が高く…立派な体格でした。カタルも一度だけですが、会っています。「よちゃん」の資金元の一つでした。凄かったのです。

彼奴が200万株を買うと言うから…「俺は300万株を買って置け」という注文の出し方でした。不動産や金貸しの連中は、平気で10億、20億円を、右から左です。当時の株価は1700円前後だったかな? まぁ「ジェイドG」なら、3日間程度はストップ高です。それがバブルなのです。だから「商船三井」(9104)のような…チンタラ感が、不甲斐ないのです。今の米国は、そんな感じでしょう。結局、適度の調整を入れて持続させることが大切ですね。

今の日本市場は「清貧思想」なのです。「ラピダス」を国が支援をしているのに、民間は、お金を出さないのです。今回の「セブン&アイHD」を観れば、分かります。いくらでもやり方が在ると思うのですが…たかが9兆円ですよ。75兆円の「アップル」のような設備投資金額ではないのです。

政策官僚は「猛反省」をすべきです。ここまでガチガチに「厳寒の時代」にしたことの責任を、感じないと駄目です。経済活動が、滞り…最後は「ガラガラポン」…の戦争の道です。もう馬鹿が、「上に居るから」困ったものです。高市早苗さんは、なかなかの…器です。期待をしています。萩生田さんも、頑張って…欲しいものです。

今は「買い場」ではありません。チップレスの「ソシオネクスト」(6526)の株価推移を良く観て置きましょう。いずれ…「来る」のでしょう。

安値を割れた…「ソシオネクスト」(6526)の 日足

「ジェイドG」も下値が買えるようでは、まだまだ…駄目です。買えなくなる地点がありますから、貧乏人は、その時を待ってから…買わねばなりません。金持ちは、順番に買えば良いし…自分の性格を考えて「銘柄」を選択しましょう。

「デンソー」(6902)は、なかなか…あの1900円は、また買えません。でも「大阪チタン」(5726)は、また1700円が買えるのです。「時間軸」の把握は、此処です。その前に、板状況も重要です。「タイミー」のオーバーの売り物は40万株あります。売りたい奴が控えているのでしょう。でも演出の可能性もあるから、実際に、上を「成り行き」で「1万株単位」で、株を買ってみることです。たぶん、スルスル…と、株価は「面白いように」上がる段階です。

「note」(5243) の日足

でも今の市場は「BASE」を観ても分かりますが、「一人旅」なのです。だから、思い切った「上げ方」をしないと…なかなか人気になりません。先日、ありましたね。「バカ株」の事例が…「note」(5243)良く、あんな材料で、株価が上がったものです。たかが…「グーグル」の出資です。最後にいくつかリンクを張ります。

先ずはFRBの資金の話は重要です。此方です。

そうして、これに関連しますが、此方の報道です。この「2017年の両物件の前回売却価格(約1億5700万ドル)を少なくとも68%下回る水準。」と言うのが重要なのです。今の「商業不動産」問題です。金利が下がると「一気に処理」が加速します。この過程を経ないと…たぶんAI革命の「シンギュラリティ」は訪れないと考えています。つまり「エヌビディア」の決算は、素晴らしかったのですが、相場になっても大きく上昇はしないでしょう。次の量子コンピュータの世界かも知れません。

まぁこれも、先ほどの話と同じで…分からないことを「あれこれ」…深く考えないことです。やはり世の中は「パッパラ・パー」が一番です。また…明日。



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