アーカイブ:2017年12月

思い付き…

世界の株価は高値を更新していますが、何故か…金融株の動きは鈍いように思います。本来、世界経済の活動が活発化すれば、金融機能はドンドン増幅するはずです。つまり様々な金融補助機能、例えばクラウドファンディングやビットコインなどが発展しており、先行き期待が弱いのでしょうか? どうも…理解に苦しみます。やはり…考えられる原因は、金融規制ですね。過剰な規制が金融機関の負担増を煽っているように見えます。

昨日、カタルは今年の値上がり率上位の銘柄を調べていましたが、この株高でも下落している銘柄の多くを、「地銀」が占めていました。地方の金融機関の苦悩ぶりがよく分かります。カタルは新潟の出身ですが、地方には産業は育っておらず、金融業と教職だけが、ある程度の収入が約束されている産業でした。他は、生活がかなりキツイ訳です。たまに百姓が、道路などの整備の為に、農地を売却してお金が入るケースがありましたが、地方の証券営業は大変です。何しろ…金持ちが居ません。

日本の金融機関は、2003年に底を打ちます。1989(1987)年以来、株価は下げ続けており、ようやく不良債権処理に目途がついたのが2003年です。みずほの10万円割れですね。カタルはあの時、みずほが倒産をするようじゃ、日本は終わりだ…との考えで、バカになってこの10万円割れを拾っていました。もともと…今のカタルの金融株好きは、この成功体験がある為でしょう。なんと1000円を超えるわけです。あっという間に10倍ですからね。超大型株のみずほが…ですよ。

しかしその後のリーマンショックで再び増資です。今日の金融株の値動きの重さは、この時の増資が原因です。自己資本を積み増すために下値で増資をしました。みずほ株は約2.4倍に株数が膨らみます。野村証券は約2倍ですね。三菱UFJは約1.5倍です。

何故、こんな話題を述べているか? カタルはケネディクスの相場が4桁を奪回した後に…邦銀株や証券株の歴史的な上昇相場が、始まると思っているからです。

実に…このレポートの切っ掛けは、単純です。本日の日経新聞の一面トップが「デフレ脱却へ薄日」との文字が躍っていたためです。

皆さんは、いつも考えていますか? 一つの新聞記事を読んでも受け手の感情は様々です。カタルのレポートを読んで、此奴の、この意見はおかしい…と疑問に感じたことがありますか? そうして…何故、このようなレポートを書くのか? 書き手の心情を読んだことがあるでしょうか?

新聞やテレビは、非常に優れた感覚を持った連中が、職場に多くいます。雑誌もそうですね。時代の流れを過敏に感じているのです。風見鶏のようなものです。彼らと付き合ってみると分かります。カタルは一度、雑誌社の人と仲が良かった時期があり、よく飲みに行きました。彼の選ぶ店はハズレがありません。みんな面白いのです。お金はカタルが払うのですが…結構、彼と飲むのは楽しかったのです。コストパフォーマンスと言うか…抜群ですね。

世情の動きに敏感な人間が非常に多いのです。だから彼らが目につける現象は、時代を切り開く「ラッセル」と考えます。よって…証券マンは新聞や雑誌など、様々なものに目を通して、常に時代がどこに向かっているか…いつも考えるわけです。株式市場の銘柄探しは、それに尽きます。時代に逆らった経営は、どんなに優れた経営者でも必ず失敗します。しかし時代の後追いをする奴も駄目ですよ。株の高値を買うようなものです。

あまり早すぎても…順番が来る時間が、長過ぎて嫌になります。カタルは有機ELの製造装置のトッキの話をよくレポートに持ち出します。何故なら、この技術は、カタルが上京した時からあったのです。しかし…トッキは万年赤字の垂れ流し…でした。そうして、とうとうキャノンの軍門に下りましたが、それからも…しばらく駄目でした。しかし今では、キャノンの利益に大きく貢献しています。1992年ごろの話じゃないかな?

株式相場も同じです。事前に温めてある銘柄は、たくさんあるのです。今、原稿を書いていて思い出しました。この銘柄は、来年のスター株になるかも知れませんね。でも先ずは…有料会員に紹介してからでしょうね。でも昨日書いたばかりだから…紹介は、先の話になります。

面白いでしょう。

原稿を書いており…偶然、このように…思いついて、今、調べたら行けそうなのです。もしカタルが、毎日レポートを書いてなければ…絶対に、このような発想には…至りません。つまり毎日書いているから、カタルにも、この作業がプラスに働いています。努力は積み重ねですからね。でも今年は偶然、恵まれただけで…毎年、いい成果が上げられるかどうか…。

昨年は200万円で始めた運用が、一時は400万以上のプラス領域に行ったのに…最終は100万円のプラスで着地でした。

100万円を倍増して、8回繰り返せば…1億円を超えます。だから偉そうに述べているカタルは自らも、実験を、昨年から短期運用で始めました。200万からスタートさせました。だから200万、400万、800万ですから、今年末には…この金額になってなければ話になりません。今年は、運に恵まれ…この水準をクリアしました。故に、余分な分は、ご褒美で…来年、家族で旅行をしようと思っています。

カタルはいつも事前に述べて、有言実行を目指し、本物になる為に努力をしています。でもまだ、とてもとても…でも小手川君などに、負けてなるものか…と思っています。現状は、彼の足元にも、遠く及びませんが…必ず、肩を並べたいと思っています。何しろ…元プロですからね。素人に負けてなるものですか…。でもすごい成功者は、他にもたくさん居ます。

まぁ、貧乏人は、貧乏人らしく…先ずは、地道な作業を続けて、一つ一つ積み木を積み上げるしかありません。ようやく…名目時代が確立されるわけですから、カタルの本番がやってきます。読者の人も…一緒に頑張りましょうね。それでは…また明日。

早く…土台ぐらい、作りたいものです。今年も残りわずかです。「有終の美」を飾れるかどうか…ケネディクスの相場にかかっています。どうなりますか…。



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