アーカイブ:2017年12月

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かたる:昨日は…何故、下げたのでしょう? カタルにはサッパリポンでアリアンす。

市場の解説によれば…米国がイスラエルのテルアビブにある大使館を、エルサレムに移転すると言います。イスラエルはエルサレムを、軍事力を背景に実効支配を続けており、アラブ諸国はこれに反発していると言います。これを米国が容認することになると…混乱が起きるのかどうか…。

中東情勢は複雑で、これにイランが絡みます。アラブ諸国が米国に反発するとイランに睨みを利かしている米国の反感をかう事になり、アラブ諸国は大きな抵抗を出来ないだろうと言う読みが背景にあるようですが…どっちにしても、複雑な中東情勢を刺激することになり混乱すると言う読みなのでしょう。でも、これが何故、日本株に影響を与えるのでしょう。

中東諸国に多く依存している…我が国の石油事情は、打撃を受けるかどうか。むしろ、先日のサウジアラビアの混乱の方が複雑ですね。イエメンの問題も絡みます。ことさら…大きく騒ぐ問題なのかどうか…。先物を利用したグローバルマクロ戦略のヘッジファンドの読みが正しいのかどうか。

何故、日本の機関投資家は、立ち向かわないのでしょう。東芝と同じ構造です。「みんなで渡れば怖くない」と言うサラリーマン根性のファンドマネージャーばかりです。要するに自己責任が取れない連中が、お金を運用している訳です。

日経平均株価の長期波動

本日の日経新聞は「二つのW」と言うスクランブルの記事です。どの統計資料もチャートもそうですが…基本的にデータの蓄積が長い方が、信頼性は高まります。

日経平均株価の短期波動

ただ目先的には25日線を下回り…調整波動が続くと思われ、良くて…横這い、悪ければ先の安値の21972円を下回り…下値を試す事になるのでしょう。でもチャートを良く見れば分かりますが…今回の波動の基点は9月8日の19239円ですから…11月9日までの上昇幅は4143円で、最初の下落の下げ幅は1410円ですから…およそ34%です。1/3押しですね。

可能性としては…カタルは、日経平均株価は、「横ばい」波動の可能性が高いと思われます。おそらく高値圏で、移動平均線の上昇を待つのだろと思っています。ただ…更なる上昇は期待しづらいのでしょう。やはり調整波動を経ないとなりません。理由が些細な事でも、大きな調整を強いられると言う事は…需給バランスが悪いと言う事です。

米国のFANG株と同じですね。だから矛先が変化して、内需モノに流れたのでしょう。一方、その主役の三菱UFJは800円台を付けましたが、昨日は大きく崩れました。此方も、なかなか需給は改善しないのでしょう。だって…11月30日から12月5日までの出来高は3億9647万株ですが、12月6日は9406万株で…簡単に押し戻されました。4:1です。今度はどの程度の出来高で、高値を奪回できるのか…注目されます。

でも…チャンスかもしれませんね。この見極めは難しいのです。でもカタルは、日経平均株価は、関門の22750円を破ったので…時間をおかずに、三菱UFJはこの高値圏のボックスを綺麗に抜け…2015年6月の高値937円を抜くものと考えています。この点、先駆したケネディクスが、いつ849円を抜くかに…掛かっていると思っています。先駆するケネディクスの動向が注目される所以です。

でも…昨日は複雑な売買でした。長期の口座では買い増しを実行していますが、短期ポジションの口座では、損切りと言うか…利食いを強いられました。昨日は726円まで叩きました。コンチクショウ! まだケネディクスは、信用買い残が、かなりあります。カタルは何故か…この時期に期日が重なっています。よく考えると…昨年の12月に損切りクロスをしていたわけです。そうして6月に、またクロス、そうして再び…期日がこの12月に来たわけです。カタルだけの現象かな?

確か…最も高い買いは760円だと思います。それまでは715円でも、高いな…と思って買っていましたが、来月は自社株買いも期待されるから…高値圏の領域でも買い増しをしています。

理由は…宮島さんの行動心理が、変化していると思っている為です。CREの資本提携以降、内部留保の積み上げは終了です。本来、彼は…機を観るのは敏の口なのでしょう。ダヴィンチの金子さんと共に…不動産利回りの視点を持って、日本の投げ売りの不動産を買い集めた口です。だから彼の性格は、決して…サラリーマンのような保身的な姿勢ではないと思っています。残念ながら、カタルは会ったこともないし…彼の性格も知りません。

基本は此処です。所詮、企業は、人が経営します。逆風下で無理をすれば破たんします。シャープのような決断ですね。でも追い風で、多少…無理をしても時代の流れが助けてくれます。タイエーの中内さんは、良く話していました。今は歴史的な転換点でしょう。

だって…日銀が危険資産のリートやETFを買ってくれるのです。この認識は、非常に大切です。ケネディクスはファンドを組成すればいいのです。日銀様が、無尽蔵の資金でいくらでも買ってくれます。

だからカタルは当初、内部留保に励む宮島さんの姿勢を批判し、TOBを掛ければ良いと述べていました。実際に失業率が3%割れになり、今年の春にエリオットが参加し、今はARAです。世界の金持ちは馬鹿ではありません。

東京都の小池さんは、東京を金融都市に変貌させようと邁進しています。サンフロンティアとレーサムの鞘は縮まって来ましたが、キャピタル経営の企業は、大きな利益を挙げて拡大させています。カタルは、この3社サンフロンティア、レーサム、トーセイを見てケネディクスの株高を確信したのです。今年の春の話しでしょう。

この休みは、絶好の買い場だと考えています。この路線から、邦銀、更に証券と…「1300兆円の逆襲」相場は繋がります。保守的な人は、銀行株でも同じですよ。証券でも構いません。時間の問題なのです。来年の春闘を切っ掛けに、実体経済もスピードアップすると考えています。昨日の動きは…そのガス抜き程度の問題でしょう。

東芝を買う人は、上場廃止のリスクを覚悟して…300円以下で早めに買いましょう。良いですか…。株が上がってから、追随する人が大勢居ます。カタルは、いつも事前に可能性を話しています。成功するものもあれば…失敗するものもあるでしょう。でも時代は、既に実質成長のデフレ環境ではなく…日経新聞の料金が上がったように、インフレの名目時代なのです。

なんども…なんども、同じことを述べています。リスクを取る積極派が、勝利を収める時代なのでしょう。カタルは、そう考え…日々チャレンジしています。

あとは皆さんが考える問題です。市場には、いろんな意見が溢れ…どれを採用するか自由なのです。あの人が言っているから…そんなバカな論理で、株を売り買いする馬鹿は、いつまでも負け組です。自分が自分の頭で考えて、決断をして、その結果が悪いものでも、自分で責任を取って処理しなくてはなりません。こんな小学生でも分かる論理を、日本の機関投資家は出来ないのです。

東芝などは…カタルには、出来レースの鉄板相場に見えます。カタルは、自分のリスク度は5000株止まりなのです。何れ10万、100万株と買える器に成りたいものです。それでは…また明日。



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