株式取引を楽しもう!

世の中の移り変わりが…「株式取引」をやることで、良く理解できるようになり、人生が面白いと感じられると良いですね。カタルは学生時代から株の取引をして、これは「天職」だと思って、就職試験は証券会社だけしか、受けていません。

当時、地元に帰るつもりだったので、狙った先は新潟の長岡に支店を構えている証券会社だけ受けました。山一証券に、山種証券と地元の証券会社の丸福証券に中証券?だったと思います。山一は東京駅前の店舗が会場でしたが「成績証明書」を観た途端に…面接担当官は「ご苦労様でした。」の一言です。他人を馬鹿にしている会社だと思いました。

当時は、バブル期前の…第二次オイルショック「1978年」?の最中でした。その後…山一証券は市場から消えます。山種証券も消えました。つまり…「長岡」に支店を構えるような馬鹿会社は、やはり「消える運命」だったのでしょう。

「市場経済の仕組み」は良く出来ています。今年の5月にカタルは67歳ですから20歳からとして…約47年間の株式市場の流れを観ている訳です。入社した当初の会社の研修で…大手証券会社の部長さんから「金利と株価」の話を聞いたときは…何も「理論武装」がないのを自覚しました。その光景を良く思えています。余程…ショックだったのでしょう。

ペイペイが学生の頃から株をやって…ただ「下値圏」の株価が「安い株」だけしか買えませんでした。何しろ…学生にとって10万円でも貴重なお金です。当時のアルバイトは…たぶん1日1万円に…届かなかったと思います。それを集めたお金で株を買っていたのです。取引は野村証券の平塚支店でした。だから買えるのは100円前後の低位株を1000株だけです。でも日経新聞だけは、ずっと…学生時代から読んでいました。

その後、「負けず嫌い」だから…同期の連中との競争に勝つために、無給で自発的に「休日出勤」です。毎週です。そうして…常に毎月の表彰に輝き…1位のご褒美である、金一封の1万円を貰っていました。だから当然、出世は同期ではいつもトップです。5年ほどすると総合職になり…全社員が対象の年間表彰でも1位になるようになります。全社員のなかで入社5年程度の社員が、1位です。まぁ小さな会社ですからね。この賞金は10万円でした。兎に角…ノルマに強く、負けず嫌いです。

しかし…東京に出てきて「挫折」を味わいます。バブル崩壊は、ほんとうに大変でした。毎月10人前後の新規顧客を開拓するのですが、買うたびに…顧客は1回限りの付き合いです。毎月、毎月…よく働きました。当たり前の話ですが…土曜も日曜も…夜もありません。

全ての人生を…家庭を顧みずに「株や」人生に捧げてきました。でも駄目なのです。とうとう…俺は馬鹿だと思って、専門学校に通い…もちろん歩合セールスですから、すべて自費負担です。「TAC」と言う資格専門の学校に通って、証券アナリスト試験に挑みます。毎週、土曜、日曜日が潰れます。

そうして3年間、掛かって資格を取ったのですが…やはり駄目でした。どんなに勉強をしても…下がり続ける市場には、勝てませんでした。

最後は、「自分は悪魔」だと思うほどです。だって顧客に株を買わせるたびに…顧客は、損を続けるのです。「罪悪感」に蔑まれます。

そうして、とうとうセールス活動を止めて…国会図書館に通う日々を続けます。その期間は…約2年ほどです。あの学食のような食堂が懐かしいです。国会図書館は、昔の資料がすべてそろっており…素晴らしい所です。

でも友達を渡り歩く「借金生活」も…長く続きません。何をやっても駄目、こどもの学費も塾代も払えません。サラ金も目一杯です。とうとう…転職を決意して、新しい事業を起こそうと思ったのが、この「IRNET」です。だからこのサイトの開設は、食えない時代の1998年の頃です。年収120万円の世界です。

今は、良い時代ですよ。上がる株があるのですから…負けるやつは馬鹿です。必ず、上がる株があるのです。良い相場です。

何を買っても駄目で…とうとう転職まで追い込まれ、六本木の表参道で…アンケート用紙を集めたのです。毎日、毎日、道行く若者に声をかけてアンケートに回答してもらい…それを銀行に持ち込んで「新規事業融資」を獲得しようとしますが…土地の担保はあって「事業計画書」があっても…駄目です。絶対に…融資が得られませんでした。

最後は代議士を頼って…銀行の役員を紹介してもらっても…駄目でした。仕方なく、その土地をサラ金に持ち込みます。そうして1000万のお金を借ります。その時に「ITバブル」が起こりました。そうして…一気に収入は2000万円台に跳ね上がります。120万円~2000万台へ…でも、あっという間に…その相場も終わりです。株屋の人生は、常に相場と共に…浮き沈みします。こんな話は、面白くないかな? 要望があれば…何れ、後半も綴りましょう。

カタルが、此処で述べたことは…市場原理主義とは、何か?…と言う話です。

金曜日かな? 此方の日本製鉄の報道を紹介しました。そうしたら読者からも「同感だ」との意見を頂きました。カタルは政府などに頼る経営姿勢が好きではありません。ですが…必要なのかもしれません。何しろ…「脱炭素化」のルールは、EUでは厳格です。日本人の認識が非常に緩いのです。三菱UFJが米国子会社のユニオンバンクの売却に追い込まれた背景には。実は「マネーロンダリング規制」の話に、抵触していたと言う問題も抱えています。勿論、デジタル化で、店舗の不要論があるのが、背景にある一番の理由ですが…他にもあります。

このような厳格な規制を前に、政府が動かないと…産業が衰退をするのも事実です。しかし…やはりポリシーとして「市場原理主義者」には、村社会論理に見えます。

今度は、トヨタが韓国のポスコに電磁鋼板かな? 製品の出荷を依頼し…トヨタらしい村論理で日本製鉄に「仕返し」を始めました。此方の報道です。これは当然の報いです。これが市場原理です。昔、新日鉄時代に…韓国に技術援助して、日本のお金で助けた企業がポスコです。韓国慰安婦問題に絡み…色んな背景があります。村社会論理は海外では通用しません。

皆さんは…あまりに短絡的と言うか…。株式投資の本当の「面白さ」を知らないのでしょう。仕掛け人の話も、分からず…相場の上下だけで、株価を判断しています。

今日のニュースでは…此方の報道が新鮮でした。流石、米国ですね。カタルの考え方は、この共和党の主張です。日本でもガソリン税を撤廃しろと言う意見が自民党内にあります。色んな意見があり…面白いでしょう。ついでにフランスの事例が此方ですね。フランスはどちらかと言えば…やはり共産主義的な面を持つ農業国ですね。原発に強く…ドイツとは立場が違います。天然ガスの影響を受けませんからね。

このような…色んな意見が「ぶつかり合って」市場価格が形成されて行きます。正しいか…間違っているか…結果は、後にならないと分かりません。難しい問題です。今だから湾岸戦争は間違っていたと言えますが…全ては結果論ですからね。しかし株式投資は現在進行形の未来の図式を読みます。

市場経済…つまり株式市場の株価は、様々な意見が対立して…株価が形成されています。

今ARKKのキャシーウッド氏は、盛んに叩かれています。本日はこんな報道です。毎日、毎日…彼女は登場をします。ソフトバンクの孫さんと共に、カタルは彼女に注目しており、なるべく…彼女の「エキスを抽出しよう」と試みています。

RoKuの株価推移

本日はストリーミングのRokuの話が登場していましたから…少し調べましたが…良く伸びていますが、この背景をよく理解できませんでした。やはり英語版だと調べるのは時間が掛かるし…数字の単位もよく分かりません。馬鹿カタルには敷居が高い壁ですが、基本的に彼女は売り上げの伸びている会社を拾い集めているようです。成長が全て…の基準のようです。この話を最近終価係数と言う複利運用の構図で説明をして、アマゾンの成功事例を観ています。

そうしてカタルは最近、散々…高値批判を続けていたBASEに注目し始めて実際に株の売り買いを始めました。メルカリと共にソフトバンクもサイバーダインも採り上げています。

この時代を切り拓く開拓者がカタルは大好きです。だから火星移住計画を持っているイーロン・マスクに興味を抱いています。スペースX にテスラです。お金は「理念」に投資をするものだと思っています。お金なんか使ってみると分かります。そんなに使えるものではありません。高級車を買っても知れています。でもベゾスが建造したヨットは凄い金額ですね。何処かで観ました。確か570億円とか…でしたね。オランダで批判の対象になっているようです。

面白いでしょう。株屋だから…様々な話題に精通して…興味を持って市場を眺めているのです。そうしていつもカタルは自分の頭で考えて未来の相場の未来図を考えています。既に…必ずと言って良いほどの確率でカタルが取り上げた銘柄は上がって来ます。別に後追いで結果を観て言っている訳ではありませんよ。

名村造船(7014)の日足推移

過去のカタルレポートを読み返すと分かります。例えば…この相場環境の中で…1月23日のコラムで「名村造船」(7014)を紹介しています。その後のチャートを付けておきましょう。この材料が…本日報道されていました。此方の報道ですね。

そうして本日の興味は此方の報道です。NTTの新規事業投資です。この記事はカタルが述べている484兆円の内部留保を利用した新しい動きです。ようやく…日本企業も失われた時代から脱出して…チャレンジをするようになった証の一つです。

新聞記事を観てカタルは何故、なんども…何度も内部留保の話をして日本株は10万円と述べてその背景を語っています。このような市場の整合性の話を読者の皆様にも理解して欲しいのです。そうすれば…何れ皆様も株価が上がらないうちに名村造船を選択できるようになれます。

株の値下がりも、値上がりも、それぞれの「ドラマ」があります。この内容をよく理解すれば…株式投資はより一層楽しくなります。互いに共に負けても良いので株式投資を楽しみましょうね。

また明日。

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