アリさん退治

今日も暑そうですね。今は、もう直ぐ10時になりますが…我が家では突然のアリさん攻撃を受けており「対策」に追われています。アリさんの発生元が分からないのです。可能性のあるのは植木鉢ですが…周辺にはアリさんを発見できず、疑わしいのは玄関からの侵入ですが、此方の説も今一つです。今は玄関に置いてある「寄せ植え」を疑っています。

仕方がないから発見をしたら、可哀そうですが…一匹ずつ、潰していくしかありません。カタルの住んでいるマンションは4Fですからね。何処から来るのか? サッパリです。これで2日間に渡り、退治の作業をしています。

まぁゴキブリと違い…小さなアリさんですから、気を付けないと発見も難しいのです。このゴキブリも4Fではあまり見ません。滅多にお目にかかることはないのです。NYでは、ネズミが「大発生」していると言いますから…このネズミの駆除の人達も「高給取り」なのだそうです。なんと…年棒で17万ドル(2380万円)だそうです。

昨日は会員レポートを早めに書き上げたのですが、深夜番組の「欲望の資本主義2023逆転のトライアングルに賭ける時<前編>」を、途中から観ました。経済学者様も、なかなか…面白いのです。興味深かったのが、日銀から東大の学者になった渡辺務さんの意見です。インフレは「人々の心」の問題だと言う部分です。

カタルも米国社会と日本のネガティブ思考の蔓延を、謀っているメディアの存在が「悪」だと思っているのです。

常に「他人批判」に溢れている視点で報道をしています。昔は「みのもんた」、今は、宮根誠司かな? 良く他人のあら探しをして…「ワイワイ」言えるものです。この動向は日本人特有の風土から来る性格なのでしょう。島国故に、多様性を認めずに…共通する概念を押し付けます。ネット社会になり、色んな人の意見が聴けるようになりました。本人の努力で「色んな見方」が出来ると思うのです。

市場経済の未来を予測する場合、常に株価は「買い方」と「売り方」の意見のぶつかり合いで株価が形成されます。故に社会全体のムードが、「如何に大切か」分かると言うものです。そんな中で、渡辺さんの主張は国民全体の意識が、物価動向を決めていると言う主張でした。面白いですね。

日経平均株価の週足推移

昨日は日経平均株価の長期のチャートを観て、前日銀総裁の黒田さんが在任期間中に結果を出せなかった話を述べました。でも彼の基本政策は方法論こそ問題はあるでしょうが…「方向性は正しかった」のでしょう。そう…考えています。でも流石に10年間も結果を出せないのは情けないです。しかし…社会全体が、それを拒んだ方向性ですから、いくら権力を持っている日銀様でも、なかなか…方向転換が出来ません。でも…市場原理主義者から言わせれば…日本株は上がり続けていますから、彼は合格なのです。立派なものです。でもようやく今回は、コロナ禍からの物価上昇は「神風」に思えます。

このチャンスを上手く利用して…軌道修正が出来るかどうか…。植田日銀総裁のYCCの軌道修正が、今後どのような展開を見せるかが、面白い所です。

まぁ学者先生ですから…黒田さんのように強引な手法は用いないのでしょうが、なかなか…ね。今回の米国経済も、「謎に包まれた」世界です。だいたい分からないことを理解しようとするのが…面白い所です。カタルは株屋ですから、「市場原理」主義者です。市場がすべて正しいと思っています。自説に拘らずに…仕方がないから、カタル自身の考えを「軌道修正」するのです。でも時間軸の感覚は、かなりの幅を持って観ています。

だって考えてごらんなさい。あれだけの異次元の量的緩和を実施して、ようやく…YCCの修正です。出口に辿り着いた印象を持っていますが、まだ分かりません。しかし方向性は正しいのです。

「34年間の悲哀」が、何故、生まれたのか? 現場の株屋が、どんな思い…で生きてきたのか…が、分かるのが「このレポート」です。今でも「お船の評価」の謎はあります。

もともと…PBR1倍以下の企業など…上場廃止にするようなステータスを東証が持つべきなのです。故に「JPXプライム150指数」を、日経平均株価ではなく、新しい指標として受け入れるべきなのですが、そこが「村社会」です。最近では、めっきり、この話題も消えており、いつしか…この指数の存在も、忘れられる運命かもしれません。でもこの基準は、なかなかの「グローバル観」です。

昨日のテレビでも言っていたのですが、「ものづくり」…の形は変わるのでしょう。

基本的な人間の欲求も変化をすると思っています。時間を有意義に過ごせるアイテムです。このカタルレポートも時代背景に合わせた「市場の焦点」を常に話題にしています。

最近では、米国経済の「謎」を、何度も解説しています。M2の増減、逆イールド、CPIと…リセッションなどの話です。日本の日銀の焦点も、実質賃金と名目賃金の話を比較的分かりやすく解説していると思っています。

昨日の会員レポートにも書いたのですが…FRBの金融政策とバイデンの財政政策は矛盾をした行動です。しかし米中間の覇権争いの中で、生まれたCHIPS法などが、どんな形で市場に影響を与えているか? 背景を知れば、知る程…面白いのが経済です。

株価の理解は、奥が深くて…次は「どんなドラマ」が市場で繰り広げられるか…この観測をいくつか掲げました。何れ…会員の方への情報は、市場で陳腐化しますから…その過程で、「ニデック」の株価のように、公開ページで伝えて行きます。

三菱UF(8306)の日足推移

昨日の公開レポートも、三菱UFJの「a」の部分の調整過程は、基本的に需給バランスですから…市場参加者の理解が進むなら需給バランスはどんどん…改善をします。

大阪チタン(5726)の日足推移

一方、選択が間違った訳ではないのです。大阪チタンの時価軸の読み違いは、市場参加者の認知度の問題です。お船のケースも似た誤解を市場がしていたのです。コンテナ市況は一時的な現象と言うメディアの洗脳が、市場参加者の行動を鈍らせたのでしょう。先ほど紹介した渡辺さんのインフレなどの物価動向は、人々の考え方次第なのだ…と言う学説に、似ています。

米国株はFRBのミスを乗り越えて…財政出動の成果もあるのでしょうが、基本的に米国人が持っているポジティブな発想である「アメリカンドリーム」が人々に浸透しているかどうか…の話しでしょう。

一方、過去の日本では、名目時代を謳歌して、日本人も「土地神話」などを信じていたのです。土地(地価)は下がらない…と言う「土地本位制度」の概念です。これを馬鹿が壊しました。この概念を再び植え付けるのはなかなか…大変です。資産効果の富の話です。でも世界は東京の商業ビルを、海外投資家は買い漁っているようです。

ようやく…外国人は、日本の優位性に目覚めた現象は「至る所」で…観察されます。YCCの軌道修正と「此方の仕掛け」、何故、日経新聞があの一面掲載をしたか? 1%の「指呼の間」と言う「観測報道」です。その裏舞台が此方の報道です。こんな事は常識なのです。

皆さんのレベルは、兎に角…幼稚です。カタルに力があるなら、様々な演出を加え…良い社会を形成できると思っています。早く、早く…自分自身がもっと力を付けて、成長しなくてはなりません。昨日はある米国株の変化を、会員レポートで採り上げました。この事は、「新興株の逆襲」相場も意味しています。このような些細な現象を見逃さずに…カタルは市場を解説していきます。

カタルだって、分かりません。様々な選択肢がある中で…取り上げているのです。

しかし時代の方向性は、既に決まっていますから…多少の時間軸のズレは、昨日も解説したように我慢をしなくてはなりません。だからその誤差を理解しているから「ブツブツ投資」なのです。そうして3回程度やってみて、駄目なら、立ち止まって「考え直す」時間を持てばいいですね。

そうして時間をおいて、またチャレンジをすれば良いのでしょう。時間をおいて考え直すことも大切な事です。多くの人は自分の力量をどう評価するか? 株式投資で難しいのは「己の心」と向き合う姿勢です。大概、失敗した事例を観ると、自分勝手な…邪推による行動なのです。株式投資で負ける人は、心が甘いのです。簡単なんですよ。

カタルが率先して…ラッセルをしていますから、この行動を観て、自分が絶対に儲けたいなら…カタルが失敗した株を買えば、良いのでしょう。大概は儲かります。年初からエーザイは下がり続け…損をした状態でした。そうして…なんと、カタルは述べていましたか?

最近まで大阪チタンの追証に苦しんでいたのです。そうして金曜日はヤレヤレ…と3400円で200株を外しましたね。でも3200円の買いの200株は残したのです。別に下がると思って売ったわけではなく、他の口座では買っているのです。この口座の枠の問題から「維持率の観点」で株を売ったわけです。カタルは、何と言っていますか? 相場観より、自身の「力量問題が優先される」と述べています。先ずは、自分自身の「手の内」の改善が優先されます。

人により、行動が違うのですよ。この辺りの認識を、読者は理解していません。カタルだって分からないことを聞かれても、答えようがありません。人それぞれで…投資方法は変わるのですよ。画一化された社会で、生きているから「正解が決まっている」と思うのです。

しかし株式市場は、常に過去ではなく、未来図が問われる場です。

未来の形なんか…コロコロ変化していくのです。そんな事を「事前に教えろ!」もう…こんな要求をするのは、馬鹿だけです。あれほど権力のある日銀総裁でも…自身の物価目標を1.8%から2.5%に修正しました。しかし24年度は再び1.9%なのです。故に為替動向を考えて植田新総裁はYCCの軌道修正をしたのです。もし…このまま持続可能の物価上昇が続き、名目賃金も上がり続けるなら…どんどん、このカーブは、上方に乖離します。でも…カタルは来年の春闘後だろうと思っているのです。

日本の賃金動向の推移

本当は…米国のような形が、理想です。物価上昇を超える賃上げです。実質値が名目を超えるのです。今の日本は、名目はプラス圏ですが…実質は水面下ですから、物価高に生活が苦しくなります。この傾向が定着するなら…日銀は、この来年の目標を1.9%ではなく、2.5%を超える所に、設定する筈です。日銀自身も「一時的な物価上昇」の恩恵と思っているのでしょう。

コアの部分の物価上昇を定着させるためには、最低賃金の上昇などは、初期の関門に過ぎません。カタルの住んでいる公団の家賃が、毎年、上がるようになるなら…本物の名目時代の定着になります。まだ上がっていませんよ。自分の生活が…「市場」を語ります。

だんだん…「大きなお金」を動かすようになりますから、自分自身が確り…と理論武装をしないと投資など出来ませんよ。目先の板状況などの「ムードで」稼げる…お金など、少ない金額です。何故、大金持ちと野村証券の支店長の実話を紹介したか? この意味さえ理解できないようでは、所詮は…株式市場では負け組でしょう。

カタルの仲間の大金持ちの顧客が、笑いながら…野村証券の支店長を餌にして、会話していたのです。流石、金持ちは皆、頭が良いのです。馬鹿で金持ちなんか居ません。やはり…金持ちは賢いのです。一度は、野村の支店長の意見を拝聴しますからね。

きっと、その内容が気に入らなかったから…「それで…お前はいくらのお金を持っているか?」と手痛い「逆襲」の一言です。流石、やはり野村証券の支店長などでしょう。故に「失礼しました。」と早々に…退散したのです。

でもカタルは、馬鹿だから…もう一歩、踏み込みました。そうしたら、その人は金融庁の知人に電話をかけると言います。一番、証券会社が怖いのは監督官庁です。金持ちは、やはりよく事情を知っています。

その後…その大金持ちは、破産の憂き目に遭って…当時、興銀の常務だった杉下さんに「不良債権処理」を手伝ってもらったので…のちに和光の社長になった杉下さんへの「ご恩返し」で、和光の新宿支店が、その株式手数料で潤った相場が1995年1月の「不動建設」の仕手化相場です。あの舞台裏の話も、なかなか…面白いのです。連日、10万株から20万株単位で、株を継続的に買い続けます。多い時は1日に100万株まで行かないでしょうが…かなりの量を買います。まぁそんなにお金は続かないから、回転売買の演出ですが…。

相場の陰には、やはり人為的なドラマがあるのです。カタルは東京の大物を開拓するために、品川まで…出かけて行ったのです。その多くはヤクザのような…太っ腹と言うか、そのような人達がやはり多いですね。経済学者様も、皆、相場を張ります。本当の話です。基本は好きですね。経営者もそうです。

今日も与太が多く…あっちこっちに話が飛びましたが…長くなりましたから…今日はこの辺でお終いです。また明日。

会員の方は新しい原稿をアップしたので…お読みください。



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