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かたる:相場は「気迷い症状」の展開に見えます。「スイート・スポット相場」に突入している動きも見られますが…金融株の上昇は、非常に緩やかですからね。先日、ケネディクスが600円台に入る動きを見て、カタルは「いちごHD」を、確か…330円で買いました。同じグループだからです。基本的に、銘柄と言うのは、「群れ」を作ると言うか…、同じグループが、「雁」のように飛行します。

それは経済環境が一緒なので…、先駆する銘柄と同じように儲かる環境にある為です。しかし主役と脇役とでは「天と地の差」があります。やはり株式投資は、メイン(仕手)を狙うべきです。この仕手と言う言葉は「能」から来た言葉とか…。一般的には、仕掛け筋が関与して、その銘柄の価値観の、市場の見解(評価)が割れて、強弱感が対立する銘柄に用いられる言葉です。

米国のNVDAは…この口ですね。ソフトバンクのように、未来を見据えて投資する勢力と、株価は高過ぎると言い、「空売り」を推奨するファンドとの間に意見対立が起っています。日本の場合は、未だに、そんな株は出ていないようです。多くの株は常識的な値動きの範疇です。やはり規制が問題なのでしょう。

日本と言う国は、国民を管理する事が好きですからね。証取法も投資家保護が、うたい文句になっています。でもそんなに上手い話は、世の中にはありません。必ず、リターンを追えば…リスクがあるのです。メディアも、その点を説明しません。安全で、安心などと言う世界を、誰もが求めますが…そんな世界があるのかどうか。

だから東電のような訳の分からない…対処の仕方になるのでしょう。あれは菅直人の時ですが、基本的に日本人の「虫の良い」考え方が、大きな悲劇の元を作ります。もっと正直で、良いと思うのですが…。原発問題から太陽光発電などが進展していますが、中途半端な形です。その分の電気料金は上がりましたが、今度は費用負担が増えたと言い、文句を言います。だって原発を否定するのですから、目先のコストは上昇します。如何にも…この話は、日本的な折衷案の解決の仕方を物語っています。だから仕組みが複雑化して、コストがドンドンかかります。稼働しない原発にも、費用が発生しているのです。

メディアは、あれだけ原発を批判したのだから…それなら自然光をどんどん増やし、電気料金などのコスト上昇は、仕方ありません。その為に…大量に電気を使う電炉メーカーや大阪チタンなどが倒産しても…、国民の選択だから仕方ありません。しかし、みんな中途半端ですね。ガソリン車など廃止して、みんな電気自動車にすれば良いのです。やはり…日本と言う国は、いい加減な国です。カタルの意見は…原発は必要だと考えています。リスクを認めて、利用すべきだと思っています。故に、目先の世論になびく…政治家は嫌いです。

小池都知事に、カタルは投票しましたが、未だに彼女らしい選択が見えず、豊洲問題などの過去の失敗を取り上げ…メディア政治と言う印象です。東京の金融都市計画には、賛成ですが…、東京都ではなく、国政問題ですからね。税制における都知事の範囲は限られます。情報公開と言う意義を、再認識させましたが、悪戯にコストだけが掛かっており、成果が生まれたのか…は疑問です。今は、どちらかと言えば…懐疑的に彼女を見ています。やはり、自分がどんな成果を残したか…の結果が、重要です。

株の世界も一緒ですね。やはり、当たり続けて…なんぼです。でも先日も、情報の利用の仕方に言及しましたが、人により、解釈が違うのです。株式投資は、更に色んな投資方法があり、一律のやり方ではありませんからね。同じ、上がり続ける銘柄を手掛けても…直ぐに利食いをしたり、充分な成果を得ない人も、たくさん居ます。逆に高値を買って、安値を投げる人も居る事でしょう。儲かる銘柄を、事前に、知っていたとしても、利用の仕方で、成果は大きく違います。

株は上手く出来ており…なかなか真髄(神髄)を会得するなど…出来ませんね。ケース・バイ・ケースが多く、カタル自身、試行錯誤を続けています。でもカタルは、その辺の評論家より、的確な情報を書いていると思っています。

つい先日も、小野薬品を2250円だったかな?…を500株だけ買ったと言ったばかりです。この話(6月9日)を掲載した後、カタルは2200円も500株の買いを用いましたが…買えませんでした。下値は2207円まででしたね。

そうして本日、自社株買いの発表で2336円現在です。如何ですか? カタルはこの自社株買いを、事前に知っていたわけではありませんが…信用買い残が1000万株を割れ、先週末は749万株に減っていました。収益力など…考えあわせると、下値は乏しく…間もなく上がるだろうと思っていたから、先ずは、打診で買ったばかりだったのです。

もっとお金があれば…500株ではなく5万でも10万株でも買っていた事でしょう。毎日、値動きを追いながらデータを付けていれば…経験を積んだ証券マンなら、上がるタイミングは、自然に分かるものです。他にも、ありますよ。本日は…前からテレワーク・ビジネスの推進で、目を付けている株が、先日から値動きに変化が見られますから、本日は珍しく…寄り値で買いました。当然、下値にも買いを用いています。買いたい株は、沢山あります。

勿論、失敗もたくさんありますよ。昨日、カタルはケネディクスを568円、570円で売っていると言いましたが、本日は寄り付きから、段階的に買い下がっています。つまり安値を売って、高値を買っている訳です。下手糞ですね。昨日、そうして本日の高い所を売り、今は、先日比でマイナス圏ですから、此処で買えばベストだったのです。実に下手糞をやっています。

これも…資金があれば…もっと、ゆとりを持った売り買いが出来るのです。株式取引は、やはりユトリが大切ですね。下がっても…上がっても…どっちに転んでも、上手に売り買いをする為には、豊富な資金がないと駄目です。

だって…失敗したらTOBを掛ければいいわけです。全部、買い取る気持ちでやれば…怖いものはありません。やはり1000億とか…2000億とか…。一度、やってみたかったですね。カタルの最高は…40億ですからね。

こんな話は、どうでも良いか…。小野薬は時間が掛かるでしょうが、買い場でしょう。さて…もう少しスペースがあれば、「金融規制克服論」と「スイート・スポット相場」の違いを、掘り下げようと思ったのですが…本日も与太が多く…原稿が進みませんでした。かみさんから、「掃除が出来ないから、早く終えろ」と言われているし…本日は、この辺でお終いに、しましょう。

上がる株は、上がる前から事前に決まっています。小野薬の自社株買いは偶然ですが…上がるタイミングでの…発表に過ぎないのです。カタルは、先週の金曜日にヒントを掲げたのです。これは偶然と思われるかもしれませんが、日経新聞にも、同じようなヒントはたくさん転がっています。要するに…皆さんが、それを、感じ取る心があるかどうか…の問題なのでしょう。それでは…また明日。



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