本日は…「相場観」について語ろうと思っています。実は会員の方からメールを頂き、I君は年内に1万円になりますか? Jトラストは1年、2年かかりますか?…との問い合わせを頂きました。このメールを見て、このレポートを作成します。
カタルは「情報の扱い方」を、皆さんの多くが分かってないと…この2か月間、かなりしつこく連続して、この話を採り上げています。情報の価値は、人により違うし…その基準は「感動」が基準になると述べています。
「なるほどなぁ~。こんな考え方があるんだ」カタルは、武者さんが書いたレポートを読んで「MAGA相場」から「株式資本主義」の話に発展させて未来図を考えています。国家の壁を超えたグローバル論理が、MAGA相場なのだろうと理解しています。
彼のレポートを自分なりに…加工して解釈しています。彼の考え方を参考にして、その情報を元に…更に肉づけをして自分の考えを構築しているのです。分かりますか? 情報の価値とは、自分の心が動くかどうか…なのです。
カタルは毎日、ニュースなどの記事やレポートを、おそらく…数十以上なのでしょう。場合によれば…100近いんじゃないかな? ほとんど一日中…と言っても過言ではないでしょう。 暇さえあればスマフォを片手にして、ニュースやレポートを読んでいます。日経新聞も含め…です。その中から、皆さんの参考になりそうな話題にリンクを張って紹介しています。
何故、カタルが、今の相場観を構築しているか? その視点を伝えていますね。
相場観とは…常に流動的なのです。だから過去に、お前はこう言ったんじゃないか?と問い詰められても…状況が変化すれば対応が変わるのは仕方ないのです。
人間の気持ちなどコロコロ変わりますよ。 昨日の雨模様から、本日の東京は一転して快晴です。青空なのです。すがすがしい気分です。花粉症も軽く、ここ数日は薬も服用していません。気分はルンルンルンです。
人間なんか、こんなもんですよ。だから保険会社は、2年かな? 「縛り」を設けていますが、加入した後の自殺でも保険金が支払われるのでしょう。この事実は2年もすれば…人間の気持ちが、変わる確率が高い事を示しているのでしょう。
3月19日を覚えていますか? 3月13日から…の1週間は、地獄のような相場模様でした。カタルは追証の工面に奔走して、とうとう…かみさんの定期預金に手を付け、連日、郵便局のキャッシュデスペンサー(現金自動受け払い機)で50万円ずつ、現金を引き出していました。そうして更なる株安に備えていたのです。最後は、金持ちの知り合いに頼み、借金をして…全部の建玉を現引きする覚悟をしていたのです。
でも今の空を見上げると青空が広がり…気分はルンルンルン。損切りをして、お金は失いましたが…たいした問題ではありません。お金は大切ですがカタルの人生の中では、そんなに大きな問題ではありません。むしろ…今は相場に臨む「希望」の方が勝ります。要するに…人間と言うのは気分の問題なのでしょう。その基準は、人により様々なのです。
そこで…本日は「相場観」が、どう変化して行くのか? ソフトバンクを事例にして、その変化を語りましょう。カタルはソフトバンクなんか…それまで余り眼中にありませんでした、でも自社株買い報道を見て、買おうと思ったのです。
その理由は、コロナ騒動では…買い需要が減りますが、確実に自社株の買い需要が相場に入るからです。孫さんは、200日線乖離が大きくマイナスになると、必ず、自社株買いを実施しています。過去のケースもそうです。そうして丁度、その週末は、会員向けレポートを書く日でした。
その日の会員レポートの一節をここで引用します。
「此処の局面では、本日、掲げたソフトバンクの「自社株買い」を、やるやり方もあります。 これも100株の投資で、このレポート代の5万円が出るかもしれません。月曜日の寄り値が問題ですが…4000円程度なら、4500円へ回復するでしょう。
仮に4500円で買うと5000円は直ぐには難しいかも知れません。でも可能性があります。カタルレポートに、こう書くと…高い確率で、このレポート代金はこれまでは取れていると思います。試しにカタルも月曜に余裕があるなら…100株だけ買って実践をします。
此処での1番目は、今まで持っている株をブツブツ投資で買う方法、2番はソフトバンクの自社株買いを狙う方法、カタルはロコンドの選択で迷いましたが、3番目は田中君と行動を共にする方法もあります。更に博打では、4番目の選択肢としてI君もあります。でもカタルは、高値を抜いたら…それを確認してから参戦するつもりです。3500円台への突入を待ちます。」と会員レポートでは綴っています。
その後…月曜日か、火曜日か…今、調べたら3月17日の夜ですね。ムディーズではなくS&Pグローバル・レーティングでした。その翌日の朝には、ブルームバーグがウィーワーク株の購入撤回を同時に報道しています。だからこの影響は3月18日の相場に現れます。
その格下げのレポートを紹介していますよ。そうして3月18日の今日の市況では、その報道を紹介しており…
「何故、ソフトバンクが指標銘柄に選ばれたか? 自社株買いを発表し、買い需要が生まれた為もありますが…同時にこの会社が、多額の資金をスマート化を加速させるパイプになっているからです。この株は貸借銘柄ですから、面白いですね。未来への希望が勝つか…どうか。相場の見所ですよ。カタルも100株だけ買っています。」とその日の「今日の市況」で綴っています。
状況が変化したために…ソフトバンクが、相場の指針である「指標株」に変化した模様を語っています。
分かりますか? 格付け会社が弱気の見通しを伝え…メディアがソフトバンクを叩く報道をした為に、カタルはソフトバンク株を「指標銘柄」に格上げして注目して、自分でも買い下がっています。
当然の事ですが、このような報道を見て全体の相場観も加味をして、「売り」が「売り」を呼ぶからです。だからカタルの博打心がざわめきます。
みんなが売るから、カタルは買うのです。常に株式投資は「少数派の論理」です。成功者は少ないのです。そうしてソフトバンクは更に下がり…3月19日(2609円)、3月23日に安値(2652円)を付けます。しかし…此処まで…でした。
そうして現在の信用の取り組みが此方です。この推移は日証金の残高ですが…この資料は翌日にデータが変わります。証券会社が調整をするからです。このデータは夕方のものです。もう既にソフトバンクの株価は200日線を回復していますから、カタルの興味から外れています。
ソフトバンクの相場観が、変わる様子が分かりますか? 興味がなかったのに…自社株買いの発表で買ってみようと言う気になり…自社株買いだけでなく、途中でS&Pグローバル・レーティングの引き下げが加わり、メディアが一斉にソフトバンクを叩くから、一段と相場妙味は増しています。それ故に…全体相場の指標株になって来ました。
そうして今は、既に200日線を回復して信用の取り組みが増しており、株は仕手化しています。だから、きっと更に上がるのでしょうが、しかしカタルの興味の対象からは外れました。理由は一番の「旬」を過ぎたからです。株価は2600円から4700円に駆け上がりました。相場観の変化は、常に状況により変化しています。それを1年後や3年後を問われても…可能性があるから、カタルはそう思い、I君を買っており、Jトラストも余裕が出たからカタルは買ったのです。力量問題は人それぞれなのです。
だから「自分の心」に問いかけて、「楽しいな」…と思う水準で、株の売り買いをすればいいのです。それが適性水準なのでしょう。それを…カタルのように、かみさんの金を充てにして、追証に充てるなんて…カタルの度量を超えた水準に追い込まれたのです。今回のコロナ騒動は、そういうレベルの「ガラ」(暴落)だったのでしょう。
でも最後は、どうでもなるのです。何億も払えない金額になるなら…破産をすればそれで済む話です。たいしたことではありません。皆さんには、そういう無理をして欲しくないから「追証は切りましょう。」…と述べていました。でも3月9日の三菱UFJの下げを見てから…今度は、余裕のある人は追証を入れて耐えましょう。…とスタンスを変えています。
その日の三菱UFJの大引けの株価は432円です。昨日は412円だから、いずれ株価は回復すると思っています。 カタルは近く…三菱UFJの株価は450円を奪回すると述べています。
情報の扱い方、相場論の変化の様子の理解が、進んだでしょうか? 本日は此処までですね。
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