11月に大きな動きが見られた…海外投資家の投資動向は、基本的にワクチン開発の加速でコロナ後の動きを「先取る形」で相場が動きました。基本的に逆金融相場?の景気後退が、2018年10月からの「景気後退」期に合わせてコロナで大きく落ち込み…金融・財政政策の発動で、景気が浮上するイメージです。つまり金融相場なのですが…少し形が違います。通常はこの後に金利高になる筈ですが、FRB、ECBなどの…世界の中央銀行が金利の上昇を抑えています。だから…時間のズレが生じています。
今年の春から夏にかけ、バフェットが日本の商社株を買っていたのは、米国株からの資金移動の意味もあるのでしょう。あるいは…FRBの緩和資金が市場で溢れており…米国株から流れ出す資金が、他国の株価を押し上げています。
本日の日経新聞の「債務不履行 世界で倍増」の見出しは、色んな見方がありますが、多くの一般的な感情は、「日本は健全だ」というものでしょう。
でもROEの観点でみると…日本人の行動力と言うのが、世界基準と「かけ離れ」て、清貧思想が浸透しているというマイナス面の評価もあります。如何に、経営者が真剣に働いていないか? 「村論理」に甘えている構造にも見えます。ROEのデュポン式を思い浮かべると…カタルの主張が分かるでしょう。競争ではないです。世界競争で負け続けるわけです。
過去、日本は半導体の分野は、世界で一番だったのです。何故、台湾や韓国に抜かれたのでしょう。この原因と真摯に受け止めないとなりません。情けない国民です。
メディアが悪いのです。動かない内部留保を狙い…海外勢からM&Aの洗礼を受けて、経営権が奪われる本当の競争原理を、これから味合えばいいのです。
来年は、間違いなく「M&Aの嵐」になります。村社会構造に甘えた経営者が、実弾(溢れるお金)の洗礼を受けます。ケネディクスなどの事例は…ほんの「ハシリ」です。
行動をしない経営者の「我が儘な行動」などは通用しません。何が、買収防衛策だ。いい加減に追い込まれる時間です。名村造船(7014)が動く訳です。
日立が、何故、関係ない子会社の売却に追い込まれているか? 現実に起きている時代の流れを感じると良いのです。島忠も、大戸屋も同じなのです。前田道路は…どうなりましたか? 日本の経営者は、真剣に経営をしていますか?
会社はだれのもの?
そんな事は決まっています。 資本の論理で経営権は変えられます。真剣に経営をしてない経営者は追い出されるに決まっています。最低でROEが15%程度を確保してない経営者は、既に「落第」の烙印です。だから欧米の債務負担率が高いのですよ。当然なのです。これが健全だと思っている日本の感覚が間違っています。この低金利を利用して借金をして経営するのが正しいのです。
ソフトバンクの含み利益は、絵に描いた餅? 冗談じゃありません。株式資本主義と批判する日経新聞の方が狂っているのです。こんな編集長が高給を貰っている制度が狂っています。最後は地検様が登場してゴーンの逮捕? こんな茶番が、いつまでも…続くはずがありません。真剣に頑張る奴が、正当な評価を受けます。
間抜けた新聞記事を掲載してWeWorKの失敗を、殊更に強調して株価が叩く論理が間違っています。この低金利を利用して借金をして、利益率の高い企業にお金を回す行動は論理的です。利益率が違います。成長力が違います。
自分自身の頭で物事の理屈を考えず、メディアの解説者の話を鵜呑みにするから、メディアの意図する流れに、日本国民は流されています。コロナ報道で…「菅政権の支持率」を低下させる「影の集団」が居ます。
世論を操る村社会に浸るダニ集団です。
こんな仕事をしない連中に、いつまでも日本の主導権を任せて置くから、日本は「失われた時代」を31年も費やし、中国の躍進を許すのです。鄧小平は1992年に南巡講和を述べました。「富める者から、先に豊かになれ!」…と述べたのです。共産党国家で市場原理を導入して、今はCATLが世界市場を席巻しています。日経新聞がこの事実を作為的に報道しないから、パナソニックは遅れたのです。
松下の構造転換は周回遅れです。草葉の陰で松下幸之助は嘆いているでしょう。
メディアは、今でも馬鹿な報道を繰り返して日本人を暗黙に「条件付け」しています。「パブロフの犬」に成り下がったのは日本国民です。いい加減に目覚めて行動をしましょう。来年はようやく…「清貧思想の喪」が明けます。失われた時代から、ようやく完璧に脱出できるのです。楽しい時代になりますよ。
ようやく…希望に燃えて…上京して以来31年も掛かり、この泥沼から脱出できます。
ようやく馬鹿カタルのパッパラパーの生活が、華を咲かす…環境がやって来ます。楽しみです。本日は…チャートを見て、海外投資家のハシリを感じて下さい。
いよいよ本格的な「M&A」の嵐になりますよ。もともと…株式持ち合いなどと言う姑息な手段で経営権を守ろうとする仲間意識が問題です。経営者は真剣に会社を動かさないと、大戸屋や島忠のように…ユニゾもそうです。その先駆者として…ケネディクスがどんな形で終結するのか?
非常に興味が尽きません。
やって来た! 本物人間が、社会の正当な報酬を得る時代です。武田製薬のクリスト・ウェバーの評価は、どうなるのでしょう。楽しみです。武田の株価も興味があるとところです。それでは本日は短いですが…この辺で…
昨晩と言うか、今朝方と言うか…会員向けの新しいレポートを挙げましたから、会員の方はお読みください。それでは…また明日。