時代の仲間

ようやく…「良い相場」付きになって来ました。カタルの「現役時代」から考えると、「月とスッポン」の相場環境です。

2008年~2010年の頃の日経平均株価の日足

2010年頃は、市場に…「上がる株」がないのです。昨日、話した…金融庁のトラウマの為に、日本全体が「清貧思想」になったからです。だから株価は1万円ではなく…7000円台も割れる…6994円を付けたのです。そうして、その二番底を確認する作業が2009年の3月10日の7021円です。そこからの株価の反転です。

カタル自身は当時…「日銀の政策対応」を観て、「大丈夫」と思ったので、歩合セールスに「終止符」を打って…2010年の暮れに会社を辞めます。その年も1000万円近い収入があったので…まぁ「普通の生活」は、出来たのでしょうが、あまりの「締め付け」に呆れかえっていました。ブツブツが会社を辞めたのも「証券行政」に対する…不満です。

電話の録音から始まり…「社員の監視」です。顧客からの「文句」がなくても…ルールを守らないと「処罰される仕組み」です。ネット証券は、自由なのに…対面営業は、厳格なルールに縛られます。

みんな…歩合セールスになる程の連中ですから組織に合いません。規制の強要は「耐えられません」。だから、出来る奴ほど…みんな、会社を自発的に辞めます。カタルは日銀の「政策転換」で…株は反転するかもしれないと思っていたのですが…基本的に安倍政権の誕生を待つまで…相場は「鳴かず飛ばず」の展開です。

2010年の頃のユビキタスの日足

その「駄目相場」のなかで…唯一、株価が上昇してきたのが「ユビキタス」(3858)でした。今でも、カタルの観察株になっています。その頃の知識は、全然「駄目」なのです。良く、あの程度で「証券マン」をしていたものだと思います。

カタル自身は、ようやく最近になって…様々な「開眼」を感じています。

「大阪チタン」(5726)の失敗から「米国株の観察」時間を増やしました。そうして昨年の「ジェイドG」の反省から、貴重な「武器」(収益性の認識)を手にしました。全て…無駄に思えた「時間が肥やし」になっているのでしょう。

今は「時間軸」が課題になっています。

皆さんの「要望」は、痛いほど分かるのですが、こっちは「神様」ではありませんから、完璧さを求められても…「限度」があります。カタル自身が、拘りの人間で…昨年は5000万を飛ばしました。一時…「ソフトバンク」(9984)、「メルカリ」(4385)、そうして小型では「BASE」(4477)に「ジェイドG」(3558)に的を絞って、話を展開してきました。最悪の選択である「ジェイドG」の腐れ縁を、今も引きずっています。でもそのおかげで「貴重な武器」を手にすることが出来ました。

本当に…最近は、「良い相場」になって来ました。昨年の夏ごろは、まだ「一人旅」の話をしていました。応援は「期待できません」から、他人を頼らずに…自分自身で「ラッセル」をするしかない相場でした。通常、これだけ株を買って、ようやく…株価は2倍です。

「BASE」(4477) の日足

カタルは、この「BASE」を20万株持っており、選択の都合上、全部の持ち株を売って「ジェイドG」の「一本買い」を選択しました。でもここ1年間、この選択の失敗の「咎」を受けています。未だに「完全復活」をしていません。他の株は全て…回復していますが「ジェイドG」だけが、まだ株価は半値以下です。カタル自身、あの2800円台で株を、買っています。

でも今は…逆に「ワクワク」しています。

2010年の頃は、知らなかった株価の上がる仕組みの「原理」を会得したからでしょう。もう「鬼に金棒」でしょう。皆さんには「理解できない」と思います。何しろ…カタルの「失われた35年間」の経験が、皆さんにはありません。だからカタルの気持ちを「理解しろ」と言っても…無理があります。

かなりの時間軸の「精度」になって来ました。例えば…昨日は多くのニュースの中から、危ない展開の話と同時に…「関税合意ドミノ」の話も皆さんに伝えました。そうして「一夜」明けて…今朝のニュースと株価を観ると、この報道です。

まだ金利の行方は分かりませんが、トランプは米連邦準備理事会(FRB)の本部ビルの工事現場を視察して…パウエルFRB議長に、直接、「利下げ圧力」をかけたと言います。7月はどのような選択をするのでしょう。

一気に…AI革命による「シンギュラリティ―」の世界に行く…可能性もあります。逆に「ドイツ証券」の仮需の話が「さく裂」するかも…しれません。仮に米国が、何らかのショック安に「見舞われた」としても…日本株は一時的な下落で留まり…相場は反転をします。それ程…日本の「構造改革」は本物でしょう。

この決断に至るまで…35年間の歳月が掛かったのでしょう。大相撲界の対立を観ても分かります。「メディア」も変わるのでしょう。「時代の流れ」って面白いですね。通常は中居君の個人の問題で…終わる話が、「フジメディアHD」(4676)の「コーポレートガバナンス」問題にすり替わったのです。

巧妙に「ものを言う株主」である…「金亡者」集団は、話をすり替えました。もともとは「割安株」だったのです。しかし…彼らも馬鹿ではありません。トランプ大統領と同じです。ですが、カタルは「ものを言う株主」は嫌いです。最近は「続々」と…新時代を「構築する人間」が生まれています。今日は、此方の話が伝わっています。この「光通信」(9435)の重田さんは、もう良い年でしょう。でも…今、見たら、まだ60歳なのですね。

若かりし頃…彼の「やんちゃ」ぶりは有名です。しかし「ソフトバンクG」(9984)の孫さんとは違う…「独自の概念」を持った経営者です。まだ、あの「ITバブル」の241000円の高値を抜いてないのですね。

「ソフトバンクG」は株式分割をしていますから、ITバブル期の198000円の高値を実際は抜いています。でも…昨日は「ドーン」(2303)の株を買い、最近は、その行動が大胆になって来ました。カタルは重田さんが嫌いではありません。どちらかと言えば、「金貸しの亡者」のような…評判の人ですが「好き」かもしれません。今度、株を買ってみようかな? 4万円ですから100株を買うにも400万円も必要です。でも…応援をしてみたい感情もあります。

何故、「光」の重田が、登場するか? この話と「BASE」(4477)が関連し…バッファロー(旧メルコホールディングス)の牧寛之社長が生まれる…背景と同じ「時代観」です。時代投資を主眼にしているカタルは「同じ匂い」の繋がりを感じます。

「ジェイドG」(3558)の四季報

何故、「ジェイドG」の話ばかりを、先行させているか? 

「大阪チタン」(5726)の 四季報

実はこの株と「大阪チタン」(5726)の選択も、同じ背景の「繋がり」が在ります。このようなヒントを差し上げても、たぶん…大半の読者はカタルの狙いに気付かないのでしょう。まだ四季報の段階では、この予測数字に「変化」は生まれていませんが、もう「確定」しています。

昨年の夏号の 「データセクション」(3905) の四季報

この段階で紹介をしたのが、今年のヒット作の「データセクション」(3905)です。この株の変化に気付いたのは、昨年の段階です。でも…実際の相場は、半年遅れで…時間が来ました。実際に昨年、気付いたときの会社四季報が、この内容(上)です。そうして実際の最近の四季報の認識が、此方(下)です。この変化が、株価の爆発に繋がりました。実際は、G・Sコンビによる「仕掛け人」の関与なのです。

最近の「データセクション」(3905)の四季報

「相場作り」をやったことが、ある人と、ない人は「雲泥の差」があります。

株価対策は専門家に頼むことです。そうして…株価を上昇させて、信用度合いを向上させて、市場原理の仕組みを利用して…市場からお金を調達して、経済活動を更に…高めます。

「ラピダス」の事例を出すまでも、ありません。清貧思想は、お金を「凍てつかせた」のです。水を流さずに、「凍らせて」…何が、経済活動だ!なのです。市場の活発化を咎めては駄目ですね。W君こと…「WASHハウス」(6537)は28日の売買から、既に「信用規制」だそうです。まぁいきなり「ストップ高」ですから、信用規制の基準に「抵触した」のでしょうが…「杓子定規」の運営も呆れます。

規制は、お金の動きを止めます。

「ラピダス」に、投資資金がなかなか集まらず、まだ「凍てつく市場」は改善されたと言いませんが、徐々にバッファローの牧さんや光の重田さんの行動が、大胆になって来たのは、ようやく…名目経済が定着するステップに「時代変化」が追い付いてきたのでしょう。安倍さんは既に他界され…神様ですが、あれから12年~13年です。

「野村証券」(8604)の 月足

「野村証券」の株価の月足と同じ展開だと言う事を、読者が実感できるなら、今日のカタルのレポートの理解も進むのでしょう。同じことなのです。

一昨日、ヒントにした…「ファナック」(6954)と「ローム」(6963)の株価の「謎」ですが…昨日は「ファナック」が、その数字を発表していました。カタルが「ファナック」好きな事は、前から述べており「4000円割れは、何処でも買い場」と述べていました。

覚えている人は、何人いるでしょう。「デンソー」(6902)と同列に扱い…「デンソー」は2000円、「ファナック」は4000円、そうして、ようやく…「ニデック」(6594)も来る順番でしょう。

此処にチップレスの「ソシオネクスト」(6526)を絡ませた解説かわ、上手く出来るなら、良いですね。今日はスペースの関係で、これ以上は踏み込めませんが…新しく手にした武器が、その真価を発揮するかもしれません。ゴメンね、分かりにくい書き方で…カタル自身が、まだこの理論をカタル自身のものに…してないから、的確な解説が出来ないのでしょう。

やはり解説は「難しい」ものです。簡潔に、「誰もが分かる」表現で伝えられねば、まだまだ…の領域なのでしょう。まぁ、今は「芽の段階」ですが、その内、スクスク…育ち、秋には「果実」を手に出来るなら大成功でしょう。また…明日。



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