アーカイブ:2018年11月2日

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かたる:29日のNY市場の乱高下を見て、陰線を大陰線でつつむ大幅安になったのを見て、カタルは「最後の抱きは心中もの」と言う酒田五法の格言を思いだしたのです。(30日の今日の市況の冒頭)あの時は確信が持てなかったのですが、酒田五法では…翌日の寄り付きが髙ければ、相場は反転すると述べています。

NY市場の日足推移

今回のNY市場はその形がピッタリなので、再度、チャートを添えてレポートしておきます。世の中に絶対と言うものはありませんが、先人の貴重な教えは、それなりに価値があります。山形の本間宗久は当時の超エリートです。

さて…同時に、こんな記事を読むとホッとします。なんだ、カタルだけが損をしている訳じゃないんだ…と気分が楽になります。この記事を読むと、この10月は過去7年間で最悪の月間数字で世界の株式ヘッジファンドはマイナス6.8%で、年初からのトータルでもマイナス5.9%だと指摘されています。まぁ、過去はどうでも良い話で、問題は此処からどうなるかなのですが…。

この節目らしい場面で、新たに登場する株式に注目が集まります。そこで登場したのが「東邦チタン」です。この東邦チタンの決算数字は2Qも通期も増額したのですが、奥歯に物が挟まるような解説に留まりました。

その理由を勝手に推測すると…ANAが採用したロールス・ロイス製のエンジンに不具合が生じ、生産に遅延が生じて、その影響を受け東邦チタンも減収数字となったのでしょう。本来は完璧な形で離陸する筈だったのです。たぶんチャートにも、その影響が出ているように感じています。

しかしこのエンジントラブルは7月の発生で、既に3か月間が経過し東邦チタンは通期に回復の数字を打ち出したことで、今まで鬱積していた漠然とした不安が消えたと思われます。通常の経営者は、見えない利益を通期には盛りません。遅延は解消され順調な推移になったのでしょう。この確認作業は10月か11月の数字ですから、はやくて11月末、遅くても12月末には、貿易統計の数字に表れると思っています。

まぁ…昨日も話しましたが、市況ものの相場を楽しんでください。売り上げ営業利益率が10%程度で収まる筈がありません。MLCCの好調さが村田製作の株価を持ち上げ、決算数字の出てない太陽誘電までも大幅高させています。

東海カーボンは、あまり業務内容は変わっていませんが…中国の方針転換という環境改善で、収益が湧き出て来て株価が10倍近くに跳ね上がったのです。素材産業の場合は利益が出て数字が確定してから、株を買っては遅いのです。そんな時は大概、掴まります。御用となります。

SUMCOも3000円を買うようなものでしょう。そんな事を知っていながら、馬鹿カタルはスパーサイクル論を信じており、今までのパターとは違うから大丈夫だと臨んだのに…大きくやられています。でもあまり心配していません。たぶん収益は落ち込まない筈です。鈍る程度の話しでしょう。

昨日、話したように古河電工の数字が発表され、案の定、再減額となりました。と言っても僅かなものなのですが…株価には甚大に響きます。アナウンスを読んでいると期待している光ファイバーは改善しているようですが、大きく伸びているようには感じられません。でも昨日カタルはどんな数字が出ても株価は織り込んでいるとレポートした手前、自分自身で僅かな株数ですが、本日の寄り付きで買っています。2900円でした。

実はこのパターンよくあるので、覚えておくと良いですね。その内、かたるの読み通りになったら追レポートします。でも本格的な株価上昇は、来春以降でしょう。此処でやるとすれば…大物の参入でしょう。余程、読みに自信があるのでしょう。でもカタルは当初からこの株が先行すると考えていたのですが…。あまりの株価の下げにフニャフニャです。

新高値を抜く可能性も捨てきれませんから、持っている人は長期戦を我慢して、負担にならない株数に減らして、勉強の為に観察することを推奨します。カタルはなかなか自説を曲げません。やはり5G投資は光ファイバーだと思っています。アンリツなんかより、ずっと良いと思っているのです。現状は、この拘りがマイナスを生んでいます。

果たして、本日の相場が3000円台を一気に回復するかどうか…、本当はプラスになるなら一番です。どの程度の整理が付いているか判明します。

さて流石、習近平氏です。どうも中国側から米国に働きかけた様子に見えますが…どうなのでしょう。中間選挙前に株価を叩きたくないトランプ氏に「恩を売った」形です。先日、自動車税の10%→5%への報道もあり、今回のWTOの動きと言い…市場は全面戦争を危惧して織り込み始めましたが、どうなのでしょう。

古河電工の数字を見ても分かりますが、どうも米国内の投資は恐くて様子見のようなイメージです。本来なら、米国人気質からしてレパトリ減税は投資に置き換わりフィードバックする筈でした。でもカタルも米国の戦略を読み間違っています。この後の話し合い次第なのでしょう。

市場経済と言うのは、様々試練(予想される懸案)を受け、その対策を促す場です。その反応が株価になって事前に現れます。トランプ陣営は今回の株安を見てどう考えるかですね。此方のニュースを見て下さい。ロイターの記事ですが、呆れる展開です。

株価を判断するうえで、実はこんな常識が必要になります。インドネシア人の女性がメイドとしてサウジに出稼ぎに行ったそうですが、家主からレイプされそうになり殴ったそうですが、その家主が死亡し…彼女が逃亡したのかどうか…その過程でも数人の男性からレイプされたのだそうです。しかし彼女は死刑判決を受け、刑が実行されたそうです。可哀そうに…中東では男尊女卑なのです。インドもそうですね。タクシーに乗った日本人女性がレイプされた事件がありました。

様々な雑学が相場観の役に立ちます。物の考え方は一通りではありません。価値観は民族が違えば、かなり違います。日本人同士でも価値観はかなり違います。でも海外の場合は死に繋がる場合もあります。あらら…もう古河電工は3000円台を回復しました。この程度の数字は既に読みの内なのでしょう。プラスになれば更に面白い。でもカタルには本格的な相場を読むほどの強気にはなれませんでした。でも下がるとは思っておらず、高値を持っているから、買ったまでの話です。

此処では、最右翼はやはり東芝か…東邦チタン、ケネディクスかな? でも…ね。

金融界の献金は民主党の方が多いのですね。米国中間選挙に絡み「OMG WTF」と言う記事を読みました。此方です。

まだまだ株価が揺れることを念頭に入れて、行動しようと考えています。カタルは旅行前に追証が心配で、余分に入れた資金を引き上げました。先ずは安全を計り、儲けよりも安全度を優先した行動を取りました。それでもかなり買い余力があるので、この次に下げた時にその分で買い入れをします。

銘柄は東邦チタンが最有力かな? 後は東芝、ケネディクス辺りしか、今の所は思いつきません。進化論であるスパーサイクル論や5G投資は中間選挙後の行方を見て決めます。

仮に決裂となれば、サプライチェーンの再構築の必要性が確定します。このお金は生きるお金ではなく「死に金」にみえます。どうせい使うなら、次世代への投資に使うべきです。しかしトランプ政権の支持者は、大学に行かない貧困層の…白人の低所得層だそうです。この人達を説得するのは、至難の業です。カタル自身もゲームに子供が熱中していれば…たぶん怒ると思います。難しい問題です。

日本はようやく「みちびき」の本格運用が始まりました。これで農業など一段と開発が進みます。少子高齢化は進化に繋がります。京都ではレタスの工場で生産が軌道に乗るとか…葉物野菜は命が短く確実な消費が見込まれ、良い事例になれます。問題はコストなのです。もう技術的には確立しています。

この話で追加の話をしたのですが、もう長くなりました。此処では東邦チタンの出来が、相場を語ると思って、カタルは観察しています。市場が落ち着くなら、ドンドン資金は湧いてきます。もともとお金は臆病なのです。だから逆イールドになってないにもかかわらず、2年後か3年後の景気後退があるかどうかも分からないのに…今から心配をしています。

政策運営が正しければ、株価は無限に上がるのです。日本のような馬鹿事例は世界では事例がありません。本当に日本人は自らの首を自分で絞めて喜ぶ、自虐的な民族です。役所のトップが馬鹿なのです。もっと村論理は、昔はおおらかな筈だったのです。だから上手く機能をしました。今は…どうしてこんな時代になったのか…。カタルの考えは変わっていません。22750円を挟んだボックス圏で、まだ当面は推移をするのでしょう。

はたして…見事にスターの座を射止めることができるのか? 東邦チタン、頑張れよ!カタル自身も、もう直ぐ準備が整うから…応援に回ります。



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