アーカイブ:2018年11月23日

FRBの決断

ようやく先が見えるような…希望を感じ始めています。でも正直、上京して以来、何度か騙され続け、とうとう30年の歳月が過ぎようとしています。やはり指導部は優秀な人材でないと駄目ですね。日本のトップは偽物ばかりの寄せ集めの印象です。安倍さんは他と比較すればよくやっていますが、決して優れた指導者ではなく、そこそこのイメージです。

今回の消費税の引き上げを「切っ掛け」にキャッシュレス社会に大きく舵を切ると良いですね。この事はカタルの持論で…ずっと述べ続けています。そうすれば、税務署も警察ももっと合理化が図れます。更にこのデータの活用で…適切な政策を打てますから、目に見えない膨大な恩恵を受けます。増え続ける医療費の削除など…簡単です。

日本は人手不足で、一気に高齢化社会を迎えますから、ロボットの活用など…スマートコミュニティーを活用する実験場になります。法令整備など…早く手を打たないと駄目です。でも今回の地検の動きはライブドア事件のような汚点だろうと思っています。実質時代への揺り戻し作業でしょう。でも時間の流れは止められません。

読者の皆さんは、カタルレポートを何度か…繰り返して読むと良いと思います。カタルは原稿を上げる前に、何度も読み返しをしていますが、誤字脱字などが、一杯あります。でもようやく…少しは相場の先が見えるようになってきました。でも確信ではなく…アイディア程度の思い付きの段階です。だからその考え方を充分に利用していません。やっぱりそうか…と、いつも後悔しています。

幾つか…様々な路線は見えるのです。でも確信には至りません。更に株式投資で難しいのは「行動をする事に難しさ」が、そこにあります。故に、追い込まれないと人間と言うのは、なかなか行動に至りません。

例えば…多くの読者の皆さんは「東邦チタン」の推奨理由を読んで、良いかも知れないと思っていると思います。でも自分で実際に行動に移す人はあまり居ません。でも実際に株価がこれから1400円、1500円と上がってくると…やっぱりそうか…と買いたい衝動に駆られ高値を買う事になります。

逆の場合もそうですよ。ケネディクスの場合、615円前後では止まるのではないか…と淡い期待を持っていました。でも実際にその水準を割れた時に駄目だと思いますが、なかなか売りません。でも今になって、だんだん「諦めの境地」に変化してきます。そうして大幅安をすると投げます。決算を受けた下げはそんな印象です。

人間と言うのは、なかなか決断をして行動に移せないものです。だから証券マンに、「売りましょう」とか…「買いましょう」と言われると、その言葉が切っ掛けになり行動することになります。

行動に移す難しさ…。

カタルだって…そうなのです。今年初めに「債券のフラット化」は、非常に重要なテーマで早くから解説してきました。カタルはこの時に大きく上がったVテクを「空売り」の対象銘柄として選び観察していました。読者にもその事を事前に伝えています。何度も…3万円台で売るチャンスはありました。その後、今度は東海カーボンを同じように空売りの候補をして掲げています。カタルが空売り銘柄?

古くからの読者なら分かると思いますが、カタルは空売りが嫌いで…下がり続ける相場が分かっていても、買いで入ります。実質時代でも…空売りは大っ嫌いでした。カタルは名目時代のバブル男です。故に全体相場が上がる時は、2倍以上の銘柄をどれだけ輩出しているか…。過去の実績が証明しています。

でも…良く分かっている筈のカタルでも、今回の下げを食らい…苦戦を続けています。それは自分に考え方が、身に付いてないのです。偉そうに述べているのだから、もっと儲かっていいはずです。でもバフェットの足元にも及ばない。

米国は、ずっと名目時代ですからね。素晴らしい…政策指導者です。中国もそうですよ。ところが…日本は馬鹿ぞろい。おかげで国民はドンドン疲弊して行きます。最後はガラガラポンが待ち構えています。GDPの水準を超えた「財政ファイナンス」の意味も分かっていません。地検さんの幹部は自分達の行動が、どんな影響を社会に与えるか…分かっているのでしょうか?

リクルート事件、ライブドア事件、今回のゴーンの事件。村論理の自分達が、日本の価値基準を決めるという論理で動いているのでしょうが…日本は米国や中国と比較して成長を遂げていますか? 日本は1%程度、米国は3%、中国は6.5%です。半導体もテレビもみんな…競争に敗退しています。トップが馬鹿だと…下は苦労します。だから自殺者も多いのでしょう。

株式投資をすれば…市場経済を学び、どうして損をしたのか…真剣に考えます。そうして次回は、その様な失敗をしないように努力します。儲ける為に、嫌でも世界のニュースに敏感になり、いろいろ考えます。だから是非、官僚の課長以上は、必ず…株式投資をしなくてはなりません。それも信用取引を利用して「追証」の恐怖を味わう必要があります。

冒頭の希望を感じる部分は、此方のサイトを見ての感想です。これはたぶん有料なのでしょう。内容はFRBの利上げの話ですが…『著名投資家ジョージ・ソロス氏のヘッジファンドの運用担当者だったスタンレー・ドラッケンミラー氏は「私なら利上げを中断し、われわれが認識していないことを市場が知っているのか見極める」と話す。同氏はこれまでのFRBの利上げ消極姿勢や景気刺激策を強く批判してきた人物だ。だが、足元の相場動向には数多くの問題の兆候が見られるとし、来月の利上げ見送りの理由になると指摘する。』とカタルと同意見を発見したためです。

三菱UFJの日足推移

ようやく…ここまで来たからです。このような論調がどんどん広がると良いですね。もう次のステップに株価が移行するから、やはり来年の2月に向け…株価は大きく上昇しますね。でもまだ三菱UFJの株価は、底入れを確認していません。たぶん大丈夫だろうと思っていますが…果たしてどうでしょう。

仮にFRBが間違った政策を貫くと株価も下げます。カタルはあの時の感覚に似ている様なイメージで市場を見ています。2013年5月バーナンキ議長はテーパリング発言をしました。それを受けて市場は混乱し、大きく株価が下がりました。その為にあの時はテーパリングを封印したのです。故に景気は崩れず…成長が継続されました。

12月の利上げは中止して、様子を見ればいいのです。いつでも引き上げられます。既に原油価格も下落しており、インフレ懸念は遠退き始めています。確かに人件費の上昇は物価を押し上げるのでしょうが…様子を見る時間を市場に与えるのが大人の対応でしょう。

今週に入り、FRBの利上げに対する疑問の声が、ようやく大きくなってきました。株式相場は半年先を観て動きます。故に、そろそろ中間反騰か…進化論かは分かりませんが、株式相場は上昇に転じると思っています。1年ぶりのチャンスがやって来ます。

紹介したレポートはWSJですが…他にも多くの同様の趣旨のレポートが出回っています。この浸透度が問題なのです。この時間の読みが、今の市場の焦点です。



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