アーカイブ:2018年11月3日

生き地獄

まだ風邪の症状が抜けず…峠は越えたのですが、年を取ると回復も遅いらしくなかなか万全な体調に戻りません。株屋は気力が命なのです。やる気のある人間と、ない人間との差はとてつもなく大きく…10倍以上の開きがあるのでしょう。もともと人間の個人差の能力などそんなに違いはないと思っています。ただエクセルなど使い方を知っている人と知らない人では効率が数倍違います。意欲さえあれば、いつでも学ぶことが出来ます。意欲が無ければ、学ぶことを諦めますからね。もう猿と同じレベルです。

高齢化を迎え…カタルは尊厳死を認めるべきだと思っています。「これから死んで来るから」…と出かけ、帰らぬ人になることが一番のような気がしています。確かスイスは認められているのかな?人生、嫌になったら、注射一本で死ねれば楽ですね。

先日、カタル君、便秘気味になり、便器の上で塗炭の苦しみを味わいました。出そうで出ないのですが…、その時に、珍しく我慢の出来ない激痛に襲われます。まるで妊婦のように、ハハハ…フフフ…。あぁ~かみさま助けて~。あの激痛は、なんなのか? もう死んだ方がましと思うほどです。コンチクショウ、株の損に、追証地獄、そうしておまけに風邪をひいて咳が出るのに…、今度は、激痛地獄です。こんな不運がありません。

あぁ、出そうだ。いたたたぁ~。この痛みは一体なんなんだ? 七転八倒とは、まさにこの事です。この苦しみ地獄に、のた打ち回るのです。でも最後は、生命力が勝ったようで…どうにか、うんこも便器に収まりました。たぶん大腸の何処かで切れていて、そこにうんこが挟まり…その痛みかな? でも出血はないようです。親父が大腸がんで死んでいるのでカタルも、いずれお仲間でしょう。でも死ぬのは仕方ないけれど、痛みだけはご勘弁願いたい。カタルはサディストではありません。

2日の陽線率上位(日経225)

今回の旅行体験も面白いことが沢山ありました。株が上がって来たのでそろそろ書いても良いのでしょうが、旅行記ではありませんからね。昨日の上げ相場で…何とカタル銘柄の厄介者「古河電工」が堂々の栄冠に輝きました。この下げ相場で一貫して述べてきた進化論グループは、何れも上位に顔を並べています。安川電機も居れば、SUMCOは事前に上がっていましたが、それでも26位ですね。

昨日は酒田五法の「最後の抱きは心中もの」と言うものをご紹介しました。強い下げ相場に見えますが…実は転機を含んでいたわけです。今回は「化け線は一本と知れ」と言う言葉を想い出しました。この古河電工のケースを見て…長い下落相場で、突然、大幅な陽線が立ち強く転換するかと思ったのですが、一過性で終わり、また下げ波動に戻るというものです。ただ今回はこれには当て嵌まらないだろうと考えています。

理由は…決算数字を受けての株価上昇。その内容は光ファーバーの改善を感じさせるものだったのです。こう述べられています。「情報通信ソリューションは北米光ケーブルの売上は徐々に回復も、 期初予想に届かず。」更に、受注が確実に増えていることなど…ですね。急成長する過程で一時的な落ち込みは、実は良くあることなのです。たくさん決算数字を見ていると分かります。

それに…あの日と翌日入った5万株ずつの打診買いと思われる買い物ですね。手口上の理由もあります。仮に力がない連中でも…誰もがそろそろと考えている頃合いなのです。下落相場から、およそ1年ですからね。下げもそう長く続くものではありません。余程、酷くても…。でも今回の場合、それほど数字が悪化するわけではありません。1Qの時は四半期利益が46.99円ですから通期予想の326円は難しいんじゃないかと思っていました。

でも今回の2Qの数字は139円で通期が283円予想ですからね。あり得ます。四季報より減額ですが、株価は利益の半減以下を織り込んでいる様な下げでした。カタルは通期で200円程度まで覚悟かな?…と思ったほどです。でも数字の推移をみると47円として2Qは92円ですから、構造改革はかなり進展している可能性もあります。

だからひょっとすれば、一気に新高値を狙う可能性も出てきますね。だって数字を積み上げると当初予定より大幅改善する可能性も否定できません。そこに仕掛け筋が絡めば…面白くなります。もともと古河電工は仕手性のある株です。

実は先ほどの陽線率上位のリスト銘柄はこの所大きく売られた株が並んでいます。そうだな…SUMCOと信越化学を比較すると分かりやすいかな? 業界第一位は信越半導体を抱える信越化学ですが、シリコンウェハーの割合は30%程度でしょうか? 一方SUMCOはそれしかなく…しかも海外向けです。その分不安定で収益は市況により上下に大きく揺れます。だから変動率が激しいのです。安川もそうですよ。ファナックに比べるとどうしても見劣りします。

世の中の流れは上手く出来ており、先ずは業界トップ、2番手、3番手に広がって行きます。自分が家やビルを建てるとすれば、先ずは業界で一番にお願いするでしょう。そのラインが標準なのです。でも僕らは変化を鞘に営業をしてきました。だからカタルは先日、ソニー株を売ってSUMCOを買おうとレポートしたのです。30日のレポートで述べていますね。

証券マンの人は実行しましたか?

30日のソニーの安値は5662円(5735-5879-5662-5862)です。一方SUMCOの高値は1428円(1325-1428-1322-1421)ですね。3.965倍ですからソニー株を1000株売ると、SUMCO株を3900株は買えますね。ソニーの2日の大引けは6190円で528円上がりました。一方SUMCOは203円の上昇ですが、株数は4倍近く3.9倍ですから791円ですね。つまり入れ替えで263円の徳になっています。顧客も証券会社も良いウィンウィンなのです。

仕事はアイディア次第で、いくらでも作れることが分かると思います。もっと日本の経営者は自ら頑張り、自分自身をもっと追い込まないと駄目ですね。本当に多くの経営者は情けない限りのレベルです。真剣に仕事をしているのかどうか。

「この9カ月くらい、彼らも地獄を見たし、われわれも地獄を見た」とパナソニックの津賀社長は発言していましたが…マスク氏は、工場に寝泊まりして陣頭指揮を執って経営を、してきました。この精神の欠片を、是非、日本の経営者も感じて欲しいものです。

現状の相場は、臨時のカタルレポートの事前発表の通りになり、何故、あの時に「乖離率の表を掲げたか?」 その意味が今なら、カタルクラブの会員の方もお理解頂けるでしょう。また明日。



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