アーカイブ:2022年2月17日

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残念ながら…なかなか全面高のパターンが見えません。通常は…米国は「市場経済の国」ですから、カタルはもっと強い展開かな?…と思っていましたが、多くの識者は、長く続いた上昇相場に対して…やはり「懸念」を抱いているのでしょう。

ナスダック指数の週足推移

ナスダック指数など観ると…誰もが驚く相場展開です。どっちにしても調整は避けられません。株価が上がる可能性と下がる可能性を天秤にかけると…警戒感が長引くのは分かります。そのロングチャートを、もう一度見てみましょう。正確に縮図を変えたわけではありませんが、同じ期間でも…縦軸を短くして、横軸を長くしたもの…二つを用意しました。


同じ…ナスダック指数の週足推移

何故か?

われわれ人間は、目の錯覚で違うイメージを抱くからです。これに解説を加えれば…人間の印象なんか…簡単に変わります。自分で原稿を書いてみると分かります。カタルは毎日やっているから、既に「ベテラン領域」です。皆さんの心の誘導は、そんなに難しくないでしょう。ですがカタルは、いつも一所懸命に考えながら…皆さんにも、市場経済の「面白さ」を伝えようと…なるべく馬鹿カタルでも分かるように、書いているつもりです。

普通、FRB議長は米国でも優秀な人が任命されるはずです。しかし今回のイエレンやパウエルは明らかに間違っており…サマーズ論理が正しかったのです。昨年の春に「不可解な現象」として上がらない…「米国金利」の話をしていました。

カタルは、今のこの路線を一昨年末から事前に…読んでいたわけです。だからあの時に、「野村証券」(8604)を推奨していたわけですが…しかしアルケゴスでやられました。でも考え方は変わりませんね。9月かな?

その「ハシリ」(兆候)がありました。菅政権の退任を受け…株価は「簡単に」ここが重要です。「かんたんに」…新高値を取りました。この時にカタルは会員向けに臨時のレポートを出して「三菱UFJ」(8306)を推奨しています。確か…そうだと思います。今…確かめました。9月25日ですね。この時に三菱UFJの下値圏のボックスの高値936円を奪回して、更に株価が上がるイメージ図を付けて推奨しています。

この事は、年末にも…皆様に伝えています。カタルのかみさんに予期せぬお金が600万円入ったので…これに少しお金を足して三菱UFJを大納会の大引けで1万株買った…と皆さんに、報告をしています。この流れが本線だからです。

つまり…1年以上前から、今の流れをカタルは皆さんに伝え…行動を促していました。勿論、完ぺきではありませんが、必ず、未来の要素を取り込んで…このレポートは構成されています。あとは「皆さんの選択」次第なのです。

本日は担保率が改善してきたので、減らした川船を再び買い始めています。7650円200株、7600円で200株、そうして7550円で200株の3本を入れて上の2本が買えました。今の株価は7660‐7770‐7590‐7620₌2275100(9:35)です。

BASEが下がり…それを買うために売ったのですが、この相場観は変わりません。基本的に貧乏なため…売り買いをしています。基本方針は、なにも変わりませんが…僅かな利幅で自分のポジション調整を実施しています。でも大きな流れは述べている通りです。

嬉しいことに日本郵船は1万円台を回復しました。昨日の板状況は20万株単位の売り指値が並んでいました。本日は、あっさり…と、クリアです。3兆円の時価総額まであと7000円程です。夏ごろには株価は2万円台になっているかもしれませんね。でも2万円台と言っても、昔の株価で2000円台の話です。株式併合をしているから、分かり辛く…人間の心に影響を与えています。その為に「低PER」になっている可能性と言うか…一つの要因になっているのでしょう。

やはり米国も「ARKK」の動きを観ていると「戸惑い」が見られます。ここは難しい選択ですからね。3月のFOMCを控えており、ここが「ギアチェンジ」の変化日でしょう。もし…ここで市場に安心感が生まれないとすると、カタルの強気路線のシナリオの修正を迫られる可能性はあります。でも…ね。そんなに心配をする必要はないでしょう。

やはり「テスラ」なのです。このような馬鹿評価が生まれる時代背景が流れているのです。「BASE」(4477)を昨日は大引けの378円で…376円で買ったものを外しました。そうして本日は更に380円で買ったものを383円でも売り、ポジションを減らしました。

理由はなかなか…本格的な動きが感じられないのです。通常、「仕掛け」なら…一気に切り返すものです。時間軸の話ですよ。目先の話をしています。でも逆に下値の370円に5000株の買いが入っています。要するに…若干のポジション調整をしている訳です。

BASEの日足と移動平均線

カタルは、必ず…これほどのマイナス乖離ですから、「乖離調整が発生する」と考えています。つまり200日線の本日は1123円ですから…今の株価が380円として、マイナス「66%」乖離です。やはり異常ですよ。今の75日線は648円ですから…少なくともこの75日線前後まで株価は、必ず…戻ります。だからカタルは600円で200株買った玉も利食いできるだろうと考えて残しました。先ほど紹介したナスダック指数の逆です。

株式投資なんか…お金があるなら、簡単に儲かります。この「乖離理論」と企業業績の組み合わせを考えて…投資をすれば良いのです。昨日は1000万株に届きませんでしたが…それでも近い数字の999万株も出来ています。だから「強弱感が対立」しています。同じことですが…本日は「サイバーダイン」(7779)に信用規制が発令されていました。昨日、日証金段階で100万株の売りがありました。でも今朝は調整されています。

日証金の仕組みは、翌朝、証券会社間の調整をして…社内残を日証金に付け替えたりします。そうして逆日歩が付かないように満額にしたりします。まぁこんなテクニカルの話はどうでも良いでしょう。ここでカタルが言いたいことは…この手のマザーズ株は、どれも「売り人気」のピークが、近いという事です。高値でも…安値でも…信用規制は、そのバロメーターの一つです。

ただ…株価は「慣性の法則」が働きます。下げ相場の反転には、かなりのエネルギーが必要です。カタルに力があるなら…BASEを1000万程度実弾で買えば…方向転換させられます。そんなに捨てたものではないからです。たかが38億円です。そんな大した金額ではありませんからね。サイバーエージェント藤田さんなら…用意できる金額でしょう。

やはり船株は、順番が来ているようにも感じています。何しろ配当付きです。日本製鉄も三菱UFJや野村証券もみんなそうです。結構な利回りですから、お金が流入すると考えています。これが1072兆円の個人の現預金効果です。だからカタルは「株主還元」相場をメインにしています。

ここでは…ソフトバンクが注目されますね。でもまだ…止まりませんね。果たして…先の安値の4584円が安値かどうか…。これだけ株価が下がると、どうしても「二番底の確認作業」が必要になるでしょう。だから底を叩いていると思っているARKKの株価を、何度も引き合いに出しています。世界の投資家は、同じ土壌で勝負をしており、米国の金融政策は日本の政策を凌駕します。

基本は此処ですよ。

世界がインフレなのに…資源も何もない食物受給率も低い日本ですよ。もうガラガラポンの時間が迫っています。しかし…自分の頭でよく考えてください。「共同冨裕」を打ち出した中国に依存する恐さを…日本の経営者は感じています。そうして半導体のサプライチェーン問題があり、実際に車は、販売の機会損失を受けています。だからキャノンのように「回帰現象」が誕生しています。

つまり失われた時代で一貫して日本の製造業は中国への投資をして日本の労働環境を圧迫しましたが…今度は、この大きな流れが「逆転」しています。明らかにお金が日本に落ちます。九州のTSMCの新工場は1兆円を超える投資規模でしょう。

同じことは、日本中、至る所で起こります。だからインフレ圧力が高まります。日本株にとって、お金が日本に落ちますから…日本株は10万円なのです。

論理的な背景を確り掴んでないと…大きなお金を投じられませんよ。遊びで…1000万や1億程度ならやれる奴は五万といますが…人生をかけて10億、30億と勝負を張るとしたら…確りした見通しがないと行動できません。その為の理論武装をカタルは常々語っています。

多少、難しい部分があるかもしれませんが、分からなくても…毎日読めば、馬鹿カタルでも理解できる範疇です。微分積分を知らなくて…大丈夫です。普通の頭の人なら理解できると思っています。

分からなくても毎日、読み続けましょう。そのうち、簡単にお金が手に出来るようになります。なかなか7550円の200株は買えませんから…仕方がない追加で7650円で100株を買って…。原稿を書いている場合ではありませんね。タッチの差で7650円の100株が買えません。トホホ…。まぁ良いか…。

逆に、寄り直後に3500円で買った「メルカリ」(4385)が安いから…もう500株、ハイ今3380円で追加購入しました。これは昨日3600円で買ったものを、寄り値の3660円を売ったので…その為、3500円で買い直したわけです。更に安いから…今、追加で買ったのです。これはBASEやサイバーダイン、ソフトバンクと同じグループです。ARKKが80ドル台になればこの利食いは確定です。

このように…世界規模で「市場の整合性」を考えて…行動します。お金は平等に流れます。本日のレポートの肝は…失われた時代は「空洞化現象」でしたが、今はその逆の「回帰現象」なのです。

日本国内にお金が落ちますから…今度は実質時代ではなく名目経済が鮮明になります。これが正しい路線です。年金生活者が豊かな世界は明らかにおかしいのです。やはり働く若者に、所得を移転させるべきです。つまりインフレが日本経済を、正常な方向性に誘導します。

だから野村証券株は1万円と言いたいが、5000円へ…ハハハ。これで本当にお金持ちになれるなら…カタルは本物人間になれますが、今はまだ追証に怯える貧乏人です。だから皆さんは「当たるも八卦、当たらぬも八卦」程度の軽い気持ちで毎日読んでくださいね。また…あした。



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