ようやく下げたNY市場と言う印象です。名目成長時代の米国と、実質成長時代から抜け出しつつあるが…もたつく日本株の違いは明らかです。そこで代表的な3つの指標のチャートを掲載しておきます。市場ではジャクソンホールのFRB議長会見が、異常に気にされています。既に、「トラウマ」のようなものです。
ですが…チャートは正直です。
株価が先行していましたが、好調な決算を受け…その論理的な裏付けは十分ではありませんが、この数字が市場から容認され、株価は新高値を更新し続けています。ナスダックはいち早く揉み合い場面から脱出してNY市場も同じです。今年前半の揉み合いを抜けています。サマーラリーほど…熱狂的な言葉ではありませんが、さすが市場主義を誇る米国です。お金が有効に活用されています。
日本人は銀行金利の「スズメの涙」以下に甘んじ…配当利回り5%以上の投資もしません。架空の「安心・安全」なんか…意味がないと思います。仮に銀行が倒産すれば…1000万円の補償しかないのです。正しい判断が出来ない国民なのです。それなのに…何億円も預金する人がいます。アフガンのように…混乱すれば、預金封鎖は当たり前なのです。事実、日本でも過去に銀行預金が封鎖されて紙くずになりましたが、株式だけは、財産が残った歴史があります。
1000兆円以上も眠る個人の「現預金残」…。馬鹿な教育をしています。メディアは馬鹿です。ちゃんとした金融番組が、そもそも…ないのがおかしいと思います。日経新聞とテレビ東京が共同で制作しているWBSも、今一の構成です。昼間の番組で…「正しい金融教育」番組があっても、良いと思いますが、困ったものです。政治家の野党は、いつまでも他人批判ばかり…のレベルです。あれで最難関と言われる司法試験が受かるのですから…その基準も、きっと可笑しいのでしょう。
もう情けない…と諦めるしか、しょうがないのかどうか…。
新しい種族を、新たに…産み出さないとなりません。小手川君たちの誕生が正しい投資手法ではなく、本当の投資教育が必要なのでしょう。その為にも…海運株の上昇が、日本株式見直しの「切っ掛け」になる事を願っています。
そもそも…名目時代と言うのは、一度、市場から容認された株価は、下げないものです。
しかし昨年のコロナ禍で誕生したDX関連の株価は、論理価格では止まらずに…失われた時代を連想させる「下げ相場」を演じていました。エーザイの失敗は、カタルにとって心理的な負担が強かったのです。折角、新電元の株価上昇を見て、自分の相場観を修正したのに…やはり「駄目相場」の事前観測が正しかったのが、日証金の回転率の話です。この80日台と言うのは、どんな株を買っても駄目だと言う意味です。ですが…ようやく60日台まで改善してきました。
しかしカタルは「エーザイの失敗」に懲りず…次に浮上した日経新聞の増配報道を受け、商船三井を始めとする海運相場に、個別の仕手材料株としての素質を見出し、エーザイの失敗の後でも…「勇猛果敢」に高値を買い進んでいます。本日も、寄りで…商船三井を買いに行っています。ですが…流石に、ギリギリの30%台では、もう買うにも限度があります。
昨日は、売らないと決めたロコンドを500株売り、川崎汽船を200株買いました。ですが…そのロコンドも、このまま少しずつ株価が上昇するのかもしれません。昨日は1350円で売り…1368円で買い直しました。どうしても…買いたかったのです。上手に…クロスが出来るなら、そちらの選択もあります。
本当の…「仕手材料株」と言う相場を、皆さんに一度、体験していただきたいと思っています。果たして海運株が、その事例になるかどうか…楽しみです。本日は一斉に買い気配が付いています。どうしたのでしょう。不思議です。レーティングの引き上げで株価が上がっているのか、どうか…。こんな報道もありました。
カタルは早くから…郵船の時価総額3兆円の目標、つまりPER5倍ラインが「第一目標」と述べています。今、商船三井が寄り付きました。買値が、なんと7380円です。先日の押しは6380円ですよ。僅かな期間に1000円幅です。これじゃ…カタルも追証水準に追い込まれ、売りたくもないエーザイを売ったり、折角…買った商船三井や日本郵船を投げさせられました。仕方ありません。ですが…担保が戻ると、また買い乗せです。
そもそも…カタルは「初押し」も、あり得るとは思っていましたが、あのまま…強含みの最高パターンも、視野に入れ行動をしていました。ですが…やはり初押しを入れました。
これは「仕手株」のセオリー通りです。
商船三井は7580円まであります。先日の高値は7590円です。今の株価は7380-7580-7340-7550=2225300(9:15)です。先日までの一日の出来高が1000万株以上なのです。それなのに…今、7600円の指値が100株だけですが、売れました。これで今年の高値更新です。出来高が減っているのに…高値を更新していますから、玉が「沈み始めている」のでしょう。そもそも目標値は、もっと高いですからね。約2倍以上です。
やはり休みは「陰線1本」でした。これでないと「市場の整合性」が取れません。
何故、カタルが過去の市況産業の事例を掲げて…株価を比較したか? 東海カーボンや大平洋金属を掲げた意味を、理解して欲しいのです。カタル達が手掛けたVテクも、昨日は掲げました。
9月の配当が300円の商船三井が選択され新高値、日本郵船の高値は8570円ですが、今の株価は8140円です。一方、3月の復配は間違いありませんが、9月配当は期待できませんが…業績の激変銘柄の川崎汽船の先日の高値は5320円ですが、本日は5240円までで…まだ抜けていません。カタルは確か…5250円と思っていましたが…5220円5230円で500株ずつ…買い乗せています。その買値水準まで戻ってきました。
この事例を観ると…今回は「商船三井」に人気が集まっています。順番です。基本的にどれも同じような動きをします。ここで肝心な事は、出来高が膨らんでないのに…株価が高値を追っている事実です。
カタルは事前にこの解説をしています。玉が沈む現象です。逆に高値は取るが…なかなか大きく上がらずに出来高が膨らむケースがあります。この場合は手替わりの可能性があります。でも所詮は、売り手と買い手のバランスです。神様しか分かりません。
今、商船三井が下がって来て…先ほど売った7600円100株を利食いしましたから、今度は逆にまた7500円で100株の買い指値をした玉が買えました。本日は7380円で100株を買い、下値で買った玉を7600円で利食いして利幅を抜いて、7500円で、また100株買いました。株数は減らさずに…利幅だけを抜いて、この利益でまた株を買い増しすることが出来ます。たった100株の実演ですが…もし株数を持っているなら、1000株単位、1万株単位で、何度も売り買いが出来ます。こうやって利食いを入れながら…その利益金を利用して、更に持ち株を増やし続けるやり方を「雪だるま投資」と言います。
本日のカタルは、たった100株だけですが…このやり方を実践して成功させました。投資の仕方は、様々で…色んなやり方があります。銘柄の選択も同じです。海運株はあくまでも博打株の評価です。理由は「一過性の利益」の為です。だからカタルは最初から博打相場…と述べています。しかし博打が一番、面白いのです。この程度は子供の遊びです。
相場と言うのは、だんだん怖いほど…株価が急騰します。何故、カタルがその現象を示した「ITバブル」を、今回の海運株を比較して…早くから登場させていたか? ソフトバンクは、もういいだろう…と売ってからが、本当の相場でした。
Vテクは安値の3000円台で株を買い、何か月も待たされ続けて…ようやく5000円台に利食いをしたら…そこから一直線に、先ずは15000円、そうして最後は3万円を超えたのですよ。確かに…海運株の相場にカタルは出遅れて参加していますが…たぶんこのタイミングが一番美味しいベストタイミングなのでしょう。安値で上手に株を買うことが良いとは限りません。この辺りが株式投資の難しい所です。
また商船三井は7600円台に復帰しました。もう一度、売れますが…今度は出来高が既に478万株出来ていますから、もう少し待ってから…考えます。川崎汽船が、まもなく先の高値5320円を抜けても良いですね。商船三井は昨日の出来高に対し…既に185%の出来高でまもなく2倍ですが…川崎汽船は、まだ75%水準です。郵船は90%です。出来高消化率の話です。
本日含め…30日の月曜日と31日の火曜日で、株価1万円の大台に乗るかどうか…。果たしてどうでしょう。難しいのかどうか…。兎に角…博打株評価ですが…先ずは、海運株に参加して、相場を楽しみましょう。楽しむためには無理をしないことです。
カタルはいつも「ユトリ」ある行動を望んでいます。いつもギリギリの投資をするカタルは反面教師です。それでは…また明日。
今から宣言をしておきます。こんな展開で先ず…商船三井をストップ高させると…遅れて郵船も川崎汽船も株価が上昇してストップ高することがあります。何れ…海運株はそういう銘柄に育つ可能性があります。ですが誰も先の事は分かりません。自分で判断をして決断をするのです。その結果は、後になってグダグダ言わない。恥ずかしい…と思わないのでしょうか? 他人の行動はどうでも良いのです。大切な事は、自分がどう考えて…どう行動をするかです。