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米国株は「乖離」がまだ高いものの…一気に下がる展開とは、考えていません。上下を繰り返しての「時間闘争」だろう…と思っています。日本株も、75日線ラインですから…調整波動も終盤でしょう。基本的に米国株より、日本株の方が強い展開でしょう。この行方を左右するのが大きく株価が伸びた「ルネサスエレク」(6723)などの指数株です。この株の調整波動が、この程度の休みで終わるかどうか…。ここが今の「市場の焦点」の一つでしょう。

「ルネサスエレク」(6723)

カタル銘柄の多くは「此処から相場」と言う段階で、相場は「腰折れ」になり「仕切り直し」になっています。しかし…どの株も前回の安値を割れてないと思っています。基本的に株価は上昇波動を維持して、次回の登板を待っているのでしょう。

裁定買い残の減少ぶりから見て…先物から入った外人投資家の現物株への移動は、前回は短かったのですが、前回より規模が大きかったので…今回は多少の時間を要するでしょうが、強い株は、一か月程度の休みなのでしょう。今回は、指数による上げが「一段落した」と言う認識で良いのでしょう。

この買いは、目先の買いではなく「継続的に続く」のでしょう。かなりの規模だろうと思っています。最低でも10兆円程度の資金が…日本株に流れるのでしょう。「日本製鉄」(5401)などは理屈に合い、株価は2倍程度まで上昇しましたが、まだまだ…割安株の水準です。このような株はたくさんあるのです。

このような上下を繰り返して、株価がだんだん…暖まる現象を「循環買い」物色と言います。一度、売り場を逃しても、また高値を更新していき…だんだん「投資の輪」が広がります。先ずは「三菱UFJ」(8306)などの大型株が先行しますが、だんだん回りの株にそのエネルギーは伝わります。

「京都銀行」(8369) の日足推移

「京都銀行」(8369)などは、その事例の一つでしょう。この株は日本製鉄以上に強い動きをしています。ただあまりの強さで…乖離問題が生まれる段階まで来ています。今回の下げの「ガス抜き」相場でも「微動だ」にしません。ゴメンね、参考銘柄程度の紹介で…このような株を、本当は推奨株すべきだったのでしょう。

株式投資も、経済も同じ動きをします。「雁行型」経済と言う言葉がありますが、相場もその「雁行型」相場なのです。

リーダーが居て、その動きの「集団」が出来て…2番手、3番手の銘柄が誕生します。この話から、次の値動きは、会員には前回の会員レポートで伝えていますが…どの銘柄が良いのか、カタルもよく分かりません。ですが漠然とした「相場の流れ」は掴んでおり、その論理的な説明も出来ます。基本は「国内回帰」現象が、ドンドン…広がるのでしょう。「貨幣乗数」効果の言葉がキーワードです。

やはり、カタルの相場観は、「京都銀行」を観ると分かりますが、微妙に…外しています。一度は選択をして、株価ボードに銘柄を入れてあるから「値動き」は把握している筈なのに…やはり「自我の壁」があるのでしょう。

カタルも、かなり自己中心的な考えの持ち主です。「思い込んだら…一筋」の性格ですからね。皆さんは、考慮して原稿を読んでください。カタルが正しいなら、既に「あちら側」の人間です。まだ「こちら側」に居るという事は、まだまだ…「不完全」なのでしょう。

そう言えば…「エーザイ」(4523)の問い合わせがありました。

「エーザイ」(4523) の日足推移

イベントを通過して目先は「材料難」になるのでしょう。この後は、欧州と中国などです。カタルは「時間はかかる」が、この株の真価は「此処から開始」と言う見方です。目先は下げそうで…あまり下がらず、逆に、株価は次第高していき、時間をかけて…再評価されると思っています。緩やかな株価上昇をイメージしています。

目先派の銘柄ではないようですが、認知症の世間の認識は、「甘い」と考えています。まだ700株ほど持っていますから、株価が落ち着いたら、また何処かで買おうと思っています。でも今までの経過から観ると、株価はあまり下がらないだろうと思っています。その理由は買いの主体は、強くはないのですが…「腰が入っている」仕掛け筋なのでしょう。徐々に上がるスタイルは、カタルは苦手です。結構、2倍、3倍になっている株はあるのです。でも時間をかけられると…ね。お船のようなものですよ。

お船も考えて観ると…あの時から2倍以上です。

悔しいやら…何というか、カタル向きではないですね。最近は、こんな銘柄ばかりです。騰がるのですが…「派手さ」がないのです。「チンタラ」…動く銘柄ばかりです。きっとカタルのような人間は、みんな「欲求不満」ですね。何しろ…ここからが相場と言う所で「腰折れ」です。相場の面白さがないですね。故にフラストレーションが溜まります。

本日の買いは「ジェイドG」(3558)を1695円で500株と、今、1699円100株、1700円400株と買い、合計で1000株を買いました。他は指数株の「オークマ」(6103)を買おうと指値をしましたが、寄った株価が、寄り前の気配値より上がり…買えませんでした。基本的に、たぶん…どの日経225も買い場なのでしょう。そう理解しています。「野村証券」(8604)も何処かで買わねばなりません。

やはり動きを観るために…「ルネサスエレク」も、何処かで買わないと駄目です。この株を持ってないと…「全体の株価」の値動きが、把握できないでしょう。「市場の整合性」の話です。

相場と言うのは「キーワード」になっている株を、必ず、買うべきです。本当は買ったまま売らずに保持するのが良いのです。話題になる象徴的な出来事を生んだ株、「デンソー」(6902)や「キヤノン」(7751)、「DMG森精機」(6141)も紹介しました。この「ルネサスエレク」(6723)もそうです。「日本製鉄」なんかが…代表事例です。どの株も…日本では先駆した事例ですから、カタルはレポートで採り上げて銘柄を紹介しています。

カタル自身の心が動くから、このレポートに登場させています。

キヤノンなんかは、御手洗さんは「老害」と思われていますが、国内企業の中では、いち早く…「国内回帰」を打ち出しました。デンソーは内部留保の使い方を紹介しました。DMG森精機は買収した欧州企業を見習って、効率化に励み…業界では一番早く20%もの賃上げを実現させています。その記事を紹介しました。基本的に「賃上げ」できない企業は負け組です。「ユニクロ」(ファストリ=9983)の柳井さんは、日本の賃金もグローバル基準に合わせようとしています。

賃上げすると商品が売れなくなり…と言うのは、「言い訳」でしょう。良いものなら、誰もが使いたくなります。お金が高かろうが…誰もが買うのです。今の「エヌビディア」のH100は「闇市場」が誕生する人気です。エルメスのバックほどではないでしょうが…そのような企業が市場経済の勝ち組です。

TOBに遭うような割安株は、所詮は「負け組」なのです。市場から消える運命です。カタルは雇用なんか、関係ないと思っています。負け組の経営者が、よく口にするのが「雇用を守る」ために…と言い訳をします。その為に賃上げが出来ないなら、早く市場から去るのが当たり前です。

みんなで「我慢をして」支え合うなんて…馬鹿な清貧思想だろうと思っています。ガンガン…値上げできる企業が、市場に残るのが市場経済です。そうして賃金も、どんどん…上げれば良いのです。メディアは、「間違った概念」を日本国民に植え付けて…「我慢する」ことが、美徳のような報道をします。「臍が茶を沸かす」とは、この事です。

今ではメディアの株価、テレビ局の株価は、どれも割安株水準です。買収されればいいのですが、こいつ等は「卑怯な人種」です。ホリエモンが逮捕されたのは、たぶんフジテレビの日枝さんの意向なのでしょう。如何にも…日本的な事例です。

江戸の敵(仇)は長崎で…と言う言葉がありました。

「リクルート」(6098) の日足推移

正々堂々…勝負をすべきですね。やはり「リクルート」(6098)が抜けそうですね。この株もカタルの会員レポート銘柄です。この株は、かなり大きな会社ですよ。一般的な投資対象になるのでしょう。だって世間では「人手不足」と連呼しています。サービス業に焦点を当てた報道をすべきでしょう。いつまでも…製造業ではないとも思っています。

「京都銀行」などを観ると…当たっているようで、外れているのですね。なかには非常に少ないのですが…こういう株もあるのですから…やはりカタル自身も先入観が強過ぎるんだね。自己ちゅうの「思い込」みです。でも「ジェイドG」は、いくらでも買えるのですが…やはり割安株は駄目です。あまり…カタル向きではないのでしょう。

今日は、こんな所かな? 

最後のこの動向も重要だろうと思っているので…一読しておくと良いですね。基本的にこのような現象は始まったばかりで…米国企業は、かなり進んでいますが、問題は日本企業です。日本人と言うのは、「他人の行動」を気にして、「横並び意識」を重視する集団です。その動きが表面化するまで…この流れは続くのでしょう。まぁ国内回帰に繋がるので日本にとっては良いのですが…。また明日。



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