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幾つか…最近の報道を観て「気付き」があります。先ずは、アップルのティム・クック氏の報道です。このインタビューの最中に「すべてが再び変わろうとしている、そんな時代の転換点ともいえる2024年、私はアップル幹部やクック氏との会話の中で、幾度となくこの言葉を耳にした。それは、「Not first, but best.(最初ではなく、最高を)」である。…と言う部分のNot first, but best.と言う考え方が、「トヨタ」(7203)の経営戦略に似ていると感じました。

EVは直ぐにでも作れるが…「完ぺき」ではないのでしょう。現状の中国のEVメーカーの大半は「赤字操業」です。「ばら撒き」戦略は、非効率なお金の使い方にも思えます。

流行に走った欧州勢は、その国策が変化すると…途端に「大きな試練」を迎えています。中国は補助金の継続ですが…EUは止めました。日本の「日産」(7201)や「ホンダ」(7267)も似た戦略でした。しかし「トヨタ」(7203)は違ったのです。

でも難しいですね。「時代の流れ」は、確実に…EVに流れるのが自然です。しかし…移行時期が問題になります。カタルが「時間軸の観方」に、苦労している考え方と似ています。どの時点で…相場に参加するか? 

事前準備を確りして…その「タイミング」を計らねばなりません。昨年の失敗は「待てない」という…貧乏人の性(さが)でした。「金持ち時間」の「バフェット」の「気」の長さには…驚きます。

この報道は「バフェット」と並べ…「キャシー・ウッド」を取り上げていますが、両者に共通点はないのです。まるっきり…違う運用のスタイルです。「バフェット」は、どちらかと言えば「割安株投資」が主体で…「キャシー・ウッド」は「成長株論理」です。「水と油」のような関係です。

更に他の報道のなかでは…本日の日経新聞の「私の履歴書」が気になりました。

このコラムを読むのは「久しぶり」です。何故、読み始めたか?…と言えば、最近は「伊藤忠」(8001)に、興味を持っているからです。「企業カラー」と言うのは、その経営者に強く影響を受けます。

「ジェイドG」(3558)の関係から「伊藤忠」に対して興味を高く…「アンテナ」を張り、関連する記事も多く読みます。この岡藤正広会長の文章の中で…「この世界には光と影が存在する。あの時、間違いなく私は「影の側にいる」ことを思い知らされた」と言う部分に、カタルは心惹かれました。

この「光と影」は、人生の生き方の基本姿勢です。

カタルは常に光を目指し…「明るい発想」(希望的)をします。しかし…挫折が続くと、やがて誰もが「自信」を失います。岡藤さんの場合は、病魔ですが…お母さんは立派な方ですね。親父は反面教師で…まるでカタルのようです。自制が効かない人間のようです。

考え方の基本は、自分の人生観が反映されると述べました。自分が生きて来た時代環境により、心も育まれます。戦後の荒廃から、日本が「奇跡の復興」を遂げたのは、「悔しい想い」をした先人の活躍です。それと米国の基本戦略です。共産主義の広がりを止めようと…日本に防波堤の役割を求めました。その為に多くの援助をしています。

「大河ドラマ」が始まり…渡辺謙が演じる田沼意次が登場しました。どんな描かれ方をするのでしょう。脚本家の腕です。

この脚本家…最近、カタルが面白いと思ったドラマの「海に眠るダイヤモンド」。そうして…たまたま観ていた正月ドラマの「#スロウトレイン」は、なかなか…でした。注目される「野木 亜紀子」と言う脚本家だそうです。1974年生まれですから…50歳前後です。彼女のデビュー作の『さよならロビンソンクルーソー』は観ていませんが、今度、機会が在ったら観てみたいと思いました。

この世界も株屋と同じで…大変です。昔…脚本家志望の人が、カタルの顧客になりたいと来て、会ったことを想い出しました。初めての名刺をもらい…脚本家と肩書があり驚きました。彼はどうしたのでしょう。誰もが食える世界ではないでしょう。選択と言うのは難しいものです。選ぶ権利は、その当事者に在り…その選択により、自分の人生は大きく変わります。

一見、間違った選択が「大化け」することもあり…人生、「塞翁が馬」とは、上手い表現です。本当に…自分の人生を振り返る機会が、多い…最近ですが、カタルも波瀾万丈の人生と言えるのかもしれません。

昨日も時間がない中で、原稿を挙げること優先したために、調べませんでしたが…「マクドナルド」(MCD)や…高ROEの「アップル」(AAPL)、更に「マスターカード」(MA)や「イーライリリー」(LLY)などを、何処かで、時間のある時に…決算書を観て…自分の知識を補わないとなりません。

カタルは専門家ではなく、会計の知識も希薄ですから…「疑問だらけ」です。株屋と言うのは「広く浅く」…時代観察をします。故に「細部に抱える欠陥」も、多いのです。

相場も「謎」が多く…なかなか解明できません。疑問は、たくさんあります。トヨタがROE経営に傾斜するなら、日本の効率化は「加速する」かもしれません。時代は「金利のある普通の世界」になりました。だからカタルは「淘汰の時代」とも述べています。

日本式の甘えた経営は、世界から観ると…通用しません。何度も、引き合いに出している「日本空港ビルディング」(9706)から「ブルドックソース」(2804)そうして…「東京機械」(6335)などの最高裁の判決は、カタルにとって疑問が残ったものでした。

東京地検の国家戦略もそう感じています。だから…何度もなんども同じことが繰り返されます。「東芝」問題は、最たるものでしょう。今回は「セブン&アイHD」(3382)です。そうして控える「日産自動車」(7201)です。ずっと続く…歴史を観れば、カタルより数段上の人間が、この「時代変革」に気付かない…筈がありません。

ブレクジットから米国第一主義、この「分断の時代」は、選択肢が多様化して…情報の選択時代に入りました。何故、企業の不祥事が多発するのか? きっと昔からあったのでしょう。たまたま…個人が情報を発信するから表面化します。

多様の選択肢は、反って…混乱を呼びます。きっと「分断の時代」と言うのは、一つの「ステップ」なのでしょう。AI革命へのシンギュラリティと言う考え方が、今のカタルの本質です。果たして…米国株は「割高水準を超える効率化」を成し遂げられるか? 

果たして日本は効率化経営に向け…トヨタがROE経営に向かう事で「時代の進化」が、更なる極みの「躍進期」を迎えられるか?

この二つが「新春相場の見処」です。

「タイミー」(215A) の日足推移

さて…みなさんは、こんなゴタクより相場に関心があるのでしょう。やはり…「タイミー」(215A)は伸びています。本日の高値は1638円です。チャート上は…最高値の2235円を抜くことは明らかです。カタルはチャートの基本として…前の高値(壁)を二つ超えれば…チャート波動は「転換する」と述べています。

そうして「タイミーさん」と自分の名前があるのに使っている会社名で、自分の名前が呼ばれる現象は、ある意味で「社会現象」とも言えます。

この株価問題は「厚生労働省」だけ…です。まだ分かりません。非常に危ないことは「過去の歴史」が証明しています。「ライブドア」も、なかなか…良い会社だったのです。江副さんの「リクルート」もそうです。社会変革を畏れ…時代の防波堤になるのか…。難しい選択です。

ここで「規制と自由」の話が登場します。

規制は「時代の進化」の「切っ掛け」にもなります。脱炭素化などは…その口です。しかし規制により行動の自由を奪うと…行動が制約されて、実質経済の「失われた時代」になります。規制緩和は、進化を促進させますが、逆に副作用として…二極化が促進されます。

この難しい「かじ取り」が、政策です。日本は世界から周回遅れになったように、明らかに…「規制」が強過ぎます。逆に、だから…「平等な世界」とも言えます。ここではシンガポールのインターナショナルスクールの話しですが、小学校で…年間350万円の学費が掛かるのです。しかし日本は逆に、児童手当など…教育も無償です。

自分が、どちらを望むか?

「タイミー」の相場が、日本株式市場の「見処の一つ」だという…理解が進んだでしょうか?

株式投資は、市場参加者が、それぞれの意見を述べ合って、未来の形を「決める場」とも…言えます。「AI革命の進化」を望むなら…その方向性の銘柄を買えば良いし…自分が望む世界を進む会社を支援すれば良いのでしょう。

「ユビキタス」(3858) の日足

やはり新春相場らしく…「ユビキタス」(3858)が来ています。相場には「華やかさ」が必要です。「BASE」(4477)も注目されますが…現状は「パッパラ・パーの種族」は育っていません。

あらら…「タイミー」も、マイナス圏に「逆戻り」です。面白い相場でしょう。

行ったり来たり「ワクワク・ハラハラ・ドキドキ」…のカタルらしい選択です。一方、大納会前の「バラ色相場」も想い出してください。新NISAの買い物など、「僅かな力」だと思っています。

これが「今の相場」を物語っています。日本国民は、あと一歩で…国民みんなが「前向きな発想」に変化する「分岐点」だという事でしょう。銘柄なんか…何でも構いません。自分が「信じる道」をただ…歩むだけです。あとは「神様の裁量」の領域です。

本年も一年、宜しく…お願い申し上げます。カタルらしく、一所懸命に頑張りますが、選択は、皆さんの勝手です。「タイミー」(215A)なら…「貸借株」です。それぞれの意見を、ぶつけ合えば良いのでしょう。また…明日。



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