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かたる:ここに来て…明らかに売られ過ぎた銘柄の株価が止まり始めているように感じています。昨日の陽線率(寄り値と引け値の比率)のNO1は安川電機の5.59%で、SUMCOは5.45%となっておりNO2でした。両者の共通項はこの1月に大人気になった株です。約10か月の調整局面から抜け出せるかどうか…。本当はカタルが買っていた古河電工が先行するはずでした。何故なら、古河電工はこれらの銘柄に先んじて、昨年の11月に7000円台の高値を付け調整局面が、先に始まっているからです。

しかし残念ながら、ここ3週間の動きはカタルの見込み違いで、安値を維持できず、さらに下値を更新しています。この理由は何か? ここに来て信用残が膨らみ需給調整が長引くだけなのか? それとも企業業績のさらなる悪化があるのか? あるいは…好意的に考えれば、買うための「仕掛け売り」と言う見方もあります。まぁ、様々な可能性はありますが、現時点では理由は分かりません。

でもSUMCOは1520円のラインで抵抗感を示し、一旦は割れましたが、直ぐに回復しており、カタルの想像通りの動きになっています。古河電工を見れば分かりますが…事前の仮説など、当たらない事例です。更にどちらも…まだ上昇しているわけではありません。

債券のスティープ化から金融株が買われるパターンは、進化論をイメージさせます。でも今の世界情勢を見ると混とんとしており、難問が山積みされている印象です。カタルは中国が隠れたICチップを組み込んだという…ブルームバーグの独自取材の「スパイ半導体報道」を紹介しました。しかしアップルは、この報道は「偽物」…と撤回を求めています。

アップルは米中間の貿易戦争激化で、一番打撃を被るとみられています。だから米中間の貿易戦争の影響度合いを見る場合、カタルはアップル株の動向を見ていれば、良いと述べました。同様にサウジ問題は、ソフトバンク株の動向を観察しろ…と述べています。市場経済は基本的に雁行型なのです。リーダーが存在し、そのリーダーに追随するグループが形成されて株価が動きます。連想ゲームです。

世の中はすべてそうです。トリクルダウン理論は正しいと思っています。そうして時代を変革できる企業が成長株に君臨します。成長株投資は、誰もが歩まない未知の道を自ら切り拓く企業に投資することを言います。

スマートフォンは人々の生活様式を大きく変えました。だからアップルがアイフォーンを開発して発売した時に投資をしていれば…巨万の富を手に出来ました。任天堂がファミコンを開発した時も、同じような成長を遂げています。

先日、紹介したピクセル3の記事なんか…スマフォがAIロボットに進化する過程に見えます。カタルはシャープの最新スマフォを今年買いました。ロボット機能がついていますが、あまり使えないので…利用していませんが、カタルの発想はスマフォがロボット化すると思っています。なんでも語り掛けると反応して便利になっています。AIスピーカーもそうです。

カタルは今、娘夫婦と一緒に過ごしていますが、その旦那は片言の日本語しか理解できませんから、スマフォのグーグル翻訳を使い会話をしています。結構、使える水準になってきました。あと一歩の印象です。

スパコンが医薬品開発に利用され始めており、開発期間が一気に縮小していると言います。新薬開発は膨大な時間と、お金との戦いです。でも仮想空間で様々な実験と検証が出来るなら、時間が一気に縮まります。もう直ぐです。不死の世界が良いのかどうか分かりませんが、確実のその道を歩んでいます。カタルは5G 投資が進むとVRやARと言った新技術の利用が一般化し始めて、生活をより豊かにすると考えています。

今年12月に、日本では4K、8Kの放送が始まります。テレビ画面は大きくなっています。最近では双方向の実験番組も増えており、リアルタイムで参加できるようになっています。久しぶりにゲームをやり、3D画像の進化を体感したカタル君、進化論のスピードを感じています。

株式相場は新時代を切り開く道具です。テスラの株価なんか…何故、あんな株価が容認されるのか? カタルにはサッパリ理解できません。だから空売りが空前の水準に積みあがっているのでしょうが…、イーロン・マスク氏の求めるレベルは桁違いの冒険ですからね。故に軋轢も相当あるのでしょうが…いよいよ損益分岐点に差し掛かります。だから、これからが見ものです。

相場には焦点があるのです。此処から一気に業績相場に移行できるかもしれません。株価に見合う利益を得られるのか? ワイキキにテスラのショールームがありますが…結構、人が入っています。店の前を通るたびに「人気があるんだなぁ~」と感心しています。

FAANG株の先走りか…否か? 調整と言うのは、その確認作業です。時代の進化のスピードと株価に整合性があるかどうか…。

昨日に限りませんが…最近は、個人好みの小型株も下値が止まり始めています。通常、大型株に比べ、小型株は一旦人気がなくなると…怖いくらいに株価は下がり、なかなか底入れをしません。でも下値が固まるなら…しめたものです。自分が持っている株だけを見ているからわからないのです。総合的な判断が必要です。

カタルが現在、採用している米国中間選挙が峠になるなら…そろそろ買い戻しの展開になる筈です。直ぐに上値を追ってまで、株を買いませんが…下値は確実に拾うのでしょう。所詮、大きな資金ポジションの連中は、体制転換に時間がかかります。僕らは小銭だから直ぐに転換できますが、大きな資金はそう簡単に行きません。

カタルは9月のSQに絡みから、買い戻しが始まった現象を見て…最初は奇異な違和感を抱きました。だって11月と思っていたのに早すぎるからです。案の定、ここでは個別株に広がらず、先物だけの動きに終始しました。でもあの動きは、打診買いも知れません。余程大きな資金が動き始めているのかもしれません。そんな進化論の幻想も抱いています。

だって…今の悪材料の出現は、たくさん並んでいます。米中貿易摩擦、これから日米貿易交渉、サウジアラビア問題、金利高? イタリアの財政、新興国のドル不足など…数え上げるときりがありません。

トランプ、「憎し」は分かります。我儘な大統領に見えます。強引な手法も違和感を抱きますが…人間の隠れた真実でもあります。ここに来て米国の中東戦略は混とんとしていますね。サウジ問題で「漁夫の利を得る」トルコなど…の動向が注目され観察が必要なのですが、中間選挙から、更に叩き続けるのは…現時点では論理的に無理があるように思っています。

だから僕らは、この局面では弱気に転じてはならないのでしょう。お金がないなら、無理をせず、100株程度の打診だけにして観察すればいいし、お金があるなら少しずつポジションを増やす時期なのでしょう。目先の投資は東芝などの強いものか…。大きく下がったSUMCOなどの株価かな?

カタルは、他にもたくさん候補を持っていますが…的を絞り観察の時間を増やしましょう。今週、来週は、非常に需要な「観察ポイント」になります。

今日はこの辺で…お終いです。また明日。



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