アーカイブ:2020年1月

進化に負けない

時代の変遷はドンドン速くなり…カタルのような人間は戸惑うばかりです。しかし自分自身が社会変革に合わせないと…どんどん置いて行かれます。その為には日々の努力や研鑽が欠かせません。

20年ほど前…カタルは、このサイトの前身である「株式市場 日本を考える」と言うホームページを立ち上げました。その頃は、パソコンの使い方も分からずに戸惑っていました。ワードもエクセルも使えません。その為に、少しパソコンの教室にも通った覚えがあります。その後は、自己流で…試行錯誤を続けながら、そのホームページを作っていました。その頃は見る人も少なく…せいぜい数十人止まりだったのでしょう。それでも…毎日、相場日記のようなものを書いていました。

「継続は力なり」…と言います。時代の変遷に付いて行くために始めたパソコン、その後はこの努力が実り…歩合外務員生活も軌道に乗ります。

そうして2003年に日本株は底を打ちました。しかし2006年、2007年がカタルの所得はピークを迎えます。リーマンショックの影響がやはり大きかったのです。日本は2010年の日産マーチのタイへの生産移転で、空洞化のピークを迎えます。その後、2年の時間を置き…安倍政権の誕生で、どうにか…名目経済に向かい立ち直ってきました。先日、発表された自殺者も2万人を切り…減り続けています。でもまだ多いのですが…。多くの人が、何とか食える社会に移行しています。

このような経過を思うと…社会変革に、どう自分を合わせていくか?

その努力が欠かせません。カタル自身、キャッシュレスの応援派です。しかしスマフォに「ペイペイ」を入れましたが、一回も使ったことがありません。あのソフトは欠陥品です。三菱UFJからの入金が出来ないからです。昔は、いろんな銀行口座がありましたが、今、利用しているのは三菱UFJだけなのです。

先日、ノートパソコンのメール機能が、突然、理由も分からずに止まりました。仕方なく…再登録をする作業をしましたが、なんと2週間ほど…時間がかかりました。パスワードは覚えてないし…大変な作業でした。でもようやく復旧しました。これも試行錯誤の成果です。

実はいつも使うパソコンも新しくしなくてはなりません。ですが…また移動させる作業を思うと気が重いのです。専門家にお金を払い頼もうかとも…思っていますが、この程度の作業が、自分でこなせないようでは…時代の変遷について行けません。

昨日は深夜までかかり、ようやく会員向けレポートを書き上げました。だから会員の方は読んでください。その中で「キーエンス」の事に触れました。その「切っ掛け」が、こちらの記事です。何故、キーエンスは2000万円以上も、社員に給料を払うことが出来るか? その秘密を決算書から読み解くというものです。

キーエンスの利益を支えるのは、一つはファブレス、そうして情報の利用の仕方と直販体制です。この成り立ちを考えると、日本の多くの企業が間違った経営をしています。アップルもファブレスです。

TSMCが設立されたのが1987年3月だったかな? でも日本は村論理で終身雇用体制がネックになり、工場を簡単に止めるわけに行きません。でもTSMCは半導体の受託が専門ですから、微細化投資はドンドン進化して投資が進みます。やはり専門家に任せるのが一番効率は良いのでしょう。どんどん社会構成はグローバル化になり、そうなると思います。これから10年、劇的に社会構成が大きく変わります。

邦銀は現在、大量のリストラを実施しています。もともとデータ入力などの仕事はロボットでもできるものです。故にRPAが開発され、多くの仕事が消えます。キャッシュレスになると更にキャッシュディスペンサーなどの機械も必要なくなります。今、人間がしている仕事のほとんどは、何れ…このように消えていくのでしょう。トラックが自動運転になれば…トラック運転手は必要なくなります。タクシーもそうです。至る所で…そのような社会変革が起きます。だから…ベーシックインカムと言う制度が注目されます。

カタルは人間の価値観が、そもそも…大きく変化すると思っています。その時に輝くのは独創的な発想がある…誰もが真似のできない芸術性の高いアイディアなのでしょう。創造力です。この分野の価値観は、ドンドン高まります。カタルの書く原稿は、今のところは一定の読者層を魅了しているようです。でも自分自身のモチベーションを、更にステップアップして維持できるかどうか…。

価値観が大きく変わり始めています。先日、テレビを見ていたら…あれは渋谷109の改装ビルの話だと思いますが、ディスプレイを利用した買い物のやり方を放送していました。様々技術進化が、僕らの生活様式も変えて行きます。

街に買い物に行き、その買った品物は後で自宅に宅配されます。だから買い物袋をぶら下げる光景も減るのでしょう。このような販売を「オムニ戦略」と言うそうです。店舗には多くの商品を置かずに、物流倉庫が、その代替えをします。顧客は色などを指定して…あとは宅配を待ちます。

最近はAIの指示に従い、店舗の配置なども変えるそうです。どんどん先端的なアイディアが一般化します。まもなくコンビニも顔認証の無人化店舗が当たり前の時代になるでしょう。人手不足と騒ぐ時代が懐かしくなるはずです。スーパーのレジ打ちの光景も消えますよ。

単純労働はどんどんロボットに置き換わります。このバックボーンを支えるのが5Gの技術革新です。IoTの本番です。東レがICタグの量産化を支える技術革新が生まれたと報道されていますが、顔認証や画像処理が進むとICタグなんかも陳腐化する時代が来るのでしょう。

昨日、会員向けレポートの原稿を書きながら…価値観の変遷と日本の経営者の問題が問われているように思いました。何故、日本が世界で一番、スマートコミュニティーの世界に移行できるか? 様々な条件が揃っています。

村論理は…出来る奴が出来ない奴を庇い…みんなで支えるチームワークの世界です。しかしスマートコミュニティーの時代は違います。出来る奴はドンドン進化を遂げます。そうしてその価値観には、天文学的な評価が下されるのでしょう。標準的な人間を育てるロボット教育は、意味がありません。独創的な突飛な発想が輝きを持つ時代になります。だから孫の教育などは、考え方を変えないとなりません。

日本は、誰もが…同じ価値観を持つような仕組みです。ニュースを見ると分かります。どのチャンネルを回して、同じ方向性のニュースが流れます。でもそんな時代は消えます。カタル自身、毎日レポートを書いていると…様々なことを真剣に考えます。その流れを市場で検証すると…見事に、そのような方向性が株価になって表現されています。「市場経済、畏るべし」…なのです。

皆さんは、「市場の整合性」の話をしてもチンプンカンプンかも知れません。しかし市場をつぶさに観察していると、なるほど…と納得させられる銘柄の株価が上がっていきます。

カタルは常々、時代に沿った投資を謳っています。時代の変遷に合わせ、その核になる銘柄を探し…投資をし続けて行けば、かなりのお金を残せるのでしょう。最低、数十億円のお金がないと、支援なんか…出来ません。先日、ベンチャリの元社員からメールをもらいました。あの時に、そのお金があれば…松本さんを助ければ…今頃は大きな成果が生まれたのでしょう。

時代の流れが合っていても、タイミングがずれると大変です。株式相場も似たようなものです。昨年の千代化やJトラストのタイミングを見ると、カタルの失敗は明らかです。でも時代の流れは変わりません。順番が「後ずれ」をしただけの話です。

今年は…なんとしても…ピッタリした時間投資を実現させたいと思っています。さて…本日はこの辺りでお終いです。

遠藤君、頑張っていますね。貴景勝には負けましたが、実施的に、あの相撲も勝ち相撲です。これは言い訳か…。何か…カタルの株式投資を見ているようです。会員の方は、新しい原稿をアップしましたからお読みください。それでは…また明日。



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